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りぼん2003年7月、8月、9月、10月号


20030909 りぼん10月号

「満月をさがして」
って本当に大人がいないなあ…最近片鱗が見えてたけど、大重さんもなんだかなー。

「愛してるぜベイベ★★」
先月ゆずゆちゃんかわいいを期待して読んでると書きましたが、正しくは「ゆずゆちゃんをかまっている結平」に期待しているんだなーと気付き。最近の話は高校生たちが中心で、ゆずゆがただのそこら辺の子供なので、くるものがない…。

「おじぞークエスト」
すまん、地蔵たちのギャグがおもろい。

「ウルトラマニアック」
仁菜、辻合君とくっついたとたんそれかよー。魔女っ子ものには不可欠な展開とは言え。

「±ジャンキー」
あ、あれ最終回?設定を全部セリフで説明くさくしゃべっちゃったって感じがする。何か残念だなあ。

今月号の特筆ものはこれ。
原田妙子先生の「友だちからよろしくです!」
私はこの方のまんがを読むのは初めてなんだけど、結構前からマーガレット等で連載を持ってた方。わざわざ掲載されるだけあって確かにこなれててうまい。…その、他誌で描いている作家が「特別ゲスト」というのは今までたま〜〜〜にあったけど、今回のは、インタビューの雰囲気からして、アンケートが良かったらそのまま描き続けるんじゃないかなと思った。うーむ。
で、肝心の内容は、定番をテンポ良く確実にという感じ。ネタバレ→「夢(寝ているときに見るほう)が自分の行動するきっかけを作った」という展開はいいなあ。

でもあんまり面白半分でラブホラブホって連呼しないでください(何か私この辺潔癖らしい)。いや最近思うんだけど、数多い少女漫画誌の中からりぼんを選ぶ人は、その手の話って求めてんのかなーと。他の雑誌でたくさんあるのにねえ。それともりぼんの中でそういうのもあるのがいいのかなあ。私の中では「親に買ってもらう〜お小遣いで買って親の前でも読む」雑誌なので(この歳で読んでるのは何とか言うのは禁句)(「雑誌のノリ・カラーが気に入ったから読み続けている」というのも十分ありだと思うけど)、こんなえっちーネタな話読んじゃってるよキャードキドキな雑誌じゃないんだよなあ。実際のところどうなんでしょ。

とか何とか思ったりして…。
20030806 りぼん9月号

ベイベ連載再開ー。しかし今回ゆずゆちゃん関係ない上に重い題材だなあ。重い話自体は嫌いじゃないのですが、ベイベはゆずゆちゃんかわいい〜を期待して読んでいるので、そういう意味ではあまり読み返そうとは思わない回かも。

おじぞークエスト。ついに本誌連載ですね。今回は今までのダイジェストを兼ねた話だったので、初めてでもすんなり入っていけました。っていうかこのまんがバカでいい。大笑いして読んでました。503Pの予告イラスト…たまらん。

もう1つの新連載、みなみのジュエルは…どうも世界に入り込めないよ〜。

最終回2つ。
いとしのご主人サマ、いつの間に。絵とかテンポは良いんですが、主人公とその彼氏の魅力が分からんかったので(単に私の好みではなかっただけなんだろうか?)、入り込めないままでした…。
POCHI、伏線を全て説明したせいか、一つ一つのエピソードが薄くなってしまったようで、あまり印象に残らなかった…。この話、5回向けの話じゃなかったのではないかなあ。

個人的注目の±ジャンキー、あーもうしょっぱなから飛ばしてくれますねキャー主人公かわいすぎですよ。しかしそろそろ新たな展開がほしいところ。

付録CD-ROM、遊んでみました。半分ぐらいはりぼんHPの内容なので、CDオリジナルの部分の話。
インストールの必要なものがいくつかあるのですが、インストールするを選んだらインストール先を指定する画面をはさまずに勝手にインストールしてしまうので困ってしまいました。自分で入れたソフト等は自分でどこに入れたか把握しておきたいんだよう。
●デスクトップマスコット、「ゆずゆと結平がパソコン上でおしゃべり、(インターネットに接続している場合)りぼんの最新情報も教えてくれるよ!」…伺か!?いやしかし、どうやら機能は挙げた2つだけなのね。
●プリントで遊ぼう、りぼんキャラのレターセットが好みのデザインで家で作れる。一度印刷してみたんですが、プリントガイドは付いてないので、印刷前に自分でプロパティをいじらないといけないのね。何も考えずOKとやってしまったので、絵が収まりきらなかった。どうでもいいんですが、我が家のプリンタはモノクロレーザーだよ…
●アイコン、実はこれがいちばん欲しかった。か、かわいい〜。個人的に残念なのが用途別でないこと。フォルダから田中先生のしっぽがはみ出ているとかごみ箱にジョナサンが入っているとか、そういうのがよかったんだけどなー。
●満月タイピングゲーム、作者自身がまんがのセリフを読み上げるので、それを打つという代物。うーむ〜、よくできるなあ。もし自分だったら、自分のまんがのセリフなんかこっ恥ずかしくて読み上げられんよー。ゲーム自体はまあ簡単でした。

今月は満月とベイベのコミックスが発売〜。
20030703 りぼん8月号

ネタバレ部分はふせます。

「満月をさがして」はどういう方向を目指しているんだろう?
「死神は自殺した者がなる」という設定がこれほどいやだった回はないかも…。
いずみくんの過去、ひどすぎるよ。「親の愛を感じるために悪いとされている事をする」というのは子供にはあることだと思うけど、いずみくん、報われてないもん。28〜29P目(80〜81P)で救っている?両親死亡で厳格な祖母に育てられてそれでいて影を持たない12歳の満月にそんなことできるわけがない。母親にもいろいろ悔やむところがあっただろうに、これじゃ「いずみくん、かわいそう」と言わせるためだけのキャラだよ。死人に口無しとはよく言ったものだ。
(「死神となった僕は実の親を手に掛けることになった」はストーリーとして別にいいと思うけど)
りぼんのターゲットとなる年齢層は、愛情と死というものに対して漠然とした不安を抱く頃だと思う。それだけデリケートな題材だということだ。もう少し慎重に扱ってほしい。
ところで次の犠牲者は大重さんなのか…!?

「編集は内容に一切タッチしていない」という噂って本当なんだろうなあ…。

「±ジャンキー」
やっぱり主人公の言動がかわいい。天然でもなく変に擦れてもいないのね。こういう主人公の出てくる話は応援したくなる。寝起きのシーンと神社のシーンが好き。ちょっと急展開と今頃展開が混ざっている感じもあったかなー。

「POCHI」
美紅と直美の関係いいなあ。いや、嫌なんだけど、こういうすれ違い方をしてしまったのか、というのが。それと、美紅の両親についても少しずつ明らかになってきて、ちょっとちくっと心に突き刺さる展開がおもしろい。最初から5回連載と決まっていたとはいえ、次回最終回なんてもったいない。

「天然アリス」
武内こずえ先生、2度目の登場です。そろそろ連載くるかな?
個人的にこの方の絵は線が好み。適度な華もあるし、話も元気があっていい。しかし…なんだろう、読みづらい。コマ割りかなあ。

454Pの「漫画の描き方講座」のベレー帽がウケた。しかし通じる読者はどのくらいいるんだろう?
20030605 りぼん7月号

微妙にネタバレ風味…かも?

今月号から、朝比奈ゆうや先生の新連載が始まりました。
や、おもしろい。
いかにもまんがな設定で、さりげない言い回し。主人公の性格がかわいいです。久しぶりに共感できる主人公をりぼんで見ました。最近(いつかは忘れた)本誌に載った作品は、いまいち切れが悪いなーと思っていたのですが、今回のは続きが気になります。全然関係ないんですが、この人のまんがの魅力って、実は
少女漫画の延長上のどきどきえっち(笑)が似合いそう
なところにあるんじゃないかと常々思うのでした。
あー何書いてんのかね私。

おおいま奏都先生の読みきり。
この人は天然系アホ主人公が嫌味なく描けるのですごいと思います。そんなわけでアホな話だったのですが、にくめない話でした。むしろかわいい話でした。

あのー、最近、満月がどんな話なのか読んでいても理解できなくなってきました。ギャグ絵が入るタイミングにがっくりくるんです。え?そこ、ギャグで落とすところなの?と。それにばーちゃんの扱いがかわいそうでなあ。まだ孫が帰ってこないんだもんよ…。

来月はベイベお休みー。

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