釣行日時:2001年7月13日(金)〜14(土) 19:00〜1:30 途中休憩 3:00〜8:30
釣行場所:ひたち某堤
潮:13日小潮 干潮2:53/14:30満潮8:01/21:28(鹿島基準)日の出4:30日の入18:56
   14日小潮 干潮4:03/15:13満潮9:20/22:03
天候:晴れ

単独釣行

梅雨明け宣言は7月11日だった。その前後も猛暑は続き今日も相変わらず暑い。毎日、毎日暑いのだ。
さすがに昼間は焦げるので避ける。単独釣行の今回は夕マヅメから朝マヅメでの戦いで「今度こそ!」と耳にタコができるくらい繰り返す。
週末になると良型GETの思いが頭の中でエンドレステープのように回るのです。 「∞ ∞ ∞ ・ ・ ・」 無限大の病気だ。

狙い目はイカ、マゴチでアジはそれなりに釣ればいいとの考え。
朝マヅメに備えてアジを軽く釣る。そのアジでイカをGETする。朝はマゴチをサクッとGETし暑くなる前に終了。こんな計画だった。

現実は甘くないのです。まずアジが釣れたのは19:50に一匹。それをイカの仕掛けにセットし投入。
仕掛けはアジを二匹分必要とするのだがなかなか二匹目が釣れない。
投光器がないのだ。今更購入する気がない。ランタンでは威力がないし荷物ががさばる。
自業自得だ。しょうがない。

21:30。私の右隣にやたらと明るい投光器を持った釣り人現る。
「ラッキー!」7mほど距離があるのにもかかわらずだいぶ明るいのです。
おかげさまでアジが釣れ始めた。たぶん光のおこぼれを頂戴したからだろう。
しかし7匹の追加で時合い?終了。

その後は23:30頃まで沈黙。またポツリ、ポツリ釣れ始まるが型は小さいままだ(15cm〜17cm)

夜になっても蒸し蒸しする。風もほとんど無くTシャツ一枚で十分な陽気だった。
ただ南側の波のうねりが気になっていた。案の定二回ばかり波が乗り上げ私の後ろにいた南側の釣り人はバシャンと濡れた。

24時までにアジは12匹。他は何も釣れていない。少しは休憩しなくてはと車に戻り寝る努力をするが入れ替わり立ち替わり車がうるさい。
しかも暑い。目をつぶって1時間もしないうちにまた堤防へと歩き出す。

3時少し前。投光器の釣り人はポツポツアジを釣り上げている。それならばと私もサビキ再開。
眠たくならない程度に釣れた。相変わらず型はいまいちだ。

3時半過ぎ。だんだんと空に変化が現れ始める。
ジグサビキの準備OK。今日は先日購入した10フィートのロッドも持ってきた。(こんな時は釣れない ^^;)



4時頃。ルアーマンが盛んに投げてはさびく。50cmオーバーの太刀魚が釣れ始まった。
4時半にもなると完全に明るくなり周りの釣り人の顔がよく見える。
「ん?」すぐそこ(約10m先)に顔見知り発見。
確認しに側まで行く。
私:「こんちは〜す。やっぱり、銅鑼エモンさんだ」
銅鑼さん:「どうも、odaさん」
私:「今日は一人ですか?」
銅鑼さん:「hiehieさんも一緒ですよ」とすぐ後ろを指さす。
私:「hieさん、こんにちはー」ちょうど背を向けていたのでわからなかった。
hiehieさん:「おはようございます!」
さっきからサビキで一度に多数のアジを釣っていたのはhieさんだったのです。(目撃していた)

私とは反対側で釣っていた。早速、棚と仕掛けをまねて、コマセまでいただきご一緒させていただくことにした。ありがとうございました。 m(_ _)m
アジは既に20匹確保していたので今日はこれくらいと思っていたのですが、あまりにhiehieさんが楽しそうだったので追加意欲が湧いてきたのです。
型も夜より少しサイズUPで18cm〜19cm。

