六爾の図書館

「六爾の博物館」に登場した書籍の一覧です。

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表紙

著者名・書名・出版社名・発行年

解説

備考

相沢忠洋

『岩宿の発見』

講談社

1969年

岩宿遺跡発見の功績によって吉川英治賞を受賞した相沢さんがこれまでの考古学との関わりをまとめられたもの。

裏表紙奥付相沢さんの略歴槍先型尖頭器

本館蔵

浅田芳郎

『考古学の殉教者』

柏書房

1982年初版

森本六爾先生の初期のお弟子さんの浅田芳郎さんが長年の宿願の末出版されたもの。『二粒の籾』とはまた違った視点での六爾像が描かれている。

裏表紙 奥付 

本館蔵 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

表紙

著者名・書名・出版社名・発行年

解説

  備考

杉原荘介

「”SUGIHARA’S HYPOTHESIS”を破ってほしい」

『考古学ジャーナル』第7号 1967年

日本には3万年以上前の前期旧石器時代はなかったという、杉原仮説が初めて提示された論文である。しかし、その真意は前期旧石器の発見を期待するものであることは知られず、前期旧石器否定論者の旗頭にされることとなった。平易な文章でかかれており、杉原荘介の論文の文体の変化はこのころから始まっていたことがわかる。(97/11/18)

拡大版

コピー蔵

 

芹沢長介

『日本旧石器時代』

岩波新書

1982年初版

絶版

芹沢先生の岩宿以来の旧石器研究の集大成で初学者むけのやさしい解説書である。

奥付

本館蔵

杉原荘介

『群馬県岩宿発見の石器文化』

明治大学

わが国における旧石器文化の存在を発見した遺跡である岩宿遺跡の公式発掘報告書である。明治大学文学部研究報告第1巻。写真は小宮山書店より覆刻されたもの。

表紙 英文裏表紙

本館蔵、町田高原書店3000円

 

 

藤森栄一先生の著作

表紙

著者名・書名・出版社名・発行年

解説

  備考

藤森栄一

『信濃諏訪地方古墳の地域的研究』

伊藤書店

1944年初版

 

栄一先生の出征後に出版されたもので、出版部数も少なく幻の本である。戦後この本を再度出版しようと何度も計画されたが実らず、先生の死後『古墳の地域的研究』として永井出版企画から1974年に出版された。

裏表紙奥付序文1序文2

本館蔵  

藤森栄一

『かもしかみち』

葦牙書房

1946年初版

1947年再版

戦後初めて出版された考古学随筆集、内容は戦前にかかれたエッセイを中心にしている。写真のものは1947年に初版と同体装で再版されたものであり、藤森考古学の原点となった本である。この本は多くの若者に読み継がれ、再版を重ねて現在に至っていることはご存じの通りである。実質的には栄一先生の最初の著作である。

本館蔵

藤森栄一

『古道』

学生社

1966年初版

『かもしかみち』の続編的なものとして書かれた随筆集である。

裏表紙奥付

本館蔵

藤森栄一

『二粒の籾』

河出書房

1967年初版

考古学者森本六爾の伝記である。裏表紙には松本清張、杉原荘介氏らの推薦文がある。

裏表紙奥付目次・雑誌広告

本館蔵

藤森栄一

『森本六爾伝』

河出書房新社

1973年初版  

『二粒の籾』は大変好評であったのだが、出版社の河出書房の倒産により絶版となってしまったので、新生河出書房新社から再刊されたもの。

 

藤森栄一 著

桐原健 解説

『銅鐸』<解説付新装版>

学生社

1997年新装版初刷発行

 

 

 

森本六爾先生の著作

 

 


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