了承学園4日目 5時限目(番外編) 「ほう、この部屋、もう修繕されたのか?」 壊した本人のくせに、いけしゃあしゃあとそんなことを言いながら保健室に入って きた柳川に瞬間的な殺意を覚えながら、メイフェアは今朝方の騒動の始末書から顔を 上げて…僅かに目をみはった。 「…柳川様?」 側でお茶汲みをしていたマインが、常より僅かに小さな声で呟く。 ぽたり。 真新しいリノリウムの床に、柳川の右手から滴り落ちた赤い雫が染みを作る。ズタ ズタに裂け、あちこち焼き焦げのある衣服の上半身もまた、赤くそまっていた。 ぱっと見で、柳川の右手は完全に動かないようだった。だが、やや顔を青ざめさせ た以外、まるで変らない顔のまま、柳川は平然と口を開いた。 「すまんが、治療を頼む。…ま、とりあえず止血だけしとけばいいだろう」 「柳川様、一体ドウナサッタノデスカ!?」 「騒ぐな、マイン」 やかましそうに顔を顰めて、駆け寄ってきたマインにどちらかというと冷たく柳川 は顎で部屋の隅のモップをしゃくった。 「…お前、ちょっとその辺の掃除してこい。少し、廊下に血痕をつけてしまったから な」 「…柳川様…」 「マイン、お願い。…大丈夫よ、こんな怪我、ちょちょいと治しちゃうから」 メイフェアにもそう言われて、マインは一瞬戸惑ったように二人の顔を見比べた が、本来命令に従順なマインは言われたとおりにモップ持って出ていった。 「さて、と。…とりあえず、傷口をみせてもらうわよ。そこ座って」 メイフェアは丸椅子に柳川を座らせると、ハサミを手にとった。衣服を切り、傷口 を露にする。 「…まったく。よく生きていられるわねー、さすが鬼人」 右肩甲骨を割り、肺にまで達している傷口を見て、しかしメイフェアはほとんど動 揺を見せなかった。半分右手は千切れかけている。既に再生は始まり新しい肉芽が盛 り上がってきてはいるが…並みの人間なら、普通死んでいる。 「しっかし…一体何があったっていうのよ?柳川センセがここまでやられるなんて、 何を相手にしたの?」 誰、ではなく何、という自分の言葉に苦笑しかけて、メイフェアはそれを収めた。 「…柳川センセ?ちょっと、裕也!?」 「…ああ。すまん、ちょっと、意識飛んでたみたいだな…」 まるで力のないその囁きに、メイフェアは完全に真面目な顔になると手早くポー ションや触媒を棚から取り出し治療を始める。 「…ちょっと、あたしの目の前で死ぬんじゃないわよ!」 「…このくらいで死ぬものかよ。前に耕一とやりあった時は、体中の骨を砕かれて内 臓も破裂したが、それでも俺は死ねなかったからな」 「…あんたらね…まったくエルクゥってのは…とりあえず、黙っときなさい」 手を休めないまま、メイフェアは柳川の身体にペタペタと薬を塗り、治癒の魔力が 篭った呪符を貼り付けていく。 ****** マインは雑巾を無言で絞った。それを片手に廊下の床にしゃがみこむと、血痕を見 つけてはそれを拭き取っていく。 血痕の後は、かなり長く続いていた。それを辿っていけば柳川の怪我の程度が知れ た。 血の跡は蛇行し、時に休息のために足を止めた所では大きな血溜りを作ってい る。…先程の柳川は、口調も足取りもしっかりしていた。 だが、この様子を見ればそれが芝居だったことはすぐわかった。 最も大きな血溜り――つまり、シュインて転移してきた場所までやってきて、マイ ンは僅かに目を見開いた。 「……!!」 壁に、大きな手の痕がついていた。一旦ついた手形は、下に向かって擦れ、ずれて いる。 かきむしった痕もあった。 「…………」 しばらく無言で立ち尽くしていたマインは、やがて、のろのろと動き出した。 