釣行日時:2001年5月5日(金) 16:30〜22:00
釣行場所:大洗港
潮:中潮 干潮8:44/20:44満潮2:29/14:51(鹿島基準)日の出4:41日の入18:28
天候:晴れ時々曇り 
同行者:yagさん

GW三日目の釣行。昔から「二度あることは三度ある」と言う言葉があるが今の私にとっては、とてもいやな言葉だ。
まともな良型が釣れないので場所と狙い目を変えてみることにした。
昨日の疲れが残るので今日はユウマヅメから夜にかけてのイシモチ狙い。釣行先は旭村。

私もyagさんも初めての場所でどの辺がいいのかわからないので旭村の「くるみ屋」さんで情報を仕入れることにした。

さっそくお店の方に今日のおすすめ突堤を尋ねてみる。

くるみ屋さん「今日は昨日までの風の影響で海はかなり荒れています」「なので今日はイシモチ狙いは無理かと・・・」
我々「それでも釣りしたいのですが、どこか選ぶとしたらどこがいいでしょう?」
旭村は南浜と同じく短い突堤がいくつもある。その中でも本日、比較的釣りになりそうな場所を推薦してもらった。
くるみ屋さん「それならば玉田ですね。」地図を指さされ「ここからの突堤はTの字になっていてなんとかいけるかも」
我々の問いかけに快く答えてくれた。

「今日は重りの号数は30号が必要ですか?」と尋ねると
「今日は25号でも30号でもすぐに流されてしまいますよ」と答え。
初めての場所にイメージが湧かない。

まずは海の様子を見に玉田の突堤を目指した。

途中、昨日ご一緒したT・Fさんに電話をしてみる。今日は午前中、我々同様旭村へイシモチ狙いで釣行予定と聞いていたからだ。
「T・Fさん、今日は行かれましたか?」
「いや午前中行けなくてこれから行こうと思うんですよ」
「そうですか。場所はどこに行く予定ですか?」
「荒地です」
地図を見ると玉田の隣の突堤だった
「わかりました。また後ほど電話しますね」

さて、くるみ屋さんから10分ほど車を走らせ玉田に到着。時刻は2時をまわっていた。
海を見るとさずが外海で波がかなり高い。やはり釣りは厳しいのか。
釣り人の少なさと反比例してサーファーは大勢いた。今日の波はサーファーにとって絶好に違いない。

下をご覧下さいませ。こちらが玉田の突堤でございます。
言われていたとうり海は荒れまくり。近づいてみると波が砕け散るすさまじさが恐ろしや。

突堤の先端左側は波渋きがなんとかゆるく竿は出せる状態。釣り人が2人いたがなにも釣れてない様子だった。
yagさんと相談し、となりの「荒地」の突堤も見に行くことにした。

やはり波は高い(隣なのであたりまえ)
上をご覧下さいませ。こちらが荒地の突堤でございます。さっきとはテトラの形がちょっと違う

2時40分。
「まいったねーこれじゃあ危険だし釣れそうにないし」
「他あたるか」
「そうしようか」

なかなか場所を決断できなかった。また車へ引き返す。
と、その時向こうからT・Fさんがやって来た。
「こんにちは。」あまり素早いのでビックリした。さっき電話で話してから40分ほどしか経っていない。
「ここまで20分位なんですよ」の言葉に納得。出かける寸前だったのでしょう。
T・Fさんはここで少しやってみるそうだ。また後で電話することにして我々は車へ乗り込む。

さてさて、どうしよう。
yagさんの提案で大洗方面の気になる突堤があるのでそこはどうかと言う。
それではそこも行ってみようと視察することに。視察巡りは3カ所目に突入だ。

右下に見えますのがハマグリ狙いの皆さんでございます。
超遠投でサビイてくる。するとハマグリのベロに針がかかり数秒待てばOK。

3時20分到着。旭村よりはだいぶ波も穏やかでこれなら釣りができそうだ。ここに決定〜
堤防の入り口に付くと結構な人数がいた。
さっき遠目に見た感じでは釣り人は4人しか見えなかったが周りのテトラが盛り上がっていたせいだった。
実際は10数名いた。当然皆さんイシモチ狙いなのだろうと思っていたが、なにやら遠投してサビクのを繰り返している。

