空森入口

苗木

空森

誉め言葉の数々


Date: 2000/07/06(Thu) 01:06
NAME : 紫尉駿紗
TITLE: 〜終末の祈り〜

Date: 2000/07/03(Mon) 06:41
NAME : 玉兎
TITLE: 想いの淵

Date: 2000/07/03(Mon) 00:21
NAME : 星粒
TITLE: 好きと言う指文字

Date: 2000/07/02(Sun) 23:15
NAME : みんみん
TITLE: 白い紫陽花

Date: 2000/07/02(Sun) 23:14
NAME : みんみん
TITLE: 星空の向うには

Date: 2000/07/02(Sun) 07:08
NAME : 星粒
TITLE: 水

Date: 2000/07/02(Sun) 00:45
NAME : 玉兎
TITLE: 傷

Date: 2000/07/02(Sun) 00:44
NAME : 玉兎
TITLE: あなたのいる風景

Date: 2000/07/01(Sat) 22:22
NAME : アイン≒亜韻
TITLE: キレイなソラ

Date: 2000/07/01(Sat) 16:51
NAME : 星粒
TITLE: 立ち読み

Date: 2000/07/01(Sat) 16:49
NAME : 星粒
TITLE: 鳥かご

Date: 30 Jul 2000 01:33:32
NAME:フラウ
TITLE:あなたの光

Date: 27 Jul 2000 15:24:24
NAME:Hisoka
TITLE:銀の雨


Date: 27 Jul 2000 14:28:44
NAME:あいん
TITLE:Dear my friend

Date: 25 Jul 2000 12:13:44
NAME:あいん
TITLE:よるのそら

Date: 25 Jul 2000 05:56:39
NAME:星粒
TITLE:薔薇を心に抱きしめて

Date: 25 Jul 2000 03:21:54
NAME:あいん
TITLE:愛しい人

Date: 25 Jul 2000 00:51:43
NAME:情熱の嵐
TITLE:ファイティングポーズ

Date: 24 Jul 2000 22:32:39
NAME:南 優
TITLE:逃げれない

Date: 24 Jul 2000 22:16:36
NAME:TAKUYA
TITLE:露のように

Date: 24 Jul 2000 02:23:05
NAME:南 優
TITLE:生きていたい

Date: 23 Jul 2000 23:35:16
NAME:南 優
TITLE:理想の生き方

Date: 18 Jul 2000 14:16:46
NAME:星粒
TITLE:トマト

Date: 17 Jul 2000 15:29:02
NAME:Hisoka
TITLE:his side, her side

Date: 16 Jul 2000 02:27:30
NAME:小僧
TITLE:誓い

Date: 16 Jul 2000 02:25:41
NAME:小僧
TITLE:流れ星

Date: 15 Jul 2000 16:01:24
NAME:紫尉駿紗
TITLE:風を抱く手

Date: 15 Jul 2000 15:00:09
NAME:Hisoka
TITLE:速度

Date: 13 Jul 2000 23:18:45
NAME:星粒
TITLE:陽だまり

Date: 13 Jul 2000 12:58:32
NAME:みんみん
TITLE:大 丈 夫 ?

