01 NAME : なおゆき
TITLE: らいばる

02 NAME : infinity
TITLE: 闇

03 NAME : 高麗
TITLE: ICED WORLD

04 NAME : 星粒
TITLE: 夏帽子

05 NAME : なおゆき
TITLE: もうすこし・・・

06 NAME : 紫尉駿紗
TITLE: 知ってるよ

07 NAME : さらえる
TITLE: 響く声は

08 NAME : なおゆき
TITLE: ある時 僕は気付くだろう

09 NAME : 若崎しおり
TITLE: プロポーズ

10 NAME : 紫尉駿紗
TITLE: リメイン

11 NAME : 玉兎
TITLE: 煌き

12 NAME : アリムラ D^/D コム
TITLE: 信じる

13 NAME : こーいち
TITLE: たぶん、好き

14 NAME : TAKUYA(備前)
TITLE: 今

15 NAME : 玉兎
TITLE: 闇

16 NAME : raelu
TITLE: kirari

17 NAME : infinity
TITLE: 風

18 NAME : みんみん
TITLE: 本当は

19 NAME : 紫尉駿紗
TITLE: 音色

20 NAME : さらえる
TITLE: ゆうらり

21 NAME : 玉兎
TITLE: 破片

22 NAME : 玉兎
TITLE: 揺らめいて

23 NAME : 紫尉駿紗
TITLE: 飾り

24 NAME : 玉兎
TITLE: キセキ

25 NAME : さらえる
TITLE: いたいね

26 NAME : 玉兎
TITLE: 迷走

27 NAME : これり
TITLE: 夏がくる

28 NAME : 星粒
TITLE: ときには、歩いて

29 NAME : 紫尉駿紗
TITLE: ツバメが見た夢

30 NAME : 浜田祐一
TITLE: 始まりの大地

31 NAME : 玉兎
TITLE: 誕生日

32 NAME : みんみん
TITLE: 抱きしめてあげる

33 NAME : みんみん
TITLE: 糸電話


TIME : 2000/05/31(Wed) 02:26
NAME : なおゆき
TITLE: らいばる

ボクは思いを巡らせる
ライバルを迎え撃つため
ライバルに出し抜かれないため

敵は手強い
いつでもどこでも虎視耽々
僕のすきをうかがっている

策の上に策を重ねて
脅し脅され 笑い笑われ

追い詰められているのは
僕・・・それとも・・・君?

顔を赤らめ 俯くのは
僕・・・それとも・・・



TIME : 2000/05/30(Tue) 21:36
NAME : infinity
TITLE: 闇

もうだめだ
これ以上歩けないよ
目標が見えないよ
これ以上は進めないよ
そこにはもう何も無いから
ひたすら暗い闇の中
自分のてのひらさえ見えない闇の中
はぐれたこころがただひたすらたたずんでいる
その闇に溶けてしまうのを待ちながら・・・


TIME : 2000/05/30(Tue) 16:34
NAME : 高麗
TITLE: ICED WORLD

世界は凪に包まれ 大気は循環を忘れた
大地には薄い氷の膜
氷の像が煌く その日は来ない

この冷たい球体の上 無数のピアノが鳴る
ただの音−記号の羅列
それらを受け止める者はなく
氷の地平を滑り そして弾かれ ただ消えていく
「何も無い空間」に溶かされ 戻ることはない

静かにビートが流れる
ピアノとの短い共鳴

鼓動が伝わる この世界の心臓の音?
最後に残る留まることの無いエナジー

この枯れ果てた静寂
その日が終わる日は−−−−−−−−−−−−−−−−
−−





TIME : 2000/05/30(Tue) 15:59
NAME : 星粒
TITLE: 夏帽子

麦わらを
ストローハットと呼ぶと、
白い夏の真空管(風が通りすぎる)
を滑り 波間へどぼんと落ちて行けそうだ

夏の帽子を
目深にかぶって どこへ行こうか

蛙をとった水田は
もう、住宅に変わった

夏の帽子をしずかに
指先で
くるんくるんと回し
たまに、
道路にこぼれてしまうけれど

そんな一瞬に
僕は
たまらなく
夏を
感じるんだ




TIME : 2000/05/30(Tue) 03:21
NAME : なおゆき
TITLE: もうすこし・・・

もうすこし もうすこし
きりがないのによくばって・・・
もうすこし もうすこし
呆れるくらいにほおばって・・・
もうすこし もうすこし
出番も無いのにでしゃばって・・・
もうすこし もうすこし
ゴールも無いのにがんばって・・・

ゴールをきめたら動けないから
今はまだまだ もうすこし・・・




TIME : 2000/05/30(Tue) 02:15
NAME : 紫尉駿紗
TITLE: 知ってるよ

厚くたれ込めた雲の奥には、
いつでも星があること。
知ってるんだ。
ほんとはね。
……ほんとはね。




TIME : 2000/05/29(Mon) 07:42
NAME : さらえる
TITLE: 響く声は

響く声は
誰のもの?

