経歴紹介

• 1992年、「お宝〜大切な君だから」でメジャーデビュー。坂本さとるをボーカルに、ベースに弟の坂本昌人、ギターに渡辺洋一、ドラムに鈴木慎也というシンプルなバンド構成。
• 1993頭に遠距離恋愛を歌ったシングル「大丈夫」がスマッシュヒット。名曲の数々を作りながらその後ヒットに恵まれず、オリジナルアルバム7枚を残して1998年に活動休止(/_;)
• 1999年にボーカルだった坂本サトルさんは「天使達の歌」でメジャー再デビュー♪
• マキシシングル「天使達の歌」はサトルさんが再出発の意味も込めて、ジガサンの出発点でもあった北海道、東北地区限定でインディーズ発売された。それと同時にキャンペーン活動として路上や飲食店など全国300本近いストリートライブをこなす。FM各局などでも集中的に放送され、「天使達の歌」はインディーズでは異例の大ヒット（発売地域の人口を全国換算すると約20万枚、インディーズであることを考えると異例）を飛ばし、メジャー版が発売されるに至る。その後もストリートライブを展開し、CDTVなどのランキング番組で上位に顔を出したり、テレビ「うたばん」、「ミュージックステーション」に出演もした。その後もライブ活動を展開し、都合300本を越えた。
  　実際に私もイベントに参加しましたが、特別な場合を除いてマイクを使わず、熱唱するサトルさんの声はまっすぐに心に届く最高のものでした。握手してもらって、「天使達の歌」にサインしてもらって・・・・感動〜(ToT)。
• 地道な活動と新たなファンの声に後押しされ1999年、JIGGER'S SON時代のベスト曲をリテイクした「orange」、「apple」が発表される。

CDアルバムリスト

• 自画自賛〜大切な君だから（1992/日本コロンビア/廃盤）
• おなじ空の下で（1992/日本コロンビア/廃盤）
• 幸せになりたい。（1993/日本コロンビア/廃盤）
• JIGGER'S SON（1994/日本コロンビア/廃盤）
• Birthday〜1992-1995〜（1995/日本コロンビア/廃盤？） 過去のアルバムからリミックスしたベスト版（かなりアレンジあり）
• あなたの味方（1995/日本コロンビア/廃盤）
• 素敵な日々（1997/TRIAD）
• バランス（1998/TRIAD）
• Lemonade Days（1998/日本コロンビア/廃盤） アルバムベスト版
• orange（1999/TRIAD）JIGGER'S SON時代の曲をリテイクしたベスト版
• apple（1999/TRIAD）
• 終わらない歌（2000/TRIAD/坂本サトルソロアルバム）
• 走る人（2001/TRIAD/坂本サトルソロアルバム）

CDアルバムレビュー＆お勧め曲

• 「自画自賛」
  1. お宝〜大切な君だから〜
  2. 17才
  3. オートバイに乗って
  4. オンボロのライフ
  5. 流れ星が見える丘
  6. 貨物列車
  7. 迎えに行くよ
  
• レビュー
  記念すべきデビューアルバム。曲数は少ないながら透明感溢れる名曲がちらほら。デビュー曲「お宝〜大切な君だから」の他に長く住み慣れた街に恋人を残し街を出るときを描いた「オートバイに乗って」、遠距離恋愛を歌った珠玉の名曲「迎えに行くよ」、別れのシーンを歌った情景の浮かぶ名曲「流れ星が見える丘」この曲のラストへの壮大な展開には背筋が寒くなります。う〜ん、どれも名曲ばっかだぞ（笑）似たような経験をした人は泣くかも。そのくらいどの歌詞も浸みます。中古で見つけたらゲットだ〜

• 「おなじ空の下で 」
  1. 大丈夫
  2. コーヒーを入れよう
  3. 君の歌　〜きみのうた〜
  4. 顔を上げて
  5. ルビー
  6. 雨の音を聞いている
  7. 月
  8. 大丈夫〜おなじ空の下で〜
  
  
• レビュー
  スマッシュヒット曲「大丈夫」を収録した2nd。「大丈夫」タイトルにも現れているように遠距離恋愛の応援歌ですが、ラスト付近の畳み込むような展開は秀逸。「顔を上げて」は・・・泣きます。これも離れた街にに残してきた恋人への愛情を歌った歌です。「ルビー」、「雨の音を聞いている」も透明感に溢れ、サトルさんのボーカルが最大限に生かされてる名曲。青春の一ページを切り取ったかのような鮮やかな情景が浮かびます。

