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●巨大魚の棲家

どこかに・・・

●1999/06/26
場 所 小貝川・利根川
天 気 雨のち
釣 果 1匹(@20cm)
ヒットルアー @【ダイリツ】    キャットブルディープ(クランクベイト)

日 記

松方世界を釣る」の巻

今週も天気予報は雨。おまけに今週は残業がつづいて疲れもかなり溜まってます。でもストレスを発散するためにも行っときましょう。

今日も目的地は小貝川。それもいつもの水門から。あいかわらず水量は増水気味。それでも開始30分ほどして自分にヒット。引きもかなり強烈。ジャンプした姿を見て、隣で釣りをしていた友人も一言「でかい!」しかし再度潜られた後バレました。逃がした魚は・・・とは言いますが、あれは間違いなく40オーバーでした。

その後、途中で立ち寄った橋の下で友人が20cm台を2匹ゲット。今日は嫌な展開です。仕方なく釣れそうなポイントを探して小貝川を下っていくと、いつのまにか利根川に出てました。さすがに利根川は大きすぎ。再度流れを溯って、小貝川との合流点あたりでチャレンジ再開。たしかここは以前に週間ルアーニュースに書いてあったポイントでは?ここならいける!

クランクでテトラの脇を攻めたところ、小さなバスがヒット。でも写真を撮る前に逃げて行きました。次はもっと大物をと狙ったところ、派手なアタリ。アワセとともに猛烈に走り出しました。これはデカイ!でも一向にとまる気配なし。ドラグは鳴りっぱなしだし、3秒後に気がつきました。「これはバスじゃない・・・」
あまりにも強烈な引きにグリップエンドをベルトに当て、竿を持っていかれないようにするのが精一杯。今までこんな引きは経験したことがありません。それでも50mほど走って一旦止まりました。そこから松方並みのポンピング開始。しかし、少し巻くとすぐにラインを引きずり出されます。ついにリールの下糸も見え始めました。仕方なく、牛若丸さながらにテトラの上を移動開始。なんとかテトラの端まで移動し、またポンピング。しかし巻けども巻けども、一向に魚は寄ってきません。ファイトが始まってから、そろそろ10分。もう腕はがくがく。汗はたらたら。それでも魚が止るたびに、少しだけラインを巻き取るものの焼け石に水。ポンピングを開始すると嫌々をするように強烈に引き始めます。ぞんな何十回かの嫌々の後、突然竿が軽くなりました。ラインを見ると、途中でスパッっと切れてます。きっとラインの伸びる限界を超えたんでしょう。さずがに10ポンドのナイロンではこれが限界か?この時ばかりはフロロを巻いておけばと悔やみました。

それにしてもいったい何者だったんでしょう?レンギョのスレがかりにしては10分もファイトする前に、針がはずれそうだし、鯉にしては引きが強すぎるような。昔、60cmオーバーの鯉も釣ったことがあるんですが、あそこまですごくなかったし。フッキングした後、上流の流れの中に走りだしたのが気になります。せめて姿だけでも見せてくれれば。いやあ本当に釣り上げたかった。


ほっ

夏近し

のこぎり

●1999/06/19
場 所 霞ケ浦・桜川
天 気
釣 果 1匹(@28cm)
ヒットルアー @【TEAM DAIWA】  T.D.SPINNAER BAIT R(1/4oz) 

日 記

「雨天決行」の巻

天気予報の降水確率は90%。それでも行きます。やっぱり行けるときに行っとかないと。
そんな心意気に神様も同情したのか、霞ケ浦に向う途中は全然雨は降らず。
一同、ほっとしていつものすき家で朝食。牛皿定食をたいらげて、外にでると雨がポツポツ。やっぱり降ってきました。しかたなくカッパを買って、霞ケ浦で釣り開始。

さすがにここ2日の雨が効いているのか、バスの反応はすこぶる悪し。あまりにも駄目で、途中で見つけた”のこぎりクワガタ”と遊んでました。もうそんな季節なんですねえ。
などと言ってる場合じゃありません。気合を入れるためにも開店時間に合わせ土浦キャンベルへ。そこで見た書き込みでは、桜川の上流が釣れているとの事。(他に小貝川・鬼怒川の上流も載ってました)霞はだめそうだし、桜川に行きましょう。

しかしポイントに着く頃には、雨もずいぶん強くなってました。しかたなく、一同車でお昼寝。1時間半ほどして目を覚ますとまだ降ってます。これ以上待っても無駄みたいだし、カッパを着て始めましょう。ここは水門もあるし、狙うところはたくさんあります。

しかしやっぱりりアタリは無し。なかば諦めかけた頃、葦際に投げたスピナベをひと巻したとたん竿が重くなりました。軽く合わせて引いてくるものの、重いだけで大きな抵抗はなし。これはまさかなまずくん?と思いながら寄せてくると、姿を見せたのはちょっと小さ目のバスでした。
今日は駄目だろうと思っていたのに、釣れてほっとしました。
そういえば今日のヒットルアーは久々の登場の初代爆釣スピナベです。困った時はコイツだ。

「連勝記録が途切れますよ」と心配した(それとも心の中で笑ってた?)K君やりましたよ。


●柳の下にどじょうは・・・


●1999/06/13
場 所 小貝川
天 気
釣 果 1匹(@24cm)
ヒットルアー @【Aby Special】  CRANKIN(クランクベイト)

日 記

「水位急上昇」の巻

先週の良い思い出が忘れられず、今週も小貝川へ。
スタートはもちろん水門からです。5時に到着すると先客の姿はなし。この時点で誰もが爆釣を確信してました。しかし川をよく見ると、先週と比べ水位が1mほど上がってます。
なんか嫌な予感・・・。
でもそういう予感は良く当たるものなんです。やはり先週の状況が嘘のようにアタリはさっぱりなし。こうなれば移動あるのみです。