Date: 12 Jul 2000 11:19:47
NAME:小僧
TITLE:あの時に

Date: 12 Jul 2000 11:17:00
NAME:小僧
TITLE:Answer

Date: 12 Jul 2000 07:02:48
NAME:らえる
TITLE:はつ もも

Date: 12 Jul 2000 06:29:09
NAME:星粒
TITLE:水音

Date: 12 Jul 2000 01:00:41
NAME:てぃな
TITLE:わすれな草

Date: 11 Jul 2000 19:19:21
NAME:備前(TAKUYA)
TITLE:本の匂い

Date: 11 Jul 2000 18:50:03
NAME:備前(TAKUYA)
TITLE:西瓜とメダカと入道雲

Date: 10 Jul 2000 14:41:10
NAME:星粒
TITLE:蔦のある建物

Date: 10 Jul 2000 14:10:01
NAME:らえる
TITLE:どこにいったのかな

Date: 10 Jul 2000 14:03:50
NAME:らえる
TITLE:とらぶるは



TIME : 2000/07/06(Thu) 01:06
NAME : 紫尉駿紗
TITLE: 〜終末の祈り〜

降りつもる想いの花
白く白く そう 白く
二人の間(はざま)に降りつもる
心を引き離す大きな川さえ
凍りつき、白い祝福の道となる

言葉と願いは星に昇り
秘やかに衣を纏い
二人の胸に還ってくる
遠く感じていたこの空の下さえ
彼方には貴方の姿 見えるから

空に光が降るよりも早く
二人抱き合おう
止められない終末の前に
全てを明かしていこう
光に互いが見えなくなったその時でさえ
記憶の瞳で捜せるように



TIME : 2000/07/03(Mon) 06:41
NAME : 玉兎
TITLE: 想いの淵

僕らは
互いに悲しみに沈む
何故こんなに傷つけあっているのか…
声をあげて泣いているのか…

織りなす言葉に
愛を込めているのに
すべり落ちる
言葉を連ねるくらいなら
口を閉ざして
抱きしめていよう

想いも態度も
形にならない
感じる事でしかない
互いの存在
互いに形ないもの
僕らは歩み寄る
信じる事は
儚くて永遠と
想いの淵にたゆたうばかり



TIME : 2000/07/03(Mon) 00:21
NAME : 星粒
TITLE: 好きと言う指文字

残していこうと想いました。
ゆるされない夏の名残に。
向日葵を手折るあなたの手のひらに
好きと言う 指文字を。

ふたりの旅ははじめから
オワリまで 切なくて
終着駅から走りだす
迷路を走りつづける 旅なのですから。

好きと言う指文字を
あなたは なくさないでください。
温もりは消えても
心に いつも記してください。

向日葵の花の影に、
夏が 通り雨を ・・。




TIME : 2000/07/02(Sun) 23:15
NAME : みんみん
TITLE: 白い紫陽花




ゆらゆらり  ふわふわり
繋いでは 解き放て
  春の雲  春の雲

白い紫陽花の咲く
その季節まで

奪われし くちびる
ふっくらと・・・・
知り初めし 恋の花
繋ぎ止めて
気高き乙女
咲くだけ咲いて
打たれし雨に
見上げる 重き空
後ろ髪引かれては
悟られぬ 切なさよ

