| 2002年10月6日(日)−プレミアシップ(ARSENAL vs SUNDERLAND)観戦 |
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| 今回も9:15のコーチ(バス)でロンドンに向かいました。これ以上早いと朝がツライので(^_^;)。渋滞もなく、ロンドンには11:40頃に到着しました。 私はフルハムのチケットを購入するため、仮のホームであるロフタスロード・スタジアムに行くことにしました。連れはハイバリー・スタジアムに直行するとのことで、試合終了猟後に合流することにし、ここで一時解散。 ロフタスロード・スタジアムの最寄駅はCentral LineのWhite City駅で、Victoria駅からCircle Lineに乗り、Notting Hill Gate駅でCentral Lineに乗り換えて行くことができます。が、District LineとCircle Lineが同じホームを利用していることもあってか、乗りたいCircle Lineが全然来ない!あまり時間がないというのに10分近く待ちました。 White City駅からは歩いて5〜6分くらいでしょうか。ロフタスロード・スタジアムの周囲にも怪しい露店が出ていました。「イナモト」とか「フラム」とかってカタカナで書いてあったりするのはまだわかるんですけど、「アーセナル」はないですよね。 やはり、日本人が多いのか、チームスタッフで日本語を話せるスタッフが常駐しているようで、ネームプレートに日本の国旗が印字されたスタッフがスタジアム周辺で日本語で日本人の対応に追われていました。ちょっと耳にした限りでは、かなり流暢な日本語でしたよ。 スタジアム周辺には、やはりダフ屋もいました。チケットを既に持っていてそのチケットをダフ屋に見せている日本人もいましたが、それってなんか危なっかしいなぁ。でも、今日のチケットは余っているはずなので、正規料金で買えると思うんだけどなぁ・・・。テレビで夜のハイライトを見ても空席目立ってたし。 私は次節以降のチケットを買うので、正規のチケットオフィスへ。正規のチケットオフィスでは、入口前でスタッフが列をコントロールしていたんですが、日本人グループはそこで四苦八苦していました。余裕があれば助けられるんだけど、今日は時間がないのでごめんなさいね。 チケットオフィスは少なからず混雑していましたが、当日チケットではなく先のチケットだと言ったら簡単に通してくれました。で、ココで今度は私が四苦八苦(^_^;)。10月19日(土)のマンチェスター・ユナイテッド戦と、11月2日(土)のアーセナル戦のチケットが欲しいと言ったら、マンチェスター・ユナイテッド戦について「restrictedだけど良いか?」と言われ、予期せぬ言葉にちょっと動揺しちゃいました。一応、これでも少しは勉強しているので「restricted」の意味そのものはわかっていたんですが、反応できませんでした。お姉さんに「understand?」とか聞かれてちょっと恥ずかしかったぁ。もちろん、restrictedだろうと何だろうと買いました。とにかく、どんな席だろうと買う気だったので。 一方のアーセナル戦の方は11月2日(土)から11月3日(日)に変更になったとのこと、こちらは問題もなく聞き取れスムーズに進みました。メインスタンド中央寄りの1階席を希望したんですが、既に完売とのことで横のブロックを薦められましたが、中央が良かったので今回は奮発してメインスタンド2階席の一番良い席にしちゃいました。 マンチェスター・ユナイテッド戦が£25.00、アーセナル戦が£40.00で合計£65.00でした。マンチェスター・ユナイテッド戦の席を調べてみたら、スゴイです。完全にコーナーです。「restrictedだけど良いか?」と聞かれる訳です。でも、restrictedの席でゴール裏1階席の£23.00よりも高いのは納得行かないなぁ。もっと早く手配しておけば・・・。 どうせまた来るので今回はグッズショップには目もくれず、一路ハイバリー・スタジアムに向かいます。Arsenal駅までは、White City駅からCentral Lineに乗り、Holborn駅でPiccadilly Lineに乗り換えて行くことができます。幸いにも今回も乗換1回で行けました。 ハイバリー・スタジアムの最寄駅であるArsenal駅に着いたのは13:30頃。今日はKick Offが14:00なので、試合開始の約30分前です。前回は見かけませんでしたが、今回はダフ屋もいっぱい。1時間半前に到着した前回が早すぎただけみたいですね。今回は露店には目もくれず速攻で入場しましたが、既に練習が始まってしまっていました。今回はバックスタンド(Eastスタンド)1階席だったので、最前列まで行って写真を撮ることができたので、撮りまくりましたよ!この距離で撮れるとは思っていなかっただけに、ラッキーです。目の前にティエリー・アンリ(Thierry HENRY)、フレデリック・ユングベリ(Fredrik LJUNGBERG)、パトリック・ビエラ(Patrick VIERA)、シルヴァン・ウィルトール(Sylvain WILTORD)、カヌ(KANU)、アシュリー・コール(Ashely COLE).etcがいるんですよ! 