次は二三成橋の下へ。しばらくキャストを続けていると、同行者にヒット。しかし足場が高かったため、ランディングの場所を探しているうちにばれてしまいました。同行者がその後も同じところを攻めたものの、やはりだめ。あきらめたところを自分が大安売りクランクをキャスト。するとなんと一発目でヒットしました。言い忘れてましたが今回からちょっと硬めのニューロッド。思い切りよく引き上げると上がってきたのはちょっと小さ目のサイズでした。

その後はさらに上流へと向いましたが、増水してて良いポイントが見当たりません。しかたなく昼食後は東谷田川へ移動。そこでしばらく頑張ったものの、やっぱりだめでした。
今回は小貝川が大誤算でしたね。あそこまで期待を裏切られると・・・
でもこうなると今度はどこに行けばいいんだろう?


あと一息

●記録更新

大口君

●1999/06/05
場 所 小貝川
天 気
釣 果 3匹(@33cm・A46cm・B20cm)
ヒットルアー @【がまかつ】  スピナーベイト(1/4oz、 ライムチャート)
A【Valley Hill】  MAJES(1/4oz ピンク、スピナーベイト)
B【Daiwa】    ピーナッツU(クランクベイト ライムチャート)

日 記

長編ノンフィクション 「三つの悲劇」の巻

さあ今週もバスフィッシング開始。
今回は維新軍を引き連れての釣行。メンバーも最近は釣果好調らしくやる気も十分です。それがまさか、あんな悲劇を生むことになろうとは・・・
まず第一の悲劇は待ち合わせから。
自分が待ち合わせ場所の道路で待っていると、待ち合わせ時間が過ぎても車が現れません。
まさか寝坊?このまま釣行中止なんてことは?などと考え始めた頃、やっと車が現れました。やはりメンバーの一人が起きられなかったとのこと。それでは全員揃った事だし出発進行。しかし、わずか車を走らせた先にはパトカーが何台も並んで何かやってます。事故かそれとも事件か。いずれにしても不吉な前兆です。

さて車は一路今回の目的地、西谷田川を目指します。
西谷田川に着いてみるとフローターがあちこちに浮かんで満員状態。とりあえず細見橋で釣りはじめましたが、やはりおかっぱりは難しい。しかたない。別のポイントを探しましょう。と適当に車を走らせていたところ、いつか見たような風景が。まさかこれはデジャブ?いや違う、確かにここは一度来た事があるような。そうだ、新年早々に釣りに来たとき、氷が張っていた小貝川の水門だ。よしここに決めた。
小貝川につながる支流側には流れもあるし、雰囲気が中川そっくり。ここなら自分の釣りができるはず。早速スピナベを選んで釣りはじめました。ちょうど流れが緩くなった岸際にキャストした時のこと。小気味よいアタリとともに33cmのバスが釣れました。この一匹で一同にも気合が入ります。

さらに本流のワンドを探っていた時の事。岸際でバスらしきものがスピナベに反応したのが見えました。「もらった」と思いつつ、キャストを続けるもののアタリなし。それならば今度はクランク。それでもダメ。考えた挙げ句、さっきスピナベに反応したのだからと、ブレード・色の違うスピナベをセット。慎重に岸際を引いてきたところ、バスが追いかけてきました。でも途中で反転。「でかい!」あまりのでかさに一人声を出してました。再度キャスト。ゆっくり引いてくると、ガツンというアタリ。
とうとうきました。しかし引きは強烈。ドラグを鳴らして沖へと走っていきます。こちらはそれに耐えつつ、ジャンプさせないようにするのが精一杯。なんとか時間をかけて寄せてきたものの、足場が悪くハンドランディングはできそうもない。しかたなく。ロッドの弾力を使って抜き上げる事にしました。ええいままよ、と引き抜いたところ。またもやロッドからポキッという音が。ガ〜ン、これこそ2つ目の悲劇。

それでもラインをたぐってなんとかバスだけは押さえました。良く見ると針は口にわずかに掛かっているだけ。派手な「えらあらい」をされていたらアウトだったでしょう。実際手に持って見るとやはり大きい。実家で釣ったのよりも明らかに大きいし、これこそランカー?。しかし測ってみると46cm。残念わずかに足りません。写真も撮ったし、さあリリース。しかし3つ目の悲劇はまさしくここで起きたのです。

水面に向って手を伸ばしたところ、ボチャン!という音が。あ〜っ携帯電話が沈んでいく・・・。
幸いここは浅いところ。急いでバスをリリースし、手を突っ込んで回収しました。でもおかげで体は泥だらけ。ここでひとつ学びました。携帯はシンキングではなくてサスペンドです。沈んだはずのところにはなくて、少し離れて水中に漂ってました。でも電源は入らないし大丈夫なのか?(追記:充電して電源は入ったものの。キーがなにも効きません。あきらめていたところ、なぜか先ほど息を吹き返しました)
竿は折れるは携帯は水浴びするはで、もう散々。これほど自分が冷静ではいられなかったくらいバスが大きかったんです。
でもいつも薮の中で竿を振ってるので、もしかすると傷でもあったのかもしれません。一応、今日は一応スピニングタックルも持ってきてるし、まだまだ戦えます。

その後友人もクランクで40cm、24cmをキャッチ。自分もクランクで20cmを一匹追加しました。釣果にはつながらなかったものの、他にもワームやスピナベでのアタリもあり、十分楽しめました。
でも竿折れたし・・・。