用語集
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イェーガー
機械化歩兵。
ヴァルカン砲
米ジェネラル・エレクトリックが開発したM61ガトリング式6銃身20mm機関砲の名称。
ヴェトロニクス(Vehicle
Electronics)
車載電子装置。
運動エネルギー弾
炸薬を内蔵せず、命中時の衝撃力だけで標的を破壊する銃砲弾。装弾筒付翼安定徹甲弾などがこれに当たる。
撃ち放し
ミサイルの誘導方式で、発射後はミサイル自体が自律的に目標を捕捉し、発射母機などの補助を必要としない形式を言う。ファイア&フォーゲット、ローンチ&リーブとも。
曳光弾
曳光剤を充填し、弾の飛行軌跡を目視できるようにしたもの。
滑腔砲
砲身内に旋条(ライフリング)が存在せず、内面が平滑な状況を保っている砲身のこと。
装弾筒付徹甲弾や成形炸薬弾等、回転しない方が望ましい弾丸の使用に適している。旋条がないぶん砲弾の初速を上げることができるが、砲弾のスピン安定が得られないために横風の影響を受けやすく、発射側のFCSに高い能力が求められる。スムース・ボアとも。
核兵器(nuclear weapon
)
核分裂または核融合反応によって生じるエネルギーを破壊殺傷力として利用する兵器の総称。
核分裂兵器には原子爆弾、核融合兵器には水素爆弾がある。使用目的によって戦略核兵器と戦術核兵器に大別される。
ガトリング砲
回転銃身式機関砲。複数の機関砲を束ね、回転させながら連続発射する。理論的には、1門当たりの発射速度×銃身数の発射速度を得られる。ヴァルカン砲もこれの一種。
ガンシップ
輸送機に大量の火砲を搭載し、集中的対地攻撃に使用するもの。あるいは、攻撃ヘリ。
機関銃
口径20mm未満の弾丸をフルオートマチック射撃する火器の総称。さらに短機関銃、軽機関銃、重機関銃などに分けられる。
近接防御兵器システム(CIWS)(Close-In Weapon System)
機銃、レーダー、FCS等を一体化させ、対艦ミサイルに対し自動的に探知、追尾、迎撃を行う艦艇の対空最終防衛火器。
米海軍や海自の20mmファランクスやオランダ海軍等の30mmゴールキーパーが有名。
クラスター爆弾
集束爆弾とも。投下後に子爆弾を散布し、広範囲を破壊する爆弾。
軍団
軍隊の編成単位でいくつかの大隊が集まって構成される、軍団とは通常、師団より小規模な集団のことを指しているが、
独立して一方面の戦争遂効能力を有している
広域地雷
敵車輌の接近を探知するとEFP式の弾体を跳ね上げ、上面攻撃を行う地雷システム。従来の地雷に比べて格段に広い範囲を攻撃できるため、こう呼ばれる。
高速徹甲弾
砲弾の外形はAP弾と同じだが、同じ着速であるならば効果が同じタングステン又は鋼の小弾芯を内蔵し、外側は軽い金属で形成される。従って、同じ大きさのAP弾よりも軽くすることが出来、同じ発射薬であれば初速が増加し、貫徹力が増す。ドイツ名APCR。
攻撃ヘリ
対戦車用に設計されたヘリコプター
サイドワインダー
アメリカ製赤外線追尾型短距離空対空ミサイル。1958年の金門島事件の際、台湾空軍によって初の実戦使用となる。日本を含む西側諸国で幅広く使用されている。原義はアメリカの砂漠にすむヨコバイガラガラヘビより。ガラガラヘビを含むクサリヘビ科の多くは獲物の熱を探知するためにピット器官という赤外線感知装置を持っている。
サプレッサ
抑制機。騒音抑制機は「サウンドサプレッサ」、赤外線抑制機は「サーマルサプレッサ」。
サンドイッチ装甲
複合装甲。多様化した砲弾の種類に対応するため、鋼板、セラミックス板などを組み合わせた装甲。徹甲弾に対しては均質鋼、HEAT弾による熱衝撃に対してはセラミック装甲など。
シースキミング
水面すれすれに飛行する事。レーダー覆域の下の方を飛び、また海面のノイズに隠れやすいために迎撃されにくい。しかし、飛行高度を正確に制御できないとすぐに海面に激突してしまう。このような飛び方をするミサイルをシースキマーミサイルという。
