300000HIT 突破記念贈呈SS      To Heart           「マルチの話」 (四人家族篇)                        えっちだよぉ                     くのうなおき  箪笥の中を整理していたら、懐かしいものがでてきた。  高校時代に着ていた、白い体操服と、紺色のブルマー・・・・・・。  そういえば、もう10数年しまいっぱなしだったんだね、最後にこれを着たのが確か、大学 2年の時の町内運動会の時だったから。  あの時、浩之ちゃんったら冗談半分で「高校の時の体操服でいいんじゃねーの?」って 言って、それをわたしが真に受けちゃったんだよね。浩之ちゃんったら慌ててたんだけど、とって も嬉しそうだったのは、気のせいかな?うふふ・・・・。  だけど、他の人たちに見られるのが、恥ずかしくて嫌だったから、それ以降着ることは無かった のよね。やっぱり浩之ちゃん以外の男の人に恥ずかしい姿を見られるのはいやだし・・・・。  改めて見ると、本当、ブルマーってエッチだよ・・・・・・・、「パンツ」そのものだもんね。  中学、高校の頃は何の気もなく着てたけど、今、これを着ろなんていわれたら恥ずかしくて拒否 しちゃうかな。  そんな事を思いながらも、一方で、今のわたしが着ても似合うかな?なんて考えていた、今のわ たしは、30歳、小学一年生の娘が一人いる、世間的には「おばさん」なんだけど、でも・・・、浩之 ちゃんも、マルチちゃんも、「ひかりお母さんそっくりで、若々しい」って言ってくれるし、うん、今着 たって似合うはず!!   そう考えたら、すぐにわたしは服を脱いだ。まずは体操服を着て・・・・と、う〜〜〜ん、やっぱり 少し、小さくなっちゃってるかな?おへそが、見えるか見えないかのぎりぎりの所だった。そして ブルマー・・・・・、わたしはどきどきしながら両足を通して、ブルマーを引き上げた、あっ、やっぱり きついかも、やっぱり、少し太っちゃったのかな?  少し、苦労しながらも、何とかわたしはブルマーを履くことができた。そして姿見で、自分の姿 を見てみた。    「あ・・・・・・・・・・。」  鏡に映るわたしは、自分で言うのも何だけど、とてもエッチに思えた。ちょっとお腹がちらりちらり と見える体操服、そして、腰のラインがくっきりと見えるブルマー・・・・、食い込みが深くなっている のが、とてもいやらしい。そして、恥じらいに頬が赤い、わたしの顔。  「浩之ちゃんが、この姿みたらどう思うかな?」  「可愛いぜ」って言ってくれるかな?それともいきなり襲ってきちゃうかな?わたしはどきどきしながら 心を弾ませて考えてみた。  その時、勢い良く、部屋のドアが開けられて「お母さんただいまーーーーーーー!!」と元気良く 一人娘のひかるが飛び込んできた。  「あ・・・!こ、こら、ひかる!お部屋に入る時はドアをノックしなきゃだめでしょ?」  慌ててわたしは叫んだ。ひかるは学校から帰ってくると先ず、必ずわたしとマルチちゃんに「今日学校で こんなことがあったんだよ」って話をしてくれる。それはとっても嬉しいんだけど、わたしが、自分達の 部屋にいる時は、いきなり飛び込んでくるといういけないくせがある。今日みたいな事だってあるし、 ちゃんとノックをしてから入りなさいって、いつも言ってるんだけど、なかなか直らないのよね。  今日みたいな事・・・、そうだ!わたしブルマー姿のままだった!!あうう、ひかるったらわたしを見て どう思うんだろう?  「あ、お母さんごめんなさい・・・あれ?どうしたのお母さんそんなかっこうして?」  ひかるはわたしを、きょとんとしながら見つめていた。やっぱり「お母さんのエッチ〜〜〜」なんて言う のだろうか?  「あ、お母さん、これから走りにいくの?」  わたしの予想に反して、ひかるはわたしがこれからジョキングでもしに行くと思ったみたいだった。そうだよね 、子供だったら普通はそう思うよね?わたしはほっとした。  「うん、そうなんだよ、最近お母さん運動不足だから、軽く走ってみようかなって思って。」   わたしは誤魔化して言ったのだが、それが裏目に出た。  「あ、そうなんだ、それじゃあわたしもお母さんといっしょに走るよ!」  え?え?え?  「こんどの月曜日にマラソン大会があるの、だかられんしゅうしようと思って。」  ひかるは、にこっと笑いながら言った。とっても可愛い笑顔、わたしはひかるの誘いを断れなかった。  