休み時間

俺はのどが渇いたためジュースを買いに一人廊下を歩いている
珍しく周りに妻たちがいないが別になにかあったわけじゃない
ただ、さっきの授業でみんなふにゃふにゃでマトモに歩けないからだ
ふっ、まだまだだなみんな
と一人優越感にひたっていると

「よう、浩之!」

後ろから聞きなれた男の声がした

「この声は・・・」

俺は立ち止まって声のしたほうへふりむいた

「珍しいな、一人なんて」

「それはお前もだろう祐一」

同じ学び舎の友である相沢祐一が片手を上げながら歩いてきた
祐一も珍しく一人だ

祐一 「まぁそうだが・・・一人でどうしたんだ?」

浩之 「ああ、のどが渇いたんでジュースでも買いにいこうと思ってな」

ちなみにこの学園は校舎内にも自販機が設置されている

祐一 「おっ、奇遇だな。俺もなんか買いに行くところだったんだ。いっしょにいこうぜ」

浩之 「あぁ」

祐一が追いついたので俺たちは自販機へ向けて歩き出す

祐一 「しかしホントに珍しいな浩之だけなんて」

歩きながら祐一がまた俺に聞いてくる

浩之 「そうかぁ?」

俺はそんな四六時中あいつらと一緒にいるだろうか?
・・・・・・・いるな、考えるまでもなかった

祐一 「なんだ自覚してないのか?それにお前のトコは人数が多いから浩之だけだと目立つんだよ」

浩之 「そんなもんかねぇ・・・ってお前のところも変わらないだろーが!」

祐一は うにゅうにゅねてる子や、うぐうぐ言ってる子を常に装備している

そのこ達がいないのだからこいつこそ目立つのではないだろうか?

まぁ今廊下には俺と祐一しかいないけど

祐一 「まぁまぁそれより早く行こうぜ、休み時間が終わっちまう」

浩之 「・・・そうだな」

ツッコミをさらりとかわして早歩きになる祐一

たっぱりなにかこいつには近いモノを感じる・・・

そう思いながら俺も足を速めた








浩之 「なぁ祐一」

ふと俺は歩きながらあることを思い出した

祐一 「なんだ?浩之」

浩之 「この前ジュースを買いに行ったとき『じゃ・む〜 おれんぢ』っていうジュースがあったんだけど・・・」

     ビクッ!!

祐一がハッキリわかるほど体を震わせた

頭にはでっかい汗をたらしている

浩之 「・・・あのジュースってもしかして・・・?」

俺は解っていながらも尋ねる

自分の考えが違っていることを期待して・・・

祐一 「・・・秋子さんが新作のジュースを作ったって言ってたからたぶん・・・」

祐一はそう言ってためいきをついた

顔がいくらか青ざめているがたぶん俺もだろう

浩之 「・・・・・・・・・・炭酸入りもあったんだが・・・」

喉の奥からしぼりだすように話す俺

祐一 「・・・やめろ・・・」

ますます青ざめる祐一

祐一は仲間内で

アレを食った回数多い奴ベスト5

にはいるのだからアレの恐ろしさは身にしみているのだろう・・・

浩之 「・・・・・さらにホットもあったんだが・・・・」

さらに追い討ちをかける俺

怖いもの見たさとゆうのもある

祐一 「・・・・・・・・・・」

祐一は黙ってしまったが俺の口は動き続ける

汗が顔にびっしりと浮き上がっている

浩之 「ちなみに謎100%って表記されて・・・・」

祐一 「やめてくれぇぇぇぇぇぇぇ!!」

俺の言葉を遮った祐一の高らかな声は廊下に響き渡るのだった・・・












なかがき?

どうも初めてお目にかかります辰流(たつる)と名乗ろうとしているいるものです
Hiroさま方が書かれているSSを読み、おもしろそうだなと思い自分もSS書いてみようなどと思った無謀な者です(笑)
今回初めてSSなるものを書いているのですが、その際了承学園の設定を使わせていただきました。
とは言うもののまだ書きたいことにたどりついてません。
ホントは浩之と祐一とタバコを吸う柳川との会話(謎ですね)とその後の暴走が書きたかったのですが・・・
そこにいくまえに妙に長い文章を書いてしまいました(汗)
改めてみなさまの文章をまとめる力をすごい、と思い
同時にさすが赤点ギリギリな自分の国語能力を思い知りました。
いろいろ学ぶところがありますね

「せりふ」のまえに名前をつけるべきか

一人称でやるのか

句読点

字をでかくする方法

頭で考えるのと書くのは大違い

などなど


長ったらしい文になってしまいましたが
奇妙な感想とでも思ってください(笑)
これからも応援していますので
がんばってください

それでわ                    辰流



 ☆ コメント ☆ 綾香 :「……………………」(^ ^; セリオ:「……………………」(;^_^A 綾香 :「……………………」(^ ^; セリオ:「……………………」(;^_^A 綾香 :「何というか……とっても美味しそうな飲み物よねぇ」(^ ^; セリオ:「あ、あはは」(;^_^A 綾香 :「しかも炭酸入りやホットまで」(^ ^; セリオ:「バリエーション豊富ですねぇ」(;^_^A 綾香 :「どう、セリオ? 一回試してみない?」 セリオ:「絶対にお断りします。      そう言う綾香さんこそどうです?」(−o−) 綾香 :「あたしは……無理なのよ」( ¨) セリオ:「何故です?」 綾香 :「来栖川家の家訓にあるのよ。      『じゃ・む〜 おれんぢ』だけは飲んではいけないって。      ええ、それはもう代々と受け継がれてきた家訓が」( ¨) セリオ:「……………………」(−−; 綾香 :「残念だわぁ〜」( ¨) セリオ:「どんな一族ですか、来栖川家って……」(−−;  



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