了承学園 〜蒼い刺客 下〜  サラは武器を鞘から払った。 「……剣じゃあ俺には勝てないぞ」 フィーユは剣を構えたまま呟く。 「ティリアとの旅で、こいつの威力は知ってるんだろ?」 そして剣を一振りする。淡い光がいっそう強くなる。 「オーラソードだ」 「知ってるよ……」 サラは無表情のまま答えた。 「ティリアが昔愛用していた、恐らく世界最強の剣。使用者の気を増幅する、な。 単純な破壊力だけなら、フィルスソードをも上回る魔剣だ。 でもな、オレが使うのは剣じゃないんだよ」 漆黒の刀身を地面に向ける。 「さあ、来な」 「言われなくともっ!」 言ってフィーユは一気に間合いを詰めようとする。 それを見てから、サラは剣の間合いのはるか遠くから無造作に得物を振るった。 「っ!」 瞬間、フィーユはとっさにバックステップしていた。           っおんっ! 何か、黒いモノが目の前を通りすぎていった。 「今のは……」 「こいつの斬撃」 こともなげにサラが言う。 「オレ達の世界の伝説に残る勇者が使った武器。一見ただの剣だけどな、鞭に近い構造なんだよ。 振ると刀身が異常にしなり、伸びる。しかも、剣並の威力があり、一瞬で元に戻るから鞭のような隙が ない」 そこまで言ってため息をつく。 「勝負はそれなりのリスクがないと面白くねぇ。でも、こいつは正直強すぎる。 だから今まで使わなかったんだけどよ」 鋭い目でフィーユを見る。 「仲間に手を出した分は、きっちり返させてもらうぜ」  フィーユは焦っていた。 時間がたてば、ほかの連中がこの場所に気付くかもしれないし、なにより例の儀式は夕方でしか出来ない。しかし、あの武器を持ったサラとはほぼ互角、戦いは膠着状態になっている。 シールドの呪文が残っていれば良かったのだが、先ほどシュインをかけるときに自分で解除してしまって いる。 魔法瓶も打ち止めだ。 ならば。 「リンクスっ!」 方法はひとつしかない。 フィーユは自分に防御魔法をかけると、そのままサラに突っ込んだ。 「捨て身ぃ!?」 サラは若干うろたえながらも自分の得物を袈裟切りに振り下ろす。 この時、太刀に若干の迷いが生まれた。       がっ! フィーユは紙一重でその一撃を上に跳んでかわすと、その刃を踏みつけた。 「ああああぁっ!」 そして、地を蹴ってサラへと走る。 「くっ!そぉ!」 フィーユに刃を踏まれたため、サラが二刀目を放つのが遅れる。 そして、       ざくっ! ニ刀目を、フィーユは自分の手のひらで受け止めた。 「ぐぅっ」 フィーユの顔が苦痛でゆがむ。 しかし、フィーユは止まらない。 そのまま、勢いに乗った剣の柄をサラのみぞおちに叩き込む。 「なっ!」 そして…サラは倒れた。 「十分振り切れてない武器なんて…怖くないってことだ……ッ」 手から血を滴らせたままフィーユが呟く。 「そのまま寝てろ……」 言い捨てると、フィーユはそのまま奥へと歩ていった。 「サラも、ここにティリアがいるとはわからなかったみたいだな」 先ほどの場所からすぐの、少し開けた所でフィーユは歩みを止めた。 「・・・ER・・・BW・・・」 フィーユが何かを呟くと、そこからフィルスソードと眠ったままのティリアが現れた。 「簡単な仕掛けに引っかかってくれたか…。幻術の魔法瓶を持ってきて正解だったな…」 フィーユは気力を奮い立たせると、フィルスソードを地面に突き立て、叫んだ。 「開け!異界の門よ!」 その瞬間、その場の空気が変わった。 世界が赤く染まり、フィルスソードの前の空間が歪む。 「俺じゃあ、これに絶対必要な夕焼けを引き起こすことは出来ないからな……。時間稼ぎはきつかった が、成功だ…」 フィーユは安堵したように呟くと、その場に倒れた。 魔法で傷は癒していたが、失った血と疲れだけはどうしようもない。 「このまま、門が安定すれば、ここから逃げられる……」 疲労の色がにじんだ表情で、再び呟く。 「そうはいきませんよ」 「っ!」 フィーユは慌てて立ちあがると、声の方を見る。 そこには……、 「誰かと思えば……アキコ、だったか?」 「そうです」 そこには、秋子がいた。 その顔は、まるで仮面をかぶったように無表情だ。 「どうしてここがわかった?」 「ここは、私が創った学園です。