すべてを超えて
私に届いている

響く声は
誰のもの?

私を超えて
すべてに届いている






TIME : 2000/05/28(Sun) 03:31
NAME : なおゆき
TITLE: ある時 僕は気付くだろう

昔 誰かに聞いた話
『眠りから覚めても覚えているのは
寝覚めの悪い夢ばかり』
夢っていつでもそんなもの

無常な目覚しに掻き消された夢なんて
無理に追いかけなくてもいいよね
きっといつか、解る時は訪れるから
その時になれば、この夢の続きが見られるから

夢の続きに出逢いに行こう
あなたがいれば ひょっこり姿を現すから
夢の続きに出逢いに行こう
あなたが鍵で 僕は道標

夢の続きの扉を開けよう






TIME : 2000/05/28(Sun) 00:46
NAME : 若崎しおり
TITLE: プロポーズ


そんな言葉じゃ感じない
そんな目つきじゃ感じないわ
時間の無駄は人生を駄目にする
出直してらっしゃい

夜を走る月のように
無作為は時に上質のエスコート でも
いつまでもそれじゃ間がもたないかもね

ストレスを生まない関係なんてつまらないでしょう
健康法だの自分探しだのであなたはいつも真っ青
いい顔になれないわ

世界でただ二人生き残ったら
毎日花を摘んで暮らしましょう
プレゼントする相手がたった一人だなんて
最高に贅沢

その日までは狭い部屋で肩を寄せて
私と一緒に暮らさない?
それだってきっと
結構なしあわせ





TIME : 2000/05/24(Wed) 20:09
NAME : 紫尉駿紗
TITLE: リメイン

新しいものって大切だと思う。
新しい考えや時代に適応するのも大切だと思う。
けど、僕は、
「いいな」って思ったことを大切にする
それが一番大切なことだと思う。

空がきれいだ
朝露に濡れた葉っぱがきれいだ
寂しい夕焼けもいいな
鳥が飛ぶのもいいな

そして、「本当に」いいなって思えることは
「よくない」所も大切にしてるって証拠だと、
僕は思うよ。

……どうかな?




