マイバッハHL230エンジンの製作

タミヤのマイバッハエンジンを隣のように作ってみよう!

いや、本当はエンジンはガレージキットを使って時間短縮したかったんだけれど、最近エンジンだけで売っている事が少なくなってきたため、手持ちの在庫が最後の1個になっちゃったもんだから、それならこれを立体見本としてタミヤのキットをディテールアップしていこうという無謀な案が浮上したわけだ。
とりあえずキットの物は下半分が無いので、それを再現するために切り刻む。
すでに写真の物は加工済みの状態だが、キットはエンジンユニットの隔壁が一体化しているため、切り飛ばす。
さらに、排気管も半分しか表現されていないため、斜めにカットしてこの下に5mmの丸棒を半分にカットしたものをあてがう。
とりあえずそれらしく作ってみた物。
右下のオイルタンクの中をちゃんとロッドが貫いている。
エンジンは車体床にべったり付くのではなく、トーションバーサスペンションの上に乗るような形なので、エンジンの高さに注意しないと、完成した時に点検ハッチを押し上げてしまう事になるので、図面とガレージキットを参考に作業を行い、最後に下駄の部分はすり合わせで高さ調節を行った。
近年のキットはエンジン点検ハッチも別パーツになっているのだから、エンジンもキット化してほしいと思っているのは私だけだろうか?
フライホイールは円切りカッターでいくつも切りぬいたプラ版を積層して表現。
右下の円柱は潤滑油フィルター。
タミヤの丸棒やエバーグリーンなどを多用し、発電モーター(上)と潤滑油冷却器(下)を再現。
後で燃料ポンプを作るのを忘れていた事に気付いたw
潤滑油タンクはプラ板の箱組なので、中は空洞。
そこに慣性始動機のロッドが貫いている表現に3mmと1.6mmプラ棒を使った。
旋盤を使えば良かったけれど、手元にちょうど良い太さの真鍮線が無かった為、エバーグリーンで作った。