ひらひらと はらはらと
舞い落ちる 花びらを
羨むな 白い紫陽花
枯れても尚 気高きは
その姿





TIME : 2000/07/02(Sun) 23:14
NAME : みんみん
TITLE: 星空の向うには



ほら
見上げてごらん
輝く星空の 向うには
ステキな未来が
待っている
あなたの笑顔が
待っている

天使の羽が ひらひらと
あなたの心をくすぐる時
誰にでも優しくなれるから
微笑むだけで
幸せに なれるから


何もかもはじまるのよ
そう
あなたから



TIME : 2000/07/02(Sun) 07:08
NAME : 星粒
TITLE: 水

わたしは
ひとすじの水と化して
夜明けの谷間を縫うように
流れていきたい

木立ちの向こうに
見え隠れする、
激しい滝のほとばしる
強さを少しずつ蓄えながら

わたしは
何にも属さない
かたちを
変えながら
流れていく
ひとすじの水でありたい





TIME : 2000/07/02(Sun) 00:45
NAME : 玉兎
TITLE: 傷

泣くのはおやめ
もう過ぎ去りし傷

塞ぎがちなあなたに
お話を聞いてもらいたいのです

私はたくさんの人を裏切って
そして、私はたくさんの人を愛してきました
生きていくために、私が私であるために

「ごめんなさい、ごめんなさい」

もう、振り返るのはおやめ
傷は癒えないのだから
時折、痛む胸抑えて眠れぬ夜もあるけれど
自分からは逃げられないのだから…

…こうしてあなたに語るのは懺悔なのだと心得ています
ただ、その傷に目を背けずに生きていこうと決めたのです





TIME : 2000/07/02(Sun) 00:44
NAME : 玉兎
TITLE: あなたのいる風景

ゆったり
寝っころがって大地の気分
フワフワ、キラリ

木にずすなりの葉っぱ
太陽と口ずけ
サワサワ、キラリ

草は私をすっぽり包んで
柔らかな日差しに煌く
ヒラヒラ、キラリ

そんな穏やかな午後
優しさに包まれたあなたといる風景






TIME : 2000/07/01(Sat) 22:22
NAME : アイン≒亜韻
TITLE: キレイなソラ

此処には無い

綺麗な空が見れる場所

教えてください

Please tell me where to see beautiful sky

何時だったか

貴方が愛した

雲の合間から零れる光を

私にも見せてください

貴方が愛する全ての物

私も愛せるように




TIME : 2000/07/01(Sat) 16:51
NAME : 星粒
TITLE: 立ち読み

クラシックは流れているし
I文庫の立ち読み者は少なすぎるなら
日常、用いない諺を
読みたくなる朝もある
休日とか

掠め取るわけでもないのに
疑われているわけではないのに
レジの側に立つのは億劫で
ついつい、
奥まった書架の
傍らで本を捲る

すると、
ねらいを定めたかのように
在庫がありますかと尋ねられた店員が
書架の下方にある、
在庫の入った引出しに手をかけに来る

立ち読みには
立ち読みのテリトリーがあって
其処でジャマをされても
そそくさと懸賞雑誌に移動して

ふたたび蝶が甘い蜜に
の如く
舞い戻る

そして
図々しくも、
紙縒りみたいな紐の栞を
目でしるしをつけたページに挟む

次には、
風景の写真集の
世界へ
立ち読みに行く




TIME : 2000/07/01(Sat) 16:49
NAME : 星粒
TITLE: 鳥かご


水晶の色をした羽をください

水晶の色をした空へ逝くために。

そこはどんなにかきれいでせう。

そこはどんなにかつめたいでせう。

幸福は、かたちではありませぬ。

幸福は、完全な夢の砦には在りませぬ。

鳥かごを あけてください(飼い主よ)

鳥かごを すててください(飼い主よ)

しづかな 風の情緒に
しづかな あなたの心に

わたしは飛んでいくのでせう

わたしは飛んでいくのでせう

この茜さす哀しみの夢路を
この茜さすよろこびの夢路を




Date: 30 Jul 2000 01:33:32
From: フラウ
Subject: あなたの光

あなたに顔を見せたい。

だってそういう風に、生まれてきたんだもの。

でもあなたはやさしいから
万人に降り注いでくれるのよね。

私だけのあなたじゃなくたって、
どんなに囲いで覆われたって、
暗闇の中であなたの姿が一時消えてしまったって。


それでも私はあなたの方を向いている。





Date: 27 Jul 2000 15:24:24
From: Hisoka
Subject: 銀の雨


ゆうべの夢は くだけて見えたけど
哀しい想い出に 泣かないで

今夜の雨が
優しく包んでくれるから
この銀の糸を織って
まとうことができる
あたしも 素敵になれるわ

はかない夢だと 決めてしまわないで
昨日の花束は
今日の髪に 似合うかもしれない





Date: 27 Jul 2000 14:28:44
From: あいん
Subject: Dear my friend

ココロが壊れるよ
風がトマルよ
広かったウデの中も
空っぽだね。

あなただけ
あなただけ
笑ってて。
最後なら
最初なら
愛するの
許して…

滲んでも
霞んでも
あなたはあなた
大好きよ
大好きよ

忘れないで。



Date: 25 Jul 2000 12:13:44
From: あいん
Subject: よるのそら

綺麗事は何か探してた
騙され続けたわたし探してた
何一つ探し出せないのは知ってたけど
可愛い子供の手探してた
汚れた大人の顔探してた
砂で出来た卑怯な幻だとは知ってたけど
震える唇が嘘ついてた
寂しさと孤独を理由に嘘ついてた
月は流れて冷たい雨が降るけど
弱さを見せてた
心が溶けて他人に縋ってた

