『およめさん』 「およめさん」 「はぁ?」  藤井冬弥は大きく眼を見開いて、眼前の自分の幼なじみ、河島はるかを見やった。  耳には木々に留まるセミの声が、やかましく聞こえていた。 「およめさん、だよ」  はるかは、繰り返した。  その年齢不相応なあどけない顔には、うっすらとした微笑が浮かんで、ぼんやりと冬弥 を見つめている。  はるかの少年のように短い髪が風に揺れて、化粧気が全くないにもかかわらず、わずか な甘酸っぱい匂いを漂わせていた。 「あのなぁ…」  大学生の藤井冬弥は、腐れ縁とも言える幼なじみに軽い嘆息をして見せた。 「脈絡が全く無い、その上、意味不明すぎる発言はやめろってば」  冬弥は大学のベンチに座っていて、その横にははるかがいる。  木陰になったその場所は、夏でも風通しが良くて、涼しかった。 「知らないの、およめさん?」  小首を傾げて、不思議そうな顔をした。 「そんなわけがあるか!」  「じゃあ、どういうこと?」  真顔で、といってもはるかの場合はただぼーっとしているにしか見えないが、訊いてい た。  藤井冬弥は面食らって、ややひるみつつも、真面目に答えていた。 「男性に嫁いでいく女性―――だ」 「うん、正解」 「だから、なんなんだ?」 「正解したから、景品をあげるね」  はるかは、ごそごそとジーンズのポケットを探った。  ほっそりとした腰のポケットのふくらみから、長く綺麗な指が何かをつまみ出した。  それは、小さなガラス細工の指輪。  夜店で売っているような、ちゃちな子供だましな代物。  金属製の環に、赤い宝石を模したガラスが装飾されている。  それを、冬弥の手に握らせた。 「なんだ、これ?」  冬弥は、そっとそれを取り上げて、疑わしそうに眺めた。 「…指輪」  一瞬遅れて、はるかは答えた。  冬弥は、眉をひそめて、いぶかしそうに幼なじみの少女を見た。  はるかはかまわずに、ただぷいっと顔を背けて、呟きのような言葉を紡いだ。 「…結婚…指輪…」 「はぁ?」  冬弥は意表をつかれ、思わず間抜けな声を漏らしていた。  慌てて、自分が持っている指輪を見直す。  そこには安っぽい偽物があるだけだった。 「昔」  はるかは、普段あまり見せないどこか恥ずかしそうな赤らめた顔で、幼稚園のころから ずっと、15年以上のつきあいのある男の顔を見つめていた。  あまりにも長すぎて、そして、男と女になるには、あまりにも近すぎて、兄と、妹と、 兄妹として居ることが、あまりにも当たり前すぎていた。  だから、どれだけ経とうと、二人の関係は変わらないままだった、  少なくとも、藤井冬弥はそうだと思っていた。 「冬弥に買ってもらった」  何気ないセリフ。 「およめさんにしてくれるって、言った。 昔」 「はるか…で、俺にどうしろと言うんだ?」 「どうもしない」  はるかは、いつもの何を考えているのかよく分からない表情に戻っていた。 「ただ、それだけ」  そのとき風が、強く吹いた。  はるかの髪は、なびいて、長かった昔とは違う、短い髪が乱れた。  冬弥は何か引っかかる思いを感じながらも、追求はしなかった。 「昨日―――」  はるかの表情は穏和な微笑みで彩られ、なのに、冬弥は何か違和感を感じていた。 「部屋の掃除をしていると、机の中から出てきた」 「へぇ、よくそんな古いものとって置いたな」 「なんでだろうね?」 「俺に訊かれてもな…」 「およめさんになりたかったからかな?」 「…………まさか本気じゃないだろうな?」  冬弥はジト目で、少女を見やった。 「どうなんだろうね?」 「だから俺に訊かれてもなぁ」 「あはは」  冬弥は困った顔で、対照的に、はるかは無邪気に笑っていた。 「なぁ、はるか?」 「うん?」 「こうしているといつも思うんだけど」 「何を?」 「俺って、いっつもはるかに遊ばれているよな?」  しかめつらの冬弥に対し、はるかはキョトンとして、そして、得心がいったようにうん うんと頷いていた。 