2000TYPE−MOON 『月姫』

「月姫蒼香がやってきた(後編)
  秋葉ちゃんの社会実習 番外編


 

「・・・か」

「すー、すー・・・」

「・・・か、おき・・・」

「すー」

「蒼香!!」

「・・・ん?」

「蒼香!! 起きなさい!!」

「・・・どうした、秋葉?
朝からそんな大声で・・・」

「・・・蒼香」

「ど、どうした?
そんなに睨んで・・・」

「あなたの右手で握り締めているのは何ですか?」

「右手・・・?」

つつつと、右手を見てみると確かに何か黒い布を掴んでいる

「何だ、これは?」

その布を広げてみると、どうやらTシャツの様だ

「・・・・・・」

「・・・・・・」

2人そろってそのTシャツをじっと見る
秋葉はどうやら分かっているようだが、蒼香も見覚えはあるが思い出せない

「・・・・・・」

「・・・・・・」

蒼香は、記憶を頼りに思い出そうとする

「・・・・・・」

「・・・・・・」

「・・・・・・」

「・・・・・・」

「・・・・・・あっ!!」

蒼香は突然大声を上げた

「どうやら、気付いたようですね」

「・・・ああ」

思い出したのはいいが、蒼香の声は弱くなっている

「それでは聞きますが、なぜ兄さんのTシャツを握り締めているですか?」

「え、えっと、その・・・」

蒼香も引くほど、秋葉の声は恐ろしい

「隠すなんて蒼香らしくありませんよ」

「い、いや、隠すも何も、私にもわからないのだが・・・」

「・・・本当ですか?」

「ああ・・・」

秋葉の追及に、こくこくと頷く

「それなら、兄さんに直接聞いた方がいい様ですね」

ゆらぁと立ち上がり、蒼香を無視して秋葉は居間に向かう
蒼香はそんな秋葉の後ろ姿を眺めながら・・・

(秋葉をこれほど恐ろしいと思ったのは初めてだ・・・)

と思いながら、少し距離をおいて連いて行った

 

 

2人が居間に行くと、珍しく志貴も起きていて全員そろってお茶を飲んでいた

「おはよう、2人とも」

「おはよー」

「おはようございます」

「おはようございます、秋葉さま、蒼香さま」

「おはようございますー」

「にゃあ(おはよう)」

それぞれの爽やかな挨拶を全て無視して、
志貴の目の前に立つ秋葉

「秋葉?」

志貴の戸惑いも無視して、左手を上げて逃がさないようにして、右手はアイアンクロー
蒼香がいなければ、『檻髪』で志貴を吊らして略奪しそうな勢いだ

「・・・これはどういう事でしょう? 秋葉さん?」

即効、敬語を使う志貴だが、 蒼香は前の時のように笑ったりせず、
それどころかある意味納得できて現状を見守っている

「兄さん、お聞きしたい事があります」

 

ギリギリ・・・

 

「なんでも答えますから、手を離してください」

 

ギリギリ・・・

 

「単刀直入に言います」

そんな志貴の願いも意味がなく質問を続ける

「朝・・・
目が覚めて蒼香を見ると、なぜか兄さんのTシャツを握り締めていました。
一体どういう事でしょう?」

 

ギリギリギリギリ・・・

 