大興奮(私だけだけど)の練習が終わり、スターティング・メンバーの発表!前回はいなかったビエラが先発!そして、チャンピオンズリーグで負傷して出場が危ぶまれていた(ベンゲル監督のコメントでは欠場するものと思われていた)アンリも先発!カヌはアーセナルで通算100試合目だそうですが、相変わらずブーイングを受けていました。後日、アーセナルファンの先生に聞いたら、「『カヌー』と低い声で言っているのがブーイングに聞こえるんじゃないか」と言っていました。「人種差別的なものもあるかも知れないけど・・・」とも言ってたけど。 興奮冷めやらぬまま試合開始! 試合開始直後の前半3分、アンリのコーナーキックから、最後はカヌが体勢を崩しながらも押し込んでアーセナルが先制!あの体勢から決めるとは・・・恐るべし身体能力。それにしても、3分ですよ、3分。落ち着く前の電光石火の先取点には唖然とするばかりです。 アーセナルの圧倒的な攻勢で試合は進み、前半9分、ユングベリが起点となり、アシュリー・コールのクロスをカヌが頭で決めて2点目。途中、アンリがサンダーランドのゴールキーパーと激突し、キーパーは担架で運び出され、負傷交代となってしまいました。後でわかったんですが、全治3ヶ月だそうです。 前半のロスタイム、ゴール前からのウィルトールの強烈なフリーキックをゴールキーパーがはじいたところを詰めていたビエラがヘッドで押し込んで3点目。前半はアーセナルが圧倒し、サンダーランドは何もできない状態でした。おかげで、私の席に近いサイドで試合が進み、3点とも間近で見ることが出来ました。もちろん、アンリのコーナーキックも間近で見ることができました。ラッキー! 後半もアーセナルが攻勢。サンダーランドの攻撃は単発でことごとくカットされてしまいます。何より、攻守に中盤のビエラが効いていて、安心して見ていられました。ビエラを突破されてもセンターバックのパスカル・シガン(Pascal
CYGAN)が素晴らしく、危ないシーンはほとんどなかったです。クロスを頭で合わせられ1点取られたシーンを除いて・・・。今日の様子なら完封ゲームだと思ったんですけどね。一瞬の隙をつかれたと言う感じでしょうか。この後も終始アーセナルのペースで進み、3-1で試合終了。サンダーランドの1点も近いサイドでのゴールだったので、すべてのゴールを近くで見られたことになります。ラッキー!! 今回は前回(£41.50)より安い£29.00の席だったんですが、上品でない言葉があちこちで飛び交ってました。その手の言葉は前回でも聞こえましたが、明らかに頻度が違います。ゴール裏の席はもっと激しかったみたいですけど。前回と違って、今回は終始リードする楽な展開だったこともあって、観客もあまり殺気立ってはいなかったのにね。 そうそう、今日の試合はイングランド代表のエリクソン監督、復帰間近のロバート・ピレス(Robert PIRES)が観戦に訪れていました。 ちなみに、本日の入場者数は「37,902人」でした。 おかげさまで、これで海外プロスポーツ観戦成績は通算6勝4敗です! 地下鉄待ちの行列が解消されるのを待っている間、“出待ち”の列を眺めていたんですけど、お子様の無法ぶりはスゴイですね。クルマが来ても避けない(クルマもギリギリまで突っ込むのでお互い様か)、選手の乗るクルマを見つけてはこっちがドキドキするくらいの機敏な動きでクルマの前に飛び出して止めようとするし、走り去るクルマはそのあとを追いかけ回す、と言った具合です。 駐車場出口が狭いこともあってか、選手のクルマはほとんど止まらないので、サインはあきらめましたが、一応、シーマン、カヌ、ベンゲル監督の姿は近くで拝んでおきました。お子様に追いかけられたカヌ他数人の選手が乗るクルマは少し先で止まってサインをしていたみたいですが、ほんの数十秒だけでした。 連れはサンダーランド側で“出待ち”していたらしいのですが、サンダーランドの選手3人のサインと、なぜかアーセナルのパスカル・シガン(Pascal CYGAN)のサインをゲットしていました(やるなぁ)。サインをするために出てきてくれたそうです。素晴らしい! 時間もあまりなかったので、Victoria駅に戻り、駅ビル(?)で食事することにしました。パブで食事したんですが、店内では「チェルシー vs リヴァプール」の生中継が放送されていました。0-0のまま終了するかと思われた試合、リヴァプールのマイケル・オーウェン(Michael OWEN)が決めてリヴァプールの勝利!店内にはお客さんがの喜ぶ低い唸り声が鳴り響きました。でも、ロンドンだったので、チェルシーの応援をしているのかと思ったのでちょっとビビりました。 帰りのバスは運良くチェルトナム直行便が出るとのこと。空いている車内で2席占有して熟睡モードで帰ってきました。前回はロンドンでデモの影響を食らって遅れたんですが、今回は何事もなく、しかも直行便だったために前回よりも30分以上早い21:30頃に帰って来られました。 今回は日帰りだったので、サッカーを見るだけで終わってしまいました。考えてみたら、片道約3時間って、バンクーバーからシアトルに行ったのと同じくらいなんじゃ・・・。 |