「その通りだよ」 「…そういう風に、真っ向から肯定されると、怒る気も失せるな」  言って、力無く肩を落とした。 「第一、俺はそんな約束をした覚えはない」  はっきりと言ったつもりなのだろうが、語尾になるにつれて調子が弱くなるのが、自信 の無さの表れといえるだろう。 「…はず」 「およめさん」  一方こちらは、わずかな揺るぎもない。  目を見てはっきりと言い放っていた。 「に、わたしをするって」 「言ってない」 「言ってない」  つと一瞬、二人のあいだに間が空き、 「…………」 「…………」 「今、なんか言ったか?」 「冬弥は、およめさんに、わたしをするって、言ってない。 って、言った」  はるかはベンチに体重を預けて、後ろにもたれかかりながら一面に広がる青空を眺めた。  遠くの方には、ちぎれ雲が浮かんでいた。 「…………」 「…………」 「…なぁ、はるか…」  藤井冬弥は、端正だがどこか弱い線のあるその顔に青筋を浮かべて、怒りながらはるか に詰め寄ろうとしたが、その前にはるかが口を開いていた。 「嘘…ほんとは冬弥がおむこさんになるって、約束した」 「なんじゃあ、そりゃあ!」 「…だったっけ?」 「うるさい!」  冬弥はゼイゼイと肩で息をしていた。  幼なじみの顔を見やって、相変わらずの優しい微笑みを浮かべている彼女に、それ以上 怒る気にもなれずに―――だから同じ事が繰り返されるのだろうが―――疲れて、はるか と同じように硬い木のベンチにもたれた。  はるかと同じように無限に広がる蒼穹の下で、同一の空気を吸って、同一の空を眺めた。  何も言葉を交わさない、交わす必要も感じられない。  それでも、のどかな、緩慢にすぎていく時間を共有していることは確かで。  彼らは、他人から見れば、恋人同士に見えるかも知れない。  いや多分、そう見えるのだろう。  しかし、事実は違う。  恋人どころか、ともだちですらない。  だからといって、他人なわけもない。  ひどく近い位置の二人。  あまりにも緊密すぎる関係が生み出した、そんな、関係のポケットに二人は存在した。  相手を思いやる必要も感じられない。  相手に思って欲しいとも感じない。  好きでもなく、嫌いでもなく。  だけど、気がついたら側にいるのだ。  そして、何事もなかったように、二人一緒にいる。  それが当たり前だったのだ、幼なじみたちには。 「冬弥」 「ん?」 「さっきの指輪」 「が、どうかしたか?」 「要らなかったら、由綺にあげてね」 「由綺に?」 「うん」 「あげるときに、“およめさんにしてやる”ってちゃんと言うんだよ」 「いやだ」 「昔は、わたしに言ったのに?」  悪戯っ子みたいに、微笑んだ。  冬弥は、少し恥ずかしそうに、鼻の頭をかいた。 「言ってない。 けれど、由綺には…」  遠くを見る冬弥の視線の先には、鳥の群れがいた。 数十羽で編隊を作って地平線へと 飛び去っていった。  後に残るのは、いつまでも騒々しく鳴きたてるセミの声だけだった。 「由綺には?」 「いつか、ちゃんと言うよ…」 「由綺、きっと待ってるよ」 「うん…でも…」  冬弥の声も表情も、煮え切らない。 「好きだったら、ちゃんと、言う」  はるかの声も表情も、真剣だった。  薄く緑がかった大きな瞳には、冬弥の姿だけが映っていた。 「いつかじゃダメなんだよ…。 手遅れになってからじゃ、ダメなんだよ…」  そのときのはるかは、これまで冬弥が見たことがないくらいの、彼女の兄が亡くなった とき以上の、悲しい顔に見えた。  冬弥はとまどいに瞳の色を鈍らせつつ、見やった幼なじみの目にはこれ以上ないくらい に真剣味を帯びていた。  自分の恋人を思いやる、はるか。  森川由綺。  自分の恋人にして、はるかの親友でもある。  ともだちだから、思いやる。  それだけ、なのだろう。  ただ、それだけなのだろう。 