司令部
軍隊の内部で作戦や活動の中心となる場所
師団
軍隊の編成単位、師団は通常、意志決定や命令を下すための師団司令部を持っており、戦闘地域において独立した作戦行動を行うために様々な装備を整えた部隊集団、師団は一般的に連隊や旅団の上に位置し、いくつかの連隊や大隊が集まって構成している。標準的な師団は7000〜9000人程度の兵士で構成し、師団司令部・2〜4個の連隊・その他の部隊で構成している。
小隊
軍隊の戦闘部隊の編成単位、通常は30〜40人くらいの規模で分隊が3〜4個集まって構成される。小隊は小隊長、通信兵、小隊軍曹を中心に構成され、状況によって中隊から派遣された衛生兵が加わる
指令照準線一致(CLOS)(Command to Line Of Sight)
ミサイルの誘導方式の一。発射後のミサイルが光学照準線からどれだけズレたかを検知し、電波指令で修正する。
焼夷弾
焼夷剤を充填した弾薬。主に可燃性の目標に対して使用する。
照明弾
時限信管によって所望の高さで落下傘付照明筒を放出し、照明剤の燃焼によって目標地域を照明する。榴弾砲、迫撃砲、無反動砲などで使われる。
信号諜報(SIGINT)(SIGnal
INTelligence)
敵の通信を傍受し、その中に含まれるデータを解析する事によって情報を収集する。
人的諜報(HUMINT)(HUMan
INTelligence)
早い話が、要人と接触しうまくカマをかけて喋らせる、色仕掛けでたらしこむ等、人間から情報を得る諜報手段。
成形炸薬弾(Shaped
charge)
ノイマン効果によって敵装甲を貫通する砲弾、ミサイル。弾体が回転するとノイマン効果が弱まるため、砲弾の場合は滑腔砲から発射される。
スカウトヘリ
攻撃ヘリより先行して目標発見につとめて、発見次第通報する
スターライトスコープ
微弱な光を特殊な光電管で増幅し、蛍光スクリーン上に明るく投影するもの。歩兵用ばかりではなく、画像偵察衛星にも装着されている。
スタングレネード
爆発音と閃光で一時的に対象人物を無力化する音響・閃光手榴弾。フラッシュボムとも。イギリスのヘイレイ&ウェラー社のものが有名。
スペースドアーマー
中空装甲。第二次大戦時にドイツ軍で試作され、戦後西ドイツ軍がこの技術を改良したもの。装甲版の間に空間を作る事によりHEAT弾の熱エネルギーの集中を分散させる。
スモークディスチャージャ
煙幕発生器。
セミアクティヴレーザーホーミング(SALH)(Semi-Active
Laser Homing)
ミサイル誘導方式の一。ミサイル本体はレーザーを出さず、発射母機や地上基地から標的に向かって照射されたレーザーの反射光を捉えて追尾する方式。
セミアクティヴレーダーホーミング(SARH)(Semi-Active
Radar Homing)
ミサイル誘導方式の一。ミサイル本体はレーダー電波を出さず、発射母機や地上基地から標的に向かって照射されたレーダー電波の反射波を捉えて追尾する方式。
セミオートマチック
銃砲の装填・発射方式。1発目を撃った後、そのガス圧を利用して自動的に次弾を装填する。装填するだけなので、次弾を発射するにはもう一度トリガーを引かなければならない。
セラミック装甲
セラミック製の装甲。熱に強く、衝撃に弱い。対熱装甲として、他の装甲に挟んで使われる場合が多い。
ゼロ距離射撃
重力による弾道のずれの軌道修正が必要ないくらい近くを射撃すること。ポイントブランクとも。
赤外線ホーミング(IRH)(Infra-Red
Homing)
ミサイルの追尾方式の一。赤外線源、つまり「熱いもの」を追いかける。最も安価だが、騙されやすい。
赤外線映像追尾(IIRH)(Imaging
Infra-Red Homing)
