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2002年9月22日(日)−バッキンガム宮殿〜ニッポン三昧!
 ロンドンの朝は「ドスン!」と言う音で目が覚めました。なんと、隣のベッドで寝ていた連れがベッドから落ちたようです。これで一度は目が覚めたんですが、ダラダラと二度寝。朝食を食べに行ったら、出てきた朝食はパンだけ。ハムか玉子が出てくるかと思ったんですが、パンだけでした。まぁ、元々朝食は食べない方なので問題なし。

 とりあえず、昼間のビッグ・ベンを見ようと言うことで、Westminster駅まで地下鉄で移動し、ビッグ・ベン(Big Ben)、ウェストミンスター・アビー(Westminster Abbey)、ロンドン・アイ(London Eye)を見てからミレニアム・ブリッジを渡り、ホース・ガーズを抜けてトラファルガー・スクウェア(Trafalgar Square)へ。そこで解散し、私はトラファルガー・スクウェアの隣にあるナショナル・ポートレートギャラリー(National Portrait Gallery)へ。中に入って少し見ていたんですが、ナショナル・ポートレート・ギャラリーの作品を全部見るには時間がかかりそうだったので、改めて来ることにしました。

 携帯電話の電源は切っていたんですけど、入れた途端にいきなり携帯電話が鳴り出しました。ほとんど誰も知らない番号なのに誰だろうと思ったら、留守電にメッセージが入っていたようです。別れた仲間からのメッセージで、バッキンガム宮殿で衛兵交代式(Changing Guard)が11:30からやっるらしいとのこと。えっ?なんで?チケット売り場のお姉ちゃんは16:00からに変更になったと言っていたのに。この時点でバッキンガム宮殿に向かっても間に合わないので、16:00からも行われることを期待して他に向かうことにしました。

 タイミングが悪かったのか選択したルートが悪かったのか、思いっきりデモに巻き込まれてしまいました。デモは「LIBERTY & LIVELYHOOD」とか言うデモで、カントリーサイドの生活改善を求めるデモのようです。かなりの規模のデモで、大分前からニュースでも取り上げられていました。実際、デモのルートは完全に交通規制されていましたし、ものスゴい数の参加者で、思うように進めず、気づいたらホテル・リッツの方に出てしまいました。バッキンガム宮殿の入場時間である13:15までは何も予定はないので、ピカデリー・サーカス方面まで歩いてみることにしました。

 ピカデリー・サーカスにある「ジャパン・センター」をのぞいてみたら、日本の本・雑誌・食材などがある!でも、やっぱり高いですね。特に本・雑誌が倍以上の値段になっている。ここで偶然チェルトナムの学校の仲間と会い、このジャパン・センターの中にある店で一緒にランチを食べることにしました。懐かしさに惹かれて「とんかつ定食」を食べちゃいました。みそ汁はお代わり自由だったので、お代わりしましたよ。ソースが久しぶりで懐かしかった!

 その後、グリーン・パークを抜けて歩いてバッキンガム宮殿に向かいました。バッキンガム宮殿は夏季限定で公開されているんですが、ロンドンに引っ越した後では公開期間が終わってしまっているので、今回のロンドンでの目的の一つです。

 行列は出来ていましたが、噂に聞いていたほどではなかったです。時間が決まっているチケットなのに行列するというのはちょっと解せませんが、仕方ないですね。空港並みの厳重な荷物検査を受け、オフィシャルガイドブックを購入してからやっと中へ入りました。荷物検査ではまたまたデジカメのバッテリーが引っかかりました。バッテリーはついつい忘れちゃうんですよねぇ。おかげで、何度もゲートを通る羽目に。バッキンガム宮殿内部は撮影禁止のため写真はありませんが、マジでスゴイですよ!全部見て回るのに2時間くらいかかりました。そして、16:00からの衛兵交代式はありませんでした。チケット売り場のお姉ちゃんにだまされて衛兵交代式を見られなかったのが心残りですが、それはまた見に行きます。

 ハロッズ(Harrods)に行こうとしたら、日曜日は休業らしい。客商売、しかも半分観光地化している店が日曜休業なんて信じられない!