踵を返して。 ****** 「…魔法というのは大したものだな」 きれいに再生した右肩を撫でて、少しだけ感心したように呟く柳川に冷たくメイ フェアは言い捨てた。 「応急的に傷口を塞いだだけよ。筋や神経には一切手をつけてないわ。ま、あなたの 回復力なら次の授業までにはまあまあ治ってるでしょうけど」 ふう、と溜息をついてメイフェアは自分の机の上に腰を下ろした。その行儀の悪い 格好のまま、表情の選択に困り果てて呟く。 「しっかし…ウチの理事長も次から次へと色々やってくれるわねぇ」 「まあ、な。…しかし、冬弥の奴なんでそう俺を目の敵にするかな?」 「…あんた…本気で言ってるわね?」 ジト目で睨むメイフェアに、柳川は左だけ肩を竦めた。 「少なくとも、俺は殊更に冬弥の奴に悪意なんざ持ってはいないぞ。…ま、色々下心 はあったが」 「それがいかんつーの!」 「…しかしな。森川由綺のコンサートチケットを融通してくれなんて、ちょっと気恥 ずかしいじゃないか」 しげしげと、メイフェアは柳川の顔を覗きこんだ。 「…あの…ひょっとして…それ、本当?」 「…貴之、緒方英二の曲は好きだからな。まあ、正直アイドル系のチャラチャラした 歌は好かんが…俺も、由綺と理奈の曲は、結構気に入ってるから」 「あの…それじゃ、一部で噂されてた、あなたの冬弥君への邪な情念という奴は… ?」 「…俺は貴之一筋だ!…男ではな」 憮然として柳川は言い捨てた。まあ、あまり胸を張って言われても困る類の発言で はあるが。 「しかしあんた気恥ずかしいって…裸エプロンする方がよっぽど恥ずかしいと思うん だけど…」 そのメイフェアの苦悩の呟きは小さすぎて、まだ本調子ではない柳川の耳には届か なかった。 「…ま、結果的に冬弥君に精神的に深い苦悩を与えたことは反省してくださいよ?柳 川センセ」 「…ふん。あれくらいでうじうじ落ち込む方が悪い」 「自分を基準にモノを考えるなっ!反省が足りん反省がっ!」 喚くメイフェアを無視して、左手で耳を掻きながら柳川は眉をしかめた。 「しかしな。だからといって、問答無用で殴り掛かってくるか、普通?今回ケンカを 売ってきたのは冬弥の方だぞ」 「…あの子、自分の弱さを気にしてたから。何かあった時、自分の一番大切な人も守 れないことに、自己嫌悪に陥ってたからねー。 悪い傾向だとは、思うわよ。力を手に入れた途端に仕返しに出るなんて」 「借り物の力じゃないか。…下らん」 唾を吐きかけて…さすがに場所を考えて、柳川は止めた。 「…自分が無力なら、それを補うために努力する。借り物だろうがなんだろうが。 ま、それはいい。だが、どんな力も結局は使い様…使い手の問題だ。 …鬼の力など、そのいい例だ」 そっと、右肩を柳川は撫でた。 「柏木一族が、その鬼の血でどれだけの悲劇を生み出してきたと思う?」 上半身裸の柳川の身体には、注意深く見なければ気付かないが、細かな爪痕が至る 所に残っている。人間の理性と獣の本能のせめぎあいの中で、己の爪で掻きむしった 痕だ。 「鬼の力か。…ふん!何が鬼の力だ。 ああ、確かに俺達は地球上で最強の生命体さ。だがな…俺は、貴之を守る事も、救 うこともできなかったぞ? あの時…貴之は、クスリでボロボロになって、奴隷にされていた貴之は、俺の助け を待ってたんだ。…あいつは今でも、部屋の鍵を掛けない。鍵が掛かってたら、俺が 助けにこれないからって、な。 それなのに、あいつが一番助けを必要としていた時に、俺は貴之に応えてやれな かったんだぞ!?何が鬼だ!何が狩猟者だ!?」 