TIME : 2000/05/24(Wed) 19:48
NAME : 玉兎
TITLE: 煌き

目を覚ませば
物憂げに時を刻む時計と
にらめっこ

時間に追われ
生活に追われ
成功も失敗も
どうでもよくなる

星の瞬きの中で見る一生は
60秒だと聞いた
1分って言わない所に
少しほっとした

ちゃんと、同じ事だって分かってるんだ
時折、通り過ぎる煌きが
眩しいって事も、ちゃんと分かってるんだ





TIME : 2000/05/24(Wed) 07:57
NAME : アリムラ D^/D コム
TITLE: 信じる

「信じてる」
「信じてよ」
「信じる時」
「信じれば」
「信じろ」
「信じよう」
「信じたい」
「信じない」

ああ、君を信じてる

この世の中、人を信じることは難しい・・・
でも、もっと難しいのは人に信じられることである・
・・







TIME : 2000/05/24(Wed) 00:39
NAME : こーいち
TITLE: たぶん、好き

君のメロディーがとてもすき。

くるっとなってしゃらんってなってとてもすき。
明るくわらってはしゃいでるのがとてもすき。
いたずらにわらいかけるきみがすき。

・・・・だから、たぶん僕はきみが好きなんだ




TIME : 2000/05/24(Wed) 00:01
NAME : TAKUYA(備前)
TITLE: 今

さっきまで僕の腕にしがみついていた
あどけない無垢な君の横顔は
とてもあたたかかったな

僕のつまらないジョークにも
楽しそうに笑ってくれる君が
グラスの向こうできらきら輝いて
とてもまぶしいよ

いつも僕のそばにいて
いつも僕を認めてくれる
そして時には
僕のすべてをうけとめてくれる

僕にとって君はまるで
救いの国の使者かもしれない

でも・・・

僕は君のすべてがわからない

もしかしたら
君は僕のすべてをわかってくてれいると
僕が思いこんでいるだけかもしれない

だって僕には
君のすべてがわからないから

君が何を考えて
君が何を感じているのか
今僕の目の前にいるのに
君のぬくもりが伝わるところにいるのに
僕には何もわからないから

「どうしたの?」

心の隙間に
君が優しく問いかける

微笑みながら話している
君の,,言葉が受け止められずに
僕の中を通り過ぎて行く

僕は・・・
やっぱり君のこと
全然わかってないんだな

やわらかくてあたたかい
笑顔の向こうにある
本当の君を
見たいな

無邪気であどけない
君の中の本当の君を
しっかりと抱きしめて
君のすべてを
受けとめたいな

君の姿がだんだんと
まわりの景色に溶け込んで
見えなくなってしまう前に

君の笑顔が小さくなって
この世から消えてしまう前に

今からでもまだ
間に合うかな・・・





TIME : 2000/05/21(Sun) 03:10
NAME : 玉兎
TITLE: 闇

思い残るあの表情
心に残るあの一言
こぼす事は許されない

痛くても、叫んでも、癒えない
この闇は晴れますか?

長い時間を過ごして
ゆけばゆくほど
誰も彼も傷つけてゆく
分かりあいたい
分ち合いたい
想いは交錯し
ただ、ただ鈍い光を放つ




TIME : 2000/05/20(Sat) 12:39
NAME : raelu
TITLE: kirari

kotoba to kotoba
kakerani kudaite
kirari kirari no
omoi ni naruyo




TIME : 2000/05/19(Fri) 23:27
NAME : infinity
TITLE: 風

その風は
時に激しく
時に優しく
木々を優しくなでていく
さらさらとまるで小川のような音を立て

その風は
時に厳しく
時に暖かく
私たちを包み込む
幼き日の思い出を乗せて

ここは風の通り道
旅の途中の休憩点
風に吹かれ旅に出れば
きっとそこにたどり着く
誰もが懐かしむこの風の街へと・・・




TIME : 2000/05/17(Wed) 15:55
NAME : みんみん
TITLE: 本当は



先生が一番わかっていてくれたんだよね
教室に入れなくなってしまったあの日から
身体の病気も 心の病気も
辛いのは 同じ

なのに なぜ
頑張って保健室までは行ったのに
教室に入れなかったからって
通知表は 白紙のまんま

小学校一年生だった小さな女の子には
いっぱい いっぱい辛かった

お母さんが 頑張ったんだよねって
マルをいっぱいつけてくれたんだよ

ねぇ 先生
心の傷が赤いのは何故?
いつになったら 治るの?
ねぇ 先生 

先生の傷は もっと赤いの?






TIME : 2000/05/16(Tue) 02:32
NAME : 紫尉駿紗
TITLE: 音色

好きな音を好きだと感じられるのは
美しい音を美しいと思えるのは
その音は消えて逝くものだから。

大切にしたい、聞き続けていたい、
そう願って
大切にするあまりに音を閉じこめてしまったら
寂しさに傷ついた音は
其処に在りながらも、響かない音になる。




TIME : 2000/05/15(Mon) 01:19
NAME : さらえる
TITLE: ゆうらり

みなものひざし
ゆうらりゆれる
わたしのこころ
ゆうらりゆれて

きづいてしまう
ゆうらりゆれて
みえてしまうよ
ゆうらるゆれて

みなものひとみ
うつしてゆれる
ほんとのことば
すいとりゆれる




TIME : 2000/05/15(Mon) 00:12
NAME : 玉兎
TITLE: 破片

どうしたらいいのか分からない
心と心
向かい合うでもなく
中途半端に佇んでいる

…ポツン

この気持ちをどうしたらいいだろう?
捨てられるワケナイ
断ち切れるワケデモナイ

想いの破片が宙を舞う





TIME : 2000/05/13(Sat) 15:59
NAME : 玉兎
TITLE: 揺らめいて

心と体をつなぎ合わせて
微妙にバランスを取っている
心に傾くと感情がまばらになる
体に傾くと病気になる
この世界に揺らめく多面体

魂は希望だけは捨てない
未来への展望を抱く

心と体
あらゆるものに揺らめいては
煌いて
消えて…





TIME : 2000/05/12(Fri) 13:00
NAME : 紫尉駿紗
TITLE: 飾り

僕らは姿を飾る
服装や髪型や時には言葉
そこで一つ質問があるんだ

僕たちは人の何を見ているの?




