ふきのとう
ポムポムプ−帰り道
ひっそりと咲いていた
ふきのとう
あっあぶない!
もうすこしでふむとこだった
よかったぁ−
1番の春を
こわすところだった
こんにちは
もう春ですかー卒業を間近にひかえ,不安な心持ちのポムポムプーさんをふきのとうがぱっと明るくしてくれたんだね。ちいさきものたちへのやさしさに満ちてますね。
さようなら・・・こんにちは
ポムポムプーもう卒業
ビデオの早送りのように
もうスピ−ドですぎましたもう卒業
しみじみ振り返ると
たくさんの思い出が
一時停止します卒業は
さよならとこんにちは
どちらも人にとって
大切な言葉
誰でも一度は出会います
あぁ私ももうすぐ出会うのか・・・・・。
さようなら・・・・・ そしてこんにちは『別れは新しい出会いのための準備です。』学生時代,へこんでいた私に友人がプレゼントしてくれたことばです。
太陽が落ちたあの日
6年 ポムポムプーあの日
広島に太陽が落ちた
ピカっと光って
まっくらにあの日
地獄があらわれた
大きな毒きのこが
みんなをおばけにかえていく
太陽もどきは言っていた
地獄にこいとさそっていた消えていく・・・
消えていく・・・
何もかもが消えていく
流しすぎて涙も出ない苦しい
苦しい
と泣く人に
私は何もしてやれぬ太陽もどきを
うらみたい毒きのこが
姿を消した
ひさしぶりの青空だ
大きな空がみんなを
つつみこむ
「ああーなんてきれいなんだろう。」
毒きのこがさってからも
苦しみはますばかり母がいない
父がいない
血をはく人 もがく人がんばるんだ
きっといつか平和な時が
やってくるお願いだ
太陽よ消えないで・・・。私は、原爆のおそろしさをあまくみていました。
でも6年になってから、原爆は本当におそろしいものだと知りました。
たくさんのぎせい者、家族を失った人、もう数え切れないほどの人を悲しませた。
涙を集めたら、もうどのくらいの量になるか
悲しみ苦しみをはかれるはかりがあったら、こわれるぐらい。
もうこんなことはおこってほしくないです。ポムポムプーの平和ノートにこの詩を見つけたときはびっくりしました。 被爆者のものかなと思ったら,想像力豊かなポムポムプーの作品でした。多くの痛みに敏感でありたいですね。