• 「幸せになりたい 」（初回特典「大丈夫」〜ライブバージョン〜）
  1. ココア
  2. 雪
  3. 街で会おうよ
  4. 迷える子羊
  5. 君が降らせた雨
  6. さようなら
  7. 美人
  8. 半分残そう
  9. 少年に大志を　心に錦を
  10. 4つの約束
  11. 寝顔
• レビュー
  オリジナルアルバムでは一番好きなアルバムです。op曲「ココア」から凛とした空気感が非常に心地よいです。イメージ的には北海道なのかな。全体的にはバラードあり、バンドサウンドありという感じですが、やはりバラードの名曲「君が降らせた雨」がずば抜けて良いです。これ聞いて何度も泣きました^^;　未練を残してる人は昇華するために聞くように（笑）。　逆に「街で会おうよ」は明るい曲ですが、恋人達の風景を切り取ったようなすばらしい曲です。「4つの約束」も聞けば聞く程良くなる良い曲で、歌詞の対比がすばらしく良いです。
  

• 「JIGGER'S SON」
• 1. 缶ビール
  2. 流浪の民
  3. 君のスーツ姿は最高
  4. ぶどう
  5. 何もしてあげられない
  6. スイッチ
  7. 都会の犬
  8. ヒグラシ
  9. 朝霧のマーチ
  10. 14才
  11. 喧嘩して別れよう
  12. 寝つけない夜
  13. また明日
  
• レビュー
  この頃からだいぶバンドっぽくなってます。最初の頃の素朴さが薄れたのをどう感じるか難しいところだけど。サウンド的には厚みが増してますが、基本的に歌詞、曲はジガサンのものですから、彼ららしさが十分に出てます。このアルバムでお勧め曲をあげるとすれば「何もしてあげられない」、「また明日」の二曲でしょう。特に「何もしてあげられない」は別れた恋人に対しての気持ちを歌ったものですが、かなり歌詞が暗いです。しかし、感じるものがきっとあるはず。一方の「また明日」は恋人と「また朝も明日も会おうね」という非常にまっすぐな曲です。でも、ちょっと不安も歌詞の間から感じられます。

• Birthday〜1992-1995〜
• 1. 顔を上げて
  2. お宝
  3. 君は泣かないと約束した（未発表新録）
  4. 月
  5. うわさのディレイ
  6. 迎えにゆくよ
  7. 流れ星が見える丘
  8. 大丈夫
  9. 君が降らせた雨
  10. 迷える子羊
  11. また明日
  12. 缶ビール
  13. さよならは僕が言う
• レビュー
  ベストオブベスト！1995年までのアルバムからですが、アレンジが大幅に入っているため印象がかなり違ったりします。とにかくJIGGER'S SONの初期作の名曲を聴くならこれしかない。手に入りにくいけど^^;　お勧めは新録未発表の「君は泣かないと約束した」、「迎えにゆくよ」、アコースティックバージョンの「また明日」などほとんど全てがお勧め。最後に「さよならは僕が言う」というかなり哀しい曲が・・・個人的な意見ですが、別れを伝える重さを感じる曲です。お互い気持ちが残りながら変わっていく二人、一方は昔の恋人に思いを馳せ、一方は・・・・。

• 「あなたの味方」

  1. さらし者（豪華風）
  2. 最後に笑うやつが1番良く笑う
  3. あなたの味方
  4. 好きになりたい
  5. 河
  6. さよならは僕が言う
  7. クロ
  8. どうすればいいの
  9. 最後のキス
  10. 花
  11. 告白

• レビュー
  個人的には大好きな曲が少な目のアルバムです。ただ、PSY･SのCHAKAさんがコーラスで参加してる「河」、ラスト曲でシングルにもなっている「告白」はかなりの曲です。特に「告白」ジガサンのベスト曲としてあげる人もいると思うくらいの名曲ですよ。好きになった人の過去を含め全てを受け入れ、自分と過ごしている自分が好きだと言ってくれる恋人・・・ほんとに良い曲です。

• 「素敵な日々」

  1. 素敵な日々
  2. 流星
  3. やっぱり僕だけ
  4. バイバイ
  5. 歓びの歌
  6. 素敵な呪文
  7. Film
  8. パズル
  9. 光の扉
  10. 春
  11. 紫の花

• レビュー
  レコード会社を移籍した後の最初のアルバム。かなりバンドサウンドが前に出てます。個人的にこのアルバムの中に猛烈に好きという曲はないです。シングル「バイバイ」とか、個人的に想い出とだぶった「紫の花」がかなり良い曲なんですけど、全体としては小粒な感じです。一応、他のお勧め曲だとメロディーラインの綺麗な「素敵な日々」、力強いサウンドの「流星」、「バイバイ」、が良い感じです。

