釣行日時:2002年12月25日(水)   16:00〜20:00
釣行場所:ひたち某堤
潮:小潮 
天候:曇りのち晴れ(☆空がきれいでした)

同行者:いません


貧果脱出計画はメバルに託すしかありませんでした。どんな時も温かく迎えてくれたメバル。
苦しい時のメバル頼み。今回もそんな気持ちで釣行しました。

釣り場に着くと南西の風が北東の風に変わっていた。寒さがこたえる。
車を降り堤防の目的地まで着き、周りを見渡す。
釣り人は私以外誰もいない。平日のこんな寒い時期、時間帯にいる訳がない?根っからの釣り馬鹿だけがここに一人。

とにかく準備を始める。まずは夜釣りでアジが釣れている情報もあるので投げサビキを出す。
投げサビキにトリック仕掛け。
浮きはケミホタルがセットできるものをセットした。
そのまま夜釣りでメバルも狙うことができるので面倒くさくなくでいい。
ただそれだけの理由で左の写真の浮きを選んだ。

もう一本はヘチで3本針の胴付き仕掛けでメバル狙い。
日の入りは16時40分頃で完全に暗くなったのは17時頃だろうか。
まだ何も釣れない。
一生懸命に籠にコマセを詰め替えて棚を変えたりしながらアジの様子を伺った。
返事は一向に帰ってこないままだった。


17:15。真っ暗になって間もなく置いてあったヘチ竿が小刻みに揺れている。
「よっしゃ!」と魚の引きを楽しみながら巻き上げたが軽い。
約14cmのミニメバルでした。最近ハングリー過ぎる私も流石にこのサイズはリリース。

17:40。次のあたりが来た。ヘチ竿がガクンガクンと揺れた。
今度こそ良型みたいだ。さっきよりだいぶ引きもいいし重い。
がしかし、ドンコでした。
なんだよなぁ〜と思いながらも27cmの良型に思わずキープ。

今日のお持ち帰りはこれしかないかも。いやな予感がしてきた。
静まりかえった堤防には冷たい風の音しか聞こえない。

ドンコでも27cmならキープでしょ。

暇だぁ〜。18時過ぎてもあたりが無い。早めに飯だ。パンを囓りながら体を揺らす。寒いのだ。
ズボンの左右のポケットには使い捨てカイロが活躍中。かじかんだ手を暖めながらの戦い。
その後追加できたのはやはりミニメバルが2尾。忘れた頃に釣れるペースでした。

19:40。涙がちょちょ切れそうになった頃、かわいそうに思ったのか良型のメバルが釣れてくれました。
小潮だけど18時半頃が満潮だったから下げに入って時合いの到来かな?
と勝手に解釈して追加を狙ったのですがシーンとした海から魚の便りはないままでした。

トリックサビキの下にメバル仕掛けを連結してコマセで寄せてバッチリ。
とかイメージトレーニングは完璧でしたが活性が低いと何やっても駄目に思えてきます。
活きの悪いアオイソメも30分くらいで冷たくなってるし。
すっかりやる気がなくなり21時頃まで頑張る気力が無くなりました。
なので20時で終了です。

この釣行が今年最後かも知れません。
今年は良いこともあったし、こんなもんかなぁと思いつつ海に感謝しその場を去りました。
最後に釣れてくれたメバル(18cm)。ありがとね!



釣果 メバル×4(約14cm×3、18cm×1)、ドンコ×1(27cm) 
         
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