「それじゃあ、わたしも着替えてくるね。」  そういうと、ひかるはばたばたと自分の部屋へと走っていった。・・・・・・うう、どうしうよう・・・・・?  トレパンみたいなものは無いかとさがしてみたが、見つからなかった。浩之ちゃんのじゃ大きすぎるし どうしようと思っていると、ドアがノックされ、「お母さん、おまたせ!!」と体操服に着替えたひかるが やってきた。  「それじゃあ、早く外に行こうよ。」  ひかるに手をひかれて、わたしは部屋を出た、そして階段を降りる。その時、きゅっとブルマーが食い込んだ    「あうっ!」  思わずわたしは声をあげた、痛い・・・、ではなくなんとも言えない刺激、そう浩之ちゃんが入ってくるような・・ ・・・じゃなくて!!  「お母さんどうしたの?」  ひかるが心配そうに言った。  「ううん、なんでもないの」  わたしは、笑って誤魔化した、ひかるも、それ以上は聞かなかった。  階段を一歩一歩降りるたびに、ブルマーは食い込み、刺激が来た。わたしは声をださないようにこらえた。  『ああ・・・・・、だめえ・・・・・』  このまま、走ったら一体どうなるんだろう?刺激に耐えながらわたしは思った、だけど走るのを止める 事を、どうひかるに言えばいいか、考えあぐねていた。  「あら?あかりさん、ひかるちゃん、おでかけですか?」  居間に来ると、マルチちゃんがいて、わたし達に声をかけた。  「うん、お母さんとお外を走ってくるの、マルチお姉ちゃんも一緒に行こうよ。」  「う〜〜〜ん、わたしも一緒に行きたいんですけど、夕ご飯の支度がありますから。」  マルチちゃんが残念そうに言った。  「そうなんだ、マルチお姉ちゃんも一緒だと、もっと楽しいんだけどなあ。」  ひかるも残念そうに呟いた。  「ごめんなさいね、ひかるちゃんまた今度ね。」  「うん!!」  「マルチちゃん、本当にいいの?」  「はい、あかりさんはひかるちゃんに付き合ってあげて下さい。」  マルチちゃんは、にこっと笑って言った、マルチちゃんも一緒に行きたいんだろうな、それなのに ・・・・ごめんね。  「うん、ありがとうね、マルチちゃん」  わたしは、マルチちゃんの頭を撫でてあげた。  「あ・・・・・・・・」  ぽーっとなったマルチちゃんを見て、ひかるも「お母さん、わたしも〜〜〜〜」と言った、わたしは ひかるを抱き上げた、ひかるはマルチちゃんの頭をいとおしそうに撫でた。  「・・・・ひかるちゃん、ありがとうね・・・・。」  マルチちゃんが更にぽーっとなりながら、言った。このほのぼのとした雰囲気に、わたしは体操服の 気恥ずかしさも、ブルマーの食い込みの刺激も忘れていた。    ・・・・・・・・・・のだけど、やはりいざ、外に出ると「現実」というものに気付かされてしまうのね。 11月後半の肌寒さよりも、ぴっちりブルマーの恥ずかしさ、そして食い込みの刺激がわたしを襲った。  「お母さ〜〜〜〜〜ん、どうしたの〜〜〜〜?」  先に走っているひかるが声をかけた。  「あ、ちょっと・・・・まってね・・・、ひかるったら・・・・早いんだもん・・・・・・」  べつの意味で、息もあがったような声でわたしは言った。まずは、公園まで走ることにしたのだが、まだ そこまで半分も行っていない。だって・・・・・・、走ろうとすると、刺激が・・・・・・あん!  何とも言えない、快い刺激が容赦無く、わたしを襲ってきた、きゅっと押さえ付けられるだけでもこんなに 気持ちがいいなんて・・・・・・、でもこんな時に気持ち良くなっちゃっても困るよぉ・・・・・・、あうっ。 今のところ、知り合いの人には会っていないけど、でも、すれ違う人達はやっぱり、ちらっ、とでもわたし達を 見ていた。ううっ・・・、食い込みブルマーに悶えながら走っているわたしを見てどう思ったんだろう?やっぱり 変な人なんて思ったのかなあ?・・・あうん!!  刺激は、躊躇無くわたしを襲ってくる、足を動かすたびに感じてしまう、わたしの女の部分・・・・。も、もうだめ ・・・・・。  「はああ・・・・・・・・・・っ!」  わたしは甘みをおびた声をあげると、その場にへたりこんでしまった。  「お母さん!どうしたの!?」  ひかるが心配そうな顔をしてわたしの顔を覗き込んだ。  「あ・・・・、ごめんね・・・、お母さん急に調子が悪くなっちゃった・・・・・。」  「お母さん、はあはあって・・・・・息が辛そうだし、風邪ひいちゃったのかな。」  