左手の爪が、治ったばかりの肩に新たな爪痕を刻んでいく。 「…あの時俺に必要だったのは、役にも立たない鬼の力なんぞじゃなくて、そんな最 悪の事態に陥る前に貴之を救い出す…強い意志だった。 確かに、その時に鬼の力に目覚めていれば、俺は即座に積極的な行動を取っていた だろう。だがな、…貴之を何とかしてやれることくらい、ただの人間だった柳川裕也 にだって不可能な話じゃなかった。 それなのに、何よりもまず絶対に貴之を助け出す。その意志を持てずに、ただ惰性 に、流れにまかせて…その結果、貴之は壊されてしまった。 まず必要なのは意志の力なのさ。そして、それは…今も変らない」 無言で、メイフェアは柳川の右肩の傷にガーゼを当てた。メイフェアは柳川に迎合 しようとはしなかった。 ただ、言った。 「それは…人間・柳川裕也の悔恨かしら?それとも名も無い狩猟者の願望?」 「…両方さ」 言外に、内心を吐露しすぎた後悔を滲ませながら、柳川は素っ気無くぼやいた。 が、ふと気づく。 「マインの奴…遅いな?」 「あ…」 保健室の扉から顔だけ出したメイフェアは、そこに血で汚れた雑巾が投げ捨てられ ているのを見出した。 ****** 「冬弥君、さっきは格好良かったよ」 「ホントホント、もうこれであのヘンタイ教師に悩まされることは完全!にないわ ねー」 「…ああ」 晴々とした気分で、冬弥は由綺と理奈に頷いた。教室の後片付けも終わり、藤井家 の一同は冬弥を中心に思い思いの席について談笑の花を咲かせている。無論、話題は 先程の冬弥の勇姿だった。 コン、コン。 「…はい?どうぞ」 その控えめなノックに気づいたのは美咲だった。静かに教室の扉が開く。 「…ハジメマシテ。私、阿部貴之様付ヲ仰セツカッテオリマス、HM−12型メイド ロボ…マイン、ト申シマス」 普段の彼女を知る者がいたら、自分の名前を名乗るとき、僅かにいつもより強く声 を出したことに気づいただろう。 「まあ…礼儀正しいわね。とにかくお入りなさい」 メイド服を纏った小柄な少女を美咲は優しく招き入れた。一礼して入室してきたマ インは、そのまま静かに冬弥の側まで近寄ってきた。 「何か、用かい?」 穏やかな笑顔を浮かべて尋ねる冬弥を前に、しかしマインはしばらく沈黙を続けて いた。 「…あの…何か用があるんだろ?」 無言でこちらを見詰めるマインに、冬弥は内心気後れしていた。彼は、マインとも 貴之とも面識がある。昨日、肩をもんでもらい、また、色々と面倒なことに巻き込ん でくれた相手の一人でもある。 そして、貴之と柳川の関係も。 「スッキリナサイマシタカ?」 「は?」 唐突に投げかけられた言葉に、咄嗟に冬弥は混乱した。 「恨ミヲ晴ラセテ、良カッタデスカ?」 「お、おい…」 マインの言葉は、どこまでも無機的だった。 「柳川様ヲ、痛メツケテ、楽シカッタデスカ?満足シマシタカ?」 「…あ、あなた、何を言って」 由綺が掠れた声を上げた。しかしマインは全く動じず、ただ、自分の左手を見詰め た。 …壁に残った柳川の手形に、己の手を重ねてみた。その赤い手形に比べて、小さ な、小さな自分の手。まだ生乾きだった柳川の血が、指先についている。 乾いて、赤茶けた色が。 そして、マインは言った。 「…オモシロカッタ、デスカ?」 マインの声は、何も変らない。変えようがないから。 そのはずである。 そのはずなのに。 冬弥は、目の前の小さなメイドロボに何も言えなくなっていた。 「………………」 微かに…本当に微かに、マインが囁いた。うつむいて。 「………カ…」 静まり返った教室の中で、小さな呟きが響いた。 