ていと あ ていと/詩森の道/空森入口

2000年3月のうた


62. name : hayato title: ふたり

61. name : きん title: 月へ行こう!

60. name : 若崎しおり title: 祈り

59. name : ユウ title: つちのなか

58. name : みずひ title: 街角のメロディー

57. name : みずひ title: 強くなったね

56. name : まさ title: 早春

55. name : infinity title: 巡

54. name : K's title: こがねあかね

53. name : 時の旅人 title: お姉ちゃん・・・

52. name : 星野マコト title: 春を歌おう

51. name : 星野マコト title: 春の野を行く

50. name : 星野マコト title: 空に梯子を

49. name : 星野マコト title: 住み慣れた街で〜若くしてこの世を去った、僕の出会わなかった親愛なる友人に送る〜

48. name : 星野マコト title: Photograph

47. name : 星野マコト title: 僕らの旅は

46. name : infinity title: 手

45. name : みんみん title: 強がらないで ☆P

44. name : さらえる title: スプーンにはミルク

43. name : infinity title: 歩

42. name : みんみん title: 始まりのこの時に

41. name : さらえる title: ぴあののれんしゅう

40. name : これり title: 天使の子ら

39. name : 星粒 title: 夜

38. name : まさ title: さんぽ

37. name : これり title: いのり

36. name : infinity title: 花

35. name : まさ title: 月傘

34. name : さらえる title: ゆわゆわ

33. name : 星野マコト title: ある朝のこと

32. name : おじかず42 title: 白い日

31. name : infinity title: よぞら

30. name : もがみ title: 月下宴

29. name : 星野マコト title: だから僕は安心する

28. name : 星野マコト title: 僅かな希望は

27. name : 星野マコト title: 降り続く雨の日々に

26. name : infinity title: おもい

25. name : infinty title: 想

24. name : 星野マコト title: 誰がこの道のりを

23. name : 祐一 title: 炎

22. name : みんみん title: アジアの夢

21. name : みんみん title: くらげ。。。ゆらゆら。。。

20. name : ことのみずひ title: 求めるもの

19. name : ユウ title: はたらきアリ

18. name : ことのみずひ title: ポプリガーデン

17. name : おじかず42 title: 朱い夏

16. name : きゃず title: 花束

15. name : みんみん title: <ワタシたち新婚ホヤホヤです>

14. name : みんみん title: 一番星

13. name : 備前(TAKUYA) title: あみだくじ

12. name : さらえる title:

11. name : Meg. title: 天使

10. name : みんみん title: こぶし

09. name : さらえる title: おはよう

08. name : まさ title: 夜の車窓

07. name : 若崎しおり title: 結婚

06. name : まさ title: 傘

05. name : 祐一 title: 君がいた日々

04. name : さらえる title: なおりかけ

03. name : さらえる title: はじまり

02. name : 備前(TAKUYA) title: 2番目

01. name : もがみ title: 最初


name : hayato
title: ふたり

明日の事は分からないけど

永遠誓ったふたり

「ずっとアイシテル」なんて信用ならないけど

「いまアイシテル」を毎日毎日更新して

気がついたら縁側でひなたぼっこしてたいね


name : きん
title: 月へ行こう!

月へ行こう。
「彼女」の声を聞くために。
小さな声も聞き漏らさない、無音の世界へ。

月へ行こう。
「彼女」を「認識」するために。
触れているのに気づかない。そんな「彼女」を少しでも知るために。

月へ行こう。
「彼女」の想いを知るために。
今、自分になにが出来るのか。問いの答えを得るために。

奇跡とともに生まれ、奇跡を生み続ける、
「地球」に会いに月へ行こう!



name : 若崎しおり
title: 祈り

安い言葉ではなかったはずだ<br>
口ずさむ唄より重かったはずだ<br>
それは懐古かもしれないが<br>
本来は違ったはずだ<p>

その言葉を捧げる対象を<br>
私たちはとっくに見失ってしまったから<br>
あるいは分の悪い賭け あるいはたちの悪い保険<br>
その程度の気持ちで繰り返す 『どうか…』<br>
それ以上の意味なんて誰も求めやしないよ<p>

