釣行日時:2002年9月15日(日) 8:00〜10:30  12:00〜18:30
釣行場所:ひたち方面某所
潮:小潮 
天候:小雨のち曇り

同行者:いないの


どうも天気が良くない。昨日出撃しようと思いましたが天気予報は雨時々曇りのため中止にした。
今日も同じような天気予報ですがじっとしていられない私は雨でもいいさと出発しました。

現地に到着すると小雨がぱらついています。上下レインウェアを着込み完全装備で向かう。

8:00。気温は低めで風は強くない。波も穏やかだった。
午前中のメニューは冷凍イワシのぶっ込みとルアーで攻める事にします。(サーフでマゴチ&ヒラメ狙い。)


まずは竿立ての三脚を準備する・・・ ボキッ!
うえっ!? しばらく使っていなかったせいか?広げる時、三脚の根本から折れてしまったのです。
なんてこった! いきなり二脚になってしまいました(^^;)
むりやりもう一本と組み合わせなんとか支えられる形でセットします。悲劇は続く・・・

冷凍イワシを2本ぶっ込み、お次はソフトルアー(ワーム)で探り歩くことに。

8:15。奴はいきなりやってきました(^0^)

10投しないうちでした。
なんか重い?!んっ?
ロッドを強くあわせてみる。お〜確かに伝わるこの感覚!

いきなりマゴチGETです。
スタート好調!これなら数匹目指せるぞ!
と先ほどの悲劇も吹っ飛びました。
今シーズンの初マゴチ(39cm)GETです。


雨はほとんど気にならずいつの間にか止んでいました。
どれくらい歩いただろう?その後はHITの感触すらなく疲れがたまってきます。

ぶっ込みはなんの変化もないままでした。

そしてまた悲劇が訪れます。
ぶっ込んでおいた糸とルアーの糸がクロスしてしまいうまくいかないのでロッドを向こう側に投げた(うまく説明できません)
そしたら・・・リールが・・折れてる 折れている場所もうまく説明できませんが投げる時に起こす部分の付け根です。
なんなんだ〜 こんなんで壊れるのか? 少々乱暴すぎたようです。

リールを付け替え、気をとりなおして頑張りましたが疲れがどんどんたまります。なにもHITせず時間が過ぎました。
12時まではこの場所でやろうと思っていましたが早めに場所移動&休憩することにしました。


12:00。場所を移動し再スタートです。連休の真ん中で釣り人は大勢。釣り座の確保は困難を強いられました。

『すいません。この横入っても良いですか?』親子で釣りを楽しんでいる方の横が少し空いていたので声をかける。
「いいですよ」と答えが返ってきた。よかった〜これでなんとかなった。テトラの側でした。
『アジは釣れていますか?』質問してみました。
「ええ。アジとソウダカツオが釣れてます」
『そうですか。さっきからの小ナブラはやはりソウダガツオなんですね』

まずはサビキの準備で1本投げる。
まもなく浮きがズボッ!っと沈んだ。小気味よい匹。たまらんなぁこの感覚。
サビキ第一号はミニハナダイでした15cmほどで小さいためリリース。
この時昨年のいやな記憶が甦った。そうです。あのハナダイまみれの時期です。
ミニハナダイ入れ食いでアジが釣れなくなった再現になりませんように。

しかし心配はいりませんでした。次に釣れたのは21cmのアジ。刺身合格サイズですが餌にはでかすぎます。
その後同サイズを追加した後、15cmのアジが釣れたので泳がせでぶっ込みました。

13:30。3度目の悲劇?が訪れました。
アジのぶっ込みはテトラに立てかけてあり、私の場所から3m離れています。
横目でぶっ込みの竿を見ながらサビキをしていました。

いきなりでした。竿が強くひいています。
あわててタモを片手に駆け寄りました。
しかしわずか数秒でその竿はテトラを乗り越え海へ落ちてしまいました。(ドラグをゆるめておけばよかったと後から反省)
リールの部分を引っかけ竿を回収。緊張しながらリールを巻きます。
『よし!のったぞ!』までは良かったのですが、直ぐにテトラの下に潜られ糸がビクともしません。
そして、糸が切れてしまいました。トホホ。トホホ。トホホ。
たぶん平べったいのと思うんだけどなぁ。その一部始終をみていた親子釣れのお父さんも複雑な表情でした。

