連載小説 私立了承学園 第壱話 彼らに何が起こったのか? ギャグです。 しかも,たさいシリーズに出てくる方々がずらりと出てきます。 こいつは危険だぜ。と思った方はお戻り下さい。 では,はじまりはじまり―。 ___________________________________ 浩之編 俺はいつも通りに学校に登校した。 妻達を連れての楽しい登校だ。 しかし・・・・・・・・・・・・・・ 学校に着いたとたんに俺は絶句した・・・・・・・ 俺だけじゃあない。皆も絶句している。 校門は8:20だと言うのに閉まっており,そこにかけられているプレートにはこう書かれていた・・・・ 『廃校』 そして,何もないまっ平な土地・・・・・ 「なんじゃそりゃああああああああああ!!」 俺は絶叫した。 「嘘ぉ・・・・」(あかり) 「なんやねん・・・」(智子) 「どう言う事なんでしょう・・・・」(琴音) 「学校が・・・・無い・・・」(葵) 「昨日まであったと思うんですけどぉ・・・」(マルチ) 「はい,昨日の内に壊した跡がありますね」(セリオ) 「・・・・・(変です・・・)」(芹香) 「これ,昨日の内に壊したって言うの?」(綾香) 「アンビリーバブルネ・・・・」(レミィ) 「嘘ォ・・・・」(理緒) 暫らく立ち尽くしていると、誠達がやってくる。 「どうした,浩之? 早く学校・・・おわあ!! 学校が無い!!」 「ほんとだあ・・・・」(あかね) 「どうして?」(さくら) 誠達も思わず立ち尽くす。 次に志保と雅史と田沢さんがやってきた。 「ヤッホー,浩之ぃ!! どうしたの?」 「これを見りゃ,分かるだろ 」 「え――!! 学校がなー――い!!」 「浩之・・・・これ・・・・」 「浩之さん・・・この封筒は何でしょう?」 雅史と田沢さんが何かを見つけたようだ。 受け取るとそこにはこう書かれた封筒があった・・・・・ 『私立了承学園に通学変更について    水瀬 秋子』 「秋子さんかあ・・・・・あの人なら、納得いくなあ・・・・・」 誠がポツリと呟く。 それに呼応して、あかねちゃんとさくらちゃんもうんうんと頷いている。 ガサガサガサ とりあえず,内容を見ると・・・・・・・ 「ここから,近いな・・・・・・行って見るか・・・」 全員が賛同したのを見ると俺達は了承学園に向かった。 そこでは思わぬ再会が待っている事も知らずに・・・・・・ 耕一編 「お兄ちゃ――ん!!」 「耕一さー―ん!!」 ドタドタ ん?あの声は楓ちゃんと初音ちゃんだなあ・・・・ バタン!! 襖が開くと二人が掴みかからんばかりの勢いで俺に迫ってくる。 「どうしたの? 随分と慌ててるね?」 「ちょっとついて来て!!」 「大変なんです」 「耕一―――!!」 今度は梓もやってくる。 「どうしたんだ。梓?」 「鶴来屋が東京に移動したらしいんだよ―――!!」 は? 俺は思考回路が停止した・・・・・・ 「なんだってええええええ!!」 俺は絶叫した。 「お兄ちゃん。それでね・・・・・こう言う手紙も来てるの・・・」 「私達は見てませんが・・・・」 「耕一さー―ん」 今度は千鶴さんがやってくる。 「千鶴さん,この人は知り合い?」 俺は手紙の差し出し人の名前を見せる。 「・・・・まさか,本当にするなんて・・・・・」 「どういう事?」 俺は千鶴さんに事情を聞いた。 千鶴さんが言うには秋子さんと言う人は知り合らしく,東京に学園を建てたと言う事だ・・・・ で,千鶴さんにも来てほしいから鶴来屋を移動させると言ってたらしい・・・・ まさか,本当になるとは思わなかったらしい。 「どうしましょう?」 どうやら,判断は俺に託されたらしい・・・・ 手紙によると,全員の泊まる寮があり,大学もあるらしい。 これは行ってみても良いかもしれない・・・・・ 「行って見るか? 浩之達に会えるかもしれないし・・・」 「「「「はい!!」」」」 皆が返事する 俺はこの時の冗談が現実になるとは・・・夢にも思わなかった・・・・・ 祐介編 「祐くー――ん!!」 「祐介ちゃん・・・」 「沙織ちゃん,瑠璃子さん・・・・どうしたの?」 「これを見て!!」 僕は沙織ちゃんの手にある手紙を見た。 『学校廃校のお知らせならびに新しい学校への登校のお知らせ』 え? 