セージは、いろいろな関心を持つ若者が集まり、世界規模の諸問題の打開策を探りながら、
広く社会一般に情報提供・啓発活動を行うとともに、実際に問題解決の一つの力となるために、
このような問題に対して今まで関心の薄かった人、あるいは活動の機会を探していた人が
気軽に加われるような土壌を作ることを目的として、様々なアプローチで活動する、京都の学生団体です。

環境問題や南北問題など、日常の生活の中ではなかなか感じ取られにくい地球規模の問題に対して、
社会、特に若者の関心を高めること、そして実際にそれらの問題の解決の一つの力となることを目的として、
99年に活動をはじめました。

活動を始めた当初は、貿易と環境や南北問題とのかかわりにフォーカスして、
同年11月に予定されていたWTO(世界貿易機関)のシアトル閣僚会議へ向けた活動を展開し、
そして実際に会議の地シアトルに足を運びました。
同時に、文字で示されてもなかなか実感が湧きにくいこのような問題を、ペインティングや
ミュージックなどの手段を使って、より感じやすい形で訴えかけることはできないだろうかと考え、
さまざまなアーティストの方々と協力してイベントを開いてきました。

現在は、世界レベルのネットワークの中でWTOやIMF、世界銀行、地球温暖化などの
国際レベルのトピックに積極的に関わっていくとともに、身の回りの人とのつながりの中で
これらの問題に対する関心を高めること、そして実際に目の見える形で問題の解決につながる
ステップを踏むことを目指しています。

かたやや映像祭・クラブイベントやファッションショー、かたや国際会議への参加、
そして国内でも省庁や企業、学者やNGOの方などをお招きしたシンポジウムやセミナーの開催、
さらには学園祭でのイベントづくりや地域のイベントでのゴミ対策、途上国へのスタディーツアーなど、
さまざまな活動に取り組んできています。

目下取り組んでいるトピックは、インドへのスタディーツアーやアジアの開発金融、
リオ+10、そして水やフェアトレード、復活屋などです。
いずれも、できるだけ見える形、触れる形、感じれることを目指すとともに、
目線を偏らせることなく、幅広いアプローチで取り組もうというコンセプトの結晶です。


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