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| フルハム(FULHAM)の“仮の住まい”であるロフタスロード・スタジアムです。本来のホームスタジアムの方が引っ越し先の寮から近かったのに・・・。おかげで、チェルシーのホームスタジアムの方が近くなったんですが、気づいたのはファンクラブ入会後でした。 | |
| こちらがアーセナルのホーム、ハイバリー・スタジアムのEastスタンド1階席の様子です。 | |
| スタジアムに到着したら、既にアーセナルの選手が練習を開始していました。 | |
| まずはストレッチから。 | |
| 目の前で動いてます! | |
| 赤いシャツでこっちに向かって走ってきているのはウィルトール! | |
| 右手前で飛んでいるのはユングベリ! 左にいるのはカヌ! |
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| リフティングしているのはアシュリー・コール! | |
| グラウンドサイドですよ! | |
| カヌ! | |
| 練習を終えて引き上げて行くアンリ! | |
| ベンチサイドです。 | |
| 私の席の周囲はこんな感じでした。 -- EAST LOWER BLOCK=H ROW=16 SEAT=19 PRICE=29.00 |
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| サンダーランドの選手が出てきました! 水色のユニフォームはあまり強そうに見えないですね。 |
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| アーセナルの選手が出てきました! | |
| 一度整列し、この後に軽くウォーミングアップに入ります。 | |
| いよいよ試合開始です! | |
| アンリのコーナーキック! 正にこのコーナーキックからカヌの1点目が生まれました! |
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| 1点目の後、各人のポジションに戻っていきます。 | |
| アンリと衝突したサンダーランドのゴールキーパーが動けません。 | |
| 結局、ゴールキーパーは負傷退場(全治3ヶ月)となってしまいました。アンリも心配そうに見ていました。 | |
| ゴール前でのフリーキック! | |
| アンリが自らセットして・・・ | |
| コーナーキック! ボールが見えるのわかりますか? |
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| またまたコーナーキックのチャンス! | |
| インパクトの瞬間を狙ったんですけど、それは撮れませんでした。 | |
| ゴール前でのフリーキック! 写真ほぼ中央にいるビエラが壁に向かって移動して行き・・・ |
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| このサイズではわかりにくいですけど、ビエラが壁の中に入り込み、ウィルトールがモーションに入ったときには既にゴールに向かっています。 このフリーキックをキーパーが弾いたところを・・・ |
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| ビエラがヘッドで決めて3点目! | |
| 今度はショートコーナーを使ってきました。 | |
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後半開始! |
| デビッド・シーマン(David SEAMAN)のゴールキック! 翌週に控えたEuro2004予選でもイングランド代表に選ばれていました。 |
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| 負傷者が出て試合が中断している間、ボトルを観客席に投げ込むマネをして遊んでました。 | |
| 3-1で試合終了! 「MAN OF THE MATCH」は2得点のカヌ!電光掲示板にはカヌの背番号「25」が映し出されています。 |
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| デビッド・シーマンも走って引き上げていきます。 | |
| 試合が終了し、アッと言う間に閑散としてしまいました。 | |
| グラウンドをバックにお約束の記念撮影。 アイルランド人と一緒に、地元の老夫婦が撮ってくれました。 |
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連れがパスカル・シガン(Pascal CYGAN)のサインをゲットしました! |
| お約束のプログラム。 前回見に行った「ARSENAL vs BOLTON WANDERERS」の試合のレポートも載っていました。 どうでも良いですけど、イギリス英語では「programme」。 |
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| 今回ゲットした「フルハム vs マンチェスター・ユナイテッド」と「フルハム vs アーセナル」のチケットです。 |