ミサイルの追尾方式の一。単に赤外線源を追尾するだけではなく、少しは標的の姿形も識別する。ただの赤外線追尾よりは確実だが、それなりに値も張る。
赤外線対抗手段(IRCM)(Infra-Red
Counter Measure)
赤外線による探知やホーミングを妨害する手段。フレア等がこれに当たる。
全地球測位システム(GPS)(Grobal Positoning system)
アメリカが打ち上げた24基の航法衛星のうち近くの4基と電波をやり取りし、所要時間の差から自分の現在位置を三次元的に知ることができる装置。軍事用のPコードと民間用のC/Aコードがあり、Pコードは米軍がミサイルや砲弾の弾着精度を向上させるのに使用する。C/Aコードには意図的に誤差を持たせてある。
装弾筒付徹甲弾(APDS)(Armor
Piercing Discarding Sabot)
徹甲弾の一種。直径の小さい徹甲弾芯に装弾筒と呼ばれる筒状カバーを付けたもの。装弾筒は発射直後に風圧で外れる。大口径砲から高初速で発射された後は、小さくて硬い弾芯だけが飛んで行くので、遠距離でもほとんど空気抵抗を受けずに強力な装甲貫徹力を発揮する。別名、サブキャリバー弾(減口径弾)ともいわれる。L7砲で撃つものは、飛翔体がHVAPの形態をしているので、HVAPDS(装弾筒付高速徹甲弾)と呼ばれる。
装弾筒付翼安定徹甲弾(APFSDS)(Armor Piercing Fin
Stabilized Discarding Sabot)
徹甲弾の一種。装弾筒内に収まる弾芯部分に安定翼を付けたもの。弾芯には硬い素材、タングステン合金、劣化ウランなどが使われる。弾芯の後部には翼がついており、これにより飛翔の安定を得る。装弾筒は発射後に空気抵抗により分解し、弾芯のみがスロースピンしながら飛んでいく。現在の戦車の主力砲弾。ドイツ名APDSFS。
大隊
軍隊の戦闘部隊の編成単位、連隊と中隊の中間の規模で通常3〜4個の中隊が集まって構成される。所属人員は500〜700人程度の兵士・下士官が中核となる
対赤外線対抗手段(IRCCM)(Infra-Red
Counter-Counter Measure)
赤外線対抗手段を無効化する手段。ミサイルの赤外線シーカーを画像式にしてフレアに惑わされなくする等。
タンデム弾頭(Tandem warhead)
2個の弾頭を直列に内蔵する形式。前の弾頭で追加装甲等を破壊、2個目の弾頭で本体を直撃する。ERA等にも有効。
中隊
軍隊の戦闘部隊の編成単位、大隊と小隊の中間の規模で通常3〜4個の小隊が集まって構成される。所属人員は150人程度の兵士・下士官で、戦闘要員の他に通信班などの係りが含まれる
チャフ
レーダー妨害のための小片。実戦使用は第二次大戦中のイギリス空軍がドイツのレーダー網に対して使用。初期の物は単なるアルミニウムの小片であったが、レーダーの進歩に伴い、現在では使用されているレーダーバンド妨害にに最適な物をコンピューターが自動的に放出する。電子妨害期や大型機になると、アルミニウムを蒸着したグラスファイバーをレーダー波長の半波長の長さで切り刻んで放出できる物もある。ちなみに太平洋戦争中アメリカ軍は日本軍の聴音機に対し、レーダーと勘違いしてチャフを捲いたのは有名な話。
チョバムアーマー
英国ロンドン郊外チョバムにあるMVEE(戦闘車輌研究開発所)が開発した戦闘車輌用装甲。装甲版にセラミック複合材などの特殊素材(軍事機密につき不明)を挟んだ複合装甲。しばしば複合装甲の代名詞として使われる。
通信諜報(COMINT)(COMmunication
INTelligence)
敵側の通信を傍受する事によって情報を収集する。
徹甲弾(AP)(Armor
Piercing)
硬い金属製の弾体で、運動エネルギによって敵の装甲を貫通する砲弾。
徹甲榴弾(APHE)(Armor
Piercing High Explosive)