「気づいたときには、遅すぎるって…そんなこともあるんだよ…」  瞬間、はるかの視線は、目の前の冬弥ではなく、別の、過去の何かを見ているようなも のへと変わっていた。  しかし、冬弥はそれには気づかなかった。 「わかったよ…ちゃんと言うから、な」 「うん」  午後の授業が始まる事を告げるチャイムが鳴った。 「じゃあ、な」 「じゃあね」  二人が別れてようとしたとき、はるかは冬弥の背後から声をかけていた。 「冬弥」 「なんだ?」  首だけを曲げて、肩越しにはるかの方を向く。 「わたし…由綺には幸せになって欲しいから…」  ぽつりと、感情のこもらない声で、告げた。 「…わかったよ」  頷いて言うと、はるかはもう何も言わずに身を翻してその場から去っていった。 「わたし…」  藤井冬弥の腕の中に、裸身を横たえて自分に寄り添う森川由綺の姿があった。  由綺の長い黒髪が、サラサラと流れて、自分の体に触れるのが、ちょっとくすぐったく 感じていた。 「どうしたの、由綺?」 「ねぇ、冬弥君。 笑わないで聞いてね」  照れくささと、真面目さが半分ずつブレンドされたような、奇妙な表情で言った。  冬弥はよく分からないまま、頷いた。 「笑わないよ」 「ほんとに、笑わない?」 「笑わない」  その答えに、由綺はちょっとだけホッとしたような顔をして、 「じゃあ…はるかちゃんのことなんだけど…」  冬弥は意外な単語に、驚いていた。 「はるか?」 「うん」 「あいつが何かしたの?」 「聞いて―――」  由綺は身をよじって、顔を冬弥に近づけ、その拍子に触れ合う体には、まだ熱っぽく愛 し合った痕跡が残っていた。 「昔ね、わたし―――はるかちゃんを、冬弥君の恋人だと、思っていた頃があったの」 「え?」 「だってね、冬弥君とはるかちゃん、いっつも一緒にいたし仲が良さそうで―――わたし、 てっきり二人がつきあってるんだって思っていて―――」  冬弥は、呆気にとられて何も言えないでいた。 「わたしが冬弥君のことが好きになって、それから、思い切ってはるかちゃんに訊いてみ たの。 “二人はつきあっているんですか?”って」  由綺は赤くなった顔を照れて隠そうとしながらも、なお続けた。 「そしてね、そのときはるかちゃんはこう答えたの」  いったん言葉を切って、何か言いづらそうにしていたが、今度は苦笑混じりの顔でセリ フを吐いた。 「“え? …そんな名前の男の子は知らないよ?” …と、はるかちゃんは何気なく言っ たわけです」  冬弥の目は、点になって、由綺の苦笑を見つめていた。  放心したように、数秒経って、呟いた。 「アノヤロウ…」  つまり、当時のはるかは自分を男だと思っていなかったと言うことだった。  それは冬弥にしても同様だったが、いくら何でもはるかを女の子だと忘れるほどひどく はなかった。 「で、誤解の無くなったわたしは、冬弥君に告白したわけです」  由綺は照れ隠しの仰々しい口調で、告げていた。 「なんだかな〜」  冬弥は、馬鹿らしくなって、笑って全てを忘れてしまいたくなったが、由綺の手前、そ れは我慢した。  代わりに愛おしさをこめて、由綺の繊細な肩を抱きしめていた。 「大好きだよ、由綺」 「わたしも…冬弥君のことが、好き…」  そこで、冬弥はふと思い出していた。  前に、はるかに貰った指輪。 「ちょっと待ってて」  抱く両腕をゆるめて、ベッドから立ちあがると、部屋の机の引き出しを開けた。  薄暗い部屋の、わずかな隙間明かりで赤く光る指輪が見えた。  それを取り上げて、手の平に乗せて、また由綺が待つベッドに戻った。  戻るついでに部屋の電気をつけると、由綺は恥ずかしそうにシーツを体に巻き付けて、 身体を隠していた。  冬弥に見られることが恥ずかしいわけでもないだろうが、まだ少し抵抗があるのだろう。 「これ、はるかから貰ったんだ」 「…指輪だね」  由綺は、目を興味深そうに光らせてその指輪を眺めていた。 