セージ：マレーシアプロジェクト概要

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マレーシア・プロジェクト概要

○ 目的 ○
　私たちの消費生活は知らず知らずのうちに遠くの国の経済・社会問題そして環境問題に深く影響を及ぼしている。しかし、ここ日本でぬくぬくと暮らしていたのではなかなかそのような裏側の真実が見えないのが現状である。だから私たちは知らず知らずの間に影響を与えてしまっている国を訪れ、今までなかなか見えなかった遠い国の現実を実感としてとらえて来たいと思う。そしてメンバー一人一人がそれぞれの観点、問題意識から見、聞き、考え、それによって自分たちの問題意識がまたより広い視野をもって変化していくことを目指したい。

○ 内容 ○
�私達は2001年2月に市民フォーラム２００１による「“豊かな”消費社会の裏には何があるのか？」プロジェクトの海外現地リサーチ員としてマレーシアの油やしおよびゴムプランテーションを視察する。若者が海外の生産地で現状調査を行なうことを通じ、日本の消費社会の裏側に隠された様々な環境問題、社会問題を認識し、日々の生活を見直すきっかけとするとともにこの経験の中での発見を一般の人々と共有することを目指す。帰国後の報告会などで自分たちが見、聞き、感じたことを伝えていく。
�アジアの文化の多様性、そしてそこに暮らす人々の伝統、自然との共存などに関連したテーマにした何かについて考えていけるような次のプロジェクトに発展させてつなげる。そのためのテーマをマレーシアで得てくる。その土地の人々がその土地で生きていくとはどういうことか、今はそれが出来ているか、出来なくなってしまっているとしたら何故か、どうすればできるようになるかという視点を大切にし、グローバル化の問題をグローバルに考えるのではなく、「地域」から出発して考えてみたい。そのためにはアジアの過去、現在、未来をみつめ直すためにアジアの歴史、政治・経済についても勉強していきたい。

○ タイムライン ○
２月１９日～２６日　　　マレーシア研修（受け入れ団体ERA　COMSUMER）
３月２５日（日）　　　市民フォーラム２００１の主催する報告会で報告
４月最後の週あたり　　　SAGEのマレーシアプロジェクトとして報告
５月～６月　　　　　　　次のプロジェクトを発展立ち上げ

責任者：福島万紀


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