TIME : 2000/05/12(Fri) 00:54
NAME : 玉兎
TITLE: キセキ

ここまで生きてきた軌跡は
あなたと出会う奇跡に
導かれて
時間と距離と
言葉と…その間で揺れ動く

埋める事はしない
一歩一歩近づいて
想いでの輝石を
磨いていこう





TIME : 2000/05/11(Thu) 23:22
NAME : さらえる
TITLE: いたいね

ふたりでいたいね
だけれどいたいね

どうしてなの
そばにすわると

どうしてだろう
うまくいかない

ふたりでいたいね
それでもいたいね




TIME : 2000/05/10(Wed) 00:52
NAME : 玉兎
TITLE: 迷走

考えすぎて
何が正しいのか
分からなくなる

言葉の奥に
ココロの内に
頭の中に
表現も感情も理論も
すべてを
ぶち込んで
一つにしようなんて
無理難題

さて、
明日はどちらから来るのでしょう?





TIME : 2000/05/09(Tue) 23:18
NAME : これり
TITLE: 夏がくる

みみにいたい せみのこえ

めにいたい そらのあお

はだにいたい やけつくひざし

ああ
夏だ!夏だ!

あたしに夏が しみこんでいく




TIME : 2000/05/09(Tue) 18:21
NAME : 星粒
TITLE: ときには、歩いて


晴れた午後の川は
くねらせるその姿態が
エメラルドを散りばめた光。
幅のある
がっしりとした橋を駆けぬける自転車たち。
わたしは、
橋沿いにゆっくりと歩く。
なんでも無いいつもの景色を
なんでも無い喜びのなかで見やる。
そのとき
景色は向こうから唄い始め、
川縁の人々は
可愛い小人に見える。






TIME : 2000/05/09(Tue) 04:13
NAME : 紫尉駿紗
TITLE: ツバメが見た夢

遠い異国の 夢を見ていた
生まれたての ツバメ
風の音に 星の光に
つれていかれたの

遠くまで 見渡せるこの場所で
描かれた どんな明日(やくそく)も
もう、失(な)い

……だから。




TIME : 2000/05/04(Thu) 05:12
NAME : 浜田祐一
TITLE: 始まりの大地


あなたの蒼い瞳
悲しいほど純粋な その瞳は
窓の外に 私に見えぬ何かを見ていた
真っ直ぐ見つめ手を伸ばす 羽ばたきの合図

その時 すでに胸に描いていた
旅立つあなた 泣き崩れる私
そのあとに なにも残らないことも

あなたと歩いている あなたと夢を見てる
始まりも終わりも そう この地で
…なんてね


あなたの消えた空に 私の言葉を浮かべよう
それは あの日生きた証
それは 私のすべて
―お行き―
町を抜け 丘を越え 谷を下りて 海を滑り 空を翔け

二度と帰ってこないで


あの家を出たと知ったら あなたは驚くだろうか
いつかあなたが帰ってきたら 私を探すだろうか
思い歩く私に 風が笑いかける
ねえ 一緒に行こう 一人は淋しいよね


遥か続く翠の大地
まだ標は見えない だから辿るあなたの血の跡




TIME : 2000/05/03(Wed) 00:35
NAME : 玉兎
TITLE: 誕生日

涙が出そうになりました

「君が在る事にありがとうって言えるよ」

そんなあなたの想いを聞いたから

あなたにとっても、
他の人達にとっても
そんな風に言ってもらえるような人間で存在しているの
だろうか?
私の存在が、
私一人では確立できない事を
知ってしまった時から
ずっと生きている事への恐怖があった

尊敬しているあなたが
私という存在が在る事に
感謝してくれている……
その事実が嬉しい
見渡す限りの人に
その喜びを伝えて廻りたいと
思うほど…

涙がほほをつたいました

私の人生であなたに出会えた事を
感謝します





TIME : 2000/05/01(Mon) 10:37
NAME : みんみん
TITLE: 抱きしめてあげる



抱きしめてあげよう
その切なさも 全ても

平然と死のみを見つめて生きるわけではない

ほんの ひとすくいの幸せを感じる心を
誰かと分かち合う為に

生まれたての 微笑現象ではなく
笑いたい時に笑えるように

心が少しずつ 覚えて行く
人と人との繋がりの中で

笑い 苦しみ 妬み 怨み 哀しみ 愛 永遠
その全ての感情
たったひとつの感情
絡み合わなければ 知る事のない心
独りではない 独りじゃない

抱きしめてあげよう
その切なさも 全ても
まだ 未知なる心の在処を
感じてみよう 君と貴方と私とワタシで




TIME : 2000/05/01(Mon) 00:05
NAME : みんみん
TITLE: 糸電話



糸電話 
もしもし
聞えますか?

細い細い絹糸を辿って
あなたに問い掛けましょう

もしもし 聞えますか?

たったひとつの繋がりは
話しつづける 事だった
ゆっくり ゆっくり

声がかすれる

たったひとつの哀しさは
答えを聞くための
受話器の存在を知らなかった
耳に押し当てる事を
知らなかった

君の心が聞こえなかった