内部に炸薬を持ち、敵の装甲を貫通してから内部で爆発する砲弾。半徹甲弾とも。
徹甲曳光弾(APT)(Armor
Piercing Tracer)
徹甲弾と曳光弾を組み合わせたもの。弾道が確認できる。
電子諜報(ELINT)(ELectronic
INTelligence)
相手が使用するレーダーや通信電波についての情報(周波数とか)を集める。
トレーサー
曳光弾
ノイマン効果
炸薬の前端部のへこみをスリバチ状に成形し、その部分に薄い金属の内張りをすると、スリバチの上方に向かってジェット噴射が発生する現象。1920年代、ドイツのノイマンが発見。これを対装甲砲弾に応用したのが成形炸薬弾。
粘着榴弾(HESH)(High Explosive Squash Head)
砲弾の一種。粘度の高い炸薬を充填した榴弾。命中すると炸薬が装甲表面に貼りつき爆発、装甲板の内側を衝撃で剥離・飛散させ、装甲車両内部を破壊する。主に戦車砲で使われる。プラスチック高性能爆薬弾(High
Explosive Plastic)とほぼ同じもの。
バズーカ
歩兵携行用の対戦車ロケット砲。
爆発成形弾(EFP)(Explosively
Formed Projectile)
常態では厚みのある円盤状だが、起爆するとミズネ・シャルダン効果により徹甲弾状に変形、通常の戦車砲弾に数倍する速度で敵装甲を貫通する。ロケット弾や砲弾に複数内蔵して敵上空から散布したり、知能地雷として使用したりする。自己鍛造弾とも。
爆発反応装甲(ERA)(Explosive
Reactive Armor)
イスラエル軍技術当局が開発した対HEAT弾用用の追加装甲システム。モジュラー式(基本単位分割式)の箱状の装甲版の内部に爆薬を内蔵していて、砲弾やミサイルが接触すると外側に向けて爆発。徹甲弾の貫通力や成形炸薬弾のジェット噴流を相殺する。比較的軽量で、かつ取り外しが容易。しかし一回の被弾にしか有効でなく、また爆発時における味方随伴歩兵への被害も懸念されている。リアクティヴアーマーとも。
発煙弾
煙幕の構成などに使われる。榴弾砲、迫撃砲、無反動砲などで使われる
半自動指令照準線一致(SACLOS)(Semi-Automatic Command to
Line-Of-Sight)
ミサイル誘導方式の一。対戦車ミサイルに多く用いられる。ミサイル発射後、射手が目標を照準し続けさえすれば、ミサイルは射手との視差を自動的に補正し、標的に直撃する。
被帽徹甲弾(APC)
APHE弾の先端に軟鉄の滑り止めキャップを付けた砲弾。弾着時に砲弾が跳飛したり砕け散ったり、
傾斜装甲で滑ってしまうのを粘りついて防ぐ。
分隊
軍隊の戦闘部隊の編成単位、小隊よりも小規模の編成で、部隊を構成する最小の集団です、分隊は10人前後の兵士・下士官によって構成されている
武装ヘリ
輸送用ヘリコプターや偵察型ヘリコプターを改造し武装できるようにした物、平時には武装を外して輸送任務ができて、人気である
ヘルファイアー
米陸軍の戦闘ヘリが使っている第2.5世代の対戦車ミサイル
フレア
ダミーの熱源。サイドワインダーのような赤外線追尾ミサイルのおとりとして利用する。投下式の場合、主剤はテトラフルオロエチレンとマグネシウム。翼端ポッド式の場合、中で航空機用燃料を燃やし、赤外線スペクトル変調装置を中継して、航空機の排気に近い赤外線スペクトルにしてから外に放出する。
→サイドワインダー
風帽付被帽徹甲弾(APCBC)
APC弾の先端に、空気力学的抵抗を減少させるため、風帽(BC=バリスティック・キャップ)を付けることで威力を高めようとした砲弾。
無反動砲
発射ガスを砲尾から後方に排出して反動を相殺する仕組みの砲。反動を受け止める機構が不要なので砲を小型軽量化できるが、後ろに立つと危険、排煙が目立つ、室内や車内で使うと大変な事になる、など欠点も多い。
モンロー効果
