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2007年6月〜7月


20070723 同人話 雨

表紙入稿してきました。あとは本文〜
表紙の成人指定表記、印刷所によって違うと思いますが、私の使っているところでは、
ぱっと見て分からない、デザインに埋もれている、などはNGとのことでした。
20070716 同人話 晴れ

同人誌の表現と規制について。
成人向け同人誌の表現がきつくなってきたー。
今まで表紙はデザイン的に成人向けの記載を英語表記にしていましたが、
うーむ日本語にしないと問題が起きそうなのか…
修正と奥付表記は以前からやっているから今後も動向に気をつける、というところですが。

書きたいものがあるから書いているのです。本当にそれだけの話。
書きたいことがなかったらこんな物理的にめんどくさいことやりません。
修正や表紙の成人向け表記は、書きたいことへの責任の明示です。少なくとも私にとっては。

意訳:自分がエロ絵を描くのは実にエロ絵が描きたいからなのだ

印刷所からも入稿時のお願いが細かく書かれるようになりましたね。
迷惑をかけないよう、礼儀はきちんとしておきたいと、考えたり。

その「書きたいもの」が気に入らないんだ、という点は、別の話。


成人向けの表現問題には、個人的にもう一つ懸念があって、それは

性的表現が取り締まりをされることで、表現規制の実績ができ、
最終的に「誰か」に都合の悪い内容は書けなくなるようになるのではないか、ということ。
実はこれがいちばん怖かったりします。自分は社会的には情報を受け取る側だから特に。

さーて参議院選挙も近づいてきたぞ、と。
サイト放置とか言ってさっそく日記書いてるよ…
まだ締め切りに余裕があるうちに書いておきたかったのです。
20070714 同人話 雨

ゲスト原稿などをやっておりました。久々に紙とペンとトーンで描いてみたり。
詳細分かったら改めてお知らせしたいです〜

ここからしばらく自分の本のほうをやります。たぶんサイトはかなり放置します。

そういえばコミケカタROMのほうの説明文、登録を忘れたので、
きっと触手とか説明にあると思いますが、
今回の新刊に触手は出てきません。(コミケ初売りの既刊にはあります)
新刊は、アミタリリとファークリンがなにやら戯れる本です。
(半年後のことなんてわかんないよねえ…)
20070707 カルドセプトサーガとレイストームとレッキングクルーとゼビウスとFF3 曇り

EXTRA 〜HYPER GAME MUSIC EVENT 2007に行ってきました。
サーガの曲が生演奏で聴ける! ということを知って急遽行ったのですが、
いやーこれがもう! 行って大正解でしたわ。

サーガの曲は2曲。

まずはメインテーマ(タイトル画面で流れるアレ)。
ギターで語りかけるような、静かなアレンジでした。聞き入ってしまいました…
少年の生い立ちと行く末は切なくて、確固としていて、そして淡々と。
もしカルドの世界に酒場があったら、こんな曲で吟遊詩人に弾き語りされそうだなー、と想像。
というかこの曲ゲイツポイントでオリジナル曲と入れ替えできないかしら。そのくらい気に入ったの…

2曲目はフェニキオン前半。
この曲(と他ゲーム物2曲)には、ボイスパーカッションなるものが使われていました。
肉声を楽器として、サウンドの一部にするわけです。女性の声でした。
予想外のアレンジに正直びっくりしていたのですが、これがなかなかどうして。
(サーガサントラの解説によると)
フェニキオンは鉄を作る男たちの屈強さ?のイメージで作られたそうですが、
今回女性の肉声が加わったことで、火そのものの持つ熱、恵み、火と共に生きる人々の営みを感じました。
このボイスパーカッション担当の方の声が、とても力強く響き渡る通る声だったのが、
曲の雰囲気をさらに高めていました。
イトケンはアレンジもすげえ

さて、そんな感じでゲーム曲をぶっ通しで聴いてきたわけですが、
曲がわかるほどプレイしたゲームで今回演奏されたのは日記タイトルに書いた作品だけでした。
(ゲーム歴は長いのですが、プレイ作品数は少ないのです)
しかしそれが気にならないほどのパワーがありました。以下個別感想(敬称略)。

桃井はるこ(アイドル八犬伝、ボコスカウォーズ)
→ベタベタなオタソングである意味清々しかったです。
服がファミコンを意識したデザインのミニワンピとファミコンリュックで見た目にも楽しめたw

