2000年7月5日(水) 第47回エンプレス杯


ファストフレンド 2.14.2
   
川崎競馬場 第10R ダート(左)2100m
4歳上牝・重賞別定・1着賞金4,000万円
過去のレースファイル
年度 勝ち馬
1999 ファストフレンド
1998 シルクフェニックス
1997 シルクフェニックス
1996 ホクトベガ
[競馬場別開催レース]
[統一重賞開催日程]
 
馬 名 所 属 性齢 斤量 騎手 馬体重 時計 着差 単勝 人気
ファストフレンド J美北 牝7 57 蛯名正 501 +5 2.15.1   1.1
アブクマレディー J美北 牝8 55 大塚栄 495 +1 2.15.7 25.6
トシザミカ J栗東 牝6 55 大西直 445 +5 2.16.2 2 1/2 8.8
シゲノキューティー 船橋 牝5 55 佐藤隆 464 +9 2.16.4 3/4 24.9
マルダイキセキ 川崎 牝5 55 石崎隆 485 +5 2.17.1 6.5
ケープリズバーン J栗東 牝6 55 後藤浩 488 −2 2.17.9 17.3
セントジングウ 大井 牝7 55 森下博 481 −4 2.19.3 89.4
 上がり   ペース
単勝 枠連&枠単 拡大馬連
110円 1-6 770円    
複勝 6-1 890円    
110円 馬連&馬単    
350円    
       
S 前
向正面
3 角
4 角
 
   
<レース> <上位馬評>
南関のトップ牝馬が軒並み回避。JRA勢もファストフレンド以外は一線級とは言い難いメンバーで低レベルが予想される組合せ。トシザミカがやや出遅れ気味のスタート。予想通りアブクマレディが先頭に立つが、シゲノキューティーがこれを追走。一旦2番手に立ったマルダイキセキは最初の4角で後方に下がり、代わりにトシザミカが上昇。スローの流れにゴール前でファストフレンドが外から先頭に並びかけると、アブクマとファストで集団を引っ張る形に。なお馬群はばらけることのないまま2周目も、3角でシゲノが外から動くと流れが徐々に速くなり、直線に向くとファストとアブクマの一騎打ちの形。ゆっくりと先頭に立ったファストが、そのまま押し切って先頭で入線。アブクマも後続になんら脅かされることなく2着に。後方では内からトシザミカが差してきたが、結局去年のワンツーで決まってしまった。 圧巻、ファストフレンド。パドックの雰囲気からして他馬と違ったが、レースも終始馬なりで2周目からアブクマレディーを弄び、直線で気合付けに要した鞭は2発。このメンバーでの器の違いをあっさりと証明。◆アブクマレディーはファストに弄ばれた分、他馬の追撃を封じ込めた感。自分のペースでレースは出来た。◆トシザミカは馬群中団で最初のゴール前まではファストをマーク。その後は自己のレースに徹して3着に。次走、強いメンバーに当たった時に自分のレースが出来るかどうかが試される。◆シゲノキューティーは3角でファストに仕掛けるも、そこで力尽きた形。もうワンテンポ仕掛けが遅かったら、面白かったかも知れない。移籍2戦目で確実に良化。◆マルダイキセキは最初のスピードに乗れなかったのか、ポジションが後ろに前にと動き、レースぶりがチグハグ。これでは統一重賞で戦い抜くのは難しい。