「おもちゃだけどね」 「そうなの?」 「うん」 「ふーん」  由綺はおもちゃだと言われても、別に落胆した様子は微塵にも見せずに、相変わらず興 味津々な視線を向けている。 「これ、由綺にあげるけど、欲しい?」  冬弥が尋ねると、 「うん!」  嬉しそうに、間髪入れずに答えが返ってきた。 「じゃあ」  冬弥が指輪を手渡すと、由綺はそれを手にとってまじまじと眺めていた。 「うーん…」  するとなぜか由綺は、うなって考え込み始めた。  しばらく、そうしていると、ふと何か思いだしたように声を発していた。 「ねぇ、冬弥君?」  どこか浮ついた表情の由綺。  まつ毛をパチパチまばたきさせながら、黒い瞳を輝かせていた。 「なに?」  冬弥が返事をすると、由綺はどこか恥ずかしそうにもじもじと視線を外して、言いづら そうにしていたが、 「あのね…」 「うん」 「指輪…してもいいかな…」  由綺は、左手の薬指を見やった。  長く細いその指を、ぴらぴらと動かして見せた。  藤井冬弥は、その意味を量り知ると、ふと、一瞬考え込み、それから何かを決心したよ うに口を開いた。 「待って!」  有無を言わさない口調で、そうして、森川由綺の手から指輪をひったくるようにして奪 っていた。 「冬弥君…?」  由綺は、不思議そうな顔で自分の恋人を眺めていた。  他方、藤井冬弥は、真剣極まりない表情を、その線が細い端正な顔に張り付けていた。 「由綺、その前に俺は一つだけ言わなくちゃならないんだ」  そう言いながら、脳裏に浮かぶのは、あの髪の短い幼なじみの顔と声。  逃げてはいけない。  大事に思うのなら、問題を先送りにしてはいけない。 「今すぐなんて言わない…、そんなことは言わない…」  声が震えて、緊張で視界が定まらない。  のどが急速に渇いていくのを感じ、しかし、絞り出すように声を出した。  由綺を、まっすぐに見据え、 「…俺といつまでも居て欲しい…俺の…およめさんに…なって欲しいんだ」  言い終えたときには、肺の空気を、出し尽くしていた。 「冬弥君…」  恋しい人の名を呼び、それから森川由綺の両の目からは、涙が玉となってこぼれだし、 それは線となって頬を伝い、ベッドのシーツを濡らした。  由綺は、潤んだ瞳で、しゃくり上げながら、それでも精一杯に笑顔で、涙がぼろぼろと こぼしながらの笑顔で、 「わたし…冬弥君のおよめさんになりたいよ…」  それだけを言うと、恋人たちはもう何も、言葉は必要としなかった。  ただ必要なのは、互いのぬくもりで、口づけを交わし、愛し合うそのベッドだけだった。  安らかに眠る二人。  悩みもない、穏やかな寝顔。  女の子の薬指には、指輪がはまっていた。 「冬弥君、はるかちゃんのこと好き?」 「嫌いじゃないけど」 「好き、嫌い?」 「…まぁ…好き、かな」 「はるかちゃんも、冬弥君のこと好きなんだよ」 「まぁ…友達として好いてくれてはいるかもな」  だけども、決して異性としての“好き”ではない。  そのはずだ。  そのはずなのだ。  しかし、本当にそうなのだろうか?  冬弥の心に、わずかな疑問の芽が顔をのぞかせていた。 「よぉ、はるか」  穏やかに晴れた暖かい日に、藤井冬弥は河島はるかに出会っていた。 「…冬弥だ」  はるかはぼーっとした返事を返した。  「久しぶりだな」 「そうだね」 「…元気だったか?」 「冬弥ほどじゃない」 「なにか、引っかかる言い方だけど…」 「気にしない」  マイペースなはるかだった。  が、冬弥はそれには慣れているので、かまわずに話していた。 「なぁ、はるか…あの指輪な…」 「由綺に、あげた?」 「うん」 「喜んだ?」 「あぁ…」  低い声で、冬弥は頷いた。 「およめさん」  はるかは、呟きを漏らした。  かすかなその声を、冬弥は聞き取っていた。 「どうかしたか?」 「わたしも、なりたかったよ、およめさん」  はるかは笑顔で、だけど、どこかもの悲しそうで、幼なじみの顔をじっと見つめていた。 