「な、な、なにやってるんだお前らはーーーっ!?」




「やぁ、浩之。今起きたのかい?」



女、女、女。

俺の居間は女に埋もれていた。それもとびきりの美女ばかり。

バニーガール、看護婦、メイド、スーツ、水着・・・いろいろあるな・・・。

って違うだろ!!何で俺の居間にこんなに美女がいるんだ!!!

驚いて見ているとその中に男1人―――雅史がさわやかな笑顔でソファーに座っていた。

横にはバスガイドとスチュワーデスの美女が座って雅史に何か飲み物を勧めている。

多分、酒だろうな・・・って、待て!!!雅史!?

何で雅史がここにいるんだ!?それも美女に囲まれて・・・。

うっ羨ま・・・い、いや何でもない。



「ま、雅史、どうしたんだ。この人たちは?」


「あぁ何故かよく分からないんだよ。毎日こんな感じで・・・正直困ってるんだよ」



雅史は勧められた飲み物を笑顔で断りながら少しも困った顔をせずに答える。

・・・このヤロウ。

この時、心の中から怒り以外の黒い感情が浮き上がったのは言うまではない。



「まぁ浩之。いつまでも立ってないでここに座りなよ」



美女が手招きしながらソファーに座ることを誘・・・す、勧めてくる。

雅史、ありがとう!!

俺も美女と一緒に・・・ムフフ・・・。

そうは思ったのだがいざとなると・・・すこし緊張してくる。



「あ、あぁ・・・」



緊張しながら俺は美女達が待つソファーに腰を降ろした。

何かいい匂いがする・・・。

すると後ろから看護婦の美女が俺の首に腕を絡めてきた。

そして耳に息を・・・あ、あぁ〜〜!!耳は、耳は止めれ〜〜〜!!!



「浩之ちゃん・・・?」



殺気!?

あかりを見ると周りが異様に黒く見えた。

握り拳を作りながら微かに震えているあかり。

心なしか部屋の温度が下がっているような気がする・・・。

あかりさん?もしかして切れてらっしゃる?

身の危険を感じた俺は、



「あ、いや・・・。ゴホン」



わざとらしく咳払いをしながら首に絡んでいる美女の手を紳士的にほどこうとした。

すると美女は名残惜しそうに俺の首をなぞるように腕をほどく。

おおぅ!!体中に電気みたいなモノが走る。

う・・・部屋が前よりも寒いような気がする。



「ごめん・・・」



俺は両手を重ねてあかりに謝る。

内心は舌打ちをしていたのは言うまでもない。



「もう!!」



少し拗ねながらもあかりは俺の横に座る。

再度、美女が首に腕を絡めてくるがあかりがそれを手で払う。

俺の背後で小さな闘いが始まったようだ。

そんな事は放っておき俺は雅史に問い詰める。



「雅史・・・、何があった?」



すると雅史は――――



              <次の方お願いします>



皆さん、初めまして。 初めて投稿するRonroと申します。 ノリで書いてしまいました。 それでは次の方よろしくお願いしま〜す。 以上、Ronroでした(短か!!)。





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