学園にいれば侵入者くらいわかります」 表情をまったく変えず、秋子は断言した。 答になっていない、なっていないが、なぜかフィーユには説得力のある答のように感じられた。 「なるほど…。でも、あなたが出てきても意味が無いと思うぜ?」 「何が目的ですか?」 フィーユの言葉に耳をかさず、秋子は尋ねた。 「目的…ね」 フィーユは嘆息し、その場で座り込んだ。立っているのもつらそうに見える。 「まわりに誰も入ないみたいだし、門が開くまでの暇つぶしに話をしよう。 別に聞き流してくれても構わない」 「………」 秋子の沈黙を肯定と受け取って、フィーユは語り始めた。 「これは、ある女のお話だ……。その女は、生まれてからずっと強くなるための修行一筋で生きてきた。 来る日も来る日も、なんの疑問も持たずにな……。 ま、女自身も強くなりたいと思っていたし、別に問題は無かった。あの時までは」 ここで、言葉を切る。 「女はあるとき、危機的な状況に立たされた。洞窟の中で一人きり、しかも、怪我をしてる。 もともと無謀だったんだけどな。魔物がうろついている洞窟に女が一人で入っていくこと自体が。 自分の力を過信してたんだろ。まぁ、報いといえば報いだよな。 その時、その女は知り合いに助けられた。幼馴染の女にな…。 そして、女の怪我が落ち着いた後、女はその幼馴染に抱かれた。女同士でだぜ? 理由はわからないだろうから説明しないけど、ちゃんとした理由はあったみたいだ。 ま、そんな理由はともかく、女は幼馴染に抱かれた。 問題はその後だ。その女は、同性の幼馴染に惚れちまったんだよ」 フィーユはそこまで言うと、自虐的に笑った。 「その幼馴染には、すでに恋人がいた。それに、相手も女だ。だからその女はずっと自制した。 その時俺達の世界にいた魔王〜ガディムだけどな〜が消えて、平和になっても、ずっと、ずっと…。 それでもその女は幸せだった。思いは通じなくても、幼馴染の近くにいられたから……。 けど、ある日、どこからかスカウトが来て、その幼馴染を連れていった……と、まあこういう話だ」 話し終えると、フィーユは億劫そうに立ちあがった。 「こういう話を聞いて、どう思いますか?アキコ教師」 皮肉げに、問う。 「そうですね……」 話の間も、まったく表情を変えずに聞いていた秋子は初めて表情を見せた。 「思いをしまうにしろ、打ち明けるにしろ。 その女性は何かしらの行動を起こすべきだったと、私は思います……」 深い、悲しみの表情……。 その表情を見て、フィーユは怒気をあらわにした。 「……るさい。うるさいっ!あなたにわかるか!?気持ちをひたすら抑えつづけてきた、俺のことが!」 その様子は、今まで似なく狼狽していた。 「それに……」 秋子は、フィーユの眼を見据えて、言う。 「こんな事をして、あなたは満足なのですか?」 「うるさいっ!うるさいいぃぃぃっ!!」 フィーユは絶叫すると、ジーンズのポケットから石を取り出した。 「この石を拾った時決めたんだ!絶対にティリアを取り戻すって! この石があれば不可能じゃなかった!実際に、ティリアも戻ってきた! 俺は……俺は間違ってないぃぃぃッ!!」 叫び終えて、フィーユは息を荒げる。 「とにかく!……俺はティリアと一緒に帰らせてもらう。門も…完成したみたいだしな……」 そう言って、フィーユはティリアを脇に抱えた。 確かに、空間の歪みは安定しているように見える。 「長話してわるかったな」 そう言って、歪みに身を躍らせようとする……。 が、 「はぁっ!」 突然の衝撃に、フィーユは吹っ飛ばされる。その際、ティリアは触手によってフィーユから奪われている。 「なっ!ガ…ディムぅぅぅっ!?」 フィーユの視線の先には、ガディムがスーツ姿でたたずんでいた。 「ここにいましたか、秋子様」 フィーユを完全に無視し、ガディムは秋子にむかって言った。 「あの娘、どうしましょうか?」 「……無力化して、私の部屋まで運んで頂戴。怪我、させないようにね」 少し考えて、秋子はガディムに答えた。 「やってみろっ!」 「アストラルウインド!」 フィーユとガディム、二人の声が同時に響いた。 生命を吸い取る風が吹き荒れる。 しかし…… 「ここまできて…終われるか……よ」 「ほぅ。これを耐えるか……」 フィーユは、アストラルウインドを受けたのにもかかわらず、立っていた。 