それでも<br>
遠くあなたを思う感情に名付ければそれは<br>
かけがえもない一つの祈り<br>
届かぬものと知りながら<p>

現実のさなかでもみくちゃにされ<br>
ほかになんの代わりもなく<br>
残されたのはなおも一つの祈り<br>
無力なものと知りながら<p>

世界を手の中に掴みたいと思った時に<br>
信仰は消え欲望が残った<br>
そのなかでさえ息づく祈りの意味を<br>
どう裁けるという?,?,のだ<p>

神はもうとうの昔に<br>
絶滅したというのに?<p>


name : ユウ
title: つちのなか

ぼくはいつもつちのなか
うまれたときからつちのなか
どうしてここにいるんだろう
わからない
けどきになることがある
そとはどんなところかな
ひとりでいきていけるかな
ゆっくり ゆっくりまっていよう
いつかでられるそのひをしんじて


name : みずひ
title: 街角のメロディー

町に流れる恋のメロディーが
今の私には 痛すぎる

いつもいついも私が口ずさんでいた歌も
今は思い出したくなくて
音のない暗闇を歩いてる

少しの間 あの曲をとめてくださらないかしら
まるで私が泣いているみたいじゃない


name : みずひ
title: 強くなったね

君は強くなったね
僕の知らないうちに 随分と大きくなった

僕の後ろでいつも怯えていた君が
今ではキラキラと輝いて見えるよ

僕がいなきゃ 何も出来なかった君
泣き虫で 怖がりで 小さかった君

誰にもいえない夢や秘密を僕にだけは
目を輝かせて話してくれたね

君を支えられるのは僕一人だと思った
君のそばにいられるのは僕一人だと思った
それは小さな優越感と大きな安心感

夢をおって君は一人で出て行った

今では一人で何でも出来るようになった
何でも一人で解決できるようになった

それは小さな安心感と大きな虚無感

君が強くなることを誰よりも望んだはずなのに
僕の手から離れていった君を 
いつまでも引き止めていたかったのも
僕自身…

強くなったね
君の元気な姿が
僕の目には まぶしすぎるね


name : まさ
title: 早春

持っているだけで
抱えきれないものが
こんなにあったんだ

あれもこれも
どうしても欲しかった
そんな思いがいっぱい

みんな袋に詰め込んで
今日この部屋から出て行く
今日この街を後にする

今までありがとう
私を作ってくれたものたち
私を支えてくれたひとたち

車窓に広がる風景を眺める
いろんなことが頭をよぎる
本当にいっぱいあったな%%%

次の街でも私は私
両手一杯の領地で
私の羽根を広げる

羽根の一片があなたの元に届きます様に


name : infinity
title: 巡

日が昇り
人が動き
日が落ち
灯が燈り
光が満ちる
日はめぐり来て繰り返す
人の心は移り、変わる
ひとのこころが移り行くかのごとく
ひのひかりもまたうつりゆく

ひとつひとつ思い出を重ねたい
ひとつとして同じ日は無いのだから・・・。


name : K's
title: こがねあかね

朝焼けの色に染まる街
人無き街は誰の物
黄金の雲に黄金の鴉
その一時の王の物

夕焼けの色に染まる街
人ゆく街は誰の物
茜の雲に茜の鴉
その一時は皆の物


name : 時の旅人
title: お姉ちゃん・・・

僕の大好きだった、お姉ちゃん・・・
綺麗で、積極的で、誰にでも優しかった僕のお姉ちゃん
僕の自慢のお姉ちゃんだった

だけど、お姉ちゃんはもうここにはいない

”早くしないと置いて行っちゃうよ〜”
”待って〜”

”バカ。そんなに急いで食べるからだよ”
”ごめんなさい”

僕のことをどんなにも、大事にしてくれた優しかったお姉ちゃん
ずっといられたら良かったのにね・・・

僕、迷惑ばかりかけていたよね。ごめんねお姉ちゃん

ごめんね・・・
ごめんね・・・



name : 星野マコト
title: 春を歌おう

春を歌おう
春に歌おう
また出会えた
この季節に
喜びと
感謝を込めて

この地上に降り立った命よ
共に春を歌おう
この地上から去り行く命よ
共に春を歌おう

出会い
別れ
そして
出会い
この空の下の
小さな物語を
少しの間
休止させて
友よ
春を歌おう
来年も
また
来年も


name : 星野マコト
title: 春の野を行く

春の野を行く風を追って
一人の旅人は歩いていく。

草花の生い茂る草原を
果実のなる木々の間を
魚が戯れる小川の中を

時には苦しみが
時には怒りが
時には悲しみが
彼の行く手を遮り
何度も倒れそうになる。

だけれども
彼はそのたびに起きあがる。

自分のために。
家族のために。
友人のために。
そうして
まだ会うことのない
全ての人々のために。

春の野を行く風を追って
旅人は歩いていく。

目に見えぬ
多くの命と共に。


name : 星野マコト
title: 空に梯子を

空に梯子をかけて
ずっと
ずっと
のぼっていきましょう。
そうすれば
苦しみも
悲しみも
遙か彼方に消えていくでしょう。

大地が丸く見えてきたら
深呼吸をして
目を瞑ってみましょう。
記憶の扉を開け放して
暮れていく空に
過去を
散りばめてみましょう。
代わりに
冷たい空気で体を満たして
再びのぼり始めましょう。