握力がさらに強くなり、志貴は失神寸前だ

「こた・・・え・・る・・・から・・・、て・・・を・・・」

さすがにやばいと感じたのか、手を離すが、眼は・・・

『さあ、言え! 今すぐ言え! さもないと・・・』

と訴えている

「はぁ・・・
その様子だと、蒼香から何も聞いていないようだね」

「蒼香! あなた、やっぱり・・・!!」

「わ、私は何も・・・!」

「・・・兄さん、続きをお願いします」

「初めから話すと、昨晩眠れなくてさ。
それで、食堂で翡翠と琥珀さんとお茶を飲んでいたけど・・・」

そこで言葉を切り、一瞬、蒼香を見る

「蒼香が喉が渇いたらしくて、下りてきたんだよ」

「本当なの? 蒼香?」

「あ、ああ」

志貴が食事のマナーの練習をしている事を秋葉には内緒なので、相づちを打つ

「それで、蒼香が気分転換したいって言うから中庭に行ってちょっと話をしたんだよ」

蒼香にとって『ちょっと』所ではなかったのだが・・・
その事を思い出したのか、少し頬が赤くなる
相変わらず、そういう事には鈍い志貴

「でも、話し込んでたら蒼香が寝ちゃって・・・」

「ああ・・・、確かにそうだ」

志貴の肩にもたれた事までは確かに覚えている
眠っても覚えていたら、ある意味すごい事だ

「仕方ないから、蒼香を抱いて秋葉の部屋まで連れて行ったんだよ」

「「「「えっ!?」」」」

この一言に秋葉と蒼香はもちろん、
聞いているだけだったアルクェイドとシエルも反応した
レンもピクッと反応したが声は出さなかった

「途中で翡翠と琥珀さんに会って、訳を話しておやすみを言って、
秋葉の部屋に着いたのはいいんだけど・・・」

志貴の表情が苦笑いになり、蒼香にじっと見る

「取りあえず・・・
秋葉の横に降ろしたけど、蒼香が俺のTシャツを握って離さないんだよ」

「蒼香!!」

「ちょっと、蒼香」

「蒼香さん」

「蒼香さま」

「あははー」

「にー・・・」

「はは・・・」

全員が蒼香を見る(そのうち嫉妬の視線が6つ)

「手を離して起こしたら悪いと思って、それでシャツを脱いで自分の部屋に戻ったわけ」

「「「「「「・・・・・・」」」」」」

「あ、あはは・・・」

じっと睨んでくる5人+1匹
その中、蒼香は乾いた笑いだけが響いた・・・

 

 

とりあえず、この問題は解決され(全員一晩添い寝の条件付)、
朝食を済ませ、お茶会に進んだ

「ところで、秋葉。
これから2人は、どうするんだ?」

「そうですね・・・。
蒼香、どうしますか?」

「私は特に何でもいいぞ」

志貴が2人の予定を聞くが、特に何もないようだ

「それなら、2人で何処かに出て行ったらどうだ?」

「・・・そんなに私たちを追い出したいのですか?」

「違う違う。
だってお前、友達と一緒に出かけた事なんてないだろ?」

「当然です。  習い事もありますし・・・」

「だったら、なおさら商店街でも行ってきたらどうだ?
前は俺と行ったけど、女の子同士ならまた別の楽しみがあるぞ」

「そういうものですか?」

「そういうものだよ」

秋葉にとって、側に志貴がいる事が何よりも幸せなのだ
それ以上の楽しみなどあるはずない

「でも、2人で行って来いと言われましても・・・
私は前日に、兄さんに連れて行ってもらった場所以外知りませんし、
蒼香はここに来るのが初めてなので何があるかわからないですよ?」

「それもそうか・・・
秋葉も前に行った場所じゃつまらないしな・・・」

「・・・なら、兄さん。
兄さんも一緒に出かけましょう」

「え? だから・・・、女の子同士で行った方が・・・」

「今後は放課後に時間を空けますし、
今日は兄さんにもっと色んな場所を教えてください。
蒼香もそれでいいわよね?」

「もちろんだ。
志貴、一緒に行こう」

蒼香も秋葉の提案に賛成する
昨日までなら志貴の前だと緊張していたが、
自分の気持ちに気付いた為、自然に振舞う事が出来た
要するに蒼香も志貴と一緒にいたいのだ

「志貴さん、女性のお誘いは断るものじゃないですよ」

渋る志貴とアルクェイド達は反抗したが、
結局琥珀の一押しで3人で出かけることになった・・・

 

 