だが、先ほどにも増して疲労の色が濃くなっている。 「もう少しなんだ、もう少しで……」 それでも……立っている。 「しかし、次は耐えられるかな?」 ガディムが、珍しく尊大な態度で言う。 「来るなら……こいっ」 「嘘だ」 一言呟くと、ガディムは一瞬でフィーユの背後に回り、当身を入れた。 「はっ!」 フィーユはあっさりと気絶する。 「ご苦労様」 「いえいえ、秋子様。しかし、私のアストラルウインドを耐えるとは……。 先日の、よくわからないご老体もかわしていたが、あれはほとんど例外だろうし……むっ!」 「どうしました?」 「いえ、この娘がエチュードストーンを持っていたので……」 「エチュードストーン?」 「はい」 触手でフィーユのジーンズからさっきの石を取り出すと、ガディムは続けた。 「ティリアたちの世界に伝わる、無尽蔵にエネルギーを貯蔵できる石のことです。 昔、私に支配されていたデュークを助けるため、ティリアが使ったはずです、が」 「が?」 秋子が問い返す。 「エチュードストーンを使われた時、失われつつあった私の力の一部をこめたままでして。 そのままティリアの世界に放置したままでした。いや、すっかり忘れていました」 「へぇ。じゃあ、それを人間が持つとどうなるのかしら?」 秋子が微笑むながら問う。しかし、声は笑っていない。 「…私の力の一部を得て、己の欲望のため、理性のたがをはずして衝動的な行動ををとると思います……」 ガディムはいかにも申し訳なさそうに言う。後半の言葉はほとんど聞き取れない。 「ガディムさん。後で私の研究室に来てください」 「……ハイ」 ガディムは、そう返事をするしかなかった……。  その日の深夜、秋子は暗い了承学園の地下を歩いていた。 秋子はその地下の一室、ガディムに精気を吸い取られる者達がいる部屋のひとつで足を止めた。 そこには…… 「本当にここでいいの?」 「ああ……。俺はとんでもないことをやっちまったからな……」 フィーユがいた。 そこはほとんど独房で、小さな窓からしか中はわからない。 「でも…今回の件は、一概にあなただけが悪いわけじゃないのよ?わざわざこんな所にいなくても…」 秋子がフィーユに言うと、フィーユはかぶりを振った。 「あんな石っころごときに心を惑わせられること自体、剣士としての恥です。 それに…ここの方が物事を考えられる……」 そう言って、弱く笑う。 「恋なんて、オレには一生無縁だと思ってたのに…な。やっぱり……ほかの娘が言ってたみたいに苦しいもんです。 たとえ、まともじゃなくても……」 「そんな風に自分で言うのはやめなさい!」 その言葉に最も驚いたのはフィーユではなく、言った秋子自身だった。 「……ごめんなさい、つい私……」 「いや。いいんです」 沈黙が場を支配する……。 その沈黙を破ったのは秋子だった。 「耕一さん…あなたが斬った男性のことね…は無事です。エリアさんに癒されてぐっすり眠っています」 「そう…ですか」 フィーユは安堵したように呟いた。 「でも、怒ってるでしょ?あの時いた四人……」 そう言って、フィーユはまた沈んだ表情をする。 「……始めはね。ちゃんと理由を説明したら……ちゃんと、とまではいかなくても納得してくれましたよ」 「そうですか………強い、ですね」 そう言って、フィーユは立ちあがった。 「そんな心の強さが…俺には足りなかったんだな。 ティリアがこっちに行ったとき、俺はこの学園を、世界を死ぬほど憎みましたよ」 壁に立てかけてあったオーラソードを手に取り、一振りする。 オーラソードは、淡く輝いた。 「他人を、事情を理解し、他人に素直になる……。こんな剣なんかより、よっぽど人に必要な力です。 もし学園のスカウトが来た時、ティリアについて行くって言えてたら……。 理解するのが……遅かった……。自分の欲望のために……人を斬った後じゃあ」          からん 剣が乾いた音を立てて床に落ちる。 「いつでもやり直せますよ」 秋子は続ける。 「人間は、いつでもどこでも迷っています。そして、いつでもやり直せる力を持っています。 だから人間は…弱くて強いんです」 「弱くて強い……難しいですね」 フィーユは苦笑した。 秋子はポツリと言う。 