星が輝きだしたら
きっと涙が溢れるでしょう。
その涙が乾かない内に
雲の波を越えましょう。

三日月が沈む頃
梯子は途切れるでしょう。
そうしたら
天辺で十字になりましょう。
時々の強い風が
宇宙(そら)まで運んでくれるでしょう。


name : 星野マコト
title: 住み慣れた街で〜若くしてこの世を去った、僕の出会わなかった親愛なる友人に送る〜

住み慣れた街を
今日も歩き
太陽に照らされた
きらきらと光る空気を
体に纏う。

古い友達は
みんな他に越してしまって
真新しい思想ばかりが
人々を飾っていく。

彼が
この街の中心だった時代
みんなは何を見ていたのだろう。
あの頃から
それほど経っていないと思っていたけれど
それは
僕の勝手な妄想だったようだ。

この街に
もう彼を知る人はいない。
崩れかかったこの建物が
僕らの記憶。
儚いあの頃の幽霊。

僕は知っている。
あの時代が
確かにあったということ。
彼が
この街で生きていたということを。
ただそれだけのことを
僕はこれから先も
ずっと守っていくだろう。
それが
たった一つの
僕が見つけた答えだから。

住み慣れた記憶を
今日も歩き
太陽に照らされた
きらきらと光る空気を<!
!
br>体に纏う。


name : 星野マコト
title: Photograph

理由なく美しい時代は終り
僕らの体は
やがて年老いていくだろう。

今よりも過去を追い求め
朝焼けよりも
夕暮れを好むだろう。

この写真たちは
その時僕らに何を語り
語らせるのか。

記憶を辿る道具として
時間を射止める手段として
その時シャッターは切られた。

過去は常に曖昧な記憶となり
未来は常に暗闇の中にある。

今を振り返る時
今は過去となり
今を歩む時
今は未来となる。

過ぎ去る互いの時間を繋ぎ止め
フィルムはそれぞれの時代を刻んでいく。


name : 星野マコト
title: 僕らの旅は

この世界の果てに
何を求め
僕らは旅を続けるのだろう。

街から街へと
列車に揺られて。
地平線の向こうまで続く線路。
空。
夢。

黄昏色に染まった景色と
懐かしい大気
風にさらわれる
草花の種たち。

何を話して
何を記憶したのか
列車が揺れる度に忘れてしまう。

僕らがしているのは
そんな
何にもならない
でも
大切な旅。


name : infinity
title: 手

”またね”
そう言って貴方は駅に向かう
名残惜しくて貴方の背に手を伸ばすけど
思い出してその手を止める
夢で見たときのように
私が触れたら消えてしまいそうだから・・・。


name : みんみん
title: 強がらないで ☆P

きみが抱える物は 涙色の花束ですね
何も言わず此処へ置いて行けばいい
歩む道が見えなくても 僕が探してあげよう

声を出して 泣けばいいさ
強がらずに 泣けばいいさ
僕がいつか 笑顔をあげよう

知らず知らず重ねた 強がりばかりの言葉は
何も言わず此処へ置いて行けばいい
力尽きてうずくまっても 僕がずっと側に居る

声を出して 泣けばいいさ
強がらずに 泣けばいいさ
僕がいつか 笑顔をあげよう

柔らかな日溜まりに 優しい花束を見つけた
泣き腫らした眼を上げてごらん
夢が夢のままなら 僕がきっと叶えよう

声を出して 泣けばいいさ
強がらずに 泣けばいいさ
僕がきっと 笑顔をあげよう

声を出して 泣けばいいさ
強がらずに 泣けばいいさ
僕がきっと 笑顔をあげよう


name : さらえる
title: スプーンにはミルク

スプーンにはミルク
はしっこから ぽとり

紅茶にうつる 白い卵
水面でわれて うまれた王冠

すくおうとして かたむく銀に
消えた王冠 薄茶に沈む

まぶたの中に 閉じ込めた
王冠の色は なにいろでしょう



name : infinity
title: 歩

歩いていこう
どこまでも行こう
寄り道してみよう
あの角曲がってみよう
あの坂のぼってみよう
その先に見える空に向かって・・・


name : みんみん
title: 始まりのこの時に

プリーツスカートの裾に
ひらひらと 春がこぼれて
眩しすぎる陽射しに 君が目を細める
ゆっくりと 歩こう
肩を並べて 歩こう

見上げる青空 ざわめく花々
懐かしい日々を
紐説く葉零(こぼ)れの陽射しに
新しい季節を 感じてた

公園通りの 春の香りに包まれて
君の揺れる髪に 風が囁く
ゆっくりと 歩こう
肩を並べて歩こう
始まりのこの時に

卒業式の 母の涙 無口だった父よ
ありがとうの 言葉を抱いて
ゆっくりと 歩こう
肩を並べて 歩こう

ゆっくりと 歩こう
肩を並べて 歩こう
始まりのこの時に

さあ ふたりで



name : さらえる
title: ぴあののれんしゅう

つくえのうえのがようし
がようしのうえのけんばん

だいじなぴあのの
れんしゅうじかん

みみにとどかないおとは
かみさまのもとでかなでられて

ちいさなゆびのまわりに
みえないひかりのはねがちる


name : これり
title: 天使の子ら

あたしは がけっぷちで膝をかかえたまま
目の前で 彼女たちは
何の屈託もなく
何の躊躇もなく
かるがると 宙を舞う

彼女たちを そんなに確信させるものは何?

