連載小説 私立了承学園 第弐話 再会 いやはや,思ったより人気が出たようなので,調子に乗って,第弐話です。 今回は再会編。 STEVEN様から頂いた設定も利用しております。 STEVEN様,ありがとうございます。 WHITE ALBUMの人達も出てきます。 作者も展開が読めなくなりそうな第弐話。 どうぞ,お楽しみ下さい。 ___________________________________ 浩之「ふぅ―,着いたなあ」 浩之はそう呟く。 了承学園が広い事はどうでも良いらしい。 浩之「ほう,なかなかの物だな」 あかり「凄いね―」 綾香「そうね」 芹香「・・・・・(コクコク)」 葵「なかなか,広いですねえ」 レミィ「ソウネ」 智子「誠の言うた通りやな。凄い人やな,秋子はん言う人は」 琴音「そうですねえ」 理緒「凄いねえ」 マルチ「はわわ,凄いですう」 セリオ「そうですね。半径は1000kmはありますね」 志保「へ―」 雅史「それは凄いね」 圭子「そうですね」 そう!! ここに来る途中,浩之達は誠の説明を受けていたのだ。 故に驚いてない。 誠「しかし,見ろよ。俺達以外はまだ誰もいないぜ」 さくら「そう言われてみれば・・・・・」 あかね「そうだねえ」 ??「おーい!! 浩之ぃ!!」 浩之「ん? ・・おお!! 耕一さんじゃあないですか!! あの時以来ですね」 耕一「ああ・・・ん? そこにいるのは誠じゃあないか!!」 誠「あ,耕一さん。お久しぶりです」 耕一「皆,元気そうで何よりだ」 楓「お久しぶりです。皆さん」 梓「よぉ!! 久しぶり」 初音「久しぶりです。(ペコリ)」 千鶴「お久しぶりです」 浩之「相変わらず,仲が良いですねえ。耕一さん」 耕一「浩之達こそ」 そう言われて,顔を真っ赤にする柏木家と藤田家の妻達。 誠「耕一さん,なんでここにいるんです?」 耕一「水瀬 秋子って知ってるか・・・・・」 浩之「ええ」 誠「はい」 中略 何でも,鶴来屋が秋子さんによって移動させられたらしいことが判明。 こちらも,ここにいる事情を話した。 誠「秋子さん・・・・・・・」 浩之「頭が痛ぇ・・・・・」 耕一「浩之達も同じか・・・・・」 浩之「こうなれば,開き直りましょう・・・・」 誠「・・・・そうだな・・・・」 耕一「それしかないか・・・・・」 暫らく,耕一達と話ながら,校舎の方へ行くと,また,見知った声が聞こえる。 ??「あれ? 浩之さん,耕一さん,誠くん」 浩之「お,祐介じゃねえか。久しぶりだな」 耕一「この前の戦い以来だね」 誠「おっ,祐介」 祐介「皆さんも変わりないようで,ホッとしました」 沙織「ヤッホー,あかねちゃ―ん」 あかね「沙織さん。お久しぶり―」 瑠璃子「さくらちゃん・・・元気?」 さくら「はい」 微笑ましい光景である。 浩之「・・・・祐介・・・・・もしかして,ここに来たのは水瀬 秋子さんと言う人が関係してないか?」 祐介「え? じゃあ,浩之さん達もですか?」 浩之「ああ,実はな・・・・・」 中略 浩之「・・・・・秋子さんと言う人は何を考えてるんだ・・・・・」 耕一「・・・日本政府も黙らせれるのか・・・・」 祐介「まさかあ・・・・」 誠「・・・・可能だと思います・・・」 シーーーーーーーン 浩之「ま,まあ,開き直るか・・・・」 祐介・耕一・誠「「「ああ・・・・」」」 祐介達を加えた浩之達は雑談や思いで話をしながら暫らく歩く。 すると,今度は誠に声がかかる。 ??「おーい、誠じゃあないかあ!!」 