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りぼん2004年6月、春のびっくり大増刊号、7月号


20040617 りぼん7月号

■聖・ドラゴンガール みらくる■
今月号はアクションとその他のバランスが良かった。でもこれって、竜牙が出てきたからなのかな。みらくるのどのキャラよりも竜牙のほうが楽しいってどういうことだ。蓮の義父もキャラ的に好きなんだけど、悪役だからなあ。二人とも、行動して話を動かしているところがいい。みらくるのメインキャラはみんな受身なんだよね。ペンダントの謎はまだ興味薄だし、この方の作品は自分から首突っ込むキャラのほうが楽しいので、今からでも便利屋系学園お助け者路線にならないかな。

■ちろの人生■
よみもの(クイズ)なので話題にしたのは初めてですが、このコーナーのまんが好きなんです。クイズとの絡め方と、漫画としての見せ方自体がうまいと思う。本当はこの方のストーリー物を読みたいんだけど。(今月から3号続けて読みきり祭りとのことなので、つぶやいてみる。)

■愛してるぜベイベ★★■
…あー…何かもう、軽率っつーか陳腐な話にしか見えねー。板垣問題をきっかけに学校行事中に致した結果の今月、いったい何を“書”きたいんだ。(例の回が「学校行事中ではなくプライベートで」且つ「解る人にだけ解る描き方もしくは避妊はした(が、失敗した)ことがセリフ等で明確」だったらここまでくだらない二人には見えなかったんだけど。)ゆずゆ関係の話もちょっとずつ進んでいるんですけど正直もうしらけちゃっています。最近話が散漫になっているせいもあると思うけど。

■カリスマ・ドール■
服装もセリフ回しもアレだが、話はおもしろい。前作よりいいかも。続きが気になる。

■永田町ストロベリィ■
言わせてくれ。妃芽最悪…。悪ぶっているけど根はいいやつ雪紘くんは今月号で留学しちゃいました。

■E系☆ハイブリッドガール!■
コンプレックスを持つ人と、それを利用して優越感を持つ人、そして逆転劇(そこまで大げさじゃないか)は単純におもしろい。簡単に言うと「優の彼氏むかつくんじゃ見てろボケ」ってことで。

■恋ピカ!■
松乃美佳先生の読みきり。「苦手だった物事を楽しめるようになったきっかけをくれたあの人が好き」系の話。セリフが説明的でいまいちのれなかった。

■電撃!乙女イズム■
本誌初登場、藤原ゆか先生の読みきり。怪力娘珠里の気になるクールな彼は実はゲーム好き。ひょんなことからゲームの世界に入り込んでしまい…という話。素を出せるコンビの話は好きです。ただ、自分がゲーヲタのせいか、コマンドそのものを漫画の中で書かれるとこっぱずかしいのでした。絵と構図が好み。

■オレンジ革命■
水沢めぐみ先生の読みきり。今回は最初からカップル状態の二人。良くも悪くも純情系。今回啓蒙調と言うかメッセージそのままな感じでつらかった。好みの問題ですがここ何作かのこの方の描く笑い顔が頭悪そうで苦手…

■気合い上等!■
ミキマキ先生の別冊付録読みきり。高校生漫画家と高校生小説家のドタバタコメディ。巻末に漫画の描き方入門があって、それがおもしろかった。読みきりの主人公二人が説明する形式だったけど、この作者、自分をオチにするタイプのエッセイに向いてると思った。ギャグうまい人ってそういう傾向あるよね。

自分が小学生だったら、どの漫画を話題にするだろうなあ?
20040508 りぼん6月号、春のびっくり大増刊号

ゴールデンウィーク真っ只中に発売の今月号。

■愛してるぜベイベ★★■
先月の引き「ゆずゆとはもうすぐさよならだよ」と同じ出だしの今月。しかしこっち方面は何も展開せず。なんだあ…。この漫画のキャラではあかりがいちばんまともなんじゃないかと。え?先月号の引きは心の咳で今月号の次回への引きは心の腹押さえだって?んなアホな…心って漫画のキャラとして見ててつまらないし。

■カリスマ・ドール■
作られた私、本当の私?主人公の沙良は性別秘密で売り出している人気歌手。そんな彼女の恋と芸能生活は?…という倉橋えりか先生の新連載。前作「MAXラブリー!」の良い部分のテンションが今作にも出てきそうで楽しみです。ま、私の好みとはずれているんですが、嫌いじゃないです。それにしても、「MAX〜」以前の作品は優等生っぽいおとなしい印象だったけれど、実は元気ヒロインのほうが合っているのかもしれませんね。

■聖・ドラゴンガール みらくる■
MCか!あああもうちょっと、蓮の家族関係をじっくり描写してほしかった。来月号は増ページだし、その辺楽しみ。

■E系☆ハイブリッドガール!■
連載2回目の今回もおもしろかったです。漫画的な楽しさにあふれてますね。つーか圭ちゃんはかわいいよ。「あたしにはマネージャーという人が!」「エロ魔人退散!」とかいうノリ大好きっす。

■チョコミミ■
女の子の仲良し具合ににんまり。こういう友達はいいね。

最終回3つ。

■満月をさがして■
ただただ情けない最終回でした…。重要なのは伏線の回収ではなくキャラの心の変化なんです。この長い間で満月はどこが変わったんだろう。この話において英知君の存在は何だったんだろう。
ちなみに、私はこの漫画見て、アニメになるなら見てみるかと軽い気持ちで見て、アニメの最終回で流れのまま素直に良かったねと思った人です。原作から入ったため漫画の最終回は情けないだけですみましたが、アニメから入った人にとっては殺意が芽生えてもおかしくない最終回になっています。アニメから入った人は見ないことをおすすめします…ってもう読んでないよね、たぶん…。

■13日は金曜日?■
パラ見しかしていなかったんですが、どちらかと言うとお涙ちょうだい劇っぽくて全然怖そうに見えなかったなあ、と。ホラー読みたい人にはつまらなかったんじゃないでしょうか。ホラーと銘打ってある時点で怖いの好きな人しか読まないでしょうから、次にりぼんに(作者問わず)ホラーを載せる際には怖くしてください。

■ピンクでいこう!■
思ったより早く最終回が来たなあ。かわいげのかけらもないわかりやすい悪役女が出てきてから割とおもしろくなってきたのに。ここで終わるのはちょっと残念。

来月は読みきり3本で新連載はないんですね。あらまあ。



4月に出た春のびっくり大増刊号を買いました。

お目当てはユーキあきら先生の■キラ☆キラ■だったんですが…
今回ファンタジー要素がないサクセス話で、前半は良かったんですけど、全体的な流れ(王道お約束)もいいとこ突いてるんですけど、何か物足りない。困難を乗り越えるシーンが欲しかったかも。うんむー…
雑誌として、「いろんな作家さんに長編に挑戦させる」というのはこれからもやってほしいです。

増刊号には作品を初めて読む作家さんがたくさんいます。
そんな中でいちばんおもしろかったのは、大川ひろみ先生の■恋のために■です〜。
初めての恋心と、隠し切れない年相応の子供っぽさのバランスが良かったなあ、と。表情も豊かだし。ただ、一枚絵で魅せるタイプではないので、「漫画ではなく絵が見たい」人の目には留まらないのかも。

あとは…
■カムカムエブリ■
森ゆきえ先生のショートギャグ15P。「めだかの学校」にあるシュールさは健在。というかコマの大きさを調節できるこっちのほうが楽しい。これ本誌で読みたいよ。

ぐらいかな。厚いけどいまいちぼろぼろりんでしたびっくり。

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