GEN
私的分類:密かなお気に入り♪(ランク8、聴いてみてね)
ずっと売れずに頑張っているGENですが、私は彼の歌が大好きです。
ややかすれた声にブルースを感じさせる繊細なメロディー。
彼の場合は、歌詞よりも声や曲が先に立ってしまう印象はあるのですが、
それでも私は彼の曲を聴けることをやっぱり嬉しく思います。
彼には売れても売れなくても長く歌を歌ってもらいたいと思います。
経歴紹介
- 1990年(?)、源学を中心にバンドGEN結成
- 1991年(?)、ベース、ドラム脱退?
- 1990年代半ば(詳細不明)、GEN解散、1994年、源学(みなもとまなぶ)としてソロデビュー
- 1995年再びGENに名前を戻す。アルバム「銀ラッパの行進」発表。テレビCMに「街の灯」が使用されたはず
- 1999年スウェディッシュポップの名プロデューサートーレ・ヨハンソンをプロデューサーに迎えマキシシングル「群青の日々」リリース
- 2000年 ソロアルバム「ウルトラマリン」リリース
CDアルバムリスト
1992〜1993年に掛けての活動状況は把握してません。
CDアルバムレビュー&お勧め曲
- 「La-La-La」(1990/ビクター)55’22”
1. バラ色の人生
2. 気取ってんじゃねぇよ
3. じゃまな奴等
4. ラララのままで
5. 盲目の恋人
6. あした天気になれ
7. 勝手じゃん
8. メロメロ
9. 泥んこ色の気分
10. ブルースマンに憧れて
- レビュー
個人的にはGENと出会った記念すべきアルバム。アルバムとしてみると全体的にはブルース雰囲気があり、聞く人を選ぶのかもしれません。とても好きな歌手ではあるのですが、このアルバムに関しては、飛び抜けて好きな曲が数曲あり、それらと比べると他は今ひとつの印象を持っています。
その飛び抜けた曲とは、アルバムop曲でもあり、バンドサウンドに乗せられつつもGENのボーカルの魅力に溢れている「バラ色の人生」、繊細なイントロが心地よく、聞くことで肩の力を抜くことを意識させられる「ラララのままで」、GENの甘いボーカルが冴える「盲目の恋人」です。
- 「Memories」(1991/ビクター)54’41”
1. ビーナス
2. セピアの街で
3. メモリーズ
4. 素敵な夜に包まれて
5. 落伍者にはなりたくない
6. ハプニング
7. 幸福な時間
8. いつもの道
9. 都会に咲く花
10. 役立たずの空っぽの銃
11. 君と僕とのラヴソング
12. La La Means Walts
13. 涙をふいて
- レビュー
前作と比較するとアルバムの印象が結構変わってています。おそらくバンドメンバーが入れ替わったことが大きかったのだと思いますが、前作でブルース、パンクの雰囲気が強かったのですが、今作ではバックにパーカッションがかなり入っているためか全体的に音がカラッとポップになっています。しかし、これは何というのかジャンルが分かりません^^;
改めて聞いてみて・・・やはり貴重な歌手だと再認識。こういう歌を歌う人はほんとに他にいないですね。彼独特の間というか、歌(声)やメロディーが心を温めます。
お気に入り曲は、これぞGENの歌とも言うべき「セピアの街で」、GENらしいメロディーに乗せた真っ直ぐな歌詞が印象的な「君と僕とのラヴソング」、何の変哲もないメロディーに何故か心が揺れる「涙をふいて」です。
「LE PLEIN SOLEIL」(1994/ビクターエンターテイメント/源学としてリリース)52'03"
1. 恋のイントロダクション
2. 太陽がいっぱい ーLe Plein Soleilー
3. あの日の君が・・・
4. Everytime we say goodbye
5. あふれる涙
6. 寒い冬の街角で
7. Sunset Beach
8. 雨のイメージ
9. 夜明けのポートレイト
10. ROMAN・S
11. 木漏れ日の中で ーWhat a wonderful dayー
- レビュー
バンド時代と比べると優しくメローになっています。ボーカルに関してもかすれ声で歌っていたGEN時代と比べると、かなり甘く伸びやかになっています。客観的にみれば、彼の曲は一般受けして大ヒットする歌ではないと思いますが、自信を持って良い歌だといえます。現に長いこと聞けるのがその証拠ではないかと思います。中でもこのアルバムはお気に入りの一枚です。
アルバム収録曲の多くは同列に位置する(ある意味印象は似ている)のですが、opの「恋のイントロダクション」弾け具合は結構好きですね。(しかし、この作詞の佐藤ありすって何処かで聞いたような・・・ZOOの人だったっけな?)あとは、サビ部分が印象的な「太陽がいっぱい」がお気に入り♪
「銀ラッパの行進」(1995/ビクターエンターテイメント/再びGENとしてリリース)43'32"
1. ガレキの天使
2. うわさの男
3. 僕はどこかへ行っちまった
4. 街の灯
5. 旅愁
6. ムード
7. 待ちぼうけ
8. LOVE 〜ありふれた日常〜
9. 銀玉鉄砲
10. 悲しいなんて、おもわなかった・・・
11. 月のCafe
- レビュー
珠玉の名曲「街の灯」が収録されたアルバム。この一曲を聴けただけでもGENを聞き続けて良かったと思ったほどの一曲です。懐かしさと同時に哀しさを伴うメロディーと歌詞、声は特筆に値します。1995年発表の曲ですが頭にこびりついていて今でも夜中に静かに光る月を見るとこの歌を口ずさんでしまいます^^;
アルバムとしても好きな一枚です。全体的にシンプルだと思いますが、これが逆にGENのボーカルの良さを引き出しているように思います。彼の良さである声とメロディーが生きてるとでも言えば良いのでしょうか。
お気に入り曲は何といっても「街の灯」!これを外すことは出来ません。その他にも詩的な世界が情景を描く「ムード」、シンプルながら声が浸みてくる「ガレキの天使」あたりも良いですね。
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