「なれば、いいさ」 「うん、でも、もう遅いから…本当に…なりたいと思ったひとはもういないから…」 「そうか…」 「でもね、後悔はしてないよ」 「はるかさ、俺は…」  冬弥が何か言いかけるのを、はるかは遮った。 「ごめん。 言わないでね、泣いちゃうかも知れないから…」 「…わかった」  冬弥は、言いかけた言葉を飲み込み、くちびるを血が出るくらいに強くかみしめて、何 かをこらえるかのようにゆがんだ変な表情になっていた。  グッと両手の拳を握りしめて、自分の感情を必死で押さえ込んだ。 「由綺の喜んだ顔を見たかったな、わたしも」  言って、はるかは笑った。  それを見て、冬弥は泣きたくなった。  けれども、涙は見せずに、無理矢理に作った笑顔で―――それは、笑っているのか、泣 いているのかすら判断がつかないような顔で――― 「由綺も、はるかに会いたいって言ってたよ」 「うん、最近、会ってないから」 「今度、休みが取れるそうだから、一緒にどこか行くか?」 「良いね」 「たまには、一緒に遊ぶのもいいさ」 「そうだね」  小鳥が、側の木に留まって、チチチとさえずった。  はるかはそれに気づいて視線をやってから、ふと、空を見上げていた。 「空、青いね」 「そうだな」  冬弥も同じように、雲が流れゆく青空をまぶしそうに眺めた。 「天気が良いね」 「そうだな」 「こうしていると、昔を思い出すよ」 「あぁ…ガキの頃はこうしてよく空を眺めたな」 「あの頃は、楽しかったよ」 「今は? 楽しくないか?」 「今も楽しいよ」  それから二人は、無限に広がる空の下で、有限の、地面に縛り付けられたただの幼なじ みとしての関係で、ただ、青く澄みきったどこまでも続いていく蒼穹を、飽きることなく 眺め続けた。  小さい頃から続いた、二人の、幼なじみの、関係は終わることなくて、だけどもはや、 前に進むことも、後ろに戻ることも、無く、かといって足踏みをするでもなく、それは、 鎖で縛り付けられたように、何も変わらない。  幼なじみたちの道は、二つに別れて、決して交わらない。  数年後、藤井冬弥は森川由綺と結婚した。 ―――(終わり)――― あとがき  書き始めたときは、確かにギャグを書くつもりだったはず。  しかれども、結局はこうなってしまいました。  自分は河島はるかが一番好きなのに、幸せにしてあげたいのに、 だけどどうしても、はるかは、森川由綺に、冬弥を譲ってしまうのです。 でも、それがはるかであって、はるかの優しさで、僕が好きなはるかなのです。  今度は、WAのアルバムのたさいを、迷惑でなければ投稿したいと思います。  かなり長い話になると思うのですが…。  では、読んで下さった方、ありがとうございました。
 ☆ コメント ☆ 綾香 :「幼なじみって難しいのねぇ」 セリオ:「そうですね」 綾香 :「近すぎるが故に、ってやつか」 セリオ:「浩之さんもそうでしたね」 綾香 :「うん」 セリオ:「あかりさんとの事を相当悩んだみたいですし」 綾香 :「幼なじみって難しいのねぇ」 セリオ:「そうですね」 綾香 :「近すぎるが故に、ってやつか」 セリオ:「浩之さんもそうでしたね」 綾香 :「うん」 セリオ:「あかりさんとの事を相当悩んだみたいですし」 綾香 :「幼なじみって難しいのねぇ」 セリオ:「そうですね……って……あれ?」 綾香 :「あらら。なんか、ループしてるし」(^ ^; セリオ:「ううっ。今回は真面目で貫き通すつもりだったのに」(−−; 綾香 :「まあ、本編がシリアスな良い話だったからって、      コメントまでもがシリアスになるとは限らないということね」(^ ^;;; セリオ:「なるほど。奥が深いですねぇ」 綾香 :「深くない深くない」(;^_^A



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