 他に行くあてもないので、ピカデリー・サーカスに行って買い物することにしました。

 まずはタワー・レコードへ。BON JOVIのニューアルバムが入荷しているんじゃないかと期待していったんですが、ダメでした。

 続いて三越へ。思ったよりも小さいんですね。でも、店の中の雰囲気は明らかに日本のそれと同じ。客だけでなく、店員さんも日本人ばかり、ちょっと異様な光景でした。三越にあった本屋で雑誌と小説を買ってしまいました。雑誌は「イギリス大好きっ!」と言う見出しだったPOPEYEとGULLIVERの別冊ロンドン特集。小説は、宮部みゆきの「理由」。勢いで買ったは良いけど、雑誌2冊と文庫小説1冊で約£25は高いよなぁ。

 続いて昨日に続き再びユニクロへ。長袖のシャツ2枚(@£15.00)、フリース1枚(@£15.00)を購入。長袖のシャツが1枚もなかったのと、フリースは勢いです。ユニクロのフリースは初めてです。日本での値段よりは高いですけど、これもVATを考えたら多少は仕方ないのかな。

 他にも日本の食材を売っている小さな店が何軒かあり、キューピー・マヨネーズを買ってしまいました。500ml×2本で£4.95くらいだったので、ついつい2本。こっちのマヨネーズはさっぱりしていてちょっと物足りなかったので、機会がれば買おうと思ってました。他にもせんべいなどのお菓子類を買い込みました。

 日本の本・雑誌・食材にだいぶお金をつぎ込んだような気がします。恐るべしロンドン・・・。

 地下鉄でVictoria駅まで移動し、19:00発のバスで帰路に就きました。が、デモの影響もあってか、ロンドンを抜けるのにかなり手間取っていました。ヒースロー空港に着いた時点で既に1時間経過しており、最終的にチェルトナムに辿り着いたのは約3時間後の22:00を回った頃でした。

 今回はプレミアシップ観戦とバッキンガム宮殿見学が目的のロンドン旅行でしたが、それ以外でも楽しめました。来月中旬からはいつでも行けるようになるので、時間をかけて大英博物館(British Museum)などの博物館・美術館を見て回ることになると思います。

昼間のロンドン・アイです。
昼間のビッグ・ベンです。
ビッグ・ベンをバックに記念撮影。でも、暗くて誰だかわかりませんね(^_^;)
デモの警備にも馬に乗った警官が当たっています。
ウェストミンスター・アビー(Westminster Abbey)
見学したかったんですが、残念ながら、この日は関係者以外は入れませんでした。
国会議事堂(Parliament)
川側から見た国会議事堂です。
ウェストミンスター・ブリッジ(Westminster Bridge)を渡った先、ここがデモの終着場所のようです。
同じくウェストミンスター・ブリッジを渡った先から見た国会議事堂です。右の塔がお馴染みのビッグ・ベン(Big Ben)、左の塔はヴィクトリア・タワー(Victoria Tower)です。
この構図を見たときが一番「ロンドンに来た!」と言う感じがしました。
ミレニアム・ブリッジ(Millennium Bridge)からビッグ・ベンとロンドン・アイを1枚に収めてみました。
交通規制のため閑散としています。
デモの横断幕の向こうに国会議事堂のヴィクトリア・タワーが見えます。
ホース・ガーズ(Horse Guards)
ホース・ガーズの正門前で衛兵と記念撮影
同じくホース・ガーズの正門前で衛兵と記念撮影
アドミラルティ・アーチ(Admiraity Arch)
ザ・マル(The Mall)も交通規制でクルマはいないです。
ザ・マル(The Mall)の同じ場所から反対側のバッキンガム宮殿(Buckingham Palace)方向を見渡しています。歩行者天国モードでした
トラファルガー・スクウェア(Trafalgar Square)のライオン像です。三越ではないです。
そのトラファルガー・スクウェアのバックに見えるのはナショナル・ポートレート・ギャラリー(National Portrait Gallery)です。
トラファルガー・スクウェアの怪しすぎる噴水
ナショナル・ポートレート・ギャラリーからトラファルガー・スクウェアを見下ろしています。
かなり大規模なデモでした。
ここでも馬に乗った警官がデモの警備に当たっています。
ロンドンで見つけた和菓子屋さん。
ついつい寄ってしまいました。
グリーン・パーク
バッキンガム宮殿の門の前で記念撮影。
バッキンガム宮殿の入場券です。15分ごとに時間が決まっています。と言っても時間通りには動いていませんでした。
ここからデモが出発しているようです。
デモの出発地点では、大型スクリーンでデモの様子を流していました。
ロンドンの三越!
本屋で雑誌と小説を買ってしまいました。
日本の本・雑誌・食材をこんなに買い込んじゃいました(^_^;)

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