誠「お,和樹じゃん」 和樹「久しぶりだなあ」 瑞希「誠くんも,さくらちゃんもあかねちゃんも元気そうね」 由宇「三人とも相変わらず、仲がええなあ」 詠美「やほー」 彩「お久しぶりです」 あさひ「お久しぶりです」 郁美「あかねちゃ―ん,さくらちゃ―ん,久しぶりだね」 千紗「にゃああ,お久しぶりですぅ」 南「あら,お久しぶりね,3人とも」 浩之「あ? 和樹じゃねえか。この前(L・F2000)以来じゃねえか!!」 和樹「お,浩之じゃないか。今度,新刊を出すからよ.コミパに来いよ」 耕一「相変わらず,同人活動漬けだなあ」 和樹「お,耕一さんもいたのか・・・と言う事は祐介もいるのか?」 祐介「お久しぶりです」 和樹「おう!! あの時は助かったぜ」 浩之「なあ,コミパはここの寮からじゃあ,遠いだろう」 和樹「それがなあ・・・・・水瀬 秋子と言う人からからコミパ本部にFAXが来て,今年からはここの体育館でするんだとさ」 誠「やっぱり,和樹も水瀬 秋子と言う人が関係してるのか?」 和樹「もって,誠達もか?」 誠「ああ,実はな・・・・・」 中略 和樹「スゲエなあ,その秋子って人・・・・」 浩之「・・・この調子だと,知り合いはまだ居そうだな・・・・」 耕一「・・・そうだな・・・・」 祐介「あ,あはははは・・(大汗)」 誠「秋子さん・・・・・・・何を考えてるんだろう・・・・」 浩之「もう,驚く事は無い・・・・よなあ・・・・」 浩之の言葉に頷く事しか出来ない4人であった。 今度もまた誠の知り合いが声をかけて来た ??「よお,誠」 誠「祐一じゃん!! 久しぶりだなあ」 名雪「誠君,さくらちゃん,あかねちゃん。お久しぶりだぉー」 あゆ「久しぶりだね」 香里「相変わらず,元気そうね」 栞「お久しぶりです」 舞「久しぶり・・・・」 佐祐理「あははは―,お久しぶりですー」 真琴「久しぶりだよ,元気?」 美汐「お久しぶりです・・・」 浩之「誰だ?」 耕一「知り合いかい?」 祐介「へえ,誠君の個人的な知り合いは初めてみるなあ」 和樹「そういや,そうだなあ」 祐一「ん? あんた。エクストリームの今年の優勝候補の藤田 浩之さん,それに『ブラザー2』の千堂 和樹さんじゃあない?」 浩之「あ? 有名なのか,俺?」 和樹「ああ,去年,コミパに来てたな。あゆと名雪って子と」 祐一「へえ,誠の知り合いだったのかあ」 誠「ああ,紹介するよ。こいつは相沢 祐一。噂の水瀬 秋子さんの所の居候だ」 祐一「ちなみにこいつが娘の名雪だ。」 祐一は猫をつまむように名雪を引っ張ってくる。 名雪「祐一!! 私は猫じゃないぉー」 祐一「何!! そうだったのか!!」 名雪「うー,祐一。嫌い」 誠「まあ,こんな奴だ」 耕一「成る程,浩之君に似てるね」 祐介「あ,耕一さんもそう思いました?」 和樹「鏡を見てるみたいだな」 浩之&祐一「「こいつとどこが似てるって?」」 他の一同『ぷっ!! あははははははははははは!!』 見事なほど息がぴったりな二人に一同は爆笑した。 こうして,祐一達を加えた面々はお互いがどうしてここに居るかなどを話ながら校舎に向かう。 暫らくすると・・・・ 志保「あー――!! あれって,森川 由綺じゃない!!」 名雪「わ!! 緒方 理奈もいるぉー」 祐一「マジだ・・・・」 皆が騒ぎ出す。 ??「誠じゃないか!!」 由綺の隣に居た青年が誠に話しかける。 由綺「あ,本当だ。誠君。それに,さくらちゃんにあかねちゃんも。久しぶりだね」 誠「冬弥にいさん,それに由綺姉じゃあないか!!」 さくら「冬弥さん,由綺さん。お久しぶりです」 あかね「冬弥お兄ちゃん,由綺お姉ちゃん。久しぶり!!」 理奈「あら,本当に誠達じゃない。