飛び立ってしまえば
足元に 頼るべきものはなにもないのに

このまま真っ直ぐ飛んでいっても
景色はずっと同じままなのに

このまま真っ直ぐすすんでいっても
せかいは 揺らいだままなのに

彼女たちは
まっすぐな眼で 微笑みながらあたしに言った

おばさん あたしたち そんなこと
生まれる前から知ってるわ

彼女は あたしにそっとくちづけして
深い闇へ 消えて言った

そして
あたしは がけっぷちで膝をかかえたまま


name : 星粒
title: 夜

ひとびとの寝息が
ためいきが
藍色の夜空に
星と変化して
輝く

ああ

僕は
なにに
祈ろう

なにを
祈ろう


name : まさ
title: さんぽ

春が楽しい朝は散歩をしよう
柔らかい日の光
ちょっと痛い風
でもなにもかもが新しさで溢れている

土手には春を待ちきれないで
小さな花が咲いてるよ
枯れ草の中に新しい草が生えているよ
枯木にも新芽がついてるね

何も知らずにここに来たのはもう昔
今は散歩の犬も顔見知り
猫の道も知っている
もうこの街のことだったら何でも聞いてよ

向こうの角にあった喫茶店
この街での初めてのお昼ご飯はそこで食べたっけ
今じゃもう常連
「いつもの」なんて言ったりして

引越しのトラックが目の前を過ぎていく
今年も誰かがどっかに行っちゃうんだ
ちょっと寂しいな
でも、元気でね!頑張れよ!

この街に来て良かったな
昔のことは考えたくない
ここに来て新しい自分、大好きな自分になった
もっと自分を大好きに、みんなを大好きになろう

みんなよろしくね!


name : これり
title: いのり

あたしにとっての しんじつと
あたしにとっての しんじつでないせかいの
あたしの眼は ふたつのせかいを見てる

見たくないと あたしのこころが拒んだせかいを
あたしの眼は 見つづけてる

あたしにとってもしんじつを
あたしはいま信じてるけど

ほら 油断すると
ざわざわと せかいが揺らぐおとがする

やめて あたしをまどわさないで
やめて あたしをみださないで
まだ そっちへ行く気はないの

ここではないどこかへ行きたいってあたしはおもう
ここではないどこかはきっとここよりましだろうって
ときどき あたしは夢を見る

でも わかってるんだ
それは
あたしのみはなした こころが拒んだせかいの反乱

何まんべんもくりかえし くりかえし
あたしはただつぶやいてる
もう その意味さえうすれるほどに

信じてる
信じてる ?,?,?錫鮠信じてる


 

name : infinity
title: 花

いつでも貴方を見ていたい
あの向日葵のように

いつまでも貴方を好きでいたい
あの赤いバラのように

でも本当は貴方が幸せならばいい
白いチューリップの意味を知ることなく

寂しくなったら思い出して欲しい
紫苑の花に似た名も無き雑草のことを・・・


name : まさ
title: 月傘

たった一つの月に傘が出来てる夜
傘は大きくていっぱいに広がってる

そんなに大きな傘を広げなくても
見て欲しくなかったら目を閉じるよ

見て欲しい時はいつでも言って
あなただけを見続けるから

今日はあなたの姿がぼんやりと見える
傘の向こうに透けて仄かに光っている

見せない様にして見えているあなた
今日のあなたはちょっとだけはっきりしない

いつものように凛とした姿を見せて
私の心を照らしつづけて欲しい


name : さらえる
title: ゆわゆわ

ゆわゆわと

わたしの
まんなかにいる
ちいさな

.........だれ?

