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りぼん2004年1月、2月、3月号


20040220 りぼん3月号

あわただしくてあまりじっくり読んでない…ので少し。

■サボテンの秘密■
次回への引きができてる。今まで引きが弱い連載ばかりだったからねえ、ってどういう感想…。しかし藤岡君のどこがいいのか解らんなあ。

■愛してるぜベイベ★★■
次のアニメ化はベイベなのね。しかしまたアニマックスかよ!見れないよー。

■聖・ドラゴンガール みらくる■
1月号で言ってたナイスバディ来夢はこれか。しかし何だかかわいいぞ。ペンダントの謎とか、それを取り巻く人とか、おもしろいんだけど、もう一歩何か…。痛快な変身アクションをもっと見せてほしいんだけど、肝心の杏樹が変身にネガティブな制約を持ってるから、そこがいまいち乗り切れない原因の気がする。しかもこれって話の根本にかかわってるな。やば?

■満月をさがして■
タクトとめろこのコンビはいいな。あーもうねぎラーメンなんて名前が付いていること忘れてたよ。でもこのいいシーンを見るたびに、めろこがいずみを好きで、でも想い叶わずタクトを求めて、それでもやっぱりいずみを…みたいな「満たされない恋愛感情が背景にあるコンビ」であることが悔やまれる。だってめろこかわいそうなんだもんよ。タクトも残酷だよな。そういえばジョナサン、あっそう、な展開になっちゃったなあ。

■ピンクでいこう!■
主人公もその想い人もどうにも苦手なタイプなのでつまらないんだけど、話の緩急やら見せ方やらうまくて読める話なんだよこれが。(それで読んであーつまんねーとか思うわけ。つまんねーとは言っても私の好みではないだけで、話は王道だしうまい漫画だとは思う)いやその、ここまで長々とりぼん読んでいると、投稿者の作品が入賞→デビュー→ついに本誌連載、という一連の流れを追うこともりぼんという雑誌の楽しみ方の一つになっているわけで、ちとこの現状がさみしいな…と。むむう。しかもファッションを巻頭で募集している。連載が続くってことか。

今回はこれだけ…
20040106 りぼん2月号

「サボテンの秘密」、春田なな先生の新連載。相変わらず“「最後のページの決めゼリフ」−完−”といった読み心地なんですが。次回への引きがうまくなればもうちょっと読み応えが出る気がするけど、女子高生の表面をなぞっているだけの感じは今作でも拭えなさそうだからやっぱりだめかも。

「アニマル横丁」、対戦型の遊びって性格出るよねー。

「愛してるぜベイベ★★」、今回はゆずゆたち他片倉家自宅サイド。メインは皐君。今までぶっきらぼうな面しか出てこなかった彼のいい奴ぶりが表面化されて、期待を裏切らないキャラという意味でその点はよかったなあ。でもこの作品の(その他大勢の)女性陣って人の幸せをねたむの好きだね…。

「満月をさがして」、ようやく生きる決意をしたのね。でもなんかもう…白々しいなあ…。今回ばーちゃんと再会するけど、そのときのセリフ、今まで、それこそ数ページ前まであんな事こんな事してきた考えていた人のセリフとは思えん。タクトに関してはもうどうでもいいな。前々からなんだが、命を狙うものから守るものへと移り変わった時点でそこに父性がないなんてなあ。

「13日は金曜日?」、榎本ちづる先生の連載再び。しかし今回「この苦しみがあんた(主人公)にわかるものか」の典型だったなあ。霊に同情。

「ラブわん!」、今回作者の犬好きが悪いほうに出てしまった回だと思った。犬が好きか嫌いかと、他の動物が好きか嫌いかは干渉しない嗜好だと思うんだけど。つーかもう猫だ猫。主人公が犬好きで猫嫌いなだけなら何の問題もないが、猫好きを悪者にするなよな…。次号の展開次第?

「永田町ストロベリィ」、連載から一年経ってようやく、総理大臣の娘という設定を生かしたエピソードが出てきた。夏野と仲良くなった後でないと書けない話ではあったけれど、それにしても遅すぎ…

「ピンクでいこう!」、バカの話はつまらないです。

「聖・ドラゴンガール みらくる」、主人公一行が謎を解くために向かった先は女子校で、その女子校のベタな設定がよいです。でもちょっと一話の展開が唐突なところが出てきたような。ラスト2ページはもっとじらしてほしかった。前作の二の舞になりませんように。

