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釣行記 2006/10


雨ニモマケズ−愛知県知多半島(10/01) 

場  所

愛知県知多半島常滑港

天  気

釣  果


アジ  14匹(約15cm)
サッパ 17匹(約15cm)


我が家の夕食

今週は台風もきてないし、アジを釣るために知多半島の先端にある豊浜か師崎まで足を伸ばすことに数日前から決めてました。金曜日の夜に確認した天気予報では曇りですが、むしろ釣りには向いている天気です。土曜日には釣具屋に出かけ、道具も買い足し準備も万端。当日も予定通り4時30には起床し、すべてが順調でした。途中までは・・・。

釣り場に向けて高速道路を走っていると、フロントガラスになにやら水滴が。そうです雨です。確かに空が暗いなあとは思ってましたが、天気はすっかり曇りだと思いこんでいたため、雨が降るとは予想していませんでした。果たしてこれは一時的なものなのか?とりあえず途中のパーキングで天気予報の確認。・・・残念ながら雨でした。
特に愛知県南部は朝から雨のようです。これで豊浜・師崎行きも断念。もしかしたら常滑あたりだったら、なんとか天気が持つかも、と淡い期待を抱いて常滑港に向かいました。

残念ながら僅かに小雨が降っているものの、釣り人はたくさんいます。偵察しているとなんとサビキでアジが釣れてました。このぐらいの雨ならなんとか釣りもできるし、我が家も大急ぎで釣り開始。仕掛けを入れて一発目で待望のアジがきました。「まさか、これは爆釣!?」と思ったのもつかの間。そこからぜんぜん釣れません。しばらくして、やっとアタリがありました。早速仕掛けをあげると、パッと見た感じはアジ。でもなんか雰囲気が違う・・・。よく見るとサッパでした。アジフライが食べたいのに、サッパじゃなぁ・・・。ですが、そこからしばらくはサッパ一色。そんな状況でも、近くにいたおじさんの「これからアジが回遊してくる」という言葉を信じて釣り続けました。

釣りの神様が微笑んだのは、それから約2時間後。雨も強くなり、そろそろ限界かと思い始めた頃です。アジの群れが入ったのか、そこから猛然とアジが釣れだしました。残念ながらあまり大きい群れではなかったようですが、それでも二人で食べるには十分なだけ釣れました。やっぱり釣りは我慢ですね。

 


逃した魚は・・・−愛知県知多半島(10/14) 

場  所

愛知県知多半島常滑港

天  気

晴れ

釣  果


アジ   19匹(約15cm)
サヨリ  14匹(約20cm)
アイナメ 2匹(約18cm)
サッパ  多数
ハゼ
フグ


シルエット アジとサヨリ

今週は珍しく土曜日の朝から釣りに行きました。
今回は時間がたっぷりとあるため、とりあえずアジ狙いでサビキ。その後展開次第でカサゴ・アイナメでも。という計画です。

まずは予定通り常滑港でサビキ。前回と同じポイントに行くと、土曜日のせいか天気も良いのにあまり釣り人がいません。
あまり釣れてる様子もないし、これは苦戦の予感・・・。それでもサビキを投入すると、今日は水がきれいな上、波がないので魚が集まってくのが良く見えます。
そんな中、釣れてきたのはお馴染みのサッパでした。前回のサッパは調理されて”ママカリ”になりましたが、調理が大変なため今回はパス。全てリリースです。
しかし、それからしばらくはサッパばかり。それでも粘っていると、細長い魚の群れが集まってきました。あの魚体は間違いなくサヨリ。
釣り竿を持つ手にも思わず力が入ります。でも自分の竿にはさっぱりアタリません。釣れてくるのはサッパばかり。うちの奥さんの竿にはサヨリがばんばんかかってるのに・・・。
サビキ以外は全て同じ条件なのに、これだけ差が出るということは、間違いなくサビキが悪いんでしょう。自分のサビキは緑色なのに対して、サヨリが釣れてるサビキはピンク色。そういえば前に明石でサヨリを大量に釣った時もピンク色でした。やっぱりサヨリにはピンク色ですね。

タックルケースにはピンク色のサビキはあるものの、残念ながら針サイズが大きくて使えません。しかたなくミックスカラーに変更。
今度は針のサイズが合わないのか、サヨリがかかっても、すぐはずれてしまいます。しばらく頑張るもののさっぱり駄目。
サヨリは諦めて自分はアジの回遊を待つため、底狙いに変更しました。実は前回、ここでアジを釣る場合は底を狙うということを学習してたんです。
ですがなかなかアジは釣れません。釣れてくるのはあいかわらずサッパばかり・・・。
そんな中、いきなり自分の竿先が勢いよく引き込まれました。竿を立てると、魚が首を振って暴れているのが手に伝わってきます。
なんとか引きに耐えて水面まで魚を引きだすと、やっぱりボラでした。それも50cmはある大物。サビキ仕掛ではとても上げられないので、すかさず網を組め立てるように依頼しました。
でもこの網が安物の上に長らく使ってないので、簡単には準備できません。すると待っている内にボラが勢いよく走り出しました。こうなるともう止められません。一気にラインを出されて針を切られました。どうせ食べられないとはいえ、写真におさめておきたかったのに残念です。

