戦え!!Leafレンジャー 「おい委員長。後どのぐらい回ればいいんだ?」 「後2,3軒ぐらいやな。」 「げっ・・・そんなに・・・・」 そう言った浩之の両手には沢山の荷物があった。 「さ、さっさと次の店行こうか。」 智子は急ぎ足で先に歩いていった。 「あ、ちょっと待て。」 浩之もその後を追いかける。その時、 PIPIPIPIPI 何かの鳴る音がした。 浩之は『伝説の勇者○・ガーン』の主人公が持っていたようなコマンダーを取り出すと、 「すまん、委員長。急に用が出来たからどっか喫茶店にでも入って時間を潰していてくれ。」 「え?藤田くん?」 「それじゃ。」 浩之は智子に荷物を渡すと人込みの中に消えていった。 「・・・一人で持てっていうんか?」 浩之はこの町の一角にあるビルに来ていた。そこは表向きはただのビルなのだが、この地下にはある組織の秘密基地があるのだ。 ガー エレベーターを降りて一番奥の部屋に進む。そしてその部屋に入ったとたん 「遅いぞ浩之。」 と耕一に言われてしまった。 「わりい。」 「ま、いいけどな。」 「まだ遅れてる人がいるからね。」 そう言ったのは祐介である。 「それにしても和樹の奴は何やってるんだ?」 そう質問したのは冬弥だ。 「どうせ『〆切に原稿が間に合わなそうだった』って理由だろ。」 浩之が答える。その時、 「すまん、〆切に原稿が間に合わなくなりそうだからやってたら遅れた。」 といって和樹が入ってきた。 「「「「やっぱり・・・」」」」 「何か言ったか?」 「「「「いや、何も」」」」 「?」 そんな事をやっていると、 ≪皆集まったようだね≫ と言う声が聞こえてきた。そっちの方を向くと、モニターに長瀬源五郎が映っていた。 「「「「「長官!!」」」」」 全員が揃って言う。 「で、今回の任務は何ですか。」 ≪実はさぶ帝国の幹部の一人から果たし状が来てね。この機会に幹部を倒して欲しい。≫ さぶ帝国・・・・彼らは地球を征服しようとする悪の軍団である。浩之たちは何度も彼らの計画を阻止している。 「場所は?」 ≪ああ、場所は・・・≫ 「・・・で、ここなのか。」 「そうだな。」 「何というか・・・。」 「これは」 「定番ですね」 そう言った彼らのいる所は採石場だった。 「それよりも変身しとくか。」 「ああ。」 「「「「「チェンジ!!」」」」」 コマンダーのボタンを押す。彼らは光に包まれた。こうすることにより彼らはLeafレンジャーに変身するのだ。そして光が消えた後そこには 赤、青、黄、緑、黒のスーツを装備した五人がいた。ちなみに 赤:浩之 青:祐介 黄:耕一 緑:和樹 黒:冬弥 である。 「さて行くか」 と言って走り出した。 「まだか。奴等はまだなのか。」 そう、このいらついている人物こそが、さぶ帝国の幹部の一人ヤオイ将軍である。彼の前の名前は佐藤雅史。帝王ヤマジによって彼は改造されたのだ。 「せっかくこの手で仕留めようというのに。もちろんその後は・・・。」 何やら変なことを考えているようである。しかし、その時 「やっと見つけたぞ!!」 「ようやく来たようだね。Leafレンジャー!!」 彼らの方を向いてヤオイ将軍はそう言った。 「「「「「『ようやく来たか』じゃない!!わかりにくい地図送ったのお前だろ!!」」」」」 「グッ・・・」 彼の送った地図には大雑把な位置しか載ってなかったのだ。 「と、とにかくこれが最後の戦いだ。覚悟はいいね。」 そう言って剣を構える。しかし、 「「「「「くらえ!!グレートリーフキャノン!!!」」」」」 Leafレンジャーは巨大なキャノンを構えてこう叫んだ。と、同時に巨大なエネルギ−が発射された。そして、 チュドーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!! ヤオイ将軍に当たった。 「な、何故いきなりそんな武器を使うんだ・・・・・。ま、まだ何もしてないのに・・・・・。」 「「「「「はっきり言おう!!ホ○と悪人には生存権を認めていない!!!」」」」」 「な、なら最期に聞かせてくれ。」 「何だ。」 「○ズはどうなんだ?」 少しの間がありその後、 「「「「「可愛ければ許す!!」」」」」 「そ、そうなのか・・・」 ガクッ ヤオイ将軍は倒れた。そして、 ドッカーーーーーーーーーーーーン 爆発した。 「終わったか。」 「ああ。」 「案外あっけなかったな。」 「そりゃな。」 「いきなりあれを使ったんですから。」 「それよりもさっさと帰ろうぜ。」 「そうするか。」 「じゃあまたな。」 「おう。」 「それじゃこれで」 そう言って彼らは帰って行った。 その後浩之はというと 「すまん!!思ったより時間がかかちまった。」 浩之は智子にそう言った。 「まあ、ええけどな。そのかわり買い物の続き付合ってもらうで。」 「げっ・・・。」 嫌そうな顔をする浩之。 「何か文句あるんか?」 「・・・・・いえありません。」 「それならもう行こうか?」 「ああ・・・」 (ま、委員長が楽しんでくれたからそれでいいか) と考える浩之だった。 了 あとがき riot:旅に出ます。探さないでください。 ??:誰が逃がすかー!! riot:え?うわーー!! ズルズルズルズルズルズルズルズル ??:さっさとあとがきを続けんかい!! riot:はいはい・・・ってなんでtsuguがいるんだ!?友達だからって呼んだ覚えが無いぞ!! tsugu:同志が逃げようとしているのに見逃すような俺じゃないぞ。 riot:『同志』ってお前は大志かい!! tsugu:どうとでも言え。ところで今回の話だが。 riot:この話か・・・。ふと浮かんだやつを書いたから出来はどうだか・・・。 tsugu:いつ浮かんだ? riot:授業中。 tsugu:そんなことしてるなら授業をちゃんと聞け。と、言っても俺もちゃんと聞いてないけど。 riot:・・・おい。 tsugu:ところでriot。この続き書くつもりなのか。 riot:いや、ない。 tsugu:そうか。 riot:これをシリーズ化してたら身が持たんわ。 tsugu:それもそうだな。そういえばお前一輝の声優を間違えたそうだな。 riot:ほっとけ。今度はちゃんと覚えたからいいんだよ。 tsugu:それならいいが。 riot:もうそろそろお開きにしないか? tsugu:そうだな。それじゃ。 riot:ああ。
 ☆ コメント ☆  >さぶ帝国  イヤな名前(^ ^;  こんな奴らと戦うなんて……ご苦労様です。  >黄:耕一  やっぱり、好物はカレーなんですかね?  ……若い人置いてきぼりネタは、もうお約束です(^ ^;  >はっきり言おう!!ホ○と悪人には生存権を認めていない!!!  おいおい。  生存権くらいは認めてやりなさいって(^ ^;  riotさん、ありがとうございました\(>w<)/



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