「……バ……カ…」 きっ、と顔を上げて、マインは…顔を歪ませた。 「バカ!」 唇をかみしめて、それから、もう一度口を開く。 「…バカ!バカ!バカ!バカ!バカ!」 激しく、叩き付けるように。そして。 「………ばか……」 泣くように。 そして、マインは乱暴に身を翻すと、教室から駆け出そうとした。 「あ…!?」 だが、扉に立っていた人間に抱き留められてしまう。 「柳川…様…」 マインには応えず、柳川は真っ青な顔をしている冬弥に厳しい視線を向けた。が、 そぐにその目からは力が抜ける。 「お前が、俺に仕返ししてそれでいい気になっているような、底の浅い男だったら、 この場で再戦を仕掛けるつもりだったが…全く救いがないわけでもなさそうだな」 「あ…」 一言、漏らしただけでまた言葉を詰まらせてしまう冬弥に、柳川は苦笑した。全 く、自分は柄にも無い事をやっているという自覚がある。復讐戦を挑むのが狩猟者・ 柳川というものだろう。 「…なんか…際限無いよな。こんな事。いがみ合って、やったらやり返して、またそ れにやり返して。結局、最終的にはどっちかがくたばるまで満足のいく決着なんてつ かないんじゃないのか?」 憎しみは更なる憎しみを生み出すだけだ。そんな恥ずかしい言葉が口から飛び出し そうになるのを、柳川は必死に堪えた。 その代りに、柳川は言った。 「…この辺で、終わりにしないか?ま、俺としては殺りあうのもいいかな、とは思う が」 自分にしがみついている、小柄な少女の頭を撫でる。 「お互い、しがらみって奴があるからな。なかなか死ねん。…いくぞ、マイン」 自分の言葉のクサさに死にそうになりながら、柳川はマインを抱きかかえたまま踵 を返す。と、そこで肩越しに振り向く。 少しためらってから、柳川は言った。 「…すまなかったな、冬弥」 そして扉は閉じられた。 「…冬弥くん…」「冬弥さん…」 柳川の視線から開放された途端、椅子にへたり込んでしまった冬弥に、妻達がおず おずと声をかける。だがその言葉も、届いてはいないようだった。 目の前にいる、愛しい人たちを守りたい。 その気持ちは尊いもののはずだ。 そして、そのための力を手に入れることは間違ってはいないはずだ。 それで誰かを傷つけることになってしまっても。 ただ、それを…楽しいとは思っていなかったか? おもしろいと、思ってはいなかったか? 手に入れた力に、酔ってはいなかったか? 「少し…一人で、考えさせてくれないか…?」 その冬弥の呟きに、先程までの晴々とした陽気さは消滅してしまっていた。 ****** 「…ま、これくらいはリップサービスというやつだな。年長者の側が、歩み寄りの扉 を開いてやらにゃ」 「…ソウ、デスカ?」 「…どうだかな。案外、本気で謝罪したのかもしれんな」 他人事のように言ってのける柳川に、マインはどう対応していいものやら困惑して いた。その困惑が解決できないまま、マインはずっと後悔していたことを言葉にし た。 「…私…壊レテシマッタヨウデス」 「何がだ?」 柳川の応えは、素っ気無い。 「…人間ノ方ニ、悪口ヲ、言ッテシマイマシタ…絶対ニ、許サレナイコトデス」 「そうだな。おまけにお前、仕事サボったろ。しかも勝手な行動をとりやがって…命 令違反に職務放棄、人間への反抗…三原則違反だな」 「…ヤハリ…私、壊レテシマッタンデスネ…」 壊れたロボット。欠陥品。それは、廃棄されるべき存在である。それは人間に危害 を与えるが故に。そうマインは思う。 「マイン」 前を向いたまま、柳川は囁いた。 「お前が余計なことしてくれたお陰で、俺は、冬弥を殺さずにすんだ。