カイガラムシ駆除ガイド
このページでは、カイガラムシの駆除を紹介していきます。

○カイガラムシとは


※枝の節についたカイガラムシ

白いゾウリムシの様な姿の虫で、多く発生すると綿の様なものを発生します。
枝の節や若芽、影になるような場所に寄生することが多いです。

発生すると、生育が悪くなり、増殖してくると、すす病を併発します。

-----------------

○使用薬剤

駆除には、ボルンが有効です。
あまり効果的な薬剤は少ないのが正直なところで、成虫に到っては、薬剤は殆ど効果ありません。効くのは幼虫とのこと。
ですので、ブラシによる、手作業の成虫駆除と、薬剤との併用が必要です。

-----------------

○駆除の流れ


発生した株を用意します。綺麗に咲いてるんだけどな・・・カイガラムシ発生中。


ここまで、枝を大きく剪定します。
枝を残したまま駆除も出来なくはないですが、この後の手間がとてーもかかります。


ブラシで、枝に付いたカイガラムシをこそぎ落とします。ブラシは歯ブラシでも構いません。子供用の歯ブラシだと小さくて小回りが効きます。
落ちたカイガラムシは、そのままで構わないそうです。なんでも、成虫は足が退化してて、歩く事が出来ないとか。


全てこそぎ落としたら、ボルンを散布。満遍なく散布します。


鉢の裏に居たりするので、チェックは欠かさずに。

以上が駆除の流れです。

この後、薬剤の散布は、2週間に1度程度の間隔で、継続的に散布します。成虫を見つけたら、もちろん捕殺します。
この繰り返しで、大半が駆除する事が出来ます。

戻る