釣行日時:2001年2月10日(土) 13:20〜17:00
釣行場所:千葉県九十九里町片貝漁港より船
潮:中潮
天候:晴れ
同行者:スーさん
今日は船です。 早朝の『カワハギ狙い』にするか、午後からの『なんでも狙い』釣りにするか 検討したところ午後船があるので前回乗った文栄丸さんに決定です。 (この船はスーさんの友人の紹介がきっかけです) 午後船の受付は11時からで先着順で場所を選べる。 我々もなるべく早く到着できるように出発した。 しかしながら、さすがに世間一般では3連休の為道路が混雑している。 ゆとりをもっての出発でしたが11時を少しすぎてしまった。 でも受付にはまだ一人しか来ておらず、好きな場所を選ぶことができた。 |
11時半を過ぎると同じ船に乗る常連さん達がやって来た。午後船は本日12名で少しゆとりのある場所で釣りができそうです。
狙い目はなんなのか予約の際にスーさんに確認してもらったら「狙えるものを釣りに行く」との答え。
ただ前回同様、コマセのしゃくり釣りが中心になるのでハナダイがメインになるであろう事はわかっていた。
実際の所はどうなのか?『なんでも狙い』とは何が狙えるのか常連さんに尋ねることにした。
最近ではハナダイやアジが釣れていてたまにヒラメやカンパチなども釣れるらしい。
午前の船が帰ってくるまで会話続く。
常連のベテランさんはウイリー(針に毛糸のようなものが巻いてあるやつ)仕掛けやサビキ仕掛けなど市販に負けないくらいきれいに自作している人もいた。
住まいは東金で15km位の所から来ているとの事。近くてもほとんど朝の船には乗らず午後の船で十分だという。
こまめに電話をして今何が釣れているのかチェックすればよいそうだ。聞くといままでにワラサやでかいヒラメなど釣果はスゴイ!
12時半過ぎ。やっと船が戻ってきた。
船から下りてきた人の釣果を尋ねるとハナダイが結構釣れたというのでクーラーボックスの中を覗くとハナダイが十数匹入っていた。
「入れ食いだよー」と楽しそうに話す人もいた。他にはマトウダイがぼちぼちでアジは釣れなかったそうです。
「楽しみだ!ハナダイも前回我々が来たときよりも型が良くなっている。」
また別のヒラメ狙い船では一部の人に尋ねると0〜2枚の釣果。
「ん〜これでは辛い。やはりなんでも狙いが良いですね」
午後船の準備が整い船(第五文栄丸)に乗り込んだのは13時近かった。30分近く船を走らせ第一ポイントへ到着。
「よ〜し、釣ったるでぇ〜」60号おもり付きコマセカゴにあみコマセを入れ3本針のハナダイ仕掛けにはオキアミを付ける。
オキアミを付けないと釣果は極端に落ちるそうです。
13時20分。「はい、どうぞ」「棚は35m〜25mの間で下から上にしゃくってきて下さい」の船頭さんのかけ声とともに投入する。
カウンター付きのリールをスイッチON。棚を合わせて誘います。しゃくってー少し待つ、またしゃくる。この繰り返しです。
3分経たないうちにスーさんいきなりハナダイGET!私も続いて・・・・・釣れません。(^^;)
5分、10分。「竿をあげてください!」移動です。
すぐ次のポイントへ。「はい、どうぞ」
間もなく、今度はのった!いい引きだー。1匹目は30cmのハナダイだった。なんともうれしいこの一尾。
お次は・・・・・「今度はさっきよりいいファイトだ!」 もっと良型のハナダイか? 浮上してきたのはウマヅラハギでした。 緑のウイリーにオキアミを付けた針に掛かっていた。 よくぞ釣れてくれた!うれしい〜 ←ウマヅラハギ(36cm) |
今日は天気も良く、風もほとんど無い。おまけに海はべた凪ときてる。こんな日は滅多にないそうだ。
そんな日はあまり釣れないそうだが今日は違う。楽しいじゃないか〜、釣れてるじゃないか〜
その後も足元のバケツには着々とハナダイが追加されていく。 その頃スーさんも黙々と釣果を伸ばしつつあった。 常連さんは我々の2倍から3倍のスピードで釣果を伸ばしていた。 何が違うのかって腕の差と仕掛けの差ですよね! 「年の差は?」(そりゃ関係ない) |
一番釣れているベテラン釣り師の場合リールにカウンターは付いていない。「底の方から誘いあげて常に餌を動かすことが大切」という。
見よう見まねでやってみるが、やはり簡単にはいきません。
夢中で釣っているうちに時間があっという間に過ぎていった。
何度かポイント移動を繰り返し飽きない程度には釣れていた。
16時過ぎ他の船が5艘もいる近くへのポイントへ到着した。他の船を見るとアジを釣り上げていた。
ここにアジが来ているらしい。我々も仕掛けを付け替えアジを狙うことにしました。
常連さんはここでもコンスタントにアジを釣り上げていた。しかも30cmオーバーのでかいアジが混ざっている。
我々は25cm位のサイズがやっとです。
ある時、やっとスーさんにでかアジがきたのか「odaさんもしかしたら網入れ必要かも」の声に船頭さんに網をお願いした。
結果はマトウダイでした。近くの船でも同じくマトウダイが釣れていた。マトウダイの魚影も濃いらしい。
私は思ったよりアジの釣果は伸びず17時の終了時間になってしまいました。
漁港に戻る際もベテランさんと船の中で魚の料理の仕方や今までの釣果の楽しい話が聞けた。
船から下り、サービスのミニ天丼とお茶をいただく。
午後船の支払いは7000円。(午前の船も通しで乗っている人は5000円、ちなみに午前船は9000円です)
皆さんにも堤防の釣果が厳しいこの時期は午後からのんびり船に乗るのもおすすめです。
長靴や竿など新たに準備しなくてはいけない物が出てくるとは思いますが違う楽しみが生まれること間違いなしです。
但し、船酔いする人は地獄になるかもしれませんから要注意です。
今日みたいに親切で楽しい常連さん達がよくくる船ならまた来ようという気になります。
今年は雪や強風で辛い釣りが続きましたが4回目にしてやっと満足な釣りができました。
久しぶりに豪華お刺身3点盛りも味わえますし、満足な釣果でした。
本日の釣果 私:ハナダイ×4(26cm〜30cm)、ウマヅラハギ×1(36cn) アジ×4(21cm〜24cm) スーさん:ハナダイ×3(最大32cm)、マトウダイ×2(35cm)、アジ×10 |