お前があんな こと言うから、俺はこんな気持ちになれたんだろうな」 「柳川様…」 「お前は…やさしいな」 「デ、デモ、私ハ…壊レテマス」 「けど、俺にはお似合いだ」 「……!」 マインは立ち止まった。柳川はそのまま数歩一人で進んで、振り返る。 しばらく、二人は無言で見詰め合った。 先にその沈黙を破ったのは、やはり柳川の方だった。 「なにやってる」 「………」 優しくはない。だが、穏やかに、柳川は言った。 「いくぞ、マイン」 「…はい。はい、柳川様」 口の端をわずかに上へ向ける程度ではあったが、微笑と呼べるものを顔に浮かべ て、マインはふたたび歩き出した。柳川を追って。 【後書き】 『うおぉーーー!!おれってかっこいー!!!』 ふざけるな。 全ては、この思いから始まりました。 「精神的に強いだけじゃ」「決着がすっきりしない」というなら、自分なりの解答を 出してください。それならまだ納得もいきますが。 >冬弥は力を、憎しみを、怒りを込めて柳川をぶった斬った。 なんだかんだ言っても、結局復讐したいだけですか?それで問題が解決すると? …藤井冬弥とは、そんな安っぽい男じゃない。 正直、今回の作品内での冬弥の立場は、私自身冬弥はこんな男じゃないと思ってま すので、非常に辛かったです。マインに罵倒されなきゃいけない奴じゃない、って ね。 柳川が由綺のチケット欲しいが故に冬弥に優しかった、というのは最初から考えて いた設定です。まあ、ホモっぽい誘惑と捉えられることを計算にいれて、その後に柳 川シリアスSSを投稿する予定だったのですがそこがリレーの難しさ、話の流れに よって即座にフォローできなくなりましたので、結局、滝月さんの一件が起ってし まったかな…そう思っています。 今回、とうとうマインは憎しみと怒りを覚えました。徐々に純粋無垢な存在ではな くなっていきます。でも、だからこそ、ね。 でも、結局機械の心あれこれについて、「キカイダー」からは逃れられないかなー ?
 ☆ コメント ☆ 綾香 :「強い力を持っててもねぇ。正しく使えなければ意味が無いという事よ」 セリオ:「そうですね」 綾香 :「冬弥さんは、今まで強い力とは無縁だったからねぇ。      力を手に入れて、浮かれる気持ちもさ……分かるのよ。      分かるけど……。      まあ、今回の件は冬弥さんにとって良い教訓になったでしょ」 セリオ:「冬弥さんには、同じ過ちを繰り返さないでほしいですね」 綾香 :「うん」 セリオ:「でも、冬弥さんでしたら大丈夫ですよ、絶対に」(^^) 綾香 :「……そうね。あたしもそう思うわ」(^^) セリオ:「ところで……?」 綾香 :「ん?」 セリオ:「あの……マインさんなんですけど……壊れちゃったのですか? 違いますよね?」 綾香 :「当然。そんなわけないでしょ」 セリオ:「本当ですか?」 綾香 :「もちろん。ただ……ちょっと成長しただけよ」(^^) セリオ:「『成長』ですか?」 綾香 :「そ。また少し、あなたたちに近付いたとも言えるわね」(^^) セリオ:「ホッ。良かったです」(^^) 綾香 :「もっとも……セリオは別の意味で壊れてるけど」(^〜^) セリオ:「へ?」(−−; 綾香 :「信じられないくらいにボケてるもんねぇ〜」(^〜^) セリオ:「ひ、ヒドイ。…………わたし、ボケてないもん」(;;) 綾香 :「…………まだ自覚してなかったのね」(−−;;; セリオ:「うう〜〜〜〜っ」(;;)



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