何を狙っているのか?答えはすぐでた。ハマグリだった。
一人のクーラーBOXを覗かせていただくと横が8cm縦5cmほどの大きさのハマグリが10個ほど入っていたのです。
くるみ屋さんのHPで拝見していたのがこれか。なるほどこれくらい釣れればいい。「今度チャレンジしよう!」という気になった。
(ハマグリの投げ釣りについてはくるみ屋さんのHPをご覧下さい)

それで・・・ここも相当波が砕け散っていた。(写真でおわかりですね。先端はすぐびしょぬれになります)
移動〜時間はもう4時近い。

「しょうがないから大洗港で釣りするか。」
「そうしよう」

めぐりめぐって大洗港へ。

大洗ではさらにサーファー天国でざっと数百人がGWを満喫していた。
コンビニで食料を調達し最終地点へと向かう。もう移動はしない。
そこはさすがに釣り人が大勢いて外側ではイシモチ狙いの人が20数名。内側では家族を含めると100名はいたと思う。

我々は外側のテトラがある方でイシモチ狙いだ。運良く帰ったばかりの場所が空いていてすぐに釣り場を確保できた。
もう4時半。くるみ屋さんから2時間半が経っていた。

胴付きの14号針仕掛けに▲おもり25号をセット。2本投入。
今朝からイシモチの爆釣話は無い。風は強くないが海のうねりがある為竿先のあたりがよくわからない。
おまけに潮の流れが早く隣の人とおまつりをたまにする。30分くらい経過した頃。竿先がブルブルッと震えた。
またおまつりか?左右を見る。リールを巻いている人はいない。合わせると魚の反応がする。
「よし、イシモチか?」しかし思いは波とともに砕け散った。フグだったのです。
お腹をふくれませ丸くなったフグがなんとも憎くたらしいことか〜。

その頃遠目にイシモチをGETした人が見えた。よしそろそろかと思いきや後は続かずまったく釣れない。

旭村のT・Fさんが気になりまた電話をしてみたが、だめとの事でした。
天気はいいのに海の状況が悪いのはほんとに残念だ。

5時45分。またもや竿先に反応が!
のった!今度こそイシモチに違いない。しかもちょっと重い。

あがってきたのはなんとカレイだった。
重く感じたのは隣の人とおまつりしていた為。

堤防から初イシガレイ22cmGET!サイズはともかくうれしい外道

yagさんが「これイシガレイじゃない!」と上の部分の固い石の様な部分を指さす。
「ほんとだ!」
「イシはイシでもイシガレイか。大洗で初めてみたよ」とyagさん。yagさんは大洗に何回も釣行しているが目撃したのは初めてらしい。
そういえば私も東京湾で船からは釣ったことがあるが堤防からは初めてだ。

イシモチ狙いの外道にうれしいイシガレイ。さあ、これからだ、こんどはイシモチ。

しかし、これから毎度のパターンへ突入。二人ともその後釣れるのは海草ばかり。
22時まで粘るもののいっこうにあたりはない。昨年からの爆釣計画リベンジもまたもや砕け散った。
爆釣までもうしばらくお待ち下さいませ。えっ?誰も期待してない?失礼しました


帰りに湾内の中堤防も視察してみたが釣れている様子はない。
車をすぐ側に止めて釣りを楽しむ家族やカップルがまだたくさんいた。明日も休みだしのんびりするも良しですね。
2人で3パックも余ったイソメを海に放り込みしょうがないさと車へ乗り込む。

GW最後の釣行も納得がいかない釣果でしたがいろいろな堤防を視察できたことが大きな収穫でした。
きっと今後につながるに違いない...


本日の釣果 私:イシガレイ×1(22cm)
        

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