電影感受・過去ログ3

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1月26日

タイトル

出演

コメント

出品年

男たちの挽歌
周潤發・張國榮

泣かされた〜!映画にこんなに泣かされたのは久しぶり。確かに「夜半歌聲」も泣けるけど、感動して泣くってんじゃなくて、辛くて身をひきちぎられそうで泣くって感じ…。うっうっ、レスリー〜!もとい、キット〜〜〜!! これはねぇ、覚悟の上で見て下さい。私なんか全然覚悟なくて朝っぱらから起きぬけに見たら、一日中プルーでした…(涙)。でもまずは「1」を見ることが先決かな。でないと涙は半減するかも。…今回のお話は純粋に「1」の続編です。「1」で死んでしまったチョウ・ユンファがやっていたマークの双子の弟・ケン(チョウ・ユンファ)が出てきます。ホーはあいかわらずティ・ロン。そして今回の目玉なんといってもディーン・セキ(石天)。かなり演技がうまくて好きなのですが、見るたびに「へっこきぷーたろうのくせに(注:ジャッキー・チェンの天中拳参照)とか思ってしまいました(笑)。そして、忘れてならないのがキットこと、レスリー・チャン。もう最初の兄弟の2ショットでパーンチ! 兄貴に銃で撃たれるところでダブルパーンチ!! ラスト、電話ボックスのシーンでノックアウト!!!はぁ…もう本当に泣けました…ぐすぐす。

1986年
上海
エクスプレス
元彪 他

とにかくいろんな人が出てた〜! 何が嬉しいって林正英。好きなのよぉ! 今回の役は道士さんみたくえばった役ではなくて、なんか妙に頼りないひょうひょうとした役でした。髭はあいかわらず似合ってましたが。他にもチョコチョコといろいろ出てて楽しい映画でした。でも途中で眠くなってしまったのは…何故じゃ…。それはおいといて。内容はいかにもサモ・ハン・キンポーらしい映画でした。なんか妙に懐かしさを感じてしまった。出てる女優さんの中に、「霊幻道士2」に出ていたママキョンシーの人がいたのが、これまた妙に嬉しくてさ(笑)。そんなところでしか笑いが求められなかったのか…私…。

1986年

1月23日

タイトル

出演

コメント

出品年

大英雄 張國榮・梁朝偉
張學友

この映画…私はなんてコメントしていいのか…うっうっ(涙)。とにかく皆凄いよ、凄すぎるよ…。この映画を見て、各明星を更にいとおしく思うか、これっきりにしたいと…絶縁状を渡すか、どっちかだと思った(笑)。私はいとおしく思ったクチなんだけどさ(笑)。しかし…しかし〜!! まず声優さんからしてはじけまくっててさ、トニー・レオンの声なんて本当にへんてこりん(笑)。顔も途中でへんてこりんになるし。ガマ拳法ってのはいったい何!? レスリーはレスリーで妙にアイメークが似合ってていいんだけど、なんか笑えるし(笑)。でもジャッキーとトニーがちょっといとおしい関係だったのはナイス(笑)。レオン・カーファイとレスリーがラブラブ(←あれがラブラブ??)なのもおもしろい(笑)。とにかくこれは見た人にしかわからない映画だよ、うんうん。ぜひ「ブエノスアイレス」でトニー迷やレスリー迷になった人に見てもらいたい。それでもあなたは迷を続けられますか?…って副題つきで(爆)。私は個人的に大好きな映画になりましたけど。ああいうセンスって好き(笑)。

1983年

1月22日

タイトル

出演

コメント

出品年

男たちの挽歌(英雄本色) 狄龍・周潤發
張國榮 他

やっと見た…そんな感じがします(笑)。というのも、大槻にとって「男たちの挽歌」って作品は、中学生の頃にはやった作品でして。当時まだ成龍ラブラブで、錢小豪も知らなかった大槻にとってのユンファは、とっても「オトナの世界」な存在だったわけなんですねぇ。つまり、中学生の女の子が見て、わかる作品じゃないと思ったわけです。以来、なんかそういうイメージがつきまとってて、見ようと思わなかった作品なんですが…。とうとう見てしまった(笑)。だって第二のハニーが出てるんだもの(←大槻の固定観念をぶち壊すぐらい凄い存在になってきているらしい)。というわけで、「男たちの挽歌」。見ました。これははっきりいって、面白い!!!!! 今ならわかるよ、ストーリー的にも。ユンファがなんで人気者なのかも、わかりました。いやはや、すばらしい作品です。この映画もあえて説明なんかいらないのでは?だって超有名ですもんね(笑)。レスリーの表情がとてもよくて。ホーが捕まる前と後での表情と目の輝きが全然違う!さすが役者だ、レスリー!アッパレ!ティ・ロンは、ジャッキー・チェンの「酔拳2」でジャッキーのお父さん役してましたよね。なんかイメージがどうしてもそっちにいってしまって。でも改めていい役者さんだと思いました、はい。お薦めです。