山岡晃・日比野則彦 with 小柳ゆき(サイレントヒル、他)
→実は自分ジャズが得意でないので曲のうまさぐらいしか分からんかったのです…
小柳ゆきって歌うまいなー

BETTA FLASH(ファミコンゲー、レイシリーズ)
→このイベントで流れた「曲」の中ではいちばん好みかも〜。
全体的に透明感あふれる曲と声で、「無機質なヒト」という感じ。
そういえばレイフォースのパイロットって女性なんだよなー…と思いだした。
まだ会場の雰囲気ができあがる前の演奏順だったのがちょっと残念。

SEGA sound team H.(アフターバーナー、デイトナUSA、他)
→開幕でソニックのぬいぐるみを客席に投げていたのが印象的w
演奏もボーカルも、熱かったです。「セガだ!」の一言で説明できそうな勢いでした。
デーイートーーナーーーー←この歌声がゲーセン以上に耳に残ったw

田中宏和(ロボット、バルーンファイト、メトロイド、他、任天堂レゲー)
→ファミコンのあの音を生かしたアレンジで、ファミコン世代としてはたまらんかったです。
それにしてもロボット(ファミコンにロボットをつなげて動かすアレ)を持っている人なんて
当時周囲に誰もいなかったよw その曲を持ってくるかw
それでも曲が楽しめるあたり、あの音には普遍的な何かがあるのかもしれん。
スクリーンに映し出された田中氏のファミコン風ドット絵がかわいくて欲しかったw

松前公高(元ネタ不明…)
→曲の良さと、固定カメラで手元を映し続ける、という演出で、良かったんです。かっこいいなー
ですが何の曲か分からんままで…うーんトークが曲全体を指しているならオリジナル曲ということに。
違う機会に聴きたかったですね〜

古川もとあき with VOYAGER(コナミ音ゲー、他)
→何かT-スクエア思い出したw そんな感じのさわやか系。
こちらもちょっと好みから外れた曲調だったので以下略ですが、良かったのは確かですよ。

大久保博(リッジレーサー)
→おー確かにドライブなどには似合いそうな曲だなー、と。
打ち込み好きとしては好みのつくりではあったのですが、
(スクリーンの案内見る限り)最初から最後までリッジだったためか、ちょっと冗長だったかも。

伊藤賢治(カルドサーガ、ロマサガ、聖剣4)
→カルドの感想にも書いたボイスパーカッションが、曲に命を吹き込んでいて、
あーもう引き込まれて圧倒されて良かったよ!! こうくるとは!
メンバーのソロパートもあったりして、生演奏ならではの演出も楽しめました。
LIVE STAGEの中ではいちばん良かったなあ…

崎元仁・並木学・岩田匡治・金田充弘(蒼穹紅蓮隊、怒首領蜂 大往生、他)
→曲を聴いてゲームがやりたくなった、という意味ではいちばんでした。
元ネタ未経験なのが悔しい、というのと、うわゲーセン行きたい、という気持ちと。
打ち込み系とSTGって親和性高いよなー

古代祐三 with Flair(イース、ナムカプ、他)
→…今回の中でいちばんショボーンだったな…生演奏に向かない人なのかしら。
Flair氏は歌担当だったのですが、クセのない方だったので悪くはないけど…
それまでに出た歌の人が皆特長がはっきりしていたので、かすんでしまった感じ。

細江慎治(ドルアーガの塔、ドラゴンスピリット、他ナムコレゲー)
→今回のレゲーアレンジの中でいちばん現代風でしたー こういうのもいいですね。
オールスタンディングの会場で踊ってね、という意味では最適だったかと。
揺れていた人もいちばん多かったかな。

THE BLACK MAGES(FFシリーズ)
→戦闘曲中心で激しくかっこよくトリを飾ってくれました。すげー
演出も含めて、良い意味で大安定。植松氏のファンはもちろん、
FF知らない方も演奏の力で楽しめたのではないかと思います。

全体的な客層、何かレゲーのほうが反応が目立っていました。
20代後半〜30代が多かったのかもしれません。同世代w

通して、すごく楽しかったです!
6時間立ちっぱなし(本当は少し座ったが)があっという間でした。
とりあえず私は大なり小なりずっと揺れていましたw
次回があったら荷物をロッカーに入れて激しく揺れたいです〜

