2000年6月22日(木) 第23回帝王賞
ついにたどりついた名牝の道
・・・・・ファストフレンド、際どい勝利は最強の証


タガワキング 2.02.7
   
大井競馬場 第9R ダート(右)2000m
5歳上・定量・1着賞金7,000万円
過去のレースファイル
年度 勝ち馬
1999 メイセイオペラ
1998 コンサートボーイ
1997 ホクトベガ
1996 ライブリマウント
[競馬場別開催レース]
[統一重賞開催日程]
 
馬 名 所 属 性齢 斤量 騎手 馬体重 時計 着差 単勝 人気
ファストフレンド J美北 牝7 55 蛯名正 496 −2 2.05.6   3.4
15 ドラールアラビアン 大井 牡6 57 桑島孝 492 −4 2.05.6 ハナ 101.8 13
ザフォリア 大井 牡8 57 森下博 499 −14 2.05.7 クビ 202.4 15
インテリパワー 川崎 牡6 57 石崎隆 508 +5 2.06.1 13.8
16 ウイングアロー J栗東 牡6 57 武 豊 461 +5 2.06.3 6.9
ナショナルスパイ 大井 牡7 57 鷹見浩 532 −2 2.06.3 アタマ 215.8 16
マキバスナイパー 船橋 牡6 57 左海誠 493 −4 2.06.5 120.5 14
13 タイキヘラクレス J美北 牡5 57 藤田伸 518 −2 2.06.7 18.0
ゴールドヘッド 大井 牡6 57 的場文 520 −2 2.06.7 アタマ 23.5
14 オースミジェット J栗東 牡7 57 四位洋 526 2.07.2 2 1/2 57.6 10
12 イナリコンコルド 大井 牡6 57 内田博 445 −1 2.07.2 ハナ 7.4
10 サプライズパワー 船橋 牡7 57 佐藤隆 525 −5 2.07.3 3/4 75.6 11
スズオールマイティ 北海道 牡5 57 斎藤正 535 +1 2.07.6 1 1/2 89.0 12
メイセイオペラ 岩手 牡7 57 菅原勲 496 −8 2.07.7 クビ 2.2
オリオンザサンクス 大井 牡5 57 早田秀 526 −4 2.10.5 大差 33.1
11 マイターン J栗東 牡6 57 橋本美 522 −4 2.12.4 10 35.9
 上がり 52.2-39.1  ペース
単勝 枠連&枠単 拡大馬連
340円 3-8 1030円 5-15 3070円
複勝 3-8 1770円 2-5 5640円
140円 馬連&馬単 2-15 20060円
15 1370円 5-15 18000円
2330円 5-15 20050円
S 前
向正面
3 角
4 角
6,11,12,1,9,7,10(8,)14(3,13)4,15,2,16
6,11,12,1,9,7,10(8,)14(3,13)4(15,2)16
(6,11)9,,1,14,12,10(7,13)16,8,15,3,4,2
9,,11(1,14)10,6,12,13,16(7,8)3,15(2,4)
   
<レース> <上位馬評>
発馬前にサプライズパワーのゲートが開くアクシデント。発馬は特に遅れた馬もなく、オリオンザサンクスとマイターンの激しいハナ争いでペースは一気に激化。結局サンクスがハナを奪い、番手にマイターン。その後ろからメイセイオペラ。ファストフレンドはオペラをマークする形で馬群中団。その後ろにインテリパワーとオースミジェット。最後方にウイングアローとドラールアラビアンなど。馬群は縦長に。一旦は落ち着いたペースも、3角手前でオペラがスパートをして再び激化。それを潰しにファストがまくり上げ、後続馬も一気にスパート。直線に向いて、一騎打ちかと思われたのも刹那、メイセイオペラが最内で馬群に沈んでいくと、外で次から次と追い込み馬が台頭。最後に大外からドラールとザフォリアが併せる形でファストを強襲するも、ファストがゴール前どうにか押し切った。 強い!ファストフレンド。前が総崩れのペースを3角からメイセイオペラをマークしてまくり上げ、そのまま押し切るのだから、現状最強馬と言って差し支えなし。馬体が唸るような出来だった。◆ドラールアラビアンは最後方待機が嵌ったクチと言えばそれまでだが、ゴール前の脚勢は見事。近走の成績から見ても、名血がようやく開花したか。◆ザフォリアも同じく展開利が大きかった、としか言いようがない。◆インテリパワーはワンテンポ遅れてのスパートは正解だったが、途中で前が詰まったのが誤算。脚勢は良かっただけに・・・・展開的には勝って当然のウイングアローだったが・・・・馬体もさほど悪くなかった。やはり鞍上の大井との相性なのか。馬の調教不足はもちろんだが。◆タイキヘラクレスは直線での見せ場も一瞬。位置取りも中途半端だったが、体調も復調途上というところ。◆オースミジェットは4角で見せ場を作るも、早々に後退。展開あわず。◆イナリコンコルドは初の統一重賞がこれではこの成績も仕方なしか。見せ場なし。◆メイセイオペラはファストに潰された形だが、現状では3角まくり上げで押し切るほどの出来ではなかったということ。馬体も減らしすぎた感。◆オリオンザサンクスマイターンは飛ばし過ぎ。あれでは潰れて当たり前