2000年7月12日(水) 第2回ジャパンダートダービー
気がつけばトントン拍子で手にしたG1の勲章
・・・・マイネルコンバット、今後の強敵は同クラブのダート無敗馬となるか?


タガワキング 2.02.7
   
大井競馬場 第9R ダート(右)2000m
4歳・定量・1着賞金6,500万円
過去のレースファイル
年度 勝ち馬
1999 オリオンザサンクス
[競馬場別開催レース]
[統一重賞開催日程]
 
馬 名 所 属 性齢 斤量 騎手 馬体重 時計 着差 単勝 人気
マイネルコンバット J美南 牡4 56 大西直 462 +8 2.06.4  
イエローパワー 大井 牡4 56 石崎隆 465 −9 2.06.4 クビ
タキノスペシャル 北海道 牡4 56 井上俊 508 −2 2.06.5 1/2
12 アローウィナー 大井 牡4 56 澤佳宏 456 −1 2.06.8 1 1/2
リガエメントキセキ 船橋 牡4 56 佐藤隆 474 −2 2.06.9 クビ
15 ミツアキサイレンス 笠松 牡4 56 川原正 477 −3 2.07.2 1 1/2
サンデーツヨシ 大井 牡4 56 内田博 436 2.07.4 1 1/2 13
16 ウツミダンスダンス 大井 牝4 54 的場文 479 −2 2.07.4 ハナ 11
スーパーダンディー 大井 牡4 56 早田秀 437 −1 2.07.5 1/2 14
10 コンバットハーバー J美北 牡4 56 田中勝 486 +2 2.07.5 クビ
ブラウンシャトレー 愛知 牡4 56 安部幸 422 −14 2.07.6 1/2 12
13 ジェンニタスカイ 大井 牡4 56 鷹見浩 508 +3 2.08.0 16
ブルードラゴン 船橋 牡4 56 秋田実 448 −2 2.08.9 15
アグネスデジタル J栗東 牡4 56 的場均 443 −1 2.09.3
14 ジーティーボス J美南 牡4 56 吉永護 549 +3 2.09.4 1/2
11 サザンスズカ J栗東 牡4 56 岡部幸 485 +11 落馬競走中止 10
 上がり 51.7-39.0  ペース
単勝 枠連&枠単 拡大馬連
970円 2-3 2100円 3-6 1050円
複勝 2-3 4750円 2-3 1190円
230円 馬連&馬単 2-6 890円
180円 3-6 2680円
210円 3-6 6310円
S 前
向正面
3 角
4 角
 
   
<レース> <上位馬評>
サザンスズカのいきなりの落馬で波乱の幕開け。先手を奪ったのは予想通りイエローパワー。コンバットハーバーが続き、2角に入る辺りで落ち着いたペースに。アグネスデジタルはリガエメントキセキを内において4番手に。ブラウンシャトレー、タキノスペシャルはその後ろから並んで。それをマークするようにマイネルコンバットとミツアキサイレンスが続く。アローウイナーは中団の最後方から。流れは3角でようやく速くなり、アグネスの手応えが悪くなる。それ以外は前残りの様な形で直線へ。ブラウンが馬群を割ろうとした刹那、その外からマイネル。タキノは最内に回してグイグイと脚を伸ばし、2頭がイエローに迫る。ゴール前、逃げ切れるかと思われたイエローを捉えたのはマイネルコンバットだった。 この舞台で全てが上手く回った形のマイネルコンバット。とはいえ、全体的には前残りの流れで差し不利の大井で差し切ったのだから、その能力は本物と言える。今後、グランシャリオ組マチカネランとの力関係がどうか。逃げ切り目前のイエローパワーだが、最後の最後で屈した。しかし、ペースの作り方が絶妙で、このレースにおけるホーム逃げ馬の有利を実感させた。最後に最内からの差しにかけて届かなかったタキノスペシャルだが、決して力負けではない。決戦の舞台はDGに持ち込まれた。◆アローウィナーはこの流れで後方からよく差した。東京王冠賞を制した力は伊達ではなかったということ。今後も南関4歳重賞では注目。◆リガエメントキセキは比較的前残りの展開が味方した。距離も問題なく、昇り馬の勢いは今後も続くか。全く目立たなかったミツアキサイレンス連戦の疲れもあろうが、言い訳の効かない敗戦とも言える。◆ブラウンシャトレーも同様。こちらは大幅な馬体減も痛かった。◆アグネスデジタルはやはり距離か? スローな流れも馬の気性にあわない感じ。いかにもワンペースのダート馬。