ぷりん詩集 3
2月
6年 野田ぷりん
2月は少し春です
2月は少し冬です
川の水も
風もつめたいけれど
聞こえる小さな足音
確かな小さな足音
もうすぐ
何かがほころぶのです
何かがはじけるのです
何かがはじまるのです
2月も何かがはじまっています
この詩を読んだらわくわくしてきました。何かがはじまりそうで・・・。
大切なお金
6年 野田ぷりん
昔職人だったおじいちゃんが
自分の手足でかせいだお金を
いつもくれた
ポッケが重くって
うまく走れなかったのは
じいちゃんが働いた分の重さ
あのころはうれしくて
すぐ使ってしまったけれど
私の心に
「ちゃりん」とちょきんしてあるよ
おじいちゃん
天国で元気ですか
今でもこうやっておじいちゃんと話しているんだね。
「ちゃりん」と貯金してあるお金,大切にしてね。いつまでも。
新しい1年
6年 野田ぷりん
生まれたばかりの1年ははだか
生まれたばかりの1日ははだか
昨日とこんなに似ているのに
まったく新しい
初めての今日
今年の目標を
生まれたばかりの1日に着せて
生まれたばかりの1年に
やってよかったという1年に変われるように
まだ
髪の毛も
まゆ毛も
何もはえていない新しい1年に
大きな夢を
大きな心を
大きな目標を
つかみとれるような
そんな1年
なれるといいな
新しい1年を迎え,心が透き通っているんだね。
新しい1年にどんな服を着せるのか楽しみにしてます。
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