ほら
前と同じ笑顔が造れない
もう
満たされた時間は流れない
それでも
太陽は繰り返し月は照らし出す





Date: 25 Jul 2000 05:56:39
From: 星粒
Subject: 薔薇を心に抱きしめて

痺れる右手は
限りなく、振られつづけた。

ひとと居た甘い囲いから
足を踏み出すと、

わたしの夏色のワンピースに
ひゅうっとつよく風が
砂を孕みながら吹き寄せる。

熱い砂の夢は
熱いうちに消し去りなさいと。

掻き消えるエンジンの音に
いまさらのように
気づいた

わたしのからだから
幾億枚の
夏のはなびらが散ってゆくのだろう
削がれて逝く
ぬくもり

削がれて逝く
削がれて逝く

遺されたたった
いちまいの花びら

苦渋に満ちた
愛情の片鱗

夕陽の真紅

わたしのたった
いちまいの

愛の形見

心に抱きしめて
膝を砂について

ひとが去った後
ひとしきり

瞳からあふれた
勢いの良い



Date: 25 Jul 2000 03:21:54
From: あいん
Subject: 愛しい人

今さら気付いても遅いのに
触って欲しかった
触りたかった
逢いたい
声が聞きたい
でも
何処に居るのかも解らない
小さな可能性があると信じていた
何故
涙が止まらないのかな…




Date: 25 Jul 2000 00:51:43
From: 情熱の嵐
Subject: ファイティングポーズ

何時も身構える。
怖いのはイヤダ
泣くのは僕の自由で
鳥が鳴くのと同じ
誰が誰の為に涙流すのではなく
ただ自然と溢れる雫の方が
美しさや繊細の感覚を
創り出す
きっと怖いのは
きっと辛いのは
きっと自分のせいなんだ




Date: 24 Jul 2000 22:32:39
From: 南 優
Subject: 逃げれない


どこに行っても
苦しみからは逃れられない
優しい言葉に出会うことで
人を信じることができる
人とつながることで
自分を信じることができる





Date: 24 Jul 2000 22:16:36
From: TAKUYA
Subject: 露のように

いつも励ましていたと思っていたのは
僕の愚かな思い上がり
大切な何かを忘れたまま
ずっと走り続けていたのは
僕の滑稽な一人芝居

泣きたい時に出ない涙
笑いたい時に出せない声
怒りたい時に握りしめる拳

いつの間にか
全身がこわばって
もう何もできないな

せつない想いだけが
朝顔の露のように光っているけれど
これもやがて消える幻

いっそ全部消えてしまったら
楽になれるかな?



Date: 24 Jul 2000 02:23:05
From: 南 優
Subject: 生きていたい

いらない人間と言われたって
無駄な努力と笑われたって
ストレスのはけ口としての存在だって
この世界の美しさを僕は感じている
大自然が僕を癒してくれる
人はこの世を去るとき
大自然に戻れるんだと思う
だから、その日まで
一生懸命に生きていたいよ



