大井 : ジャパンダートダービー(G1) 1999.07.08 良馬場
成   績   表
馬  名 所 属 性齢 斤量 騎手 馬体重 着差
オリオンザサンクス 大井 牡4 56 早田秀 517 +2 2.06.9
オペラハット 船橋 牡4 56 石崎隆 514 +4 クビ
14 サマーシャドウ 大井 牡4 56 的場文 455 +1
タイキヘラクレス J美北 牡4 56 藤田伸 511 +9 クビ
カサイグローリア 船橋 牡4 56 秋田実 438 −2 クビ
ボナンザーローマン 笠松 牡4 56 坂口重 474 +2 11
12 ベルモントウッズ 大井 牡4 56 内田博 434 +1 14
13 アドマイヤマンボ J栗東 牡4 56 武 豊 452 +4 11/2
コスモブラボー 川崎 牡4 56 河津裕 468 −2 ハナ
ワキシングムーン 船橋 牡4 56 佐藤隆 494 ±0 10
エムジーパレス 大井 牝4 54 桑島孝 441 ±0 11/2 13
15 ヒルノマインド 愛知 牡4 56 戸部尚 455 −3 11/2 15
10 バクシンヒーロー J美南 牡4 56 田中勝 484 ±0 3/4
ハイテンションパル 新潟 牡4 56 長谷川 471 −13 1/2
11 ウエノマルマドンナ 大井 牝4 54 宮浦正 471 +2 12
S 前
向正面
3 角
4 角
,11,1,14,10,2,3(12,15)7,8,4,9,5,13
=11,1,10,15,14,4,12,2,3,8,7,9,13−5
=(1,11)(14,10)4,15,12,2,3,8,7(9,13)5
−11,1,10(14,4)15,12,3(2,8)(7,13)−9−5
上がり
53.5-40.7

ペース
<レース>
全馬特に問題のない発走。例の如くオリオンザサンクスがかかり気味に1コーナーを回り、後続を10馬身以上突き放す逃げを披露。一方、タイキヘラクレスは後方から4番手、アドマイヤマンボが最後方に。向こう正面で馬群はオペラハットが早々3番手につけ、バクシンヒーローがその直後。中団には後ろから上がってきたヘラクレスがサマーシャドウと並ぶような位置。その後ろからハイテンションパル。3コーナーでバクシンやヘラクレス、サマーシャドウが動き馬群の流れは速くなるが、直線に向いても馬群とオリオンの差はまだ8馬身。
直線でオペラハットが一気に仕掛け、後方からはカサイグローリアが内から、中からサマーシャドウが、外からヘラクレスが追いかけるものの、オペラハットに脚勢で劣る。オリオンが最後脚勢が衰えたが、それでもなんとかオペラハットの急襲にぎりぎり耐え抜いたところがゴール板だった。
<上位馬評>
オリオンザサンクスは果敢な逃げがまたもや炸裂。ややかかり気味と思われたペースも、早田JKが何とか最後まで保たせた。今後は同型が出てきた時にどう対応するか。これを克服すれば、DG制圧も見えてくる。◆オペラハットは、今回は標的をオリオンに定めた石崎JKが1枠を徹底的に活かした好騎乗が光った。しかし、ギリギリのタイミングでの追い出しだとは思うが・・・・ ◆サマーシャドウは、後続勢がなし崩しに脚を失う中よく耐えて脚を伸ばした。的場文の好騎乗。一方、これに直線で差されたタイキヘラクレスは、道中で他馬が動かないために前進出来なかったのが第一の敗因だろうが、それにしてもサマーシャドウを捉えきれないとは・・・・イマイチだった調教、馬体重増もやや影響か。◆カサイグローリアは東京ダービー4着の意地。一瞬内からいい脚を見せたが。◆バクシンヒーローは大井の砂が重すぎたか。スピード馬は得てしてこういうこともある。◆アドマイヤマンボはなんぼなんでも位置が悪すぎ。◆ハイテンションパルの失速は情けないが、東北優駿の結果と併せ、これが新潟4歳の現状なのかも。