• 「バランス」

  1. バランス
  2. 世界の終わり
  3. ふらんす
  4. 希望
  5. 海辺で暮らす君
  6. 遠い記憶
  7. Ｑ日の雷
  8. ラジオ（My Home風）
  9. 天国に一番近い部屋
  10. 女神（これは愛だ）
  11. 海へ行った
  12. 忘れないで

• レビュー
  活動休止前に発表された最後のアルバム。この段階でのジガサンの最終形態だったのかバンドサウンドが非常に心地よいです。初期の頃のようなボーカルを前面に押し出した形でないためか、始めて聞いたときからまっすぐに詩が入ってくる感じはしませんでしたが、聞き込むとかなりよい曲があります。サウンド的に心地よい「バランス」、時の流れが過去の思いを癒し、そのとき君にまた会いたいという詩の「海辺で暮らす君」、時を経て取り戻した二人の記憶、鮮やかだった二人の時間を歌った「遠い記憶」、改めて歌詞の良さを感じさせられた「忘れないで」がお勧め。特に「忘れないで」は秀逸。

• 「Lemonade Days」THE BEST OF JIGGER'S SON 1992〜1995
  1. 大丈夫
  2. 告白
  3. 缶ビール
  4. 顔を上げて
  5. 雪
  6. 好きになりたい
  7. さようなら
  8. 河
  9. また明日
  10. 何もしてあげない
  11. 君が降らせた雨
  12. 月
  13. 流れ星が見える丘
  14. お宝〜大切な君だから
  　
• レビュー
  未購入につき詳細レビュー無し。全てアルバムからの収録なのでアルバム中のお勧め曲を参考にしてください。
  一応書くと、「大丈夫」がopになってるように、JIGGER'S SONの代表曲が沢山収録されていますので買って損はないです。ただ、既に廃盤のようなので店頭在庫、あるいは中古のみです。下の「orange」とかぶってる曲もあるので、見送って「orange」と「apple」を買う方が無難か。

• 「orange」（未購入）JIGGER'S SON時代の曲をリテイクしたベスト版（ラブソング中心）
  1. 缶ビール
  2. 海辺で暮らす君
  3. 告白
  4. 春
  5. 大丈夫
  6. 流星
  7. 何もしてあげない
  8. 雪
  9. 月
  10. クロ
  11. 素敵な日々
  12. 紫の花
  13. 忘れないで
  14. お宝〜大切な君だから
  
  
• 「apple」（未購入）JIGGER'S SON時代の曲をリテイクしたベスト版（バンド色強い）
  
  
• 「終わらない歌」（税込み3059円　収録時間58’36”）
  1.　Yellow
  2.　FREE
  3.　弟
  4.　愛の言葉
  5.　たからもん
  6.　僕はどこへ行く
  7.　傘
  8.　世界中の全ての色（アルバムバージョン）
  9.　人生劇場三文芝居
  10.　〜Interlude〜
  11.　天使達の歌
  12.　流れ星
  13.　レモネードデイズ
• レビュー
  　天使達の歌に始まった坂本サトルのソロ活動。その一つのまとめがこの「終わらない歌」なのでしょう。タイトルに示されているように、坂本サトルの歌うことへの強い意志が感じられます。
  　音的には管楽器など様々な楽器を重ねている割には、バンド時代の曲の数々と比較して、かなりシンプルに感じます。よく言えば、音に透明感を感じます。最初聞くとメロディーには物足りなさを感じます。雑誌のインタビューでサトルさんは、自分の歌として「天使達の歌」作ったところ、それが思わぬところで、共感、感動してくれる人が居た。数々の路上ライブ活動を通じて、自分自身の、そして人の普遍的な部分を歌にしようと思った。というような意味のことをいっていました。彼のこの言葉が表しているように、この「終わらない歌」は坂本サトルの言葉、そして歌の原点に復帰しているアルバムなのだと思います。シンプルで真っ直ぐな歌詞はともすれば物足りなさを感じさせてしまいますが、アコースティックギター一本で歌で全国を勝負してきたサトルさんならではの歌の重みがあります。ただ、「FREE」、「傘」などお気に入りの曲もありますが、シングル曲「愛の言葉」、そして「天使達の歌」が飛び抜けてしまっているのが残念と言えば残念。シングル曲を気に入ってアルバムを買ってくれた人が他の曲をどう感じるのかちょっと心配だったりします。

• 「走る人」（収録時間48’23”）
  1.　走る人
  2.　風のゆくえ
  3.　最後に咲く花
  4.　霧雨
  5.　青い扉
  6.　たかがそんなこと
  7.　キリフダ
  8.　OK
  9.　赤い月
  10.　明日の色
  11.　一日の終わりに
  CD-EXTRA　明日の色（カウントダウン SAPPORO 2001バージョン）
• レビュー

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