■詩和(うたなご)教室

思いを表す手段の一つである言葉。言葉を組み合わせて輪郭を形作る「詩」。
言葉に向かい合い「詩」を見つめる事で、それを創作する自分の思いや世界の見え方を見つめ、 自分との「和」、調和、和み、和解を試みる取り組みです

具体的な作業としては「ポエム・ワーク」が中心です。ポエム・ワークとは、詩の読み書きを通して、見えない自分の心の形をなぞったり、変えて見たりすること。 時には曲を聴いて歌詞を書いてみたり、絵や様々なものを通して言葉を探してみたりすることもあります。

他にも様々なやり方で、毎回毎回、新しい詩と言葉と自分の想いに出会ってゆきます。

心が言葉を紡げば、言葉は心を手繰る……その繋ぎ手はあなたです。
心と言葉を繋げて、一緒にもっともっと詩で遊んでみませんか?

お問い合わせはこちら。 saraele@rose.plala.or.jp

ワークの一例 (導入部分)

あなたは自分のことを呼ぶときに、どう呼んでいますか? 「私」?「僕」?「俺」? ほかにも……どんな呼び方をつかっているでしょう。

あなたが普段使っているその呼び方は、使わない他の呼び方とどう違うのでしょう。 一つ一つの呼び方に対して自分がどういう印象をもっているのか、思いつくだけ箇条書きで書き出してみてください。
普段使う呼び方の印象を書いたなかから、好きな部分/嫌いな部分を分けてみてください。 普段使わない呼び方の印象の中にある、好きな部分/嫌いな部分を分けてみてください。
では、今回のワークでは、「自分を呼ぶ」をテーマに詩を書いてみましょう。 自分を呼ぶ時に、自分がこめていた想い。それをもっと好きになれるように。 好きな部分を足し、嫌いな部分を抱きしめあやすために、どんな物語が必要か。 「普段自分が使わない呼び方」達に登場してもらいながら、書いていきます。・・・・・

深森らえる
2004.07