「多分・・・、そうかもね」  ひかるは急に顔が曇った。  「それじゃあ、早くお家に帰ろうよ、また今度、一緒に走ればいいんだし、お母さんの風邪が心配だよ。」  「うん・・・・・、はあ・・・・・そうだね、ごめんね、ひかる。」  「そんなこといいよ、お母さんの体のほうが大事だもん。」  わたし達は、走るの中断して家に戻る事にした。ひかるは気遣わしげにわたしを見つめていた、そんなひかる にわたしは心のなかで謝った。  『ごめんね、ひかる・・・・・・、エッチなお母さんを許してね・・・・・・・。』  わたしが、苦しんでる原因が風邪なんかじゃなくて、ブルマーの食い込みだなんて知ったら、ひかる、どういう 顔をするんだろうな・・・?ちょっと怖いかも。    家に戻ると、今度はマルチちゃんが、苦しげなわたしを見て、慌てて薬を準備してくれた。わたしは、二人に嘘をついて いるのをすまなく思う半面、自分の事をこんなに心配してくれている事がとっても嬉しく感じていた。  「あかりさん、夕ご飯の準備はわたしがやりますから、あかりさんは休んでいてくださいね。」  「あ、マルチお姉ちゃん、わたしも夕ご飯のしたく手伝うよ〜〜。」  「はい、お手伝いお願いしますね、ひかるちゃん。」  「うん!!」  「・・・・二人とも・・・ありがとうね・・・・・あ・・・・、あふ・・・・」  思わず甘い吐息がもれてしまう、わたしは二人に感謝して、急いで自分の部屋に戻った。  部屋に入ると、体をベッドの上に投げ出し、しばらく天井をぼーっと見ていた。なぜかブルマーを脱ごうという気には ならなかった。  どうしてなんだろう?さっきはあれほど、刺激がおそってくるのが嫌だったのに、今はこの快い刺激にすっかり身を 委ねてしまって、エッチな気分にすっかりひたっていた。時折、足を動かして女の部分に刺激を与えていた。  「あ、ああ・・・・・・・ん」  甘い喘ぎ声を、わたしは躊躇無く出していた。  多分、さっきは他の人に見られるのが嫌なだけで、こうして一人でいる時と浩之ちゃんと二人っきりの時はこういうの って大好きなんだろうな、わたしって。ううっ・・・、わたしってばエッチな女だよぅ・・・・・。  だけど、これはみんな浩之ちゃんが悪いんだもん、わたしにエッチなことして、わたしが悶えているのを「可愛いぜ」 って言ってくれる浩之ちゃんがいけないんだもん、浩之ちゃんの前でならわたし、いくらでもエッチな女になっちゃうもん。  この格好で浩之ちゃんに愛されてるわたしを想像してみた、やっぱり浩之ちゃんのことだから、ブルマーの上から あんなことやこんなことをするのかなあ・・・・?そんなことを考えていたら、急にエッチな気分が高まってきた。  ちょ、ちょっと・・・・・!まだ、浩之ちゃんはお仕事から帰ってきてないのに!!  わたしは自分の体に文句をいう、今、気分が最高潮に達しても、それを鎮めてくれる唯一の男の人はまだいない のに、どうしたらいいの?  そんなことを思っていると、自然に自分の指が女の部分に伸びていた、やっぱり、自分で慰めるのかなぁ・・・・、一人 エッチなんて十何年ぶりだろう?浩之ちゃんと初めてしたときから、ずっとしてないし・・・・・・。でも、もうエッチな気分 を抑えられないよぅ・・・・・。  「あん・・・・・、ひろゆきちゃあん・・・・・・・・・・・。」  浩之ちゃんを思いながら、わたしは指を動かしだした。  頭がぼうっとしていた、あれから絶頂に達したわたしは、薬がききだして、眠っていた。  「今、何時かな・・・・・?」  時計を見ようと顔をあげたわたしの目の前に、最愛の旦那様の顔があった。浩之ちゃんは 気恥ずかしそうに、わたしを見ていた。  「おはよう、奥様」  何て言ったらいいんだろう?ここに浩之ちゃんがいるという事は、わたしのブルマー姿を見ていると言う事で あって、ひょっとすると、わたしの女の部分が濡れちゃってることも知っていちゃったりするわけで・・・・・・、 あ〜〜〜〜ん、どうしよう!!  「マルチから、お前が風邪をひいたって聞いたんだが・・・・・、これは・・・どういうことなんだ・・・・・?」  浩之ちゃんが困った顔で聞く、そりゃ、風邪ひいたのかと思って来てみれば、わたしが年がいもなくブルマー姿 でその・・・・・・濡らしちゃっているのを見れば、たしかに何があったんだと思うのは当たり前なんだろうけど・・・。  でも、やっぱり意地悪だよぉ・・・・・・・。  わたしは、ぷいっと、拗ねてそっぽをむいた。  