しらないよ

ゆわゆわと

わたしを
ゆらしている
ちいさな


name : 星野マコト
title: ある朝のこと

ある朝のこと
息を吐いたら白くなった。
僕が歩いたら
足跡がついた。
鳥が鳴いていたけれど
近づいたら逃げてしまった。
大袈裟だけれど
この時代が
僕の存在を
認めてくれているような気がした。


name : おじかず42
title: 白い日

今日はホワイトデーか・・・

何を買っていこうか

キャンディーかな

観葉植物かな

あっ

娘のも買わなくちゃ

子供達が勝手に大きくなっていく

そして、僕達は

少しずつ年をとっていく

それでいいんだろうな・・・

年を重ねていくたびに

心の中がね

どんどんホワイトになってく

真っ白くなって、しわだらけになっても

キャンディーを買うだろうな

・・・

あの、これ・・・

ください・・・


name : infinity
title: よぞら

足元に落ちていた視線を空に向けてみよう

冬の冷たい風に吹かれながら見つめてみよう
夜空に浮かぶ星々を見つめてみよう

瞬きをちょっと我慢して見つめてごらん
ほら、ひとつ、またひとつと新しい星が見えてくる
新しい輝きが見えてくる

冷たいかぜに縮こまった背を伸ばして見つめてみよう
色を失った灰色の風景を見つめてみよう

痛みをちょっと我慢して見つめてごらん
ほら、ひとつ、またひとつと新しい夢が見えてくる
景色が色付いてが見えてくる

この街はまだ捨てたものじゃないさ
そこに住む自分もまだ捨てたものじゃないさ

今の自分を見つめてみよう
そこに新しい輝きを見つけられるはずだから・・・



name : もがみ
title: 月下宴

見よ 夜の蒼より来たり降る花弁
蒼より出でて、紅色微妙たり
見よ 花弁に映ゆる月光の青き
紅を染めて尚ほ紅なり
月のもと桜下に宴を為し
一献を勧むるに視線を以てす
互いに杯を傾くるに言無し
騒して花月に礼を失するを恐る


name : 星野マコト
title: だから僕は安心する

僕はいろいろな人に会う。
ネットでも実生活でも。
それぞれがそれぞれ悩みを抱えて生きている。
笑っている顔がふと曇る。
ざわめきの向こうに佇む心がある。
人の痛みは分からない、共感できない。
僕の痛みも他人には分からない。
だから人は傷つけあう。
だから人は争い続ける。

だけれど、僕は安心する。
他人の痛みは分からなくても
理解しようと思えるから。
理解しようと思う人がいてくれるから。
決して理解できないことに
それでも理解しようとしてくれる人がいるから。
そうして
それぞれがそれぞれで歩いてるから。
苦しい、悲しいって言いながらも
気付けばみんな歩いてるから。
みんな大丈夫なんだけれど
ある時一人になってしまいそうで
きっと不安なんだ。
だから言い続けているんだ。
苦しい、悲しいって言いながらも
気付けばみんな歩いてるでしょう。
それはきっと正しいことだと思う。
?,?,だから僕は安心する。
いつまでも、いつまでも。


name : 星野マコト
title: 僅かな希望は

僕らはいつも悩みを抱えて
その重さにやられてしまう。
最初は
そんなに大袈裟なことじゃなかった。
考えていくうちに
虜になってしまったんだ。

見たこともない場所で降ろされて
遠ざかる車を見た。
あの時
本当に僕には何もなかったけれど
決して無力ではなかった。
汚れたバッグを背負って
ゆっくりと歩き始められたんだ。

もしかすると
この満ち溢れた物に囲まれ
肩書きにしがみつく今の僕は
あの頃よりも
ずっと弱くなってしまったのかもしれない。

頭の中だけで進んでいく物語。
頭の中で苦しむ自分。
頭の中で倒れ込む自分。
何もしないうちから
僕は負けていた。

もう少し現実を信じてみよう。
もう少し自分を信じてみよう。
完全なものなどないけれど
全く否定されるものもない。

同じ時間が過ぎるのなら
僕はまた
バッグ一つで歩き始め
夢を?,?,追うことが出来るかもしれない。

僅かな希望は
無ではないのだ。



name : 星野マコト
title: 降り続く雨の日々に

降り続く雨の日々に
傘を投げ捨てよう。
歩き始めた行く手には
紺碧の空が待っているのだから。

経過なんて関係ない
理由なんて聞きたくない。
今起きていること
それが事実である限り
僕らはそれを
素直に認めなければならない。

たとえ未来を失うことになろうとも
過去を捨てることになろうとも
ここにいる時間が
全てなのだから
優しさにすがってばかりではいられない。
自分で立たなくては
自分で歩かなくては
いつか
誰かを失ってしまう。

足元には
何がありますか。
握りしめた手には
何がありますか。
たとえそこに何もなくても
歩くことが生きる証ならば
僕らは泣きながら歩くだろう。
そうして
気が付くと
あの雨の日々の中で 手にした傘を
ためらいもなく投げ捨てているだろう。


name : 星野マコト
title: 降り続く雨の日々に

降り続く雨の日々に
傘を投げ捨てよう。
歩き始めた行く手には
紺碧の空が待っているのだから。

経過なんて関係ない
理由なんて聞きたくない。
今起きていること
それが事実である限り
僕らはそれを
素直に認めなければならない。

たとえ未来を失うことになろうとも
過去を捨てることになろうとも
ここにいる時間が
全てなのだから
優しさにすがってばかりではいられない。
自分で立たなくては
自分で歩かなくては
いつか
誰かを失ってしまう。

