長野県川上村大深山考古館
ロクジの見学記
こんにちは。縄文の部屋のみなさま。
きょうは、とてもすてきな体験をしました。
長野県の大深山遺跡に行って来たのです。
大深山遺跡は長野県を代表する縄文時代中期の遺跡です。長野県は、縄文遺跡の宝庫ですが、その中でも、その重要性は尖石・井戸尻などと比較しても全く劣りません。
ところが、尖石の宮坂英弌・井戸尻の藤森栄一というようにアマチュアながらも一流の考古学者によって発掘調査された遺跡と違って、この大深山遺跡は土地の老人会の人々が、八幡一郎先生の指導を受けながら、自力で発掘したものなのです。そして、大深山考古館というりっぱな博物館も自力でつくり、そして、いまも老人たちが交代で守り続けているというとてもすばらしい遺跡なのです。
この老人たちの情熱こそ、まさに私たちの目指している考古学なのではないでしょうか。すでに、発掘当初の人々はこの世にいない方の方が多いといいます。でも、私に説明して下さった方はとても、すばらしい方でした。考古学を何のためになるのか、考古学をやると何が出来るのかを無言のうちに教えてくれるところでした。
交通の便
JR小海線信濃川上駅下車 バスにて15分
***ロクジ(
RXE12761@nifty.ne.jp)***