炸薬の前端部がへこんだ形状になっていると、燃焼ガスが前端のへこみと逆の形に集中する現象。1880年代、アメリカのモンローが発見。
誘導爆弾
センサーとフィンを持つ爆弾。落下中も標的の位置を探知し、そこに落ちるようにフィンの角度を調節する。通常爆弾に比べれば遥かに命中率は高いが、値段も遥かに高い。
劣化ウラン弾
APDSやAPFSDSの弾芯に劣化ウランを用いたもの。
ウランは比重が大きいため高い貫通力が得られ、さらに敵内部で爆発的に燃焼して大きな損害を与える。放射性物質。
レンジファインダー
測距儀。目標物までの距離を測定する光学装置
AAA
対空砲
AAM(Air-to-Air
Missile)
空対空ミサイル
AAH
発達型攻撃ヘリコプター
AH
攻撃ヘリコプター
AH-64D(アパッチ)
多分、みんなが知っている米陸軍が使う戦闘ヘリ
AH−1S(コブラ)
米陸軍、陸自など各国が使ってる戦闘ヘリ
AAV(Amphibious Assault Vehicle)
水陸両用強襲車
ABM(Anti-Ballistic Missile)
弾道ミサイル迎撃システム
ACV
戦闘指揮車輌
AIFF(Advanced Identification Friend or
Foe)
新型敵味方識別装置
AMRAAM(Advanced Medium Range Air-to-Air
Missile)
発達型中距離空対空ミサイル。米AIM-120(ヒューズ、レイセオン社)の名称。アムラアムとも。慣性誘導とアクティヴレーダーにより撃ち放し可能
AP(Armor Piercing)
→徹甲弾
APHE(Armor Piercing High Explosive)
→徹甲榴弾
APC
→被帽徹甲弾
APCBC
→風帽付被帽徹甲弾
APDS
→装弾筒付徹甲弾
APFSDS
→装弾筒付翼安定徹甲弾
APT(Armor Piercing Tracer)
→徹甲曳光弾
ARH
→アクティヴレーダーホーミング
ARM(Anti-Rader Missile)
対レーダーミサイル。電波の発信源に向かって飛んでいくミサイル。HARMなど
ATGW(Anti-Tank Guided Weapon )
対戦車誘導兵器。
ATM(Anti-Tank Missile)
対戦車ミサイル。米軍のTOWなど
CIWS
→近接防御兵器システム
CLOS
→指令照準線一致
ECCM(Electronic Counter-CounterMeasure)
対電子対策。敵の電子妨害に対して、味方の電磁波の効果的な使用を確保する手段の総称。
ECM(Electronic CounterMeasure)
電子対策。敵のレーダー、通信、ミサイル誘導などの各種電波を妨害し麻痺させる手段の総称。
ERA
→爆発反応装甲
FCR
射撃管制レーダー
FLIR(Forward
Looking Infra-Red)
赤外線前方監視装置、物体から放射される赤外線を感知してそれを映像として表示する装置。現在の航空機には標準装備とかわりつつある。敵の攻撃のみならず、明かりを消した滑走路からの離陸、暗闇の空母への着艦などにも使用される。
FFARP(Forward Fueling and Arming Position)
前線燃料弾薬補給処
GPS
→全地球測位システム
HAB(Hardened Aircraft Bunker)
強化航空機用バンカー(掩蔽壕)。
HE(High Explosive)
高性能爆薬を用いた砲弾。
HEAT(High Explosive Anti-Tank)
対戦車榴弾。対戦車用に改善されたHE弾で、モンロー効果・ノイマン効果により、成形炸薬のジェットの熱と衝撃で装甲を貫く。新型では成形炸薬を縦に2重に配置し効果を強めたタンデム弾頭がある。主に無反動砲や対戦車ロケット弾で使われ、安価ではあるが、熱に強いセラミック装甲や、熱とジェット逃がしてしまう中空装甲などに対しては効果は低い。
→成形炸薬弾