Date: 23 Jul 2000 23:35:16
From: 南 優
Subject: 理想の生き方

シャボン玉みたく
透き通ったまま

風に任せて生きたいよ




Date: 18 Jul 2000 14:16:46
From: 星粒
Subject: トマト


硝子の器に
トマトを綺麗にならべておいた。

振向けば
とんがりほっぺは
トマトの形

指でつまんで
食べたのね

少女は舌だし
ぐぐっと飲みこむ

トマトをあなたはだいすきで
いつもほっぺが赤かった
母の言葉を思い出す

トマトを頬張る
少女は
わたし
わたしのこどもは
むかしの
わたし



Date: 17 Jul 2000 15:29:02
From: Hisoka
Subject: his side, her side


点滅のシグナルに走った
雨に消されて
言い訳なんて聞こえなかったのに
道路ひとつはさんだ紫陽花の陰
それが罰であるかのように
濡れていたひと

幕が降りる代わりに
視界を遮ってくれたのは
急に広くなった
重たい傘





Date: 16 Jul 2000 02:27:30
From: 小僧
Subject: 誓い


きっと覚えてる

二人で眺めた人混み
つないだ指の不確かさ
奇蹟のような温もり

時間の中で
いつの間にか色を変えていく
思い出だけにはしたくない

心を取り上げられる瞬間まで
抱きしめて離しはしない
激しく光らせた この日々




Date: 16 Jul 2000 02:25:41
From: 小僧
Subject: 流れ星

安らかな寝息を数えて
緩やかに霞んでいく夜を眺めていた
幻想的な想いに引き摺られていく事に
柔らかな罪悪感をたぐり寄せながら

サラサラと流れる砂の囁きを
口唇に飾りたくて呪文を唱えた
永遠を欲しがる影が二つ
流れ星に誘われて 遠くへ逃げていく

奇蹟はきっと
こんな夜に起こるのかもしれない



Date: 15 Jul 2000 16:01:24
From: 紫尉駿紗
Subject: 風を抱く手

時は流れ 時代は巡り
風は流れ 季節は移ろう

春は春風
夏は海風
秋は秋風
冬は雪風

四季ある世界は風に彩られ
地球(ほし)の巡りは切なさと愉しみを

風が吹き 新たな風が訪れる
風が吹く 風を抱く手からこぼれ落ち
風の薫り 世界を一つに繋げていく
風の足跡 新たに芽吹くそれは何?




Date: 15 Jul 2000 15:00:09
From: Hisoka
Subject: 速度


それはあなたの速度

わたしの翼をあげるのに
必要ないんだね 上手に風に乗って
自由に飛び回る
丘の上 風をよけた大樹の陰で
あなたを永遠に目で追うだけの
飛べないペガサス

そしてわたしの速度



Date: 13 Jul 2000 23:18:45
From: 星粒
Subject: 陽だまり


夏の花が上品な貴婦人のように
しゃなり、と風にお辞儀をしています。

ソーダ水を撒いた空の
したを
低血圧の風がそそくさと吹いています。

陽だまりは
午後の熱さをまだ知らず、

立ったばかりの小さな子供が
すこしあせばむ
そんな温度です

白い鳥が
ソーダ水の色に染まりそうで
わたしは
目を凝らしました



Date: 13 Jul 2000 12:58:32
From: みんみん
Subject: 大 丈 夫 ?

ママッ!! 
これ(化粧品のサンプル)つけたら
美人になる??
ブス治る????

治るかもね。。。。

だったら ママッ!!!
早く これ つけなきゃ

????なんで

だって 今日のママ 
すごく ブスなんだもん。。。

ほよよよっ。。。
だったら ブスなママから生まれた みーこも
ぶすだよねっ!!!!!!

大丈夫!
 