1986年
逢いたくて
逢えなくて
(夜半歌聲)
張國榮・呉倩蓮

いつもレンタルビデオ屋では貸し出し中で、見るに見れなかったとっても見たかった作品の一つです。某読者様(本当にありがとうございます、今ちょこちょこ見てます(笑))が冬コミで下さったテープの中に入っていたのを見た時には、感涙しましたともさ、えぇ、えぇ。本当にありがとうございました。
さて。これは香港映画の中では珍しく(私が思っているだけかもしれないけど)、起承転結がちゃんとある映画だったと思います。つまり、ラストで全てがあきらかになって、全てのつじつまがあってて、すっきりと終われてるってこと。香港映画って時々「なんでこれで終わりやねん…」ってやつがあるじゃないですか。結局あの複線はなんだったんだーっ!とかっての。それが無かった作品だったような気がします。
レスリーもとてもステキ!美声をいかんなく発揮してる作品です。ちょっと白いタイツ姿がいただけないかもしれませんが、でも許せるし(笑)。お話的には「オペラ座の怪人」っぽいお話。もう泣けるよ、このお話は。私も不覚にも泣けてしまった。不幸女優(でも大物とばかり共演しまくってる大物女優)ン・シンリンの狂った演技も凄いもの。なんか胸がキュンッ!て。ラストのレスリーの優しい笑顔がたまらなくステキなのです。超お薦めです、これは。

1995年

1月21日

タイトル

出演

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出品年

チャイニーズ
ゴースト
ストーリー
張國榮・王祖賢

この映画のレスリーもかなりスキです。当時はまだアイドルで、アラン・タムと人気を二部していたらしい(笑)。道理で初々しいと思ったよ、ツォイ・サン(笑)。お話的には、しがない書生で旅を続けているツォイ・サン(張國榮)は、蘭若寺という古びたお寺に泊まることになるのですが、そこが幽霊寺でして。スー・シン(王祖賢)という女幽霊と恋に落ちるツォイ・サン。私ね、ずっとこれはシリアスな映画だと思っていたのね。いや、確かにシリアスなんだけど、こうもレスリーがとぼけた役だとは思ってもみませんでした(笑)。これツボ!共演に私の大スキな(笑)牛馬も出てるし。超お薦めです!

1987年
チャイニーズ
ゴースト
ストーリー2
張國榮・王祖賢

前作の続きなんだけど、うーん、スー・シンは??全回スー・シンを演じた王祖賢は、今度は違う役なの。んで、張國榮扮するツォイ・サンと恋におちていくんだけど…。私ね、個人的にはツォイ・サンにはずっと心の中でスー・シンのことを思っていてほしかったのよねぇ。んで、どうせ新しい恋するなら、違う顔の人にすればいいのに。同じ顔なら、どうしてもスー・シンのこととか思い出して仕方ないと思うのよ。どう思います?
でもおもしろかったのは、おもしろかった。『1』で牛馬扮するイン道士が歌っていた『道』がどうたらの陽気な歌。あれ、今回は張國榮がお風呂に入りながら歌ってるんですが、これがまたすんごくおもしろい!びびりながら歌ってるところがカワイクテカワイクテ(笑)。あぁ〜〜〜!レスリー好きぢゃー!

1990年
キラーウルフ 白髪魔女傳

これの主題歌は張國榮が作詞・作曲してます。とてもいい感じです。お話もいい感じなのですが…これ、続編があるらしいですね。それ見ないことには、これだけではすっきりしないよ…。深く深く掘り下げて考えると、「あぁ、なるほど」みたいな終わりなんだけど、パッと見だとよくわかんない。だけど、張國榮のちょっと斜にかまえた演技がステキ。長髪もステキ(笑)。目のアップとかやたらと多かったのですが、それも目で演技してて、凄いと思いました。共演の林青霞(プリジット・リン)。彼女は確かにキレイなのですが、どうして顎が割れてるの(笑)?女の人なのに。だけどそれがやけに勇ましいのよね。キレイなのはキレイなんだけど(笑)。あぁ、続編が見たい〜〜!

1993年

12月21日

タイトル

出演

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出品年

天と地
(天與地)
劉徳華 他

いやぁ、終わり方がいまいち納得いかない映画でした…。っていうか、「なんで〜〜??」と悲鳴を上げたくなるような終わり方でした。結局、アンディ含める全員が…ねぇ。うーむ…気分が超ブルーになる作品なので、ブルーな時は見る映画じゃないかも。だけどアンディの要所要所の演技は流石というかなんというか。奥さんが銃で撃たれて倒れたとこを抱えて走ってさ、それが無言なんだわ。うーん…しかし、後味の悪い映画だ…。

1994年