4年 詩集「青い空は」


心にのこったこと

                                   4年K(1983.5.18)

小さいころはこころのなかに入っている

わすれない

わすれない

かなしいときは

だれかがしぬとき

しんせきで

みいちゃんのおじさんが

ガンで死んだ

ぼくはあのおじさんだけが

やさしい

やさしい

とかんじた

おじさんの顔はわすれない

わすれないようとするときは

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ただしいことは

こういうことにつかう

わるいことは

こういうときもある

はずかしいときは…

おじさんはいろいろぼくのこころに生きている

K君は感受性の鋭い子でした。人の見えない物まで見えるような…