「ティリアさんが……会いたがっていましたよ」 「…………」 ティリアの名が出ると、フィーユは黙った。 「フィーユさ……」 「いいんです」 フィーユは秋子の言葉をさえぎった。 「今のままじゃあ、あいつにあわせる顔が無い。 きっちり自分の心のけりがついたら…またお願いします………」 「そうですか……」 秋子はしばらく黙ると、言った。 「それじゃ、私はこれで……」 「すいません。ちょっと、伝言をお願いします」 「はい?なんでしょう」 秋子が聞くと、フィーユはきまりが悪そうに、 「あの四人とサラ、ティリアに……悪かった、って伝えてください」 お願いします、と秋子に頭を下げる。 「わかりました……」 秋子は答えると、その部屋の前から去った。 「あの子があの部屋から出てくるのは案外早いかもしれないわね……。 デュークさん危うし、ってところかしら」 理事長室へ戻る傍ら、秋子はそんなようなことを呟いた……。  この会話が行われていたのと同時刻、屋上にはひとつの人影があった。 ガディム、かつては魔王と呼ばれた存在は夜空を見上げていた。 「空が曇っているな…」 空はどんよりとした雲に覆われている。 「…今の学園と同じようなものだ」 残念そうな声を出して、ガディムは呟いた。 確かに、今夜は学園全体が静まり返っていた。 しかし、それは当然のことと言えた。 この学園にはお祭り好きの者も多いが、あんなことがあった直後に騒ぐような非常識な者も、心無い者もい ない。 「…おかしなものだな。ほんの少し前まではモノを食らうことしか考えていなかった私が、この学園が暗く なっていることを本気で不本意に思っているのだ」 言いながら、ガディムは自身の巨大な手に視線をおろす そして、視線の先にあるものにむかって呟く。 「なぁ。幼き私よ」 「私自身さえ忘れていた、己の力の一部と再会できるとは…正直、思っていなかったぞ」 石を巨大な手でもてあそびながら、ガディムは続ける。 「だが、無用な争いまで運んできてしまったな」 言って、ため息をつく。 「お前を私の中に取り込めば、以前の力が手に入ろう。そして、以前の力があればこの学園から逃れること も出来るだろう、が」 手を止め、石を見つめる。 「…それは今の私の望む所ではない。私には……この学園は居心地が良いのだよ。 確かに食事には多少の不満があるが、それを補って余りある暖かさがここにはある。 …最も、私の柄ではないがな」 まるで石を諭すように言って、苦笑する。 「それに、己の力を野放しにしておいたなど、かつての魔王としての矜持が許さぬ。 ……この力、事を収めるために使わせてもらうぞ」 ガディムは宣言するように呟くと、目をとじて集中し始めた。 「………MI……EP………WO………」 普段のガディムからは想像できないほどのプレッシャーがあたりを包む。 「………O………P………Q……」 そして、呪文の詠唱は唐突に終わった。      ヴアアッァァァァッ それと同時に、ガディムを中心に一陣の風が吹く。 その風は、学園全体に広がった。 「………成功か」 ガディムは若干の疲れをにじませながらも呟いた。 夜空の雲はいつのまにか晴れ、月が煌煌と顔を覗かせている。 「……あの娘が"耕一を斬った"という事実を抹消した。 このことを覚えているのは、私と両理事長、そしてあの娘だけだ。 耕一一家には、私が今夜夢枕に立って説明しておくとしよう。 事実を無くせば良いというものでもないだろうからな。 さすがにティリア達までのフォローはできん。それに、その役はあの娘本人がすることだろうし、な」 確認するように呟くと、ガディムはふと自分の手を見た。 石〜エチュードストーン〜は輝きを失い、ただの石ころのようになっていた。 「……限定された空間内とはいえ、起こってしまった事を捻じ曲げるのは力を使う。 私も神ではない、ということか。……すまなかったな、幼き私よ…」 ガディムは一瞬寂しげな表情を浮べ石を見た。 と、        ぱんっ        ぱんっ  ぱんぱんっ        ぱぱぁぁぁんっ 夜空に、大輪の花が咲いた。 「ふむ。花火か。雅なものだ」 表情を戻し、花火の方に振り返ったガディムはしみじみと呟く。 「だが、今夜の星空と満月には勝てないようだな」 確かに、今広がっている満天の星空と、神秘的に輝いている月にはどんなものもかすれて見える。 