その12

そう、それは夢だったのかもしれない

僕を包む笑い声、優しい言葉

そして温もり

大人が子供の頃を夢だったかの様に思っているように

僕もまた、そう思っている

ありがとう

ありがとう

また、いつかめぐり会う事があれば

大人達がそうするように

僕らも昔を懐かしんで話そう