そうこうしている間に時間はもうお昼。それでも、秋晴れの空の下、気分よくビールなどを飲みながらひたすらアジの回遊を待ちます。
その我慢が通じたのが、しばらくすると自分の竿に今までとは違うアタリが!。サッパとは明らかに違います。これはもしや待望のアジ?
期待通りあがってきたのは元気なアジでした。こうなると二人してひたすら底狙い。次々とアジを釣り上げていきます。アミエビが無くなるまでになんとか19匹釣れました。これでアジフライ用のアジ確保です。

その後昼食をとり、根魚狙いで鬼崎にも行きました。こっちは風が強くて釣り辛いにも関わらず、釣り人がたくさんいます。
この前、”東海釣り場ガイド”にハゼ釣りポイントと紹介されたせいでしょうか。とりあえず我々も根魚狙いで釣り始めますが、風と波がすごくて全然アタリがとれません。なんとかアイナメ2匹を釣るのが精一杯でした。その後、車に乗り込む前に駐車した場所の目の前で糸を垂らしていたところ、またもや猛然とラインが走りました。そのまま突進を止めることもなあえなくライン切れ・・・。0.8号のハリスでは仕方ないですね。
またもやボラかそれともチヌ?このあたりにはエイを良く見かけるので、エイかもしれません。いずれにしても残念です。

 


ランクアップ−愛知県知多半島(10/29)

場  所

愛知県知多半島豊浜

天  気

晴れ

釣  果


カワハギ   3匹(約15cm)
クジメ  4匹(最大23cm)
グレ  多数
ベラ  1匹(約15cm)
ギンポ 1匹


 本日の釣果

前回までのサビキ釣りに満足し、今回はランクアップした釣りを。という訳で大物を狙いに豊浜へ出かけました。
とはいえ最近の豊浜での釣果がさっぱりわからないため、エサを買いに立ち寄った釣具屋さんでまずは情報収集。するとカワハギが良く釣れているようです。
カワハギといえば、肝が美味で有名な魚。しかし難易度の高い釣りとされています。これは今回の目的にぴったり。ということで本日のターゲットはカワハギに決定です。

豊浜に到着すると、めぼしいポイントはすでに人で埋まっています。仕方なく空いているポイントで釣り開始。残念ながらカワハギは居そうもないので、ひとまず根魚でも狙います。するとまず釣れてきたのが手のひらサイズのグレ。続いてクジメが釣れました。でもサイズが小さいんですよね。周りを観察していても、防波堤の先端で釣りをしている人が良いサイズのカサゴを上げているぐらい。「あそこのポイント行きたいなあ」と考えながら、あいかわらずグレやクジメを釣りながら待っていると、やっとそのポイントが空きました。

早速移動すると、さすがにさっきから眼を付けていたポイント。よくアタリます。この微妙なアタリと、エサの無くなり方。これはきっと目指すカワハギです。
エサを取られては付けるといった繰り返しの中。ついに確かな手ごたえが。なかなかの引きの後に上がってきたのは、紛れも無いカワハギでした。
この一匹で更に気合も入ります。竿先に全神経を集中させ、まるで居合い切りのように一瞬の合わせに全てをかけます。これが非常に難しい・・・。安竿な上に専用仕掛けでもないことが悪いのか、それとも腕が悪いのか。その後は2匹追加するのがやっとでした。以前にカワハギ釣りにハマル人がいるのを聞いたことがありますが、その気持ちが良く解りました。難しい合わせが決まった瞬間に伝わるあの手ごたえ。なんともいえず快感なんです。

豊浜行きのもう一つの目的である「お魚広場での買い物」を済ませた後、残ったエサを使いきるため、帰り際に別のポイントでも少しだけ竿を出しました。先ほどのポイントと違い、手すりが付いていて、さらに足場が高いため釣り辛いのですが、足元にテトラも沈んでいるため、根魚狙いに適しています。釣り開始してすぐに相変わらずのサイズのグレが釣れました。その後沈んでいるテトラの際を狙っていると、竿先に微妙なアタリが。軽く竿先をあげてアタリを聞いてみると、コンコンとアタリます。そこで合わせるとかなりの手ごたえ。強引にテトラから引き出すと、丸々と太ったクジメでした。足場が高いため、抜き上げるかどうか迷ったのですが、網を組み立ててる余裕もないし、思い切って竿の弾力を使って抜くと、何とかライン切れもせずに上がってきました。サイズは23cmですが、太っているため、かなりのボリュームです。
その後エサが無くなり、本日の釣りは終了しました。

家に帰るといよいよカワハギの調理開始。自分は専ら監督専門ですが、今日は初のカワハギだけに興味津々。調理を静かに見守ります。大切に肝を取り出した後、身は刺身になりました。
さてお味の方はと言いますと、この肝が絶品。酒飲みには堪らない味です。前々から美味しいとは聞いていましたが、遥かに想像の上をいってました。
釣りも難しいながら非常に面白いし、その上美味とあれば、今後は間違いなくカワハギにハマリそうです。