元には
何がありますか。
握りしめた手には
何がありますか。
たとえそこに何もなくても
歩くことが生きる証ならば
僕らは泣きながら歩くだろう。
そうして
気が付くと
あの雨の日々の中で 手にした傘を
ためらいもなく投げ捨てているだろう。



name : infinity
title: おもい

いつも私の思うこと

伝えたいけれど言葉に出来ない
頭の中ではちゃんと解っているのに
頭の中では絵になっているのに
何故か言葉に表せない伝えられない
言葉にしなければ”それ”は伝わらないのに
無理につむごうとしてもばらばらで・・・

でも、言葉にしないと伝わらないから
思いを込めてつむぎ出す
とぎれとぎれの”わたしのことば”を・・・



name : infinty
title: 想

いつも私の思うこと
伝えたいけれど言葉に出来ない
頭の中ではちゃんと解っているのに
頭の中では絵になっているのに
何故か言葉に表せない伝えられない
言葉にしなければ”それ”は伝わらないのに
無理につむごうとしてもばらばらで・・・
でも、言葉にしないと伝わらないから
思いを込めてつむぎ出す
とぎれとぎれの”わたしのことば”を・・・



name : 星野マコト
title: 誰がこの道のりを

誰がこの道のりを
遠回りだと言えるだろう。

誰がこの生き方を
間違いだと言えるだろう。

自分を縛るものは
自分の心でしかない。

いつのまにか
その不幸を
他人のせいにしていないだろうか。

出来ないことを
叶わないことを
人は望み
実現する。

否定するのも
肯定するのも
同じ人間なのに
特定の人に言われただけで
動揺してしまう自分がいないだろうか。

無理だと思う気持ちが
心を支配しているのなら
それはきっと無理だろう。

だけれど
ほんの少しでも可能性があるのなら
それを信じて行動してみればいい。

どんな時代だって
条件はいつも同じなのだ。
それを不可能にするのは
本人の心の弱さでしかない。

幸運などどこにもない。
不幸などどこにもない。

足で大地を踏みしめ
しっかりと前を向いて
腕を振?,?,り歩いていこう。

誰がこの道のりを
遠回りだと言えるだろう。

誰がこの生き方を
間違いだと言えるだろう。

それを言えるのは
ただ自分一人だけだ。


name : 祐一
title: 炎

鉛色の空の下
音一つ 声一つ そして…命一つ
消えた

君と遊んだ日のこと
風の吹く野原歩いたね 草笛吹きながら
今でも吹けるよ 憶えてる 永遠を誓ったことも

君に刃を向ける

血のさだめ
ママが誇らしげに話してくれた
子守唄代わりに
その時から 僕は眠ったまま

炎は 紅く ただ紅く
まぶたの奥 涙 燃えた
思い出は 遠く ただ遠く
黒い灰 君 風に舞う
流れる血は 紅く ただ紅く
あの日の笑顔 風の吹く野原

―この地の民は 明日を望まないのか―              
         ―過去の栄光 その証のみを求めるのか―
  ―この血の民は なぜ殺し合うのか―                             ―その答え 果たして彼らは持っているのか―


name : みんみん
title: アジアの夢

雪解け間近の北の大地に
黄色い雪が舞落ちる
広いアジアの大きな夢を抱いて 
黄色い雪が優しく舞落ちる
灼熱の砂漠から 舞あげられた人々の夢を 
優しい雪の結晶(カケラ)に変えて

遥かな旅路の果てに 伝えよう
漲(みなぎ)る命の たくましい躍動を
雪の下にも芽ぶく 可憐な花達に

アジアの夢 アジアの言葉 アジアの愛
続く空 繋がる海 果てしなく遠い夢
伝えよう 世界中に 宇宙の果てまで

アジアの夢 アジアの言葉 アジアの愛
伝えよう 世界中に 宇宙の果てまで

続く空 繋がる海 果てしなく遠い夢
続く空 繋がる海 果てしなく遠い夢


name : みんみん
title: くらげ。。。ゆらゆら。。。

流れるまま 流されるままに
ゆらゆらと
まるで 太平洋に浮かぶ くらげのように
時間(とき)の流れに 身を任せてみるのも
たまには 好いものかも知れないね

なかなか 他人(ひと)には 真似できない
人生してきた ふたりだから
たまには ほっと心で ため息ついてみるのも
好いものかも 知れないね

 


name : ことのみずひ
title: 求めるもの

私があなたに求めるのは 
命を張って私をまもろうとすることじゃない

男の人はみんなわかってなんかいない
私のために 命を捨てるなんてちっとも嬉しくない
だってそうでしょう?
私の大好きなあなたが 私のために死んでしまったら
私はどうすればいいの?