とりあえず、外に出た3人は行き場所を考えた

「どこか、行きたい所はある?」

「そうですねぇ・・・
ここは蒼香に任せましょう。
蒼香、せっかくなんだから行きたい所はない?」

今回、案内人の志貴が2人に訊ねるが、秋葉は蒼香に任せた

「・・・どこでもいいのか?」

「どこでもいいよ。
でも、距離的に不可能な所はやめてね」

「はは、わかっている」

「なら、どこへ?」

志貴と秋葉は蒼香の答えを待つ
蒼香の行きたい場所は・・・

「志貴が通っている学校を見てみたい」

「へっ?」

「え?」

「だめか?」

「別にいいけど。
そんな所でいいの?」

「こちらから言っているのだ。
いいに決まっているのだろ」

「そう・・・
秋葉、そこでいいかな?」

「もちろんです。
私も久しぶりに、兄さんの学校を見てみたいですから」

「じゃ、行こうか?」

3人はそろって、志貴の学校に向かう
その中、蒼香は・・・

(志貴が通った道、志貴が見た景色・・・
話で聞いただけではなく、実際に感じてみたい・・・
もっと、志貴のことが知りたい)

想いを抱きながら歩いていた

 

 

そのまま志貴の通学コースを辿り、
蒼香に、どういう学校かを説明しながら案内した
学校に着いても、さすがに日曜日だったので開いている筈はなく、
門は閉まっていた

「学校に着いたけど、門も閉まっているしどうしようか?」

「なら、志貴は普段学校の帰りにどこに寄っている?」

「そうだね。
公園とか・・・」

「なら、そこに行こう」

「いいよ。
そこで、少し休憩しようか?」

次に公園に行き、志貴愛用のベンチに座って世間話を楽しんだ
ふと、何となくではあるが秋葉は蒼香の雰囲気が変わった事に気付きはじめた

「そうだ」

「どうした、志貴?」

「喉が渇いたから、何か買って来ようと思って。
2人とも、何がいい?」

志貴は『喉が渇いた』と言ったが、実際はそれほどではなく、
秋葉と蒼香に飲み物を買って来ようと考えた
だが、遠慮されてはいけないのでそう言ったのだ
もちろん、2人はそんな志貴の心遣いを感じていた

「私は、紅茶をお願いします」

「秋葉と同じ物でいい」

「了解」

 

志貴が離れ、2人だけになりなんとなく気まずい雰囲気が続いた

「・・・蒼香」

「ん?」

「昨日と同じ質問をしてよろしいですか?」

「・・・・・・」

「貴方は・・・兄さんの事をどう思っているのですか?」

「・・・・・・」

「正直に答えてください」

「私は・・・」

「・・・・・・」

「志貴のことが・・・」

「・・・・・・」

「・・・好きだ」

「やっと言ってくれましたね」

「えっ?」

蒼香は秋葉は怒っているのだと思っていたが、
逆に爽やかな表情だった

「この事も昨日も言いましたよね。
『もし、兄さんが好きになっても、気持ちを押さえないで』
と・・・」

「もしかして、秋葉は気付いていたのか?」

「ええ、当然です。
私が蒼香に相談していた頃からね・・・ 」

「そ、そうなのか!?」

「ええ、男性に興味を持つなんて初めてでしたし。
初めは、私も『友人の兄』として興味がおありなのだと思いましたが、
この前・・・兄さんとデートの報告をしている時の蒼香の顔ったら・・・
ふふふ」