空には、人口のプラネタリウムではけっして味わえない光景が広がっていた。 「美しい。………世界はやはり、食らうためだけにあったわけではなかったのだな」 言いつつ、ガディムは普段隠している翼を展開した。 そして、星空に体を躍らせる。 今夜は空で風景に浸るのも良いだろう、そんなことを考えながらガディムはそらを目指した……。 〜あとがき、というか独白〜  ど〜も、文章長い病が発病中のキヅキです。はぁ。案の定暗いお話になっちゃいました。 了承学園の小説を見て、ここには無いSSを書こう!と思って考えた話なのですが…暗すぎました。 というか、なんだか最近私が暴走してます(反省。首はねも、結構きつかったですし……。  ガディムの力がこめられたエチュードストーンと、暴走するフィーユは当初から決まってた設定なん ですが……。やっぱりちょっと強引だったかもしれないです。 予定としては、ガディムが全ての罪を被ってフィーユが教師に…って考えてたのですが、やってしまった ことを活字で書くと、こりゃ笑って済む問題じゃないぞということで。 最後はこんなラストになりました。でもなんか無理やり明るくしてるような……。 でも、今の私のベストを尽くしました。読んでいただければ幸いです。 う〜ん。今度からは短いのを書いてこう。時間割もうめたいですし…。 最後に…。こんな拙いSSを乗せてくれたHiroさん。 そして、こんなSSを読んでくださったあなた。 ありがとうございました。 追記、私は(周囲に被害を及ばないようなら)同性愛があってもそんなもんだと思います。 追記其の弐、時間割を考慮して、修正を施しました。珍しくガディムがかっこいいです。
 ☆ コメント ☆ コリン:「イエーイ! 新コメント係のラブリーコリンちゃんでーす!!      綾香とセリオに代わって、これからこのコーナーはあたしが担当することになったわ。      みんな、よろしくね!!」(^0^) ユンナ:「こらこら、ウソを言うんじゃないの。      あんたが、『どうしてもやってみたい』って綾香さんたちに泣きついたから、      今回に限って、特別に代わってもらったんじゃない」(−−; コリン:「しーっ! 黙ってれば分からないのに!」 ユンナ:「はいはい」(−−; コリン:「ところで……コメント係って何すればいいの?」 ユンナ:「(こけっ)あ、あんたねぇ。知らないのにやりたがってたの!?」(−−;;; コリン:「ま、そういうことね。あはは」(^^) ユンナ:「こ……こいつは……」(−−; コリン:「で? 何すればいいの?」 ユンナ:「…………作品を読んで感じた事を言えばいいのよ」 コリン:「なるほど。感じた事、か。だったら簡単じゃない」(^0^) ユンナ:「……………………」(−−; コリン:「あたしが感じたのはねぇ。      フィーユって女の人は、自分に酔うタイプだなって事よ」(^0^) ユンナ:「…………は?」(−−) コリン:「だって、そうでしょ?      悲劇のヒロインを気取っちゃってさぁ。      あたしだけが耐えていますって感じで。      最後も、地下室に入っちゃったりして。      絶対に、自分に酔ってるよね」(^〜^) ユンナ:「……ま、まあ、フィーユさんにそういう面がある事は否定しないけど……      でも、他にもっと言い様があるんじゃ……」(−−; コリン:「ないない。やっぱり、こういう事はストレートに言わなきゃ。      何と言っても、人間、正直が一番よ。      ……って、あたしは人間じゃないじゃん。      あはははは。まいったね、こりゃ」(^0^) ユンナ:「…………うわ……ベタベタ……」(−−;;; コリン:「以上、コリンちゃんのコメントでしたぁ〜。      あははははははははははははははははは。      あ〜、楽しかった」(^0^) ユンナ:「……………………あ、そ。良かったわね」(−−;;; コリン:「うん!」(^0^) ユンナ:「……………………はぁ〜〜〜〜〜〜」(−−;;;;;



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