みーこ

パパに似てるから


          みーこ 3歳の春に




Date: 12 Jul 2000 11:19:47
From: 小僧
Subject: あの時に

あの時に言ってくれれば良かったんだ
とても欲しかったのに

あの時に言わなかったくせして
すました顔で そこにいないでよ

取り返しはつかないと気付いた時
全ては とっくに形になってる

いまさら都合のいい理由なんて
並べて欲しくなんかないよ



Date: 12 Jul 2000 11:17:00
From: 小僧
Subject: Answer


過ちは誰にも咎められないね
綺麗で怖い夢を彷徨う二人

抱きしめるのは誰 抱きしめたのは誰
膚に焼き付いている 細い指の跡

哀しいのは心 変わらない世界
終わりのない恋を夢見る二人

抱き寄せられた胸 戸惑いのリズム
消えて欲しくないと 瞳を閉じた

知りたがっていた 哀しみという事を
知る事が出来ずに 立ち尽くしている二人



Date: 12 Jul 2000 07:02:48
From: らえる
Subject: はつ もも



てのひらつつむ
よくひえたもも

ひやひや ずっしり
ほくそえみ

ふさふさ ほそほそ
なでるとわらう

りょうてがわらう
くちびるもわらう

もものわらいが
うつってきたよ




Date: 12 Jul 2000 06:29:09
From: 星粒
Subject: 水音


あけはなした窓から
そっとしのびこむ水音が
てんじょうに 
輪をふちどる 幾つかの水玉が

たった今
てがみを 書きあぐねて

そうだ
あせばんだてのひらを
浸そうと

外に出て
ホースの水をかける。

ホースの口をきゅっと抑えて、

水が幾重にも
心地良い霧のまほうを放つ。

逢いにゆくのだから
てがみを書くのはやめよう

みずみずしいわたしに
変えるために、

このまま
水を全身に おくる

風に
テーブルの鉛筆立て

ことりと
倒れた




Date: 12 Jul 2000 01:00:41
From: てぃな
Subject: わすれな草

水色の小さな花
朝露を含んで
風に揺られて
零れる涙のように

私を 忘れないで  と

小さな花びらに
憂いをたたえて

じっと 見つめる
私の目から
朝露のように
零れてしまう



Date: 11 Jul 2000 19:19:21
From: 備前(TAKUYA)
Subject: 本の匂い

そよ風にふかれて
さらさらゆれる 並木道
時計台の芝生で
広げた本の匂いは
青い草っぱの匂いだったな

窓を流れる雨のしずくを
ぼんやりと見つめて
昨日の言葉を繰り返しながら
広げた本の匂いは
ちょっと塩辛い匂いだったな

落ち葉を踏みしめて足早に
駆け込んだ教室の中
後ろの席でこっそりと
広げた本の匂いは
何の匂いだったかな?

ページをめくるとカサカサと
澄んだ音のする本の匂いは
インクと汗の匂いだったな。

棚に並んで見下ろしている
分厚い表紙の本の中には
いろんな匂いがつまっている

床にこぼれ落ちた
小さなメモは
少し色あせているけれど
紙の匂いは昔と同じ
今も鮮やかに香っている



Date: 11 Jul 2000 18:50:03
From: 備前(TAKUYA)
Subject: 西瓜とメダカと入道雲


昨日はね 川に入って魚をとったよ。
網ですくって いっぱい いっぱい
魚をとったよ。

小さな魚をいっぱい 水槽に入れたよ。
きらきら光りながら みんな元気に
泳いでるよ。

今日は西瓜を食べたよ。
甘くて赤くて大きな 西瓜だよ。

種がたくさんあったけど
つめたくて おいしかったよ。

でもあんまり大きいから
半分しか食べられなかったよ。

今日は大きな雲を見たよ。
とってもとっても大きな雲だよ。

もくもく にょきにょき
ふわふわ もくもく

セッケンの泡みたいな
白い大きな雲だったよ。





Date: 10 Jul 2000 14:41:10
From: 星粒
Subject: 蔦のある建物


脈絡の無い思い出が
にわかに胸に去来する。
日陰の
幾らか湿った
蔦(つた)のある建物

壁に近づけば
ひんやりとした土の香りがしそうで
鍵の緩そうな出窓に
ちいさな花の鉢

絵の具のついた鼻の頭を
あなたが
皺くちゃのハンカチでぬぐってくれた

絵筆で描けたものは
かンバスの上だけで無く、

快活な若さの鼓動で
朽ちかけた緑の葉に
生命を吹き込んでいた

絵描きになろうと
毎日
画材屋を往復して、
色がうまく出ないから
いつも涙を目にためた


そんな
小さなアトリエの建物も
蔦がからまっていた



Date: 10 Jul 2000 14:10:01
From: らえる
Subject: どこにいったのかな

どこにいったのかな
だいじなだいじなばしょ

素敵な想いがたくさんの
だいじなだいじなばしょ

もしかして
すごおいちからをもった
ことの「葉」たちが
「羽」になっちゃって

空にとびたっちゃったのかな?

そんなに神様にとどけたい程
だいじなだいじなばしょだったのね



Date: 10 Jul 2000 14:03:50
From: らえる
Subject: とらぶるは

とらぶるは
らっきーへのみちしるべ

とらぶるが
ながれをかえてくれる

もっと
こっちへおいでって

だから
こまってないで
ないてないで

一緒においでって

さ、とらぶると
てをつないじゃおう

いっしょに、じゃんぷ。
いっせえの、せ!


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