ちび山の修行

ちび山ちびクロと会った時からより一層、万丈技の修行に励むようになった。ちびクロにあって、ちび山にないものそれは・・・・
ちび山『こんなに私はがんばっているのに、そっくりなちびクロちゃんとと1つだけ違うところがあるなんて、くやしい。いつか、いつか、』こんな思いを持ちながら新しい技に取り組んでいるとき、手品師根路という御仁の手品会に立ち寄る機会があった。はじめて、見た手品師根路の技はすさまじく、霧山手錠解除や、蜜柑花綱渡青草空中浮遊などのまやかしにすっかり翻弄されてしまった。それをヒントに開眼した大技、黒手品は米国では慕微・豚負損慕負・黒が世に広め有名になった技であるが、実はそれより数年後に開発されたちび山の黒手品元祖青草道では認定された。

ちびクロの苦労

ちびクロちび山青草技を目の当たりにして、本当に驚いた。自分や父親の『ご頂点』の繰り出す技とは種類が違うことを痛切に感じていたのである。ちびクロこれが本当の『高寂青草道』なのね、父の『脳天気陽山道』とは天と地ほど違うわ、でもちび山ちゃんって青草を本当に好きなのかしら、わたしは違うわ。」自分の思っていた青草道が全然違うものであり、演歌道と間違えていたちびクロは遂に修行の旅に出ることを決意する。

乞う、あまり期待しないでね。行き詰まっています。