今回、セプターの草薙若葉さんと一緒に聴きに行きました。
「またサーガの曲演奏して! いっそサーガオンリーで演奏会を!」とか、
「セカンドの曲は物語に沿っていて、サーガは舞台を印象づける曲」とか、
「ちょ、サーガの曲やるっていうのに配布うちわが猿楽庁w
 “チューニングシテル?”ってしてないのはおまえらだろー」とか、
そんな話なんぞしていました。あとレゲータイトルの懐かしさに吹いたり。
おかげでより楽しい一日を過ごせました。どうもありがとうございました〜

会場限定配布CDの話はそのうち書くかも、書けないかも。
20070623 お出かけ日記 晴れ

国立新美術館で開催されている「大回顧展モネ」を見てきました。

予習では、「光と水と反射」の人でした。
あと睡蓮。睡蓮に何を見ていたんだろう。

幾たびとなく取り戻される若やぎ、
昼と夜の節奏にあんなにもまことあふれる服従、
薄明の瞬間を語るあの几帳面、
これぞまさしく睡蓮が、印象主義の花となるよすがだ。
(略)
クロード・モネは忽然永遠のものとなったこの花に微笑みをうかべる。
きのう、モネの筆が久遠の時を与えてやったのはこの花だったのだ。
この画家はだからこそ水の青春の物語を続けることができるのだろう。

(ガストン・バシュラール「睡蓮――クロード・モネ」(「火の精神分析」206p)より)

↑この文によって、キャンバス上に変換され出力された、
水に浮かぶ花の処女性を感じ取ってみたくなったのでした。

んで。
美術史には疎いのでなにやらさっぱりですが、「印象派」と呼ばれる理由がわかった気がします。
思った色を思ったままに置いていくのって、んmjksdyhfygkh
霧の絵と、汽車のある生活空間の絵が今回見た中では気に入りました。
今回、題材・テーマ別に展示されていたのですが、個人的には描いた順に見たかったなあ…

それにしても、
人が多すぎてゆっくり見られなかったので、入場規制をしてほしかったなあ、と。
近づけないし遠ざかれないし、そもそも人の頭で絵の下半分が隠れているし。
絵を見て気に入ると、圧倒されて吸い込まれそうになってくらくらしてしまうのですが、
そこまで浸れる空間じゃなかったです。ある意味残念な結果に。
睡蓮もよく見られなかったよ…orz 何のために行ったんだか。

でもやっぱり生の絵はいいな…

■□■

美術館の次は、神保町で本屋巡りをしてきました。
古本屋もふつうの本屋も片っ端から回れるだけ回ってきました。4時間ぐらい。
いやー、神保町は素敵! なんだこの本屋の質と量は!

…欲しかった本は見つからなかったわけですが…
まああるとすれば古本屋だろうし、古本との出会いは時の運も絡むからなー
ちなみに探していた本は、何度か(さっきも)話題にしたガストン・バシュラールの本ですわ。

「大地と休息の夢想」「大地と意志の夢想」の2冊。
思潮社というところの本なのですが…この出版社もうないのかな…

私に地単を組ませておくれ

■□■

最後に、この鞄を買ってきました。
以下の条件をすべて満たすものを探していたのです。見つかって幸せ。

・A4が縦に入るリュック
・革が使われている(一部でよい)、なおかつ軽い
・色は黒か焦茶かカーキで、質感はセミマット
・シンプルで直線的なデザイン
・縫い目やジッパー等が目立たない(アクセントにしていない)
・街向け(アウトドア向けではない)
・外ポケット、内ポケットがある
・肩紐にクッションが入っている
・おっさんぽくない(売場で見る限り)
・日本製

茶色の微妙な色合いとポケットの有無がサイトではわからなかったので、
実物を見たかったんですよねー。茶色のほうを買いました。
ポケットは、外の革部分に1つ、背中側に1つ、内側に3つあります。
A4は余裕で、実はB4もぎりぎりですが入ります。でかいw
夏はこれで。
20070607 同人話 曇り

夏コミ無事当選しました! 3日目I-44bです。
カット通りシャイニングフォースイクサ本の予定。
後日改めて同人ページを更新します〜

■拍手レス■
>これからもリリーホワイトをよろしくお願いします!

リリーホワイトのファンの方に見ていただけたようでうれしいです〜
新作の舞台は秋のようなのでリリーは出てこなさそうですが、
花映塚のときのようにいつかひょっこり再登場してほしいなあ、なんて思っています。
リリ−かわいいよリリー

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