またすぐ横には学生の渡辺さんもご一緒していた。

おかげさまで、hiehieさんに続いて私もアジの引きを楽しむことができた。

しか〜し、問題はこの後なのです。

いきなり堤防にアナウンスが流れた(ような気がした)

「本日は、お暑い中、また早朝および、遠方より当堤防へお越し下さいまして誠にありがとうございます。」
「何だ、何だ? 何が始まったんだ?」
「本日は梅雨明け記念のタイムサービスと致しましてー、サビキをされている方々全員にくじ引きでの釣果をお楽しみいただきます」
「なおー、今回のタイムサービスではハズレはございません」
「もれなくミニハナダイをプレゼント致します」
「いらねっちゅうねん。」
アナウンスが流れたとたん、いやなモードに突入してしまった。
それまで好調だったhiehieさんにミニハナダイが混じりだす。そして銅鑼エモンさん、私にも。
しだいにハナダイまみれに・・・
ミニハナダイ10匹にアジが1匹位の割合だったか。アジの釣れる確率が落ちてしまった。
「なおー、ミニハナダイ10匹と交換でアジ1匹を差し上げますー。」
「うるせっちゅうんじゃ〜」「差し上げますー って伸ばすな〜」


いやなタイムサービスだ。「なにがくじ引きだ。じゃあ特等は何なんだ。どの魚なんだ!」

実はつい先ほど銅鑼エモンさんが電話をしていた相手は別の某堤防にいる釣り仲間だった。
なんとサビキで42cmのヒラメを釣ったらしい。これこそが特等なのだ。

「今日のくじ引きは全国区か〜!」
「でもヒラメいいなぁ」

ミニハナダイがあまりにしつこいので釣る場所を反対側に戻した。
すると・・・  (^^;)やっぱりハナダイ。湧きすぎ。

でもアジも釣れる。

少し離れた場所にいたwakaさんも我々と合流した。
wakaさんがいたところの状況もナブラがたたずとの事で私と同様サビキに時間を費やす。

5:50。そして、ミニハナダイとアジと小カンパチが同時に釣れた。
3点盛り、ビンゴーーーーー。(なんか意味が違う)

「これは何等?小さいから10等?あっ、そう。。。」

今年の初物小カンパチはサビキでGETです。


早朝は涼しい?とんでもないです。6時でかなり暑かったです。
その頃堤防の皆さんはサビキで何を釣っていたか?やはりミニハナダイまみれになっていたのでした。
シーバスロッドでサビキ仕掛けを高速に巻いていた人達は約25cmのカンパチやワカシをGET。
投げをしていた夫婦は35cmほどのカレイをGET。喜んでいた顔が印象的でした。眠たい顔の中に笑顔が。

時刻はもうすぐ7時。こうしちゃいられない。マゴチを狙わなくては。
サビキは終了しソフトルアー1本勝負に切り替えた。
何度も投げてはさびくがHITせず。太陽は容赦なく照りつけるし、だんだんめげる。
wakaさんも途中から参戦。ルアーから始まり、イソメがあるので投げに切り替えたりの工夫もする。
目撃情報によるとさっき家族で来ていた人の投げでマゴチが釣れていたとの事。皮一枚でバレかけていたがぎりぎりセーフ。。。
今日はいろいろ釣れる日だなぁ。

wakaさん叫ぶ「odaさーん。メゴチ釣れた〜。」
私:「ん?聞き間違えか」
wakaさん「メゴチ」
私:「はっ、は」一文字違えば良かったのにね。大きな違いだ。
8時半。帰りの運転の体力だけを残し終了となった。

今回も良型GETの計画は企画倒れに。今度はミニチュアのたばこ買っておきます。(意味はおわかりですね)

釣果:アジ×38(15cm〜19cm)、小カンパチ×1(21cm)、ニミハナダイ×約30

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