「何・・・これ・・・」 僕は思わず、手紙を落としてしまった・・・・ 「了承学園だって・・・・」 「大変な事になったね・・・・・・」 僕は気持ちを切り替えて,手紙を拾い、新しい学校の場所を見た。 「寮が用意されてるのかあ,ん?」 「どうしたの? 祐くん」 「水瀬 秋子? どこかで聞いた事があるような・・・・」 「私は聞いた事が無いなあ・・・」 「私もだよ」 うーん・・・・記憶にはあるんだけどなあ・・・・・ まあ,それはさておき,行って見ようかなあ・・・・ 「沙織ちゃん,瑠璃子さん,行ってみようよ。浩之達に会えるかもしれないし・・・」 「うん,祐くんが行きたいなら,良いよ」 「そうだね,行ってみよう。祐介ちゃん」 このとき,冗談で行った事が本当になるなんて・・・思わなかった・・・・ 和樹編 「・・・・・・・・」 俺・・・千堂 和樹は大学の前で沈黙している・・・・ 原因は掲示板に書いてあることである。 そこにはこう書かれている。 『千堂家の転校について』 「・・・・・了承学園? 変な名前ねえ・・・・」(瑞希) 「どこなんでしょう?」(彩) 「近いですぅ」(千紗) 「にゃはははは,面白いじゃなーい」(玲子) 「どう言う事や?」(由宇) 「ふにゅーん・・・・」(詠美) 「嘘ぉ・・・・」(郁美) 「・・・なんか,変ですねえ・・」(あさひ) 「あらあら。こうなっちゃったんですかあ」(南) 妻達も驚いて・・・・・なんか違和感が・・・・・・ 「あの・・・南さん・・・何か,知ってるんですか?」 「はい―」 ・・・・・・・・・・中略 南さんが言うには秋子さんという知り合いが開いた一夫多妻の学生の為の学校らしい。 南さんの知り合いなら大丈夫だろうという事で,皆は行く事に賛成した。 思わぬ再会が待ってることも知らずに・・・・ 祐一編 今日も普通に妻達と登校しようとしていた。 俺は一番に玄関を出た。 いつもの風景が飛びこんで・・・・・・・・ 来なかった・・・・・・・・ 「ここはどこだぁあああ!!」 俺は,思わず、絶叫していた。 そこはいつもの冬景色では無く・・・・・・ 学校の寮らしき所だった。 俺の絶叫を聞いて,妻達が慌てて出てくる。 「どうしたの,祐一・・・ここどこ?」(名雪) 「わあ,雪がないよ!!」(あゆ) 「これはどういう事なんでしょう?」(栞) 「これって・・・・・」(香里) 「あぅー,ここどこぉ?」(真琴) 「あははは―,舞―,雪がないよ―」(佐祐理) 「はちみつくまさん」(舞) 「ここは東京でしょうか?」(美汐) そういや,ここの寮は・・・・・「東京私立 了承学園寮』 ・・・・・・あの人か・・・・・・・・ 「秋子さん!!」 バタン!! 俺は神速のスピードでリビングに戻る。 「どうしました・・・学校はそこですよ」 「は?」 「実はですね・・・・」 省略 秋子さんが学校を作ったので,そこに来たと言うのだ。 しかし・・家ごと移動しなくても・・・・・ しかし,秋子さんには逆らえそうないので,俺は皆に事情を話し,がっこうに入るのだった・・・・・ そこで,懐かしい顔に会うとは思わずに・・・・・・ 第弐話に続く・・・・・ ___________________________________ いやはや,何やら凄い事になってきました・・・第壱話から・・・・・ 前から書きたいネタだったので書きました。 どこかで同じ事をしてる人は居ないかな・・・・・ちょっと,ドキドキ。 第壱話なのでラブラブは少なめに・・・・・ 第弐話からラブラブが多くなる予定です。 次回は再会編。 久しぶりに顔を会わせる主人公達。 そして,担任は誰なのか!! 他に生徒は居るのか!! 授業はなんなのか!! 秋子さんの野望とは!! 秋子さんの必殺の謎ジャムは出るのか!! 次回「鳴動編」(嘘です)を括目して,待て!!
 …………す、凄いですぅ(@◇@)  まさにオールスターですね。  …………オールスター?  あれ? 誰か足りない気が……?  ああっ!! 『WHITE ALBUM』のキャラがいないΣ( ̄□ ̄  冬弥が由綺が理奈が……。  う〜ん、第弐話以降に出てくることを期待しましょう(^ ^;     kawamenさん、ありがとうございました。これからの展開を楽しみにしてますね\(>w<)/  



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