「な、何が可笑しい?」

「だって、本当に表情がコロコロ変わるんですもの。
それに兄さんに紹介するといった時の蒼香ったら、
本当に嬉しそうだったもの」

「なら、なぜその事を言わずにいじめていた?」

「あら、いじめていたなんてとんでもない。
その気持ちは本人が気付かなくては意味がないですよ」

「そういうものか?」

「はい。
気付く前に、もし私から言ったなら素直になりましたか?
と言っても、その答えは昨晩にわかってますね」

「ああ、気付かなかったからな。
自分の気持ちに・・・」

「今は気付いているのでしょう?」

「・・・でも、いいのか?
お前は私と知り合う前から、志貴が好きなのだろう?」

「ええ。
だからって、兄さんを諦めるとは言っていません。
ライバルとは、はっきりと決着を付けたいでしょう」

「そうだな」

2人は友人から恋敵になったが、
アルクェイドとレンの時みたいに仲が悪くなる事はない

「それにしても、兄さんは一体誰が好きなんでしょう?」

「秋葉、それがわかればこんな状況になってないぞ」

「それもそうですね」

昨晩、蒼香は志貴に質問し誰も選んでいないと知っていたが、
秋葉に言わなかった

 

「おまたせー」

「兄さん、遅いですよ」

「ごめんごめん。
さっき弓塚さんに会って少し話してたんだよ」

ピク

志貴が女性の名前が出ると、
秋葉はもちろん蒼香まで反応した
どうやら蒼香も反応が秋葉に似てきたようだ

「では、その弓塚さんはどうなされたのですか?」

「今、秋葉と友達と来ているからと言って別れたよ」

「・・・それだけですか?」

「ええっと、そうそう・・・、確か

『待たすのも悪いから今日はさよならするね。
でも、明日のお昼休みの一緒にしようね』

と言ってたよ」

「兄さん! それを承諾したんですか!?」

「もちろん。
だって、気を使わせたみたいだし、有彦だけというのも嫌だし・・・」

さっちん(弓塚さつき)は、志貴に好印象を与えるだけでなく、
さらに昼食まで約束させた
これなら、2倍のポイントゲットだ(何のポイントは皆さんの判断に任せます)

「それより、はい」

「ありがとうございます、兄さん」

「すまない」

2人は志貴から紅茶の缶を受け取るが、
飲まずに志貴をじっと見る(睨んでいる)

「ど、どうした? 2人とも?」

「なんでもありません」

「なんでもないぞ」

同時に答える2人はお互いに顔を見合わせ・・・

「ふふふ」

「ははは」

笑い出した

「な、なに? どうしたの?」

志貴がなおさら困るが、2人の笑いは止まらない

秋葉は、蒼香がこんな事で嫉妬して自分と同じ反応することが嬉しくて・・・

蒼香は、自分がこんなに簡単に軽い嫉妬して表に出せた事が楽しくて・・・

2人はお互いに認め合い、笑いが止まらなかった・・・

 

 

それからは買い物をする事になりデパートに行くが、
秋葉と蒼香は志貴の腕を組み歩いていた
志貴も2人が楽しそうならと思い、離さなかった
志貴のバイトの残りがあったので、蒼香に服を、秋葉にブローチをプレゼントした

帰りに有間の家に寄って(志貴の気まぐれ)、
志貴は有間での妹『都古』のタックルに気絶し・・・
さすがに緊張する蒼香は志貴の叔母(ほとんど育ての親)の啓子に応援され・・・
秋葉は啓子にからかわれ・・・
それぞれ楽しんで屋敷に帰った

 

 

「志貴に秋葉、世話になったな」

「そんなことないよ。
いつでも遊びに来てね」

「そうですよ」

蒼香も家に帰ることになり、
秋葉が用意した車の前で全員が集まっていた

「皆も世話になった」

「またねー」

「ごきげんよう」

「さようなら」

「また、いらしてくださいね」

「にー」

蒼香の挨拶にそれぞれ返す

「琥珀、あなたには感謝する」

「いいえー、いいんですよ」

蒼香が志貴と2人っきりになれたのは、琥珀のおかげだからだ
まじめな蒼香に琥珀は笑顔で返す

「じゃあな」

そう言って車に乗り込もうとするが・・・

「そうだ・・・」

再び戻ってきたというより、志貴の前に立ち止まった

「志貴にお礼をするのを忘れていた」

「いいよ、そんなに気を使わなくても」

「そう言わずに受け取ってくれ」

「わかった」

そう志貴が答えると、蒼香は志貴に顔を近づけ・・・

ちゅ

「「「「「「ああああぁぁぁぁぁぁ(にゃぁぁぁぁぁぁぁ)ーーーーーーーーー!!!」」」」」」」

頬にキスをした

「蒼香!?」

「またな!!」

驚く志貴たちに爽やかな笑顔で車に乗り去っていった・・・
その後、『修羅場』に近い状況になり志貴の悲鳴がこだました・・・

 