忘れよう・・・

さて14:30。なかなか引きが強い。それはデカアジでした。
片付けをしながら見ていた隣のお父さんも「そりゃいい!」と言っていました。
私の自己ベスト30cmのアジです。(ちなみに隣のお父さんは前に31cmを釣ったそうです)
堤防からでも釣れるのがうれしいっす。

それから・・・ソウダガツオの小ナブラがあちこちで見えます。(今日は朝から夕方まで時々発生してました)
水深(棚)を10mにしている私のサビキにも掛かりました。
今年初物なので2尾だけキープ。1尾は即リリースしました。
ヒラソウダなら良いのですがマルソウダなので正直うれしくありません。引きは楽しめますがワカシがいいなぁ。

16時過ぎ。今日はアジの型がばらばらです。
いきなり10cmほどの豆アジが5尾釣れました。
餌にちょうど良いのでぶっ込みとカンパチ狙いで浮きの泳がせを追加。(親子連れが帰ったので場所が広くなった)

17:30頃。アジ入れ食いモードへ突入。
その頃でした磯崎から来ているという釣り人が帰ってきた。
1時間ほど前に話をかけてきたのですが今日はもう帰るという。
理由を聞くとイシモチ狙いのイシモチが居ない(だからこの場所はきついってさっき言ったでしょ)
1000円の投げ竿が折れてしまった(今日は悲劇にあったもの同士じゃないの〜)

私のアジ入れ食いモードを羨ましそうに見ている。
海は直ぐそこだが釣りは久しぶりとの事。
「やっぱり浮きだね。いいな〜」(よだれでそうですよ)
『アジ、よかったら差し上げますよ』
「そうします。いただきます」(速攻の返事が返ってきました)

酒の肴にするそうだ。クーラーボックスも持っていないその釣り人はこれからでも間に合うのが羨ましい。
仕掛けの入ったビニール袋にアジを10尾プレゼント。20分ほど会話をして帰っていきました。

18:00。暗い。イソメはたくさんある。メバルの顔をみてから帰る予定でした。
この場所はあまり型が期待できそうになく少し試しましたがフグに餌をとられるだけで気合いが入りませんでした。
おまけに電気浮きとケミホタルも忘れてきてしまったのです。すぐに戦意喪失。

ということで、道具が壊れたり、「逃がした魚は大きい」の悲劇に襲われたりもしましたが
マゴチも釣れましたし、自己ベストのアジやソウダの引きを楽しめたと言うことで満足な釣果でした。

次回も最近釣れていない魚&おおきいの目指します。

釣果  マゴチ×1(39cm)、
     ソウダガツオ(マルソウダ)×3(30cm、31cm、一尾はリリース)
     アジ×32(30cm=1、21cm〜22cm=4、豆〜19cm=27)
     ハナダイ×1(15cm)リリース
     アナハゼ×1リリース(ヘチ釣りにて)


     本日のサビキの仕掛けについては釣刊的サビキ釣査をご覧下さい
本日のお持ち帰り分   久しぶりのボリュウムだ〜


追伸:『悲劇はまだあった』

午前中、サーフで釣りていた時のこと。竿受けが壊れていたため安定せず倒れた。
その時波がリールにかぶったのです。そして、二つともリールの内部に砂が入ってしまいました。
家に帰り水でなんとか出そうとしましたが内部にはグリースなど油成分があるので砂が完全に出てきません。
リールがガリガリと音を立てながらしか巻けないのです。二つとも重体です・・・
一つはシマノのバイオマスター1年物(購入価格1万円)。
もう一つはダイワのリール5年物(購入価格5千円)涙が出てきそうです。トホホ・・・
本日(9/18)釣具屋に行きバーゲン品のリール2つ(一つ2500円)購入しました。
釣れたのはいいけど結局、リール3個と三脚が壊れてしまいました。高い魚についたなぁ。


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