2000年6月15日(木) 第4回北海道スプリントカップ
いくつかの要因が重なって、一つの奇跡が生まれた。
・・・・・オースミダイナー、4度目の正直は13歳にして初めての統一重賞制覇


カガヤキローマン 58.6
   
札幌競馬場 第9R ダート(右)1000m
4歳上・重賞別定・1着賞金3,000万円
過去のレースファイル
年度 勝ち馬
1999 ビーマイナカヤマ
1998 カガヤキローマン
[競馬場別開催レース]
[統一重賞開催日程]
 
馬 名 所 属 性齢 斤量 騎手 馬体重 時計 着差 単勝 人気
12 オースミダイナー 北海道 牡13 55 藤倉寛 510 −10 58.7   54.9 10
マークオブハート 北海道 牡4 54 川島洋 482 58.8 1/2 21.4
ゴールデンチェリー 名古屋 牝7 53 吉田稔 464 +2 58.8 クビ 67.1 11
ヒットパーク 北海道 牡7 55 宮崎光 458 +4 58.9 1/2 6.8
フラワータテヤマ J栗東 牝7 53 安田康 450 −2 59.1 3.1
カガヤキローマン 大井 牡8 57 石崎隆 492 59.2 クビ 2.2
11 ロイヤルスズカ J栗東 牡8 57 上村洋 448 +6 59.2 クビ 12.4
ストーンステッパー J栗東 牡8 56 小林徹 502 −14 59.4 12.7
10 アブクマレディー J美北 牝8 54 大塚栄 494 59.7 1 1/2 15.1
カオリスマイル 北海道 牝5 54 五十嵐 506 +10 59.7 クビ 12.8
トウショウライデン 高知 牡10 55 中越豊 470 +4 1.00.4 254.0 12
アイビーコウキ 佐賀 牡5 56 鮫島克 452 −8 1.00.9 2 1/2 54.5
 上がり 45.9-35.6  ペース
単勝 枠連&枠単 拡大馬連
12 5490円 3-8 9470円    
複勝        
12 1050円 馬連&馬単    
570円 3-12 34450円
1350円    
向正面
3 角
4 角
(7,12)(9,10)(2,6)3,8,4,11,1,5
12(7,9)(2,8)6,3(10,4)11−1−5
12,7,9(2,6,8,4)3,10,11−1−5
   
<レース> <上位馬評>
テンでハナを奪ったのはカガヤキローマン。その外からオースミダイナーやゴールデンチェリー、内からカオリスマイルがハナを窺う形で先行争いがそれなりに激化。その直後にヒットパークやマークオブハートが従う形。ストーンステッパーはその後ろ。フラワータテヤマは集団後方から3角でようやく前進。4角で先頭に立ったのはオースミダイナー。カガヤキローマンは最内で意外に抵抗力が弱く、カオリスマイルはそのまま脱落。直線に向いてローマンのすぐ外からヒットパーク、チェリー、そしてハートが一気に脚を伸ばし、大外にまわったフラワーはここで一杯。しかし、いずれも先頭を行くダイナーを捉えきることが出来ず、そのままゴールになだれ込んだ。 恐れ入りました、オースミダイナー。年を経るにしたがってダイナーの入着順位が上がっているのはこのレースの不思議の一つだったが・・・・展開等々を語るは野暮というもの。時計もレコードにコンマ1差と優秀。瑞穂賞4連覇といい、この馬には『道営の妖怪』の称号をくれてやりたい(^^;; ◆マークオブハートは北斗盃圧勝の勢いそのままに外から飛び込み、短距離で今後の道営を引っ張る可能性をみせた。中距離のタキノスペシャルと道営の2枚看板になってもらいたい。◆ゴールデンチェリーは先行策が嵌ったか。しかし、最後もよれながらとは言え、よく伸びた。◆ヒットパークはこの舞台でこの距離ならこれぐらいの活躍は出来ると言うこと。ただ、これより上は望みづらいか。◆フラワータテヤマはいかにも動くのが遅かった。