→タンデム弾頭
→モンロー効果
→ノイマン効果
HESH
→粘着榴弾
HVAP
→高速徹甲弾
IFV
歩兵戦闘車両
ICBM(InterContinental Ballistic Missile)
大陸間弾道ミサイル。
IFF(Identification Friend or Foe)
敵味方識別装置。相手に向かって特定のコードを送り、決められたコードで返答があるかどうかでその相手が敵か、それとも味方であるかを識別する装置。
IIRH
→赤外線映像追尾
IIS(Infra-red Imaging System)
赤外線映像システム。
IRCCM
→対赤外線対抗手段
IRCM
→赤外線対抗手段
IRH
→赤外線ホーミング
IRST(Infra-Red Search & Track)
赤外線捜索・追跡装置。
LOAL(ロック・オン・アフター・ローンチ)
発射後のロックオン方式
LOBL
発射前のロックオン方式
LOBL FCR
LOBL射撃管制レーダー・モード
LGB(Laser Guided Bomb)
レーザー誘導爆弾。
LLLTV(Low Light Level TV)
低光量テレビカメラ。
MRBM(Medium Range ballistic Missile)
準中距離弾道ミサイル。
NOE
匍匐飛行
OH-58D
米陸軍が使ってるヘリの内の1つ、マスト・マウント型照準装置(MMS)を装備している、主に戦場監視、偵察に使われる。
PRH
→パッシヴレーダーホーミング
RAWS
先進型レーダー警報装置
RAPID
携帯型生物兵器検出装置。
RDF(Rapid Deployment Forces)
緊急展開部隊。無線方向探知機。
RPV(Remortely Piloted Vehicle)
無人遠隔操作航空機。電波・光線などで制御され、偵察などの任務に利用。
Su−25(フロッグフット)
ロシア等が使っている攻撃機
SACLOS
→半自動指令照準線一致
SALH
→セミアクティヴレーザーホーミング
SAM(Surface-to-Air Missile)
地対空ミサイル。サムともいう。
SARH
→セミアクティヴレーダーホーミング
SPH(Self Propelled Howitzer)
自走榴弾砲)。
SRAM(Short-Range Attack Missile)
短距離攻撃用空対地ミサイル。
SRBM(Short-Range Ballistic Missile)
短距離弾道ミサイル。
SRBOC(Super Rapid Blooming Offboard Chaff)
超高速チャフ散布機。
SSM(Surface-to-Surface Missile)
地対地ミサイル。
TADS(目標捕捉照準システム)
直視光学照準装置、赤外線前方監視装置、テレビ監視装置を含む、あらゆる目標捜索、識別捕捉機能を有し、機関砲、ロケット弾、ミサイルの照準機能を有している。
TIS(Thermal Imaging System)
熱線映像装置。
TV誘導
ミサイルの誘導方法の一つ。センサーのカメラ画像を解析して目標を判別、ミサイルを誘導していく。初期の頃は画面の明るさの違いから目標を判別していたが、現在では赤外線画像を用いて目標を判別している。
VTAS(Visual Target Acquisition System)
目視目標捕捉システム。
VTOL(Vertical TakeOff & Landing)
垂直離着陸(機)。艦載用のVTOL機は、兵装搭載量を増やすためV/STOLで運用することがほとんど。主に重量が軽くなった帰投時に使用される。代表的なVTOL機としてハリアーがある。
V/STOL(Vertical/Short Take-Off and Landing)
垂直/短距離離着陸(機)。短距離でも滑走することで翼で揚力を得ることができるために、大量の兵装を搭載できる。