 

それからの蒼香の志貴に対するアプローチが始まった・・・
土曜・日曜はもちろん、ほとんど毎日志貴の所に遊びに来る
アルクェイドとシエルも力付くと言うわけにも行かなく、
翡翠は不機嫌が続き・・・
琥珀は楽しそうに歓迎した・・・
しかも、志貴と離れることなく側にずっといるのだ
その事を秋葉は蒼香に注意すると・・・

「別に、裏でこそこそ何かしているのではない。
それどころか、隠れないで正々堂々としているではないか?」

「そういうことではなく・・・・!!」

「そうだ、秋葉に一つ忠告しておこう」

「・・・なんですか?」

「日本の法律というものでは、義妹でも結婚できないのだぞ」

「むきぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」

と、手あつい反撃を食らってしまった
さらに蒼香の行動はとどまることなくヒートアップしていき・・・
志貴の学校では、

「失礼する」

「そ、蒼香!?」

「どうした、そんなハトが豆鉄砲をくらった顔して」

「ど、どうしたって、何で蒼香がここにいるの!?
それにその制服って・・・」

「ああ、ここに引っ越して来たからこの学校に入学した。
・・・これからお願いします、先輩♪」

「なにーーー!?」

「・・・遠野君、この人、だれ?」

「・・・遠野、詳しく説明をしてもらおう」

笑顔で蒼香が学校に現れ、
志貴は冷たい目でクラスメート2人に声を掛けられ連行されていく

次の日に、秋葉が転校してきたことは言うもでもない・・・

蒼香のアプローチはまだまだ続く・・・

 

おわり


 

あとがき

siroです。
やっと番外編も完結しました。
本当はもっと他のキャラも目立たせたかったのですが、
控えめになりました(特にレン)
このシリーズは本当に完結しました。
読んでくださっ皆さん、ありがとうございました。



 ☆ コメント ☆ セリオ:「蒼香さんったら、行動派ですね」(^^) 綾香 :「思いこんだら一直線ってとこね」(^^) セリオ:「しかし、まさか転校までしてくるなんて」(;^_^A 綾香 :「うんうん」(^ ^; セリオ:「これで、志貴さん争奪戦もさらに激化しそうです」(;^_^A 綾香 :「泥沼化、の間違いじゃないの?」(^ ^; セリオ:「それは言わない約束ですの〜」(−o−) 綾香 :「はいはい」(^ ^; セリオ:「まあ、確かにその通りなんですけどね」 綾香 :「秋葉さんにアルクェイドさんにシエルさん。琥珀さんに翡翠さんにレンちゃん。      晶ちゃんに蒼香さんにさっちん。      ……なんか、これからまだまだ増えそうだし」(^ ^; セリオ:「もしかしたら、数年後には都古ちゃんも加わるかもしれませんし」(;^_^A 綾香 :「……………………」 セリオ:「……………………」 綾香 :「ハァ。これだから、天然女たらしって……」(−−) セリオ:「困ったものですね」(−−) 綾香 :「世の中の女性の皆さん。天然ものには気を付けましょうね」(−−) セリオ:「…………」(−−)ウンウン  ・   ・  ・  ・  ・ 志貴 :「天然って言うなーーーっ!」(T△T) 浩之 :「正しい評価じゃねーかよ」(^ ^; 和樹 :「まったくだ」(^ ^; 志貴 :「……………………。      お前らにだけは言われたくないぞ」(ーーメ 浩之・和樹:「「は?」」(−−;





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