「君一人だけでも幸せになって#
ばか言わないで
できるわけないじゃない そんなこと

私を一人にしないで
私はあなた無しでは 幸せになんてなれない

私が死ぬときは いっしょに死んで
あなたが死ぬ時は 私も連れて行って
いつでも私のそばにいて

それが私のあなたに求めるもの



name : ユウ
title: はたらきアリ

ぼくらはえさをもとめてそとにゆく
おおくのなかまはいえにかえれずくちはてる
だけどぼくらはかならずかえる
おかあさんをまもるため
これからうまれるなかまをまもるため


name : ことのみずひ
title: ポプリガーデン

あなたが毎日沢山の花を送ってくれるから
私の庭は こんなに綺麗な花畑になりました

あなたが毎日私の夢を見てくれるから
私もあなたのことを いつも考えています

あなたが私のことを愛していてくれるから
私もあなたのことを誰よりも想っています

あなたが辛いとき いつもそばにいてあげたい
あなたが嬉しい時 いっしょに喜びたい

もう…そばにはいてあげられないけれど
あなたに触れることはできないけれど…

私の大切な弟へ…


name : おじかず42
title: 朱い夏

青い春が 去った後
朱い夏を生きてます

朱い夏のまっただ中で
傷ついたり、傷つけたり、
助けてあげたり、助けられたりしながら
朱い夏を歩いています

たまには静かに恋をして
胸を熱くすることだってあります

たまには激しく落ち込んで
ひとりの夜を楽しんでいます

いずれは迎える何色かの秋にむかって
いずれは迎える何色かの冬にむかって

朱い夏に
胸を焦がして
生きています


name : きゃず
title: 花束

花束をもらった
赤い花や青い花がいっぱい咲いている
いや 咲いていると言うより
咲かされていると言った方が良いのだろうか
けれど、この花束で瞬間心が和らいでいくのが解かる
ただの花束なのに、何故こんなに気持ち良いのだろう
不思議な感覚を覚える
多分、きっと人間は美しいものを見ると
感動するように出来ていると思う
それを感じなくなった時点でただの動物と成り下がるんだろう
きっとそうに違いない

花束をもらった
もう、ずいぶん枯れてきているけれど
まだ美しいと思える
僕も同じでありたい


name : みんみん
title: <ワタシたち新婚ホヤホヤです>

料理番組を必死のメモで追いかけながら
あれこれ冷蔵庫の中身を思い浮かべ
スーパーへの買い出しに お財布とにらめっこ
 
まっしろなレースのエプロンドレスを付けて
やがて戦場と化すピカピカの台所 
  
少し柔らかめのご飯が炊けて
少しお焦げのついた海老フライが揚がって
少し太めのキャベツの千切りを添えて
買い忘れたソースに涙して
帰るコールが鳴る頃には 
冷めきった海老フライを見つめて

だけど 大丈夫

大好きなあの人が どんなに疲れて帰ってきても
ワタシの とびっきりの笑顔が 今夜のメインディナー
 
少しづつ 料理の腕も上がるはずと きっと信じていてね
笑顔と投げキッスとウインクで 
まだまだ ごまかせる私たち 新婚ホヤホヤです
   

銀婚式を迎えても 金婚式を祝っても
 
笑顔と投げキッスとウインクで
まだまだ ごまかせる私たち 新婚ホヤホヤです
   !
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笑顔と投げキッスとウインクで
まだまだ ごまかせる私たち 新婚ホヤホヤです


name : みんみん
title: 一番星

一番星が光る頃
手を繋いで帰ったよ
保育園の帰り道
背中のリュックがカタカタ鳴って
お歌に合わせて カタカタ鳴って
ママの手が ぎゅって
暖かかったよ

願い事はただひとつ
もっと早くお迎えに来てね

一番星 きらきらきらきら
指切りゲンマン

ママの手は 暖かかったね


name : 備前(TAKUYA)
title: あみだくじ

人生に選択肢があるなら
生まれ落ちる前に引いた
あみだくじ。

曲がりくねった道筋を辿れば
きっとどこかに辿り着く。

悪戯好きな神様が
気まぐれで付け加えた一本の線。

その一本が吉と出るか凶と出るか
それは誰にも分からない。

「罪深い私をお許しください。」
そんな祈りと共に
自分でこっそり
線を加えてみた……。


name : さらえる
title:

光はいつまでもきえないのだと
だれかが言っていた

そしてまた星は光をはねかえし
光は増えながら永遠に旅を続けるのだと

ならば 消えずに跳ね返りあう光で
なぜ宇宙は永遠の昼にならないのだろう

それを考えると
神様はやっぱり 闇のなかにいる気がする


name : Meg.
title: 天使

この世に生まれて
陽の光をあび
母に抱かれて
名を受ける

父に呼ばれて
微笑むテンシ

キラキラと輝く涙は
生きようとする幸せ

幸福を祈り
あたたかく迎えよう

我が天使


name : みんみん
title: こぶし

蒼い空に 指先を伸ばして
母の手の温もりのように
そっと 包んで

純白に香る気高さは
大すきだった 君の面影

こぶし

こぶし

儚くも凛とした 君を偲ばせる

旅立ちは この花の下で

凛 凛 と

こぶしのように


name : さらえる
title: おはよう

やさしいあさにはかなしいよるをゆるしてあげたくなる
とじこめていたいものにかわってしまうまえに
さいごにだきしめたらゆっくりとてをひろげよう
ゆるりととけてきんいろのひかりといっしょになる
とりおえられたじかんのふいるむはもうしまわれて
ここにつくられたせかいはかえることができなくても
わたしのえがおはちゃんともどってきた  おはよう



name : まさ
title: 夜の車窓

夜の電車は嫌い
車窓に映る私の心を
街の明かりに浮かべるから

今日の私は見たくない
寂しさと悲しさを
無理に消した笑顔

すっごくブサイク

窓が光を反射する時
私の顔が一瞬消える
このまま光に埋もれて
こんな気持ちをどこかに飛ばしたい


name : 若崎しおり
title: 結婚

切なさを絞って醸した酒は
きっと毒薬でしょう
会話の中に一滴たらして
あなたを殺してみたいけれど

あまりに近くにいるときは
胸が塞がる それでも孤独で
たとえばすべての血肉を屠っても
満たされない きっと せつない

かなわない思いの痛みだけ愛して
単純な歓喜は二度となぞれないから
二人分の淋しさだけが ただ あきらかで
手をつなげない 私たち 永遠に

救ってほしかった本当は
慰めてあげたかった 私だって
契約しあいましょう 一生そう願いながら
果たされない世迷い言を求める
この 誠実さで


name : まさ
title: 傘

傘はいらない
天からの供物をこの身に受け
汚れた身体を洗い流したいから

化粧はいらない
私の内から出て行く波動を
誤魔化してまで生きていたくはないから

服はいらない
私の汚れてしまった心の内を
隠してまで生きていたくはないから

心に降り注ぐ冷たい雨は
どうしても冷たくて
どうしても暖まりたくて

私の心にさすための傘の在処を
あなたは知っている

あなたの傘をちょうだい

冷え切った私を、雨から守って


name : 祐一
title: 君がいた日々

あの日 君は震えていた 苦しさに淋しさに震えていた
僅かな人達の祈り それだけが君を守っていた

あの日 僕らは君に出会い 知らぬ間に優しさを覚えた 
遠いまちから その欠片を君に送った 笑顔で会えるように

君が歩みを止めること それは僕らを悲しませること
みんな 君を待っていた 笑顔の君を待っていた

あの日 君は空へ還った    
悲しくて 悔しくて 切なくて 
僕は立ち尽くし泣いていた 
      
けど―
確かに あの日 みんなひとつになった
君が生んだ優しさの輪の中で みんなひとつになった

忘れない 君がいた日々 君がくれた思い
育てよう 大きな実を結ぶように

ありがとう そしてさようなら
みんな君がだいすきだった。

 



name : さらえる
title: なおりかけ

かぜのなおりかけに
ちいさなせきがでる

こほん こほん 

だれもいないへやは
すぐにのみこんじゃうから

しいん しいん

みみがいたくなるのは
きっとまだびょうきのせい

ちょっとめがつうんとするのも
どこかがまだなおらないせい


name : さらえる
title: はじまり

はじまる はじまる ちいさな できごと
ねがいの かなった ちいさな ばしょに

みえないところに ちゃんとかんじる
やさしいことばと あたたかなきもち

ねえわたしからは なにができるかな
おもいつけなくて ことばをつむぐの

でもけっきょくね いつもおなじなの
どうもありがとう ほんとにだいすき 


name : 備前(TAKUYA)
title: 2番目

言葉は生き物です。それは使う人の意志にいつも忠実であるとは限りません。
また時として、使う人と受け取る人を新しい世界へと誘ってくれることも。
時代を越えて、人種を越えて、この世にあるすべての垣根を越えて、語りかける、、、
そんな言葉で森が満たされ育ちますように。



name : もがみ
title: 最初

初めての書き込み。
あたらしい一歩。
ここが詩でいっぱいになる日を夢見て
最初のひとつ。 


空森へ向かおうとする
あなたへ

苗木

空森

誉め言葉の数々
空森入口

produced by Raele Fukamori / maintained by Solitaire's Company