あら,あかりさん達もご無沙汰してます」 マナ「あれ? 本当だあ,誠,あかね,さくら。おひさ―」 美咲「久しぶりです」 はるか「久しぶり・・・・」 弥生「お久しぶりです」 誠が全員を紹介すると,話題は誠達のことになった。 浩之「へ―,誠の親戚だったのか―」 冬弥「ああ,誠たちとは良く,遊んでたんだがね・・・」 由綺「引越ししちゃったんだよね。私達が」 耕一「そんな事があったのかあ」 祐介「でも,最近も会ったんじゃあ?」 和樹「ああ,そんな風に見えたな」 冬弥「ああ,この前,誠たちがTV局に見学に来た時に再会したんだ」 由綺「1ヶ月前の事だけどね」 誠「でも,なんで冬弥にいさんと由綺姉がここに?」 冬弥「ああ,実はな・・・・・」 中略 冬弥が事情を話し,浩之達も事情を話す。 冬弥達もやはり秋子さんが原因らしい。 緒方プロダクションから,緒方 英二がクビにされ,「水瀬プロダクション」になったと言う事だ。 冬弥「じゃあ,皆も,秋子さんと言う人に?」 浩之「おい,誠,祐一・・・・何者なんだ,秋子さんと言う人は・・・」 祐一「・・・・・ここまでとは・・・・」 誠「何でも『了承』で片付ける人とは思っていたけど・・・」 耕一「・・・・・もしかして・・・一夫多妻制を国会に提案させたのもあの人じゃあ・・・」 祐介「まさかあ・・・・・・」 この瞬間。浩之達とその妻達の脳裏に走った言葉は・・・・・ 『秋子さんなら出来そう・・・・・』 それを考えながら,校舎に入っていった。 一方,理事長室では・・・・・・ 秋子「あらあら,皆さんは早くも仲良しさんねえ」 と,ずれた言葉が展開されていた・・・・・・・・・ 第弐話 再会 完 ___________________________________ はー,大人気だな・・・・・・・この話・・・・・ 第一話が掲載された瞬間から感想の嵐。 嬉しいですねえ。 第参話は担任紹介&クラス編成編 浩之達は担任を見て驚愕する!! 浩之「なんで,お前がここに居る!!」 ??『いや・・・・それが・・・』 果たして,その担任とは!! そして,発表されるクラス編成!! 耕一「な!!何ぃいいいい!!」 浩之「なんじゃこりゃああああ!!」 祐介「・・・嘘でしょぉおおおお!!」 和樹「なんだ・・・このクラス名わああああ!!」 祐一「・・・・・・秋子さん・・・・何を考えてるんです・・・・・」 浩之達の絶叫の訳は!! 次回『胎動編」(また,嘘です)でファイナルフュージョン!!承認!! 秋子「まあ。皆,喜んでくれて嬉しいわ」 これが勝利の鍵だ!!
 ……………………絶句(@−@)  す、凄い。  第壱話も凄かったけど、さらに輪をかけて凄いです。  >半径は1000kmはありますね  既に、学園の敷地面積ではないですね(^ ^;        >浩之&祐一「「こいつとどこが似てるって?」」  似てると思う。いろいろなところが(笑  >緒方プロダクションから,緒方 英二がクビにされ,「水瀬プロダクション」になったと言う事だ。  おいおい(^ ^;    >一夫多妻制を国会に提案させたのもあの人じゃあ  なんとっ!? Σ( ̄□ ̄  ……いや……でも……まさかなぁ。  だけど、秋子さんだったら…………うむむむ(−−;  ますます凄くなる予感の『了承学園』!!  第参話にも大・大・大期待ですっ!!  kawamenさん、ありがとうございました\(>w<)/    



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