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GALLERY2 AFV

MAKER SCARE NAME
ワールド タンク ミュージアム IV号E型
2002年10月完成

WTMコンペ作品として製作しました。
制作期間は約1週間、めちゃくちゃ忙しかったので日に1時間作業できるかどうか?という中での製作でした。
 以前友人に貸していただいた、洋書に載っていた1/35作例の工作と塗装をそのままパクって見ましたが、細かいことは全然わかりません。

工作ですが、一番時間を使ったのが履帯パーツのくり抜き作業でした、WTMは車輪の隙間に奥行が無い為にそのまま使用した作品はどう手を入れても食玩にしか見えず 戦車の重量感も質感も舞ったく無いモノになってしまいます。
 前回製作したM32では、この部分を作業しなかった為に手の込んだ食玩にしか見えず悔しい思いをしました。
今回の作品は、短期間で出来るだけ効果の高い工作を、ということで 単に余白部分を切り取って 動輪と転輪のスポークの隙間をピンバイスで開口してやっただけですが、それなりの効果はあったと思います。
 その他の追加工作部は相変わらずプラ板と伸ばしランナーを組み合わせただけなので、特に難しい作業も時間も必要ありませんでした。
 プラ板もプラペーパーは入手が困難になりつつあるので、細部は1mmプラ板の薄切りスライスを使ってます。
 今回の作品ではワイヤーは製作しませんでしたが、手すりやワイヤーなども全て伸ばしランナーです。
スチロール系の接着剤を使用して簡単に接着できるのと、工作が容易なので下手に他のマテリアル使うよりらしく仕上げれると考えています。

 塗装は基本色を筆塗り、シャドーとハイライトをキツメにエアブラシで吹いて 迷彩を描き込み 最後にもう一度基本色をオーバーコートしてなじませています。 ウェザリングはエナメルで描き込むように筆塗りしたあとブラシでツヤの調子を変えています。
全体的にかなり彩度を落とした色味にしてますが、迷彩のイエロー部分はもう少し黄色が強いほうがよかったかも?

ベースは土台部分を、時間節約の為セメダイン社の木工用パテで成型 硬化が始まる前に庭の土に押し付けてランダムな凹凸をつけてから、これまた庭から拾ってきた小石を配置して 最後に履帯の跡を押し付けて地面は完成 ここまで5分程度
 パテの硬化後に草を適当に束ねて接着、木の幹は拾ってきた草の根をそれらしく整えて完全に乾燥させたものに、流し込み接着剤を染み込ませて固めたものです。
 小さな水の流れがある場を表現する為、旅客機の窓などに使うらしい透明樹脂があったのでそれにエナメルで色をつけて水とぬかるみを表現しています。