「どうせわたしは、エッチな女だもん、高校時代の体操服を見つけて、思わず着ちゃって、きつめのブルマー に悶えちゃって、浩之ちゃんを思い浮かべながら一人エッチしちゃう女だもん!!」  つい開き直って言ってしまった、でもそんなわたしを浩之ちゃんは、わたしの顔をそっと、自分の方に向け 直させて、優しい笑顔で言った。  「ごめんな・・・・、あかりがとっても可愛いから・・・、つい、どう声をかけていいものか迷っちまったんだ。」  「え?可愛い?わたしのこの格好が?」  思わずわたしは聞いた、そりゃ嬉しいんだけど、やっぱり、本当にそう思ってくれてるのか不安になる。  「ああ、とっても可愛いさ、何ていうのかな?大人の女の色気と高校生の頃の初々しさが、見事にあわさって ・・・、すげー可愛いぞ・・・・・。」  「え・・・、やだ・・・・・浩之ちゃんったら・・・・・・・(ぽっ)」    「思わず、襲っちゃいたいくらいだ・・・・・・・・。」  と言って、浩之ちゃんはわたしを抱きしめた。え?今から襲っちゃうの?だって今6時だし、夕ご飯がもうできている と思うし・・・・・。  でも、襲われちゃってもいいかな?  「うん・・・・・・・、浩之ちゃん・・・・・・わたしを・・・襲って・・・・・・・・・。」  「え、いいのか?晩飯できてるのに・・・・。」  浩之ちゃんが、思わず聞いた。あ、さっきは冗談で言ったんだ、でも今のわたしに冗談は通じないもん♪  「いいの・・・・、今すぐ・・・わたしを・・・襲って・・・・ね?」  「しょうがねえなあ・・・・・・・」  浩之ちゃんは微笑むと、そっと唇を重ねてきた。すぐに互いに舌を絡ませ会う、そして浩之ちゃんの指が わたしのブルマーに包まれた女の部分を優しく愛撫してきた。  『・・・・・やっぱり自分の指より、浩之ちゃんのほうがいいな・・・・・・・』  しばらく、ブルマーは夫婦生活の必需品になりそうです。えへっ♪    浩之さんが、あかりさんの様子を見に部屋に行かれて、もう30分ぐらいになりますが一向に戻ってきません。 夕ご飯をどうなさるのか気になったので、わたしは様子を見に、浩之さんとあかりさんの部屋に行ってみました。 ドアの前に来て、ノブに手をかけたとき、あかりさんの甘い声が聞こえてきました、そして浩之さんの声も・・・・・。  あ、いけない、いけない・・・・、ついお二人の邪魔をしてしまうところでした、でも浩之さんもあかりさんも、「風邪 は汗を一杯かけば直る」とはいえ・・・・もう、エッチですね♪  ふふっ・・・・、頑張りすぎて更に風邪を悪化させないで下さいね。  それでは、ひかるちゃんには先に夕ご飯を食べてもらうことにしましょう、それと、しばらくお二人の部屋には 近づかないようにして、と。  それではお二人ともごゆっくり♪           終  後書き  某秋子さんのSSサイトの「秋子さんにぶるまあ」なSSを読んでこんな話を思いつきました。 いえ、決して妖しい電波が飛んできたわけじゃないですよ。え?こんな話を書いている 時点で充分電波が飛んできているって?・・・・・こりゃまた失礼しました。  まあ、気懸かりなのはこれ、無事掲載されるかなあ?一応、X指定表現は省いたつもりですが・・・・・。  さて、次はいよいよ「マルチの話」も20回目です、さてどういう話にしようかな?  それよりも先に「マルチin了承」を書かなくちゃ・・・・・(汗)  最後にHiroさん、三十万HIT達成おめでとうございます。これからもこのHPが無事続くことを 期待します。
 ☆ コメント ☆ 琴音 :「…………」(*・・*)  葵 :「…………」(*・・*) 琴音 :「…………」(*・・*)  葵 :「…………」(*・・*) 琴音 :「あかりさん……えっちです」(*・・*)  葵 :「うん」(*・・*) 琴音 :「不潔です」(*・・*)  葵 :「た、確かに……ブルマーで、しかも、外で身悶えるのって不潔だよね」(*・・*) 琴音 :「でも……あかりさんのブルマー姿って……似合うかも……」(*・・*)  葵 :「そ、そうだね」(*・・*) 琴音 :「とは言え、葵ちゃんには敵わないだろうけどね。      なんたって、葵ちゃんはブルマーの達人だから」(^0^)  葵 :「そんな持ち上げられ方…………嬉しくない」(−−;



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