「ファンキー☆ファンシー」、全5ページのギャグなのに密度が濃い。芸が細かくて詰め込んでいる。このテンション保ってください。おもしろいです。

「コン★プリ」、主人公に愛嬌があってかわいいなあ。

「PARA★ダイス」、最終回。だからといって下手にしんみりせず、コメディに徹していて満足。英の流血号泣もしっかりあるし、2人は安易にくっつかずまだまだコンビの名称がぴったりくる間柄。しかしながら少しだけ主人公の感情に最終回エッセンスが加わって、もう終わるのかーと読み手としてはさみしい。おつかれさまでした。個人的にはこの方には読みきりをたくさん描いてほしいのですが、りぼん本誌は連載向きの雑誌だからなあ。うーん。

「これってHAPPY?」、椎名あゆみ先生の読みきり。久しぶりのカラー扉の読みきりだ。前作前々作の連載はどちらも恋愛要素薄めで(この“で”は“だから”の意味ではない)つまらなかったけど、今回は恋愛感情を前面に出した話。読んでやっぱりこの方は恋愛物のほうが持ち味を出せると思った。それはともかく、絵柄がさみしくなった。不幸体質の顔というか。そこが残念だ…。

「めだかの学校」、“願いが叶った―――!!”がいい。

2月号って売り上げ増が見込める気合の入る号じゃなかったっけ…?
20031218 りぼん1月号

「愛してるぜベイベ☆☆」、結平と心の恋愛にぐっとくるものがない。感情の起伏が伝わってこなくて。2人とも無表情(顔に限らず全身が)だよなー…。何で?今月号はついにゆずゆちゃん1Pも出てこなかったよ。しょぼーん…

「ピンクでいこう!」原田妙子先生の新連載。あーやっぱりこの人連載するんだ。序盤読んだときは自分にみがきをかけてがんばる女の子の話かと思ったのに、そうじゃなさそうでがっかり。「女の子に興味のない(ように見える)かっこいい男の子」「告白したが断られてそのとき言われた言葉が“変なやつ”」「引越しで転校」「告白した相手と同居」…一つ一つはありがちなんだが、ここまで揃った事でよりありがち感が増すのって何かなー。この作者のエッセンスってなんだろうな?

「アニマル横丁」、イッサいいやつだな。

「聖・ドラゴンガール みらくる」、とりあえず、キャラが生き生きと“動いている”のが読んでいて楽しい。話も動いてきたし。蓮と隆司だったら隆司だよなあ。ところで巻頭口絵のナイスバディ来夢が見たいよ。

「HIGH SCORE」、えみかの蹴りはすばらしいね!

「コン★プリ」、武内こずえ先生の新連載。飾りホワイトが減って、画面が見やすくなっていい感じ。この方にこういう突拍子もない設定は向いているかな?と、設定負けしないかが気になる。続き次第。

「ファンキー☆ファンシー」、今回のネタは好きだー笑った。ある意味下ネタって貴重なんじゃないかと思う。

「永田町ストロベリィ」、この方の売りって「思春期特有の毒気」だと思っていたけど、今回の友情一悶着は薄っぺらいなー…。ところで今月頓に顔の輪郭が気になる。退化したって言うか、絵を描きだして間もない人みたいな顎の細さだ。来月号の付録のノートの、夏野の絵がやばすぎる。

「満月をさがして」、サブキャラのストーリーを膨らませるほど魅力が減っていくのって…。先月号の新キャラ光理はもう“ただの”嫌な奴だし、当初大重さんは仕事のできる女だと思っていたのになあ。満月が肉体的に追いつめられた後に精神的に追いつめられるシーンは好きだ。

「ウルトラマニアック」最終回。きれいにまとまりました。つーか最終回だという感慨が無いな…。1つだけ言えるのは、今後アニメは地上波にしてくれ。見てみたかったんだから。

「MAXラブリー!」こちらも最終回。自分とはノリが合わなかった作品でしたが、この方の作品の中ではいちばんパッとした話だったと思います。テンション続いていたし。お疲れさまでした。

「PARA★ダイス」、元気マンのダサさがいい。やっぱ英だね。

「ぷりてぃ博士号」、樫の木ちゃん先生の読みきり。発明品あっての話ながら、発明品があくまでも小道具の粋に納まっていたのがよかったです。ほのぼの。いやその、主人公の想い人である壱太郎くん、頭良くって微妙なセンスで照れ顔がかわいい、と、ちょっと好みなんですけど(笑)

「めだかの学校」、パソコンネタ、おもしろい。備後君からのメールとめだかちゃんの切り返しがいい。田中先生の作った中学のHP、見てみたいぞ…。

付録の占いとおまじないの本にユーキあきら先生のまんがが。このテーマでも出てくるお風呂ネタ。この方の作品は、お風呂ネタが出てくるような話のほうがキャラが生き生きとしていておもしろい。

こうしてみると、最近のりぼんでおもしろいのって、ギャグ系、コメディ系なんだよね。作者の意気込みやこだわりが見える(作品に反映されている)作品にそういう物が多いのかな。

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