Birthday Suits
(佐木伸誘)
私的分類:なかなかお気に入り♪(ランク7、聴いてみてね)
柔らかなスモーキーボイスが魅力の佐木さんのユニットです。
デビュー当時から彼の声とメロディーに引きつけられました。
経歴紹介
- 佐木伸誘(のぶひで)は1988年シングル「FOR YOUR HAPPINESS」でデビュー。当時、本格派大型新人として注目される。
- 1988年、アルバム「夢を よべ」発表
- 1989年、アルバム「ポジティブ」発表
- この後、ソロでもう一枚アルバムを出していたかも。
- 一旦、メージャーシーンから離れた後、1993年松崎真人とBirhday Suits結成。
- その後、1999年までに三枚のアルバムを発表。
- 1999年11月にシングル「BOY −奇蹟の花」発売。
- メーカーのアーティストHPはこちら。
CDアルバムリスト
- 夢を よべ(1988/東芝EMI/佐木伸誘としてリリース/廃盤)
- ポジティブ(1989/東芝EMI/佐木伸誘としてリリース/廃盤)
- CLOSET(1993/東芝EMI/これ以降、Birthday Suitsとしてリリース)
- Home and Away(1994/東芝EMI)
- R.(1995/東芝EMI)
CDアルバムレビュー&お勧め曲
- 「夢を よべ」(1988/東芝EMI/45'56")
1. 君の夢を話してくれ
2. だけど言わないで
3. ONECE, TWICE I'LL TRY
4. LONELY
5. 彼女は眠らない
6. FOR YOUR HAPPINESS
7. THURSDAY
8. NIGERIA
9. NEW FACE
10. JONI
- レビュー
最初、彼のシングル「FOR YOUR HAPPINESS」を聴いたときには、変わった声の人だなぁと思い、売れないだろうと感じたものですが、個人的にはその声やメロディーに引きつけられたのでした。スモーキーな声質が彼の歌手としての懐の広さを感じさせます。曲は全て佐木伸誘によるもので、ジャンル的には軽めのロックなのですが、何曲かメロディーのとても綺麗な曲があります。声やメロディーと比べると歌詞がちょっと弱い気がします。
アルバムとしてみると、ちょっとインパクトに欠ける印象はありますが、彼の声質に惚れ込んでいる私はそこそこ楽しめました。曲としてはメロディーが綺麗で聴き応えのある「LONELY」が圧倒的に好きです。デビュー曲の「FOR
YOUR HAPPINESS」も彼らしくて良いですね。
- 「ポジティブ」(1989/東芝EMI/48’12”)
1. THE LONGEST NIGHT
2. SIGNS ON THE WALL
3. GUT'S IN YOUR MIND
4. SWIMMER
5. RAINBOW
6. ONE STEP
7. ガラスの中の少女
8. STRIKER
9. みんなぼっち
10. 新しい船
- レビュー
彼の曲に本格的に入り込んだ個人的に大好きな一枚。発売当時、レンタルでテープに落としたのですが、その後CDが入手不可能となり、約10年後の1998年にようやく名古屋の中古ショップで見つけた一枚でもあります。
シングル曲でもありキャッチーな「THE LONGEST NIGHT」や軽快な音に力強い佐木伸誘の歌がよい「GUT'S IN
YOUR MIND」、曲の広がりが心地よく、サビ部分のボーカルが印象的な「ガラスの中の少女」が良いですね。
「R.」(1995/東芝EMI/58'05")
1. 情熱よ静かに降りつもれ
2. Broken Heart
3. 運のない男
4. 君を迎えに行く
5. the railway song
6. 天使について
7. 少しだけ自由になった
8. "Yes"
9. 見てみたい
10. 踊ろうよ
11. 限りない時の中で
- レビュー
佐木伸誘がメジャーシーンから行方不明になり、不安になっていた頃に、偶然意気投合した松崎真人とBithday Suitsを結成したと聞き、急いでシングルを買いに走った物でした。このアルバムは2000年2月時点での最新アルバムとなっていますが、発表されたのは1995年です^^;
ユニットを組んだことで音がどう変わるかということが注目点だったわけですが、松崎氏と音楽性が似ていたのか、大筋ではあまり変化はありません。ただ、二人で曲を作り、二人で謳うというスタイルのため、ソロ活動時よりもだいぶ洗礼され、綺麗にまとまっている曲が多くなっています。また、詩もソロ活動時よりも良くなっているように思います。
佐木さんの声がスモーキーなのに対して、松崎氏は少し似ているものの声がやや高く繊細な印象を受けます。この二人のハーモニーはごく自然なものとして受け入れることが出来ました。
アルバムでは飛び抜けた曲がないものの全体として高いレベルを保っています。全体的に大人しい感じですが、捨て曲のないアルバムで、Birthday
Suitsお勧めの一枚。
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