場所が遠いので番外編ぎみ(^^;)しかも船だし。

釣行日時:2001年9月2日(日) 7:45〜12:15
釣行場所:小田原から船で相模湾
潮:大潮 
天候:晴れ時々曇り 
同行者:スーさん、飛ちゃん、Iさん、他釣り仲間
(11名)


相模湾へ『イナダのリベンジ』ついに実現!

大げさなものではないがこういう事です。

あれは5年前の秋だった。私と飛ちゃん、Nさん、Yさんの4名で平塚より相模湾へイナダ狙い。
当時は横浜の大黒をホームグラウンドにしていた我々の初チャレンジであった。(乗り合いの船は初めて)
新聞情報でのイナダフィーバーぶりに初心者でも簡単に釣れるのだろうと思っていたが甘かった(--;)
潮が悪いのか魚のきまぐれか私は最後までイナダを釣ることができなかったのです(;_;)
釣れたのはサバ5匹、マイワシ数匹のみ。
「なんでじゃ〜、くっそーーー」とやりきれない思いと寝不足の体に疲れがどっと押し寄せたのは記憶に新しい。

25名ほどの釣り師のなかで一番数を釣ったのが飛ちゃんだった。同じく初心者にもかかわらずである。
しかし数はイナダ5匹とこれまた少ない釣果に終わったのである。(Nさん、Yさんはイナダ2,3匹ずつGET)
来年はリベンジとみんなで言っていたのがあっという間に5年が経ったのです。

そして今日、いよいよなのです。

釣り仲間のIさんのお誘いで行くことになったのですが仕立て船で仲間は15名
やはり常連さんばかり乗っている船より気持ち的に楽だし楽しい。

←全員集合して出船前のひょうきん飛ちゃん
うきうき顔の訳は・・・隣が若い女性だからです (^o^)


さて7時前にはみんな集合し予定の7:30前に出港!
私の右隣にスーさん、左は飛ちゃん、その隣は女性が2名そして男性3名と片側は8名。
反対側は女性4名、Iさん含め男性3名で並んだ。女性はほとんど初心者らしく船長さんやIさん等に教えてもらいながらの準備をする。

海は穏やかだし風も弱い。絶好のコンディションだ。
船を走らせ15分くらいでポイント到着。「はい、どうぞ。」船長の合図に開始。

仕掛けはかったくり用のバケで60号おもりのカゴにコマセ。棚は20m〜30m位だった。
開始まもなく飛ちゃんの隣の女性にマルソウダ(約21cm)が4点掛けでGET!(サビキ仕掛けだった)

女性「きゃー、釣れたー」「ホントに釣れるんだね〜」 船長「(^^)」にこにこしていた
それを見ていた我々も少し驚いた。まさにビキナーズラックとはこの事か?
あまりにうれしそうなのでこちらまで楽しくなりついついそちらの言動に気をとられる。
我々も同じくミニマルソウダがかかり始めた。と思ったらまたその女性が今度はメジマグロを釣り上げる。
勢いが止まらない感じだった。
後を追うようにしてスーさんと飛ちゃんにもメジマグロがかかる。しかしお約束といいますか私には釣れない(ToT)
小さめの魚が一段落したところで次のポイントへ移動(少しだけ走る)
女性「きゃー、おっきい!おっきい」竿のしなり具合が違う
今度は女性にまた大物がきたようだ。船長「(^^)」にこにこしながらタモ入れをする
女性「わぁー。凄〜い」ホンガツオだった。45cmオーバーのサイズ
女性「写真、写真!写真撮ろーよ。」隣の女性にカメラを渡し記念撮影(^o^)/
よくバイブレーションが効いているのでなかなかうまくつかめず「ハトヤのCMのようだね」と笑っていた。

その頃我々は・・・飛ちゃんホンカツオGET!スーさんもホンガツオGET。で私は・・・やっぱり釣れない(ToT)(ToT)
こうしてはいられない。仕掛けを取り替えたり棚を聞いて盛んに攻め込んだがいっこうにHITはしない。

2時間経たった頃、飛ちゃん、気分が悪くなり横になる(「よしハンデだ!この隙にいっきに釣ってしまえ」)
「だめだ」あせる・・・  ようやくHIT!しかし引きが弱い感じ。浮かんできたのはシイラ(47cm)だった
「ん〜シイラは初GETだけどホンガツオならなぁ」とちょっぴりぼやく。
その次に釣れたのも40cm位のシイラ。「参ったっす」

その後も女性は追加追加
女性「超ー楽しいね〜」「今度は小さいの釣れたら逃がそうよ、クーラーBOX一杯になってきたし」
(^^;)なんとも余裕発言。今の私には辛い言葉だった。
女性 船長にむかって「おにいさ〜ん、この魚どうやって食べるのですか?」
こりゃまたお上手(^^) いいお父さんの船長さんに「おにいさん」ときた。聞き上手だぁ〜
船長 気分良く「このメジマグロはマグロの子供で刺身が一番だね」「ホンガツオも刺身やタタキでおいしいよ!」
と薦めていた。
船長「なんてたって鮮度が違うからねー」「魚屋さんのは大漁に採るから下の魚は押しつぶされちゃうでしょ」
「目の色だって全然違うからね」とやさしく説明していた。

それにしてもなんだか私はそちらの方の話ばかりが耳に飛び込んでくる。
釣らねば〜

元気を取り戻した飛ちゃんもハンデをものともせずメジマグロだのカツオだの追加でまた差をつけられる。

私は釣れない時間が過ぎゆくばかり。でも最後の方でメジマグロなんとかGETできた。
時刻は11時をまわっている。

11:40。みんなのクーラーBOXが魚で満タンらしい(・・;)
予定より早くあがりますか?の提案が船長よりあった。
「えっ?そんなにみんな釣れているか?」(一番釣れた人はいろいろ20匹以上)
ほんとらしい。女性も満足のいく釣果が得られお疲れ気味。悔しいのは私一人か・・・・・

船長が私のクーラーBOXを見て一言「ん〜ちょっと少ないねぇ」
なのであと30分やることになった。(なんとかカツオ釣りたい)

その時、いきなりスーさんの竿が海に突き刺さった!
今までとは違う強烈な引き込み。水深30mでHITしたがあっという間に80mまで持って行かれた。
もしかしてでかカンパチ?特大マグロか?期待は高まる。

しかし期待とは裏腹に船長が「たぶんサメだね」と言う。
何故か?周りの船の情報から今日はサメがかなり釣れているらしいとわかっていたからだ。
あとは針にイカを付けていたことも確信材料だった。(バケでなく餌はサメがかかりやすいとの事)

何度も引き寄せては潜られる。戦いは35分間も続いた。

←スーさんの竿が海に突き刺さる

35分格闘!で浮上してきたのは巨大サメ→
1m50cmオーバー

残念だが浮いてきたのはでっかいサメだった。
まわりの女性ギャラリーはたとえサメでも「見て見た〜い」と言っていたので
「どうぞご覧下さいませー(^^;)」と見せてあげて喜んでもらったのが救いだった。

そんなこんなで最後まで私はホンガツオをGETすることができず終了となったのです。
釣果が伸びなかった反省ポイントは「かったくりのほうがいいですよ」とIさんにすすめられていたのにもかかわらず竿で勝負したこと。
その日HIT率が高いバケを周りに聞かなかった事。(白いバケにこだわりすぎた)などがあげられます。

ただし初心者でなれないのに頑張って釣っていた女性の方々をみるとこんな反省も当てはまらないのかもしれません。

センスが無いのかな〜 (+_+)ちょっと落ち込みます。


ところでリベンジのイナダはどうしたのかですか?。我々の乗った船で誰も釣れた人はいませんでした。

イナダよー 何処行ったんじゃーーー。せっかく5年後越しのリベンジだったのに。

再チャレンジは来年かな。
このリベンジは私の個人的な戦いなので他のみなさんはイナダは釣れなくても満足の笑顔でした。

私のクーラーBOX スカスカだぁ(><) スーさんのクーラーBOX (うらめしや〜)


本日の釣果 私:シイラ×2(47cm、40cm)、メジマグロ×1(30cm)、マルソウダ×4(約21cm)
         スーさん:ホンガツオ×3(42cm〜45cm)、メジマグロ×5、マルソウダ、シイラ×1(48cm)、サメ